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2011.12.26 (Mon)

リング外では悪玉でなかった上田馬之助

http://www.tobunken.com/news/news20111222121823.html

イベント
2011年12月22日投稿
徹底した男 【訃報 上田馬之助】

梶原一騎/辻なおきコンビによる『タイガーマスク』、第一部の
クライマックス。捕らわれた健太を助けに単身“虎の穴”本部に
乗り込み、ピンチとなったタイガーマスクの前に、彼を助けに現れた
6人のタイガーマスク。それは、ジャイアント馬場、アントニオ猪木
をはじめとする、6人の日本プロレスのレスラーたちだった。

この6人の中に上田馬之助もいる。ちょうど海外遠征中だった彼が
馬場にタイガーの情報を伝えるという、大事な役目を負っていた。
このエピソードが掲載されたのが1971(昭和46年)。
まさにその同時期、日本プロレスは、団結してタイガーを助けにいく
どころか、クーデターによる分裂の危機を呈していた。

もともとは力道山なきあと、団体を私物化していた芳の里や遠藤幸吉、
吉村道明(吉村も上記6人の中に入っていたのだが……)ら経営陣
に猪木が不満を抱き、彼らの追放を計画し、それに馬場と上田が同調
してクーデター計画が立案された。しかし、話が進むにつれ、三者の
思惑が次第に乖離していき、ついに上田が猪木の計画を会社にご注進する
という裏切り行為に出て、猪木は日本プロレスを追放される。
この上田の裏切りは今に至るもプロレス界の闇の部分とされているが、
もともと上田は遠藤の付き人出身であり、遠藤を芳の里らと共に
追放しようとした猪木の過激な改革案に上田が抵抗を感じたためでは
なかったかと言われている。

だが、上田が裏切者の名を覚悟してまで忠誠を尽くした遠藤は、
日本プロレス崩壊後、つらりとして猪木の旗揚げした新日本プロレス
に加わり、プロモーター、解説者として地位を確保した。

馬場が著書『16文が行く』(ダイナミックセラーズ出版)の中で語って
いるところでは、この時に感じた人間不信が、上田馬之助をしてあれだけの
ヒールへの転身をさせたのではないか、ということだ。

馬場は同じ著書の中で、上田が「まだら狼」としてヒールで売り出した
とき、故郷に帰ったら子供に石をぶつけられた、というエピソードを
紹介して、
「よくもそこまで悪に徹底出来たと思う」
と馬場一流の賞賛をしているが、裏切りにしろ、ヒールへの徹底にしろ、
これは上田馬之助という人間の不器用さを表していると思う。
猪木の過激改革に不満があったにしろ、そもそもクーデター計画に
かなり初期から加担していたということは、若き上田の中に正義感
があふれていたということだ。しかし、それと(馬場の言を信じる
なら)かつて付き人だった遠藤への義理を両立させるというのはいくら
なんでも無理があり、その両者の心理の間で板挟みになった結果、
彼一人が裏切者の汚名を着るという、最もブの悪い選択をしてしまった。
〈略〉
馬場が感心したヒールへの徹底も、後のアメリカン・プロレスの
方式を取り入れたレスリングなら、ギミックとして“悪を演ずる”
ことも出来ただろうが、真面目な上田は、悪を演ずるならリング上
だけでなく、徹底して悪玉を演じ続けなければ、悪になり切ること
が出来なかったのだろう。1982年の映画『爆裂都市 BURST CITY』
(石井聰亙監督)に上田は暴力団のボス役で出演しているが、その
セリフの棒読み具合は凄いもので、これは“役を演ずる”ことなど
とても出来ないわ、と思わせるに充分であった。

とはいえ、タイガー・ジェット・シンとの凶悪コンビにおける
上田の役割はなかなかのものだった。悪というよりは狂気であるシン
の入場時、プロレスのタブーを無視して客にまで襲いかかろうと
するシンを必死で押さえてリングまで誘導する上田の姿は、ある意味
で真面目人間が一所懸命悪を演じながら出してしまっているボロ、
なのであるが、それが、あのプロレスブームの雰囲気の中では、
狂人をあやつっている男、という“頭脳派”のイメージを与え、
かつて馬場や猪木を裏切った男という悪印象を、“油断のならない
策士”という、リング上でのギミック作りにうまく転じさせていた。
これは完全にギミックの狂虎であったジェット・シンからの信頼も
絶大であったという。真摯さゆえの成功であったろう。

