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2011.10.01 (Sat)

沼田曜一に何か恨みでも?<“過去の人” “まだ生きているのか”というイメージ

裏モノ日記 2006年 04月 30日(日曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20060430000000.html

新聞に沼田曜一氏死去の報。81歳。『クリクリ』の絵里さんの父上である。
東中野でずっと民話教室をやっており、つい半年ほど前もそこの駅で見か
けたばかりだった。身も軽く歩いており、80の老人には見えなかったものだが。

『ウルトラQ』でガラダマ(ガラモンの操縦機)を乗せて榛名まで運ぶトラック
運転手、牛山を演じた人である。人間に化けたセミ人間をピストルで撃って
正体を現させたのもこの牛山だった。このときのガラッパチ演技もなかなか
だったが、この人の顔はこれだけではない。日本を代表する怪優の一人で
あった。
〈略〉
いずれも日本映画史に残る怪演である。これだけユニークな役を演じなが
ら、これまで誰も沼田曜一にインタビューをしようとか、本にまとめようとか
しなかったのが悔やまれる。これは彼がある時期から民話の語り部の方に
シフトして、70年代半ばから、ほとんど映画に出演しなくなったため、“過去
の人”、いや、もっと言えば“まだ生きているのか”というイメージでとらえられ
ていたからではないか。しかし90年代末に『リング』『リング2』でスクリーンに
復活、その存在感を再確認させてくれたのは嬉しかった。


「これまで誰も沼田曜一にインタビューをしようとか、本にまとめようとかしなかった」わけ
ではないのは、2ちゃんねるのスレで指摘している人がいる通り (Read More 参照)。

スレであげられていたのと、以下のリンク先はかぶるのだけど、実はこれは「沼田曜一
インタビュー」でググれば上位に表示されるもので、裏モノ日記の書かれた 2006 年時点
でも、容易に検索で見つかったはずと思われるもの。

http://ja.wikipedia.org/wiki/青ヶ島の子供たち_女教師の記録
>鈴木健介編『地獄でヨーイ・ハイ! 中川信夫怪談・恐怖映画の業華』、ワイズ出版、
>2000年 ISBN 4898300332『沼田曜一インタビュー』、インタビュア 鈴木健介、同書、
>p.19-p.20.


http://www.wides-web.com/film%20director.html
>地獄でヨーイ・ハイ! -中川信夫 怪談・恐怖映画の業華-
>鈴木健介・編
>B5判並製/112頁/本体価格 1,500円   この商品をAmazonで買う
>世界の恐怖映画ファンをうならせた『東海道四谷怪談』の監督、中川信夫の十七回忌
>特集上映会(キネカ大森5/27~7/7)にあわせた決定本。インタビュー(丹波哲郎、
>沼田曜一、若杉嘉津子、江見俊太郎、天知茂、宮川一郎、黒澤治安、渡辺宙明、北沢
>典子、三ツ矢歌子、山下明子、宮下順子、神波史男)、評論、年譜、フィルモグラフィで
>構成。


http://iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I3325269-00
>タイトル 民話の語り部(べ)として半生を捧げる--沼田曜一(ぬまたよういち)氏(あの時
>      この人)
>著者  インタビュー 沼田 曜一著者
>     インタビュー 寺山 義雄
>出版社 農林統計協会
>出版年 1990-01
>注記  雑誌名 : Aff ; 巻号 : 1990-01, 21, 1 ; 掲載ページ : p58~61
>ISSN  03871452


まあ、すぐ上の『民話の語り部として半生を捧げる』は、唐沢俊一にいわせれば、「日本
映画史に残る怪演」について語ったものではないから対象外なのかもしれないけど。

ちなみに、「民話の語り部」としての沼田曜一は、著作を何冊も出している。
- http://www.amazon.co.jp/s/ref=ntt_at_ep_srch?_encoding=UTF8&sort=relevancerank&search-alias=books&field-author=沼田%20曜一


2ちゃんねるのスレの書き込みにあった、「故人の生前の業績は実はきちんとデータ化
されていて、結局テンテーの言葉は無知のために やっぱりというか案の定というか、
かえって『追討』になってしまったケース」というのは的を射たまとめになっていると思う。

