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2009.04.14 (Tue)

『テレビ坊やの冒険』って、まさか植木不等式発のガセではないでしょうね

『トンデモ一行知識の世界』 P.161 欄外

・外国のテレビ番組の日本語吹き替え版の最初は、昭和三十一年四月
 八日、日本テレビで放送した「テレビ坊やの冒険」。


×日本語吹き替え版の最初 
○日本語音声をあらかじめ録音したアフレコによる最初の吹き替え放送

または

×昭和三十一年四月八日、日本テレビで放送した「テレビ坊やの冒険」
○昭和三十年十月九日より、KRTテレビで放送した「まんがスーパーマン」

現在は吹き替えといえばアフレコで、別に録音した日本語音声を重ねるけれど、1950
年代の日本のテレビの世界では、音声と映像を同期させるのが技術的になかなか難し
かった。

アフレコができるようになる前には、生放送による吹き替えがおこなわれていて、KRT
テレビ (TBS の前身) が 1955 年 (昭和 30 年) に放送開始した『まんがスーパーマン』
(フライシャー兄弟によるアメリカのアニメ) は、生放送による吹き替えだった。これが
「外国のテレビ番組の日本語吹き替え版の最初」となる。実写の外国テレビドラマの方
は、同じ KRT テレビが 1956 年 (昭和 31 年) に放送した『カウボーイGメン』。

日本テレビが 1956 年 4 月 8 日から放送開始した『テレビ坊やの冒険』は、「日本語
音声をテープで収録するアフレコ」を使用した最初の番組ではあるが、「日本語吹き替え
版の最初」ではない。

http://ja.wikipedia.org/wiki/吹替え
>今日では、台詞が録音されていない音楽と効果音のみのMEテープに、日本語の声を
>録音するアフレコで行なわれる。しかし録音機器などアフレコ技術が発達していない
>1950年代には生放送で吹き替えを行い、MEテープが無い場合には吹き替えながら、
>効果音と音楽も同時に鳴らしていたという。日本語音声をテープで収録するアフレコ
>は、1956年4月8日から日本テレビが放送した海外アニメ『テレビ坊やの冒険』から始
>まったが、この段階では映像と音声をシンクロさせるのが難しく、翻訳家の額田やえ子
>によれば生放送からアフレコに本格的に移行したのは1958年頃であるという。


http://ja.wikipedia.org/wiki/アフレコ
>かつて録音テープの編集が出来なかった時代にはやり直し(NG)を出すと最初から
>収録を全てやり直す必要があり、本番では大変な緊張感があったと云う。更に遡っ
>て、テープ収録が無かった時代には生放送でアフレコを行なっていた。


http://ja.wikipedia.org/wiki/声優
>テレビの吹替作品第1号はTBSの前身であるKRTテレビが1955年10月9日より放送
>開始したアメリカのアニメ『スーパーマン』であると言われる。実写では1956年にTBS
>の前身であるKRTテレビで放送された『カウボーイGメン』と記録されている。これら
>KRTテレビでの放送はいずれも生放送による吹き替えで、あらかじめ録音したアフレコ
>による作品第1号は、アニメでは1956年4月8日に日本テレビが、番町スタジオの安井
>治兵衛に依頼して放送した海外アニメ『テレビ坊やの冒険』である。


http://kennedyfamily.at.webry.info/200608/article_19.html
>瀬戸川宗太著『懐かしのアメリカTV映画史』
>本書が取り扱っているのは、1955(昭和30)年の『まんがスーパーマン』、1956
>(昭和31)年の『カウボーイGメン』から、1969年のヒットシリーズまでであるが、その
>期間に日本で放送されたアメリカテレビ映画について、微細な画面まで実によく覚え
>ていて、テレビ番組など見るそばからどんどん忘れてしまう私などから見れば、著者が
>まるでスーパーマンのように思えてくる。


http://blog.livedoor.jp/hayashida2007/archives/870847.html
>TBSは1955年にKRT(ラジオ東京テレビ)として放送開始をしてまもなく、フライシャー
>・スタジオの「まんがスーパーマン(Superman)」を放映している。(★外国テレビフィル
>ム盛衰史)


その他参考 URL:
- http://psychodoc.eek.jp/diary/?date=20060121
- http://ja.wikipedia.org/wiki/滝口順平


ちょっと面白いなと思ったのは、『テレビ坊やの冒険』には、木元教子が出演している
こと。彼女の息子のひとりが、と学会の主要メンバーでもあり唐沢俊一の親友である
植木不等式こと木元俊宏である。

http://www.dot-anime.com/tb/yamato/interviews/02_1.html
>※5 右手和子(うて・かずこ)1956年放送の外国アニメ『テレビ坊やの冒険』(日本テ
>レビ)において、千葉順二、木元教子とともに声を担当。前年のマックス・フライシャー
>のアニメ『まんがスーパーマン』(TBS)は、大平透がナマで日本語をつけた「吹替第1
>号」だが、こちらは録音による「アテレコ」第1号となる。


http://ja.wikipedia.org/wiki/植木不等式
>植木 不等式(うえき ふとうしき)は、東京都出身のお笑いサイエンスライター。本名は
>木元俊宏。母親は教育評論家の木元教子。本業は会社員(朝日新聞社勤務)。
>と学会運営委員。