交通事故で晩年は下半身不随という不運に見舞われたが、自分のこと
よりも、共に車に乗っていて命を落とした若いスタッフのことに
涙し、“変わってやりたかった”と言っていたそうである。
ここらも、車椅子になってからまでヒールを演じていたフレッド・
ブラッシーなどに比べ甘いが、その甘さが、日本人にはちょうど
よく感じられる。

21日、誤嚥性窒息により死去、71歳。
あの、リングサイドでの痺れるようなワクワク感を与えてくれたお礼と
共に、冥福をお祈りする。


「ヒールをやり通して、尊敬する先輩でしたね」と語る坂口征二をはじめ、上田馬之助が
「徹底したヒールキャラを通していた」ことを賞賛する声は多い。

http://www.njpw.co.jp/news/detail.php?nid=6807
>■坂口征二相談役の追悼コメント
>『日本プロレスに入門した時から、先輩でしたからね。アメリカで一緒にタッグを組んで
>いたこともあるし、新日本では闘ってきたしね。日本人レスラーには出来ないような、
>ヒールをやり通して、尊敬する先輩でしたね。事故のあとも何度かお見舞いに行って、
>早い回復を祈っていましたが、とても残念です。心よりご冥福をお祈りいたします』


http://ja.wikipedia.org/wiki/上田馬之助_(プロレスラー)
>・徹底したヒールキャラを通していたため、親類の幼い子供から「おじちゃんは家に来な
> いで!」と言われたことがあるらしい。プロとしてヒールを演じていた上田は後に「あれ
> が精神的に一番辛かった」と述べたという。しかし、現在行っている施設慰問は現役
> 当時から続けているもので、訪問先では「上田のおじちゃんが来た!」と子供たちに
> 大喜びで迎えられていたという。施設慰問のことを取材したマスコミが「このことを記
> 事にしてもいいか?」と聞いたら上田は「そんなことしたら俺の悪役のイメージが壊れ
> るからやめてくれ」と断った。
〈略〉
>・引退のきっかけとなった交通事故で、運転していたIWAジャパンの営業部員は死亡し
> た。その話を聞き「俺が死ねばよかった。なんで人生まだこれからの若い奴が死なな
> きゃならないんだ」と号泣したという。


http://zenmai-zikake.at.webry.info/201112/article_6.html
>上田は悪役としてピークを迎えようとしていた頃、
>身内に危害が及ぶのを懸念して、家族をアメリカへ移住させている。
>いまでは考えられないが、プロレス黄金期の悪役というのは
>それほどリスクの高い仕事だったのだ。

>実際、上田が親類の子供に会いに行くと、
>「おじちゃんは悪い人だからもう来ないで!」などと云われる始末で、
>子供好きな上田にとっては、これが相当きつかったらしい。

>要は“本気なんだけど本気ではない”というプロレスの心が
>理解できていたファンは、当時は大人でさえ少なかったのだ。
〈略〉
>現役時代から続けていた施設慰問に関しても、
>嗅ぎつけた記者が『記事にしてもいいか』と上田に訊ねたところ、
>「悪役のイメージが壊れるからやめてくれ」と。大変なプロ意識だった。


しかし、唐沢俊一は、「真面目な上田は、悪を演ずるならリング上だけでなく、徹底して
悪玉を演じ続けなければ、悪になり切ることが出来なかったのだろう」と、わけのわから
ないことを言い出す。「施設慰問」のエピソードなどは、この説 (珍説?) に都合の悪いせい
か、それとも今回は Wikipedia にさえ目を通していないせいか、唐沢俊一の文章には
登場しない。