さらに、「70年代半ばから、ほとんど映画に出演しなくなったため、“過去の人”、いや、
もっと言えば“まだ生きているのか”というイメージでとらえられていたからではないか」
というのも酷い。

Wikipedia によると、1970 年代半ば以降の、沼田曜一の映画出演作品は以下の通り。

http://ja.wikipedia.org/wiki/沼田曜一
>・華麗なる追跡(1975年、東映) - 本屋敷義一
>・強盗放火殺人囚(1975年、東映) - 村本清  
>・天平の甍(1980年、東宝) - 張警備隊長
>・深い河(1995年、東宝) - 木口
>・リング(1998年、東宝) - 山村敬
>・リング2(1999年、東宝) - 山村敬
>・修羅雪姫(2001年、東京テアトル) - 空暇


唐沢俊一は、「しかし90年代末に『リング』『リング2』でスクリーンに復活、その存在感を
再確認」とか書いているが、その間に入っている『天平の甍』と『深い河』が、当時の訃報
記事では「主な出演作」として紹介されていたりするのだが。

http://www.zakzak.co.jp/gei/2006_05/g2006050107.html
>個性派悪役、沼田曜一さん死去「きけ、わだつみの声」
>  俳優の沼田曜一さん(ぬまた・よういち、本名美甘正晴=みかも・まさはる、写真)
>29日午後、心不全のため自宅で死去した。81歳。岡山県出身。葬儀・告別式は5月
>5日午前11時から埼玉県所沢市の所沢市斎場で。
> 太平洋戦争での学徒兵の悲惨な最期を描いた映画「きけ、わだつみの声」(1950
>年)の主演で注目され、仁侠(にんきょう)映画の悪役などでも個性派として活躍した。
>主な出演作に「真空地帯」「天平の甍」「深い河」など。
> 一方、旅先で聞いた各地の民話収集に興味を持ち「大地の劇場」を設立、全国で民
>話を語り聞かせる手づくり公演を続けた。
> 著書に「愛と哀の人間ばなし」などがある。
>ZAKZAK 2006/05/01


それでなくても、「ほとんど映画に出演しなくなったため、“過去の人”、いや、もっと言え
ば“まだ生きているのか”というイメージで」というのは、割と最近、クリフ・ロバートソンの
“追討”でもやったアレ (ここを参照) だよなあ……とも思ったり。映画の出演をおいとい
ても、テレビに顔を出していたら「“まだ生きているのか”というイメージ」にはなかなか
ならないのでは。

で、沼田曜一は 1970 年代後半に、テレビドラマに多数出演していたようなのだが……。

http://ja.wikipedia.org/wiki/沼田曜一
>・大江戸捜査網(日活~三船プロ / 12ch)
> ・第38話「人情親子草子」(1971年)
> ・第125話「仇討ち無用」(1974年)第206話「流転の女」(1975年)
> ・第216話「音次郎心中未遂」(1975年)
> ・第240話「涙の操り人形」(1976年)
> ・第306話「懐剣返上! 涙の対決」(1977年) - 伊助第
> ・343話「泥沼に咲いた女郎花」(1978年) - 沢井京之助
> ・第378話「怪盗組織の罠を暴け」(1979年) - 黒崎典膳
〈略〉
>・必殺仕置屋稼業
> ・第28話「一筆啓上崩壊が見えた」(1976年、松竹 / ABC) - 伊蔵
> ・痛快! 河内山宗俊 第19話「見果てぬ夢の宝の山」(1976年、勝プロ / CX) - 垣内
>  忠左衛門
>・遠山の金さん 第1シリーズ 第40話「嵐の中に立つ姉妹」(1976年、東映 / NET)
>・隠し目付参上 第17話「南蛮からくり 大怪盗の大逆転か! 」(1976年、三船プロ /
> MBS) - 坂本主膳
>・夫婦旅日記 さらば浪人 第20話「神かくしの村」(1976年、勝プロ / CX)
>・新・座頭市 第1シリーズ 第8話「雨の女郎花」(1976年、勝プロ / CX) - 藤三郎
>・破れ奉行(三船プロ / ANB)
> ・第3話「無情!人斬り河岸」(1977年)
> ・第19話「怨花・夜霧のお竜」(1977年) - 関根監物
>・新・必殺仕置人 第23話「訴訟無用」(1977年、ANB) - 伝次
>・桃太郎侍(東映 / NTV)
> ・第29話「ふるさとは遠かった」(1977年) - 黒蛇の久造
> ・第99話「引越して来たスゴい奴」(1978年) - 戸倉外記
>・達磨大助事件帳 第26話「夕陽の渡り鳥」(1978年、国際放映 / ANB)