そして、上に引用した、「前年のマックス・フライシャーのアニメ『まんがスーパーマン』
(TBS)」は「吹替第1号」、『テレビ坊やの冒険』は「録音による『アテレコ』第1号」と、
はからずも唐沢俊一のガセビアを解説しているかのようなそのページが、あの『宇宙
戦艦ヤマト』のサイトの中にあるもので、西崎義展の名前も目につくところにあるあたり
に、そこはかとないシンクロニシティを感じてみたり。

宇宙戦艦ヤマトのビッグネームファンになりたかった唐沢俊一?
本当はヤマトのファンでも何でもなかった唐沢俊一
エヴァ論だったら、いつも空振り。ヤマト論も。

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テーマ : 感想 - ジャンル : 本・雑誌

01:47  |  『トンデモ一行知識の世界』間違い探し編 (215) +  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

『別冊映画秘宝 とり・みきの映画吹替王』、入手しました。
うーん、P.29 の記述が、何か微妙に変な感じに思えたのですが。

> 55年(昭和30年)10月に、KRT (現TBS) は、マックス・フライシャーのアニメ
>『まんがスーパーマン』の放送を開始。この声を大平透が生で担当した。これが
>テレビ放送における「吹替第1号」ということになっている。翌56年の4月8日、
>日本テレビはアニメ『テレビ坊やの冒険』の放送を開始。こちらは録音による
>日本語音声がつけられた。したがって正確な意味での「テレビのアテレコ第1号」
>はこの作品ということになる。声を担当したのは、千葉順二と右手和子。

同書の P.8 では大平透に生の吹き替え時代についての話も聞いておきながら、「『吹替第1号』ということになっている」とか微妙に奥歯にものがはさまった書き方をして、吹替とはアテレコのことだなんて定義をどこでしていたわけでもないのに、「吹替第1号」という題のコーナーで唐突に、「したがって正確な意味での『テレビのアテレコ第1号』」はなんて意味不明なことを言い出すとは……何か、この「したがって正確な意味での」の部分だけ、妙に唐沢俊一風味に感じました。まあ、考え過ぎなんでしょうけど。

P.286 に列挙されている、本をつくるにあたって協力してくれた人たちの名前の中には、唐沢俊一というのはないですし。


>「事件記者コルチャック」の話題でとり・みきと大塚周夫の会話の中で唐沢氏の名前が
>不自然に出てくるんですよ。

P.124 のこれは確かに不自然だったですね。まあ、大塚周夫氏に華麗にスルーされている様子は、自然なやり取りだなと感じられましたが。

>とり テレビシリーズでは『事件記者コルチャック』[*32]がありましたよね。さえない
>新聞記者の話なんですけど、なぜかその記者のかかわる事件がオカルトがらみ、
>超自然現象や呪いや妖怪やときには怪獣とか。しかも安っぽい怪獣なんですけど
>(笑)。あれはすごい面白いシリーズでしたよね。
>大塚 はい。僕はね、あれ一所懸命やったんですよ!
>とり 唐沢俊一[*32]さんなどはあれは大塚周夫の独演会だと。
>大塚 あれもねえ、アドリブずいぶん入っています。
トンデモない一行知識 |  2009年04月18日(土) 23:18 |  URL |  【コメント編集】

「事件記者コルチャック」の話題でとり・みきと大塚周夫の会話の中で唐沢氏の名前が不自然に出てくるんですよ。仲間うちで評判ですと書けばいいのに、変な感じです。
774 |  2009年04月15日(水) 18:07 |  URL |  【コメント編集】

情報ありがとうございます (_ _)。これですかしら↓

http://www.amazon.co.jp/dp/4896918371
>別冊映画秘宝 とり・みきの映画吹替王 (洋泉社MOOK) (単行本)
〈略〉
>単行本: 287ページ
>出版社: 洋泉社 (2004/08)

とり・みき氏となると、唐沢なをき氏つながり?

>別冊映画秘宝VOL.3 とり・みきの映画吹替王の一番最初のコラムが「吹替作品
>第一号」で29ページにずばり書いてあります。

これは大平透氏のインタビューのあたりとかでしょうか。
# まあ、買うつもりですが。

http://fusuian.tamon.co.jp/?page=%C2%E7%CA%BF%C6%A9
>スパイ大作戦の指令の声など、海外作品で有名な大平透氏だが、実はTV版スーパー
>マンの声を当てていた、日本最初のスーパーヒーロー声優である。
トンデモない一行知識 |  2009年04月15日(水) 01:50 |  URL |  【コメント編集】

こんにちは、
別冊映画秘宝VOL.3 とり・みきの映画吹替王の一番最初のコラムが「吹替作品第一号」で29ページにずばり書いてあります。
同書の124ページに「声優業界に詳しい人」として名前が出てくるので、ちょっと引用。
>[*33]唐沢俊一
>からさわ・しゅんいち/58年北海道生まれ。カルト物件評論家にして『トンデモ
>本』スリーズを生んだ「と学会」中心メンバー。テレビ『トリビアの泉』スーパー
>バイザーでもある。吹替や声優方面にも大変造型が深い。
774 |  2009年04月14日(火) 17:42 |  URL |  【コメント編集】

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