『爆裂都市 BURST CITY』のセリフについては、「演説シーンのことか? あれは棒読みで
いいんだよ」と、2ちゃんねるのスレで突っ込みが入っていたりしたが (Read More 参照)、
そもそもセリフが凄い棒読みだったとしても、「これは“役を演ずる”ことなどとても出来ない
わ」と、それを「リング上だけでなく、徹底して悪玉を演じ続けなければ、悪になり切ること
が出来なかった」説の補強に使うのは無茶苦茶というか、説得力なさ過ぎ。

映画俳優としての演技の上手さとリングで悪役を演じる上手さは別ではないかと思うし、
リング外では良い人だったことを示すエピソードが上田馬之助には多過ぎる。それとも
唐沢俊一は、以下のような話をすべてガセと断じるのだろうか。

http://ja.wikipedia.org/wiki/上田馬之助_(プロレスラー)
>・また茅ヶ崎のダウン症の子供たち向けに焼き物を作ることを通して、コミュニケーショ
> ン能力を教えている施設の遠足会には「荷物持ちのおじちゃん」として参加。川原で
> のバーベキュー等でも活躍。
〈略〉
>・深夜、出待ちの中学生に隠し撮りをされたことがあった。気付いた上田は「こら!」と
> 叱ったが、少年の自宅に「必ず息子さんをお返しします」と電話した上で、「写真を撮
> りたいときはな、まず相手の人にお願いするんだぞ」と優しく諭し、その場で書いたサ
> インを持たせて家まで送り届けたという。


http://blog.livedoor.jp/fugofugoyumeji/archives/52216465.html
>ある日、公園で集団の喧嘩をボコボコと派手にくりひろげていたとき
>「こおらあああっ!!クソガキどもぉ!!なにやってんだああ。」
>と遠くから全力疾走で走ってくる
>金髪の大男!!
>上田馬之助!!
>なぜかそこに居合わせた馬之助さんにより、クソガキどもはみんなまとめて説教され
>次の日から一週間、馬之助さん監視のもと
>その公園の掃除を命じられたのだ。


「プロレスのタブーを無視して客にまで襲いかかろうとするシンを必死で押さえてリング
まで誘導する上田の姿は、ある意味で真面目人間が一所懸命悪を演じながら出してし
まっているボロ」というのも意味不明だし……。止める役がいなければ、「タブーを無視
して客にまで襲いかかろうとするシン」の設定を中途半端に押さえるか、本当に襲わせて
下手すると興行停止になるまでやらせるかしかなくなるだろうと思うのだが。

ちなみに、そのタイガー・ジェット・シンも、いろいろと良い人の顔を見せているという話も
ある。

http://logsoku.com/thread/anago.2ch.net/morningcoffee/1324444989/
>16 : 名無し募集中。。。 : 2011/12/21(水) 14:31:07.38 0
>プロレス界ってヒールの方が普段は穏やかでいい人で
>ベビーフェイスは性格がアレな人が多いらしいね

>20 : 名無し募集中。。。 : 2011/12/21(水) 14:34:03.78 0
>>>16
>そういやスタンハンセンか誰かがヒールは性格のいいやつじゃないとできないっていっ
>たなぁ

>32 : 名無し募集中。。。 : 2011/12/21(水) 14:49:24.66 0
>その頃相棒のタイガージェットシンは笑顔で子供達にプレゼントを配ったり
>せっせと日本の被災地へのチャリティー活動に精を出していました
http://tigerjeetsinghfoundation.com/wp-content/uploads/2011/12/slider-toy-drive-2011.jpg
http://tigerjeetsinghfoundation.com/photos/?cat=9

>40 : 名無し募集中。。。 : 2011/12/21(水) 14:55:35.02 0
>>>16
>たしかにヒールでリング外の評判が悪い奴の話はあまり聞かないな
>シンとかこんな感じだし


さらに、唐沢俊一によると、「共に車に乗っていて命を落とした若いスタッフのことに涙し、
“変わってやりたかった”と言っていたそうである。ここらも、車椅子になってからまでヒー
ルを演じていたフレッド・ブラッシーなどに比べ甘い」そうである。