唐沢俊一が、段落ひとつを費やして語っている「『ウルトラQ』でガラダマ(ガラモンの操縦
機)を乗せて榛名まで運ぶトラック運転手、牛山」の役だって、映画ではなくテレビドラマ
の話なのに、「ほとんど映画に出演しなくなった」ら、「“過去の人”、いや、もっと言えば
“まだ生きているのか”というイメージで」という理屈で、故人を無理矢理貶めるというのは
悪い意味ですごい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/沼田曜一
テレビドラマ
〈略〉
>・ウルトラQ 第16話「ガラモンの逆襲」(1966年、円谷プロ / TBS) - トラック運転手・
> 牛山


その他参考 URL:
- http://sayonarako.exblog.jp/3546923
- http://kaiju.yonedazigoku.com/?eid=680465
- http://ameblo.jp/mothra-flight/entry-10137446627.html
- http://www.mochi-well.com/ppBlog/index.php?UID=1146815968
- http://indo.to/nakajima/archives/76


More...


http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/books/1316406818/
-------
377 :無名草子さん:2011/09/22(木) 08:17:27.35
「裏モノ日記」2006年 04月 30日(日曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20060430000000.html
>新聞に沼田曜一氏死去の報。81歳。
(略)
>これだけユニークな役を演じながら、これまで誰も沼田曜一にインタビュー
>をしようとか、本にまとめようとかしなかったのが悔やまれる。


『青ヶ島の子供たち 女教師の記録』 - Wikipedia
参考文献
>・ 鈴木健介編『地獄でヨーイ・ハイ! 中川信夫怪談・恐怖映画の業華』、
>  ワイズ出版、2000年 ISBN 4898300332
>  ・『沼田曜一インタビュー』、インタビュア 鈴木健介、同書、p.19-p.20.

『地獄でヨーイ・ハイ!―中川信夫怪奇・恐怖映画の業華』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4898300332.html
>鈴木 健介【編】
>ワイズ出版 (2000/06/17 出版)

>第2章 インタビュー(丹波哲郎;沼田曜一;天知茂 ほか)

379 :無名草子さん:2011/09/22(木) 08:30:42.34
民話の語り部(べ)として半生を捧げる--沼田曜一(ぬまたよういち)氏(あの時この人)
インタビュー 沼田 曜一,インタビュー 寺山 義雄
http://iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I3325269-00
>出版社:農林統計協会
>出版年:1990-01
>注 記: 雑誌名 : Aff ; 巻号 : 1990-01, 21, 1 ; 掲載ページ : p58~61
> ISSN : 03871452

380 :無名草子さん:2011/09/22(木) 08:43:38.41
>>377,379
これは興味深い。
「世に顧みられなかった異能を惜しむ」というスタンスで「追悼」してみたけど、
故人の生前の業績は実はきちんとデータ化されていて、結局テンテーの言葉は無知のために
やっぱりというか案の定というか、かえって「追討」になってしまったケースだった
ということなんですね。

こういうテンテーの間違い・勘違い・誤解・錯誤・不勉強・無知蒙昧……の指摘・確認は、
別に検証班だけがしてることじゃなし、一行知識さんや藤岡さん、(検証終了したけど)
北緯1度通信さん、そして誰かさん曰く「売れないライター」こと、唐沢スレの住人
も地道にしてるんで、検証班を叩いたところで、所詮は「出る杭は打たれる」の話で
しかないんだけどねえ。