「“変わってやりたかった”」は「“代わってやりたかった”」ではないかとか、「その甘さが、
日本人にはちょうどよく感じられる」というフォロー (?) つきとはいえ、「甘い」とは酷いん
じゃないかと思うが、それをおいとくとしても、「フレッド・ブラッシーなどに比べ甘い」とは
どういう意味なんだろう。以下の引用は、『お怪物図鑑』 (唐沢俊一と唐沢なをきの共著)
に唐沢なをきが描いていることなんだけど、これはガセだといいたいのかと。

『お怪物図鑑』 P.141
>で、話はとぶが今から10年くらい前だったかな、
>テレビの「あの人は今」みたいな企画に出演した
>「やあ よくきた ねぇ」 ははは
>フレッドブラッシーは なんだか信じられないくらい
>好好翁で豪邸を訪問したスタッフを歓待
>そのとき どんな話を してたかはもう忘れちゃったけど最後に日本のレスラーたちに
>ひとこと、とふられて
>「いやあ」「ははは」
>カメラの方を向いた お爺ちゃん、いきなり
>「聞いているか馬場っ猪木っ今度こそこのキバでおまえらのノドぶえを噛み切ってくれる」
>「それまで首を洗ってまっていやがれ!! わかったかっ」
>プロってカッコいいなあと思いました。


いやまあ唐沢俊一がフレッド・ブラッシーを引き合いに出したのは、以下のような話 (真偽
未確認) が念頭にあったのかもしれないが、同業者であるプロレスラーが相手なら、やれ
ヒールを貫いた、プロだとかいえるにしても、上田馬之助の相手はプロレスラーではない
し、リング上の事故ではなく交通事故なのだから、これで比較するとしたら間違っている。

http://mimizun.com/log/2ch/wres/1054628845/
>59 :お前名無しだろ:03/06/03 22:12 ID:Me92B9iU
>こいつは、力道山の特集番組でインタビューを求められ、
>「俺は力道山には一度も負けていない。」
>「力道山は今頃地獄で苦しんでいる。」
>と言い放ったくそじじぃ。

>すげー萌えたぜ。

>60 :お前名無しだろ:03/06/03 22:12 ID:???
>力道山が亡くなった時(記念興行だったかな?)に天国の力道山に一言と言われ、
>「天国?アイツが行ったのは地獄だ!オレ様が地獄に送ってやったんだ!」と最後まで
>ヒールを貫き通したプロ


参考 (「フレッド・ブラッシー 唐沢俊一」でググった上位)
ガセを書いたらブラッシーに噛み付かれるぞ。
泥棒のようにパクり詐欺師のようにガセを書く。
昭和という時代の一部を殺し続ける劣化コピー


それと、2ちゃんねるのスレで (Read More 参照) で、「漫画『タイガーマスク』のエピソード
に始まって、次のクーデター未遂のくだりは 漫画『プロレススーパースター列伝』の丸写し
じゃないか」と指摘されている件。

http://www.twitter.com/yude_shimada/statuses/149432725747675136
>上田馬之助て漫画の「タイガーマスク」の中では 馬場や猪木と一緒にタイガーマスクの
>コスチューム身につけて虎の穴のアジトまでタイガー助けにきてくれたんだよな。


唐沢俊一は「上田が猪木の計画を会社にご注進するという裏切り行為」と書いているが、
確かにこれは『プロレススーパースター列伝』からとっているっぽい。

http://blog.livedoor.jp/kanshin2005/archives/51366028.html
>2011年12月21日上田馬之助 死去
>元プロレスラーの上田馬之助が亡くなった。71歳だった。
>長らくヒールとして、タイガー・ジェット・シンとのコンビでの活躍が長かった。
>日本プロレス時代からシュートに強いだとか、日プロから猪木が追放されたのは、選手
>のクーデターの計画を上田馬之助が幹部に密告してなんて話(これは「プロレススー
>パースター列伝」だったか)もあった。
>全日本プロレスやインディー団体でも活躍したが、前述のシンとのコンビで新日本での
>活躍が長く、印象的であった。
>晩年、交通事故にあったのが本当に不幸だったと思う。選手じゃなくても、もう少し表舞
>台で活躍してほしいというものもあった。
>時代もあるのだが、これほどヒールに徹した日本人レスラーもいなかったのではないか。


少し長くなるが、これについての Wikipeia の記述は以下の通り。

http://ja.wikipedia.org/wiki/上田馬之助_(プロレスラー)
>1971年末の猪木追放騒動では、猪木の計画を日プロ幹部に密告したといわれる
〈略〉
>力道山が亡くなった後の日本プロレス末期に、不透明な経理に不満を抱いていた馬
>場・猪木ら選手会一同は、一部幹部の退陣を要求しようと密かに画策していた。もし
>要求が受け入れられない場合は、選手一同が退団するという嘆願書に全員がサインを
>していたという。
>ところが、仲間だと思っていた上田が「猪木が日本プロレスを乗っ取ろうとしている」と
>幹部に密告したため、慌てた幹部連中の懐柔工作によって選手達は次々と寝返り、猪
>木のみが孤立し選手会を除名され、日本プロレスから永久追放される事件が起きた。
>一方で、猪木と腹心の仲でありサイドビジネスの手伝いもしていた経理担当の某氏
>が、不透明な小切手を切ったり、猪木を社長に祭り上げて日本プロレスの経営権を握
>ろうと画策しているかのような動きを見せたため、このことに気付き危機感を持った上
>田が馬場に相談したのが発端であったともいわれている。
〈略〉
>猪木自身は自著である『アントニオ猪木自伝』の中でこの件について触れ「経営陣の
>不正を正したかったことに嘘はない」としているが、誤解を与える行動があったのは事
>実で100%非がないとは言い切れない。また、馬場の自伝においては、猪木の行動は
>日本プロレス経営改善の名を借りた乗っ取り計画だったとされ、これに関係していた上
>田を馬場が詰問したら「上田が全部しゃべったんです」との記述がある。雑誌ゴングの
>元編集長竹内宏介(馬場の側近としても有名だった)も「馬場が上田を詰問・上田が真
>相を告白・馬場が幹部に報告」という経緯で著書を書いている。
>ただ2007年1月から5月にかけて東京スポーツにて連載されていた「上田馬之助 金狼
>の遺言」において、上田は「実はあの事件で最初に裏切り首脳陣に密告を行ったのは
>馬場であるが、当時の社内の状況ではとてもそのことを言える状態ではなく、自分が罪
>を被らざるを得なかった」と語っている。上田は「証拠となるメモも残っている」と語って
>おり、これが事実なら定説が覆ることになるが、今となっては馬場を含め当時の関係者
>の多くが亡くなっていて事実関係を検証するのは困難であり、真相は藪の中というのが
>現状である。
〈略〉
>「裏切り者」の汚名をきせられた猪木は、以降攻撃的な策士の面をみせる一方でその
>行動にはスキャンダルが付きまとった。元来お人好しで馬場より猪木と気が合ったとい
>われる上田は、以降孤独の身となりフリーとして悪役レスラーを貫き通した。馬場・猪
>木・上田のみならず日本のプロレス界にとっても重要な出来事であり、三者の心に暗い
>影を落としたことも事実である。
> 上田は引退興行の際「猪木さんにお詫びしたい」と語ったといわれ、後に和解したもの
>の、猪木は「追放された事実よりも仲間だと思っていた上田の裏切りに深く傷ついた」と
>語っている。


つまり、猪木とその周辺の「誤解を与える行動」を心配した「上田が馬場に相談したのが
発端であった」とする説もあり、ジャイアント馬場の自伝や、「雑誌ゴングの元編集長竹内
宏介(馬場の側近としても有名だった)」の著書では、「馬場が上田を詰問・上田が真相を
告白・馬場が幹部に報告」ということになっている。

また、上田自身は、「実はあの事件で最初に裏切り首脳陣に密告を行ったのは馬場で
あるが、当時の社内の状況ではとてもそのことを言える状態ではなく」と語っている。

真相は薮の中かもしれないが、「猪木の過激な改革案に上田が抵抗を感じたためでは
なかったか」までならともかく、「上田が裏切者の名を覚悟してまで忠誠を尽くした遠藤」
とか、他の説をとると成り立ちにくい話を、諸説あります状態であることを伏せたまま
一方的に語るのはどうかと思う。上田馬之助の訃報に際しての文章なのに、上田馬之助
自身の言い分をなかったことにしているのも気になる。



More...


http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1324453913/
-------
64 :無名草子さん:2011/12/22(木) 13:22:44.14
俺は、まだ森田芳光さんの「追討」に腹をたててるし
>>37さんと意見交換したかったんだが

シデムシの奴が「更新」しやがって…

>2011年12月22日投稿
>
>徹底した男 【訃報 上田馬之助】

http://www.tobunken.com/news/news20111222121823.html

仕事が早いな(「止まると死ぬ」のかな?)