それに、芦原とか大河とかバーバラ荒らしは全然気にもかけてないみたいだけど、
批判的な文言があまりないkarasawafanさんのデータベースは、
管理人の色が付いてないだけ、唐沢のアホさ加減が余計に生々しく浮き彫りにされていて、
かえってこういう方が怖いものなんだけどね。

400 :無名草子さん:2011/09/22(木) 13:52:59.15
>>377>>379
こんな本が出てるのに
唐沢は営業妨害じゃないのか

401 :無名草子さん:2011/09/22(木) 15:22:29.40
沼田曜一は生前まっとうなインタビューもされなかった人物なのである。
という追討なのである。
私にインタビューをさせれば本当に後世に残るような話が聞き出せたハズなのである。
もっとも私がインタビューの名手だと知らない出版社によって
声優にインタビューした原稿はすべて幻になってしまったのだが。

-------

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Comment

●Re: タイトルなし

> はじめまして、以前より拝読させていただいております。
>
> さっそくですが、揚げ足取りのようで申し訳ありませんが、
> 気になったもので、
>
> >ガラダマ(ガラモンの操縦機)」
>
> ですが、確かにガラダマはガラモンに関わる隕石全般を
> さす言葉なので違いはないのですが、ガラダマだとガラモンそのものを運んできた隕石も含んでしまうため、セミ人間が強奪したあの隕石と区別がつきません。ゆえにこの場合は「電子頭脳」と呼ぶのが無難かと。
>
> お気に触りましたらすいません。

# 書き込んでいただいた分は全文引用させていただいていますが↑
# 何か問題があったらご遠慮なくお申し付けくださいませ。
# それと、うちのブログは細かい突っ込み歓迎です。

で、唐沢俊一の日記の記述が、これ↓

http://www.tobunken.com/diary/diary20060430000000.html
>『ウルトラQ』でガラダマ(ガラモンの操縦機)を乗せて榛名まで運ぶトラック
>運転手、牛山を演じた人である。

そして、「ガラダマ」というのは、ご指摘の通り「隕石全般をさす言葉」であり、
下でいう「先に落下したチルソナイトのガラダマ」 (異様に軽い) が、ガラモンを
コントロールする「電子頭脳」であったが、その次以降に落下した「ガラダマ」には、
ガラモンがはいっていたという認識でよろしいでしょうか。

http://www.asahi-net.or.jp/~zq9j-hys/idea13.htm
>まずガラダマという言葉の意味は、三国山脈の弓ヶ谷では、隕石のことを
>ガラダマと呼んでいたことによる。つまり隕石と言うことだ。あるとき異様に軽い
>隕石が降ってくる。そしてそれはチルソナイト238だかなんだかそんな名前の
>合金で作られていた。明らかに人工物と言うことで、このガラダマは田舎の山村
>から東京の研究所に運ばれる。
> 一方そのころ、弓ヶ谷には巨大なガラダマが落下。中からロボットが現れる。
>これがガラモンと呼ばれる奴。じつは先に落下したチルソナイトのガラダマは
>電子頭脳――今日ではこの言葉もAIなどの言葉にとってかわられておりますが
>――であり、ガラモンをコントロールしていたのである。そして東京の研究所で
>電子頭脳の電波をシールドしたところコントロールを失ってガラダマは倒れて
>しまう。これが「ガラダマ」。

> 第16話の「ガラモン」の逆襲は、いきなり研究所から電子頭脳が奪われるとこ
>ろから始まる。そのころ地球を目指してガラモンの大群が接近中。こうして湖を
>めざす電子頭脳の持ち主である遊星人とそれを追う地球人のチェイスが続く。
>地球では巨大なガラダマが次々と落下し、中から現れたガラモンがビルを破壊
>し始める。危うし地球!

となると、唐沢俊一の書いている「ガラダマ(ガラモンの操縦機)」は、間違いとまで
いうのはアレですが、ご指摘の通り、ちょっと引っかかる表現かもですね。
「操縦機」という表現が適切かどうかも含めて、微妙な感じに思えてきました。
トンデモない一行知識@レス遅延気味すみません |  2011年10月04日(火) 00:43 |  URL |  【コメント編集】

●管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
 |  2011年10月01日(土) 20:58 |   |  【コメント編集】

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