65 :無名草子さん:2011/12/22(木) 13:41:18.97
なぜ一番こだわりがありそうな市川森一を書かないんだ?
やっぱし色々怖いから?

これまで書きそうで書かなかった人は谷啓とサリンジャーってのがあったね。


66 :無名草子さん:2011/12/22(木) 13:50:31.07
書かないに越したことない。
ヤツは超チキンハートだから、書かない方がいいでしょう。

69 :無名草子さん:2011/12/22(木) 14:43:23.64
>>65
唐沢の追討は、内的な執筆の衝動に駆られて「批判されてもいい!
書かないと死ぬ!」
って理由で書かれたわけではないようだし…「文筆家唐沢俊一は、
まだ、ここにいるぞ」って言う自己の存在証明か
「株を守りて兎を待つ」って言う泥縄式営業なんだろうなあ…って
なら内容は、なんでもいいのかも

>>66
チキンで怠惰な唐沢に「追討本」を出す力(いろんな意味で)は
あるのかなあ?とか

78 :無名草子さん:2011/12/22(木) 17:10:15.01
>>64
唐沢…

>彼一人が裏切者の汚名を着るという、最もブの悪い選択をしてしまった。

文筆家が「ブの悪い」って…
トルメキア王じゃないんだから…←それは「ヴ」

89 :無名草子さん:2011/12/22(木) 20:16:20.57
2011年12月22日投稿
徹底した男 【訃報 上田馬之助】
http://www.tobunken.com/news/news20111222121823.html

90 :無名草子さん:2011/12/22(木) 20:27:58.54
>1982年の映画『爆裂都市 BURST CITY』
>(石井聰亙監督)に上田は暴力団のボス役で出演しているが、その
>セリフの棒読み具合は凄いもので、これは“役を演ずる”ことなど
>とても出来ないわ、と思わせるに充分であった。

演説シーンのことか?
あれは棒読みでいいんだよ

91 :無名草子さん:2011/12/22(木) 20:32:40.50
演技しても棒読み【生前訃報 唐沢俊一】



92 :無名草子さん:2011/12/22(木) 20:37:52.25
>>90
戸井十月やスターリンあたりは、俳優じゃないしな。
もともと演技力より柄で選んだんだろう。

「爆裂都市 BURST CITY」だしなあ…演者本人のパワーそのものを重視してるわけだしなあ…

94 :無名草子さん:2011/12/22(木) 20:49:49.42
>>92
「爆裂都市 BURST CITY」なら町田町蔵な

95 :無名草子さん:2011/12/22(木) 20:53:45.35
俳優になる前の陣内孝則を忘れるなよ。
ロッカーズとルースターズの合体バンドバトルロッカーズのヴォーカルで出演してたぞ。

96 :無名草子さん:2011/12/22(木) 20:56:03.82
辞めて! 俊ちゃんの前でロックの話は!

97 :無名草子さん:2011/12/22(木) 20:58:19.65
>>94
町田町蔵はいいよね。今は町田康か。キチガイ兄弟の弟。
兄貴が戸井十月。
考えたら、ほとんどの出演者が、ミュージシャンだったり、コメディアンだったり、
絵かきだったり、演出家だったりの…

98 :無名草子さん:2011/12/22(木) 21:05:54.72
>>スターリンあたりは、
遠藤ミチロウ「唐沢、唐沢、唐沢お前だ。唐沢、唐沢、唐沢お前だ。からっぽ。からっぽ。からっぽ」

99 :無名草子さん:2011/12/22(木) 21:29:51.28
そういえば、唐沢は演出家でもあるよな。

よくもまあ、石井岳龍(石井聰亙)先生のコンセプトや演出にケチが
つけられるもんだな。たしか菊田一夫先生の作詞にもケチを
つけてたし。こら唐沢!お前んとこの石黒勇也とか言う小僧を
陣内孝則さんクラスの素晴らしい演技者にできるか!?
(たしか陣内さんは、「美少年役」だった。日本では、美少年は
みんなジャニーさんに持っていかれるからってんで、ミュージシャンの
世界から来てもらったんだな)

麻衣夢を菊田先生の「放浪記」をやった森光子クラスの役者にできるか!?
寝言は寝てからいえ!!このうすら!

104 :無名草子さん:2011/12/23(金) 00:12:47.46
>>89
出だしが漫画の話から現実の話に変わっているので流し読みしてるとアレ?ってなるな。

>馬場が感心したヒールへの徹底も、後のアメリカン・プロレスの
>方式を取り入れたレスリングなら、ギミックとして“悪を演ずる”
>ことも出来ただろうが、真面目な上田は、悪を演ずるならリング上
>だけでなく、徹底して悪玉を演じ続けなければ、悪になり切ること
>が出来なかったのだろう。

眼がすべって文章を理解できない。
今の時代ならリング上とプライベートを使い分けられるだろうが真面目な上田はそれが出来なかった、ということなのかな?
wikiを見ると良い話もあってちゃんと使い分けてたようだけど、小ネタの爆裂都市に繋げるための無理やりな理屈だな

168 :無名草子さん:2011/12/23(金) 19:19:26.23
放送前に番組の内容を漏らしたとTV局に訴えられる唐沢か
胸が熱くなるな

しかし上田馬之助の追討はひどいな
漫画「タイガーマスク」のエピソードに始まって、次のクーデター未遂のくだりは
漫画「プロレススーパースター列伝」の丸写しじゃないか

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Comment

>タック若木さん
杉原輝雄さんですか。
http://www.gsic.jp/survivor/sv_01/04/index.html
http://www.gsic.jp/survivor/sv_01/04/02.html

万一取りあげることになっても、マクロビ系ではないので、そんなヒドいことは
唐沢俊一も書かないだろうとは思います (思いたい)。
トンデモない一行知識 |  2012年01月01日(日) 10:32 |  URL |  【コメント編集】

>NNT さん
>>真面目人間が一所懸命悪を演じながら出してしまっているボロ

これ、文句をつけるとしたら脚本とか設定とか商売上の都合の限界の方にするべき
なのに、なぜか俳優の演技に難癖をつけているみたいだと思いました。Wikipedia の
下記の記述に触発されたのかもしれませんが。

>・場外乱闘時に逃げ遅れた観客の老女を見て乱闘をやめたり、タイガー・ジェット・
> シンが暴れている時に周囲の(無関係の)一般人が近づくのを必死になって制止
>したことがある。


>Sawaharaさん
>あといい加減“調べてから書け”。

唐沢俊一が上田馬之助について書いているのを本で見たことがないし、過去の
裏モノ日記にも、たぶん一度も登場していなかったです。馬場や猪木については
本で何度かふれていて、それに使ったタネ本の記憶で適当にやっつけで書いたの
かなと推測しています。Wikipedia に書いてあるようなことですら、脳内ストーリーの
辻褄合わせに不都合な分は、全力で見なかったことにしている感じです。



今回、梶原一騎の影響力というのは凄かった――という話なのかもと思いました。

>5 : 猪木と日本プロレスと馬之助 : 2007/03/15(木) 13:26:20 ID:O4XymvE10 [1/1回発言]
>会社乗っ取りを企てたアントニオ猪木は日プロを追放された
>が、実際企んでいたのは馬之助ってことになってなかったっけ?
>馬之助が社長の芳の里にクーデターの内情をバラしたことになってるが
>実際バラしてるから裏切り者と言われても仕方ない
>でも上田は日本テレビとの契約が切れるのを待って
>契約が切れたら行動を起こして国際のリングに上がった良識人(一般社会では
>普通のことかもしれんが)
>最初は馬場をはじめ選手全員でダラ幹を追求しようとしたら
>猪木がどこの馬の骨だか分からない弁護士を連れてきて勝手に話を進めていった
>その内選手全員が猪木のやり方に疑問・不満を抱くようになった
>列伝のそれに該当するシーンは、猪木をなんとしても正義の味方にしつつ、
>でも馬場を悪者にするわけにもいかず…という中での、苦肉の策って感じが
>今からすると見えてくる叙述。
>でもカブキ編の序盤では「上田馬之介はじつは好人物」とあり、
>その上田が猪木のクーデター計画を密告するんだから、
>文字通り解釈すれば「悪辣な猪木の計画をいい人上田が決死の告発」と読めない
>こともない。

http://ja.wikipedia.org/wiki/プロレススーパースター列伝
>体裁としては事実に基づくものとされていたが、実際には虚構、漫画的な誇張が
>多く、それゆえ下記に列挙されるように事実と異なるエピソードや、スタン・ハンセ
>ンの学歴のように同一人物であっても別のレスラーの一編に登場した際に整合し
>なくなるエピソードも存在する。また、新日本プロレスと全日本プロレスの競合関
>係がもっとも苛烈であった時期に新日本プロレスの協力を得た作品であるため
>ニック・ボックウィンクル、ブルーノ・サンマルチノ、ザ・デストロイヤーら、主に全日
>本によって招聘されたレスラーは比較的軽く扱われている。その一方で、新日本
>のタイガーマスクブーム、全日本によるハンセン引き抜きなどは劇的に描かれて
>いる。また、当時の第三団体であった国際プロレスはアンドレ・ザ・ジャイアント編
>の一部の他は登場しない。

梶原一騎原作の漫画の説明で、巨人軍の実在選手のイメージとか、何かと刷り込ま
れたかなあと思います。現実とフィクションの区別をつけるのが苦手な唐沢俊一に
おいては、かなり凄いことになっていそうです。
トンデモない一行知識 |  2011年12月29日(木) 15:35 |  URL |  【コメント編集】

●杉原輝雄もありうるぞ、

残念ながら!!前立腺ガンに倒れながら、現役を続けるために手術を拒否したことを考えると。唐沢、がんをあざ笑うな!!
タック若木 |  2011年12月29日(木) 09:28 |  URL |  【コメント編集】

バ唐沢め、プロレスは不得手中の不得手のくせしやがって、よくもここまで不愉快な追討ができるよな。

>しかし、唐沢俊一は、「真面目な上田は、悪を演ずるならリング上だけでなく、徹底して悪玉を演じ続けなければ、悪になり切ることが出来なかったのだろう」と、わけのわからないことを言い出す。

>それとも唐沢俊一は、以下のような話をすべてガセと断じるのだろうか。

>同業者であるプロレスラーが相手なら、やれヒールを貫いた、プロだとかいえるにしても、上田馬之助の相手はプロレスラーではないし、リング上の事故ではなく交通事故なのだから、これで比較するとしたら間違っている。

あー腹が立つ。

あといい加減“調べてから書け”。人の死に際してパブリシティで書くことがこれか! カスめが。

以下閑話

>ヒールの方が普段は穏やかでいい人でベビーフェイスは性格がアレな人が多いらしいね

これはプロレスに限った話ではないと思います(例えば俳優なども)。
Sawahara |  2011年12月28日(水) 21:00 |  URL |  【コメント編集】

●猪木、日プロ追放

ここら辺はプロレスの歴史の中の基本の話ですね。
猪木という人を観察していると、仕方なかったよなあという気もして、
馬之助の密告だとか無くっても同じ事になっていたんじゃないの?という気がしています。
なので、
>上田が裏切者の名を覚悟してまで忠誠を尽くした
ってどうなんだろう…。

それと、ヒールレスラーが場外で暴れる時は観客を良く見ています。
自分が観戦した中でも、場外乱闘が近付いてきて、巻き込まれるかも♪
と思っている時は大抵余所に行ってしまって、
悔しい思いを何回かした事があります。
>真面目人間が一所懸命悪を演じながら出してしまっているボロ
ってこれもどうなんだろう…。
NNT |  2011年12月27日(火) 21:36 |  URL |  【コメント編集】

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