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2011.07.10 (Sun)

『人類の月面着陸は無かったろう論』は「トンデモ本ベスト・オブ・ベスト」受賞

『トンデモ本の大世界』 P.241 ~ P.242

副島隆彦

吉本隆明、小室直樹等を師とあおぐ、在野の政治・経済学者であるが、
二〇〇四年、突如『人類の月面着陸はなかったろう論』(徳間書店)を
刊行、同時にネットでも熱烈にアポロ月着陸捏造論を展開して、同書は
二〇〇五年度の日本トンデモ本大賞に、二位以下に圧倒的な差をつけて
輝いた。
 なぜ、政治・経済分野の人であって、科学には素人同然の副島氏が
このような一見、畑違いの本を書いたか不思議に思えるが、副島氏は
その経済論の中で、アメリカの覇権主義経済を徹底的に批判しており、
それが次第に高じて、アメリカが世界を陰謀で支配しようとしている、と
いう説に傾きはじめた。そして、その陰謀の一環として、アメリカの科学
技術的優位を世界に印象づけるために、その当時、世界のどの国も
できなかった月面着陸を演出して見せたという説に飛びついたのだと
思われる。ちなみに、副島先生にその考えを教えたのはどうもテレビ朝日
『ビートたけしの世界はこうしてだまされた!?』の中で紹介された、フランス
のテレビ局製作のエイプリル・フール番組であるらしい。かつがれるにも
程があるという感じである。
 ともかく、あまりの分野の飛躍ぶりと、その本の中で捏造の証拠として
語られている事項への科学知識の不足(ロケットは真空中では推進しない、
とか)に、彼の信奉者からも反論があり、キレた副島氏は「アポロが月面に
着陸していたことの明白な証拠が出てきたら、筆を折る」と宣言したが、
その“証拠”が正しいものかどうかの判断は副島氏自身にゆだねられて
おり、断筆の可能性は低いと思われる。
 なお、と学会による同書の批判、日本トンデモ本大賞授与にはかなり
ご不満のようで、「山本弘とか志水一夫とかの『と学会』(とんでも本学会?)
の連中は特にひどい。君たちの弁明を受けに私は行くから、私を君たちの
大会に招待しなさい」と気の強いような弱いようなことをブログで言っている。


×『人類の月面着陸はなかったろう論』 ○『人類の月面着陸は無かったろう論』
×『ビートたけしの世界はこうしてだまされた!?』の中で紹介された、フランスのテレビ局
製作のエイプリル・フール番組 
○FOXテレビ製作の番組
または
『カプリコン1』 "Capricorn One" (1977年、イギリス製作)
×彼の信奉者 ○予備校での彼の元教え子

ボルボ 街宣ーン!」、「松村雄亮でも楓月悠元でもなく平野威馬雄が『トンデモ人物』?
そして「と学会は何としても広瀬隆をトンデモ人物ってことにしたいらしい」のときと同様、
『トンデモ本の大世界』の中で唐沢俊一が担当している、「世の中を騒がせたトンデモ人物
列伝」のコーナーから。

マジでこの方面については沈黙を守る方がよかったと思います唐沢俊一先生」のエン
トリーでは、「2011年4月12日投稿 ネット散策」で唐沢俊一が副島隆彦について書いた
ことを取り上げさせてもらったが、残念ながら『トンデモ本の大世界』にはその「ネット散策」
の内容はいっさい含まれていない。牛しか映っていない写真が「牛や馬が闊歩する写真」
ということになっていたり、それなりに面白い回だったのに。


それはともかく、『人類の月面着陸は無かったろう論』 (『人類の月面着陸はなかったろう
論』ではない) を Amazon のなか見!検索で参照してみたところ、「副島先生にその考えを
教えた」のは、「ケーブル・テレビの、FOXチャンネルでやっていた」番組であり、唐沢俊一
のいう「『ビートたけしの世界はこうしてだまされた!?』の中で紹介された、フランスのテレビ
局製作のエイプリル・フール番組」ではないようなのだが。

また、テレビ番組を見る数年前に、「『カプリコン1』 "Capricorn One"」という映画を見て
いて、それで「『捏造ではないのか』と考えるようになった」とも書いてあるから、「その考え
を教えた」のは映画の方だといえるかもしれない。

『人類の月面着陸は無かったろう論』 http://www.amazon.co.jp/dp/4198618747 より
P.20 ~ P.21
> 私が、「アメリカのアポロ計画は巨大なやらせ、であり、捏造ではないのか」と考える
>ようになったのは今から数年前である。それは、後述する『カプリコン1』 "Capricorn
>One" (1977年、イギリス製作)というアポロ計画を強く疑う映画を見た時だった。あの
>時、私の脳裏で疑いが芽生えた。何かあるぞ、怪しいぞ、と思った。それでもずっと半信
>半疑のままだった。
> 私が、身を乗り出して、この「月面着陸の嘘」の謎に立ち向かったのは、深夜のテレビ
>番組をたまたま見たからだ。それは、夜の12時くらいのケーブル・テレビの、FOXチャン
>ネルでやっていた。それはアポロ計画を疑う人々がアメリカや欧州にはたくさんいる、と
>いう内容であった。そのドキュメンタリー番組には次々に証言者が出てきて、人類の月
>面着陸を否定していた。
> 2003年3月の末だった。英米軍のイラク攻撃が3月20日に始まって、数日経った頃
>だったと思う。私は、何気なく、チャンネルをカチャカチャと動かして、CNNからABC、
>NBCと戦争実況中継のようなニューズ報道番組を切り替えていた時に、偶然にFOX
>チャンネル(ルパート・マードックがオーストラリアから米国上陸して、買収したのが、
>フォックス・テレビ。映画の20世紀フォックス」もその一部)のその番組を見た。
> いろいろな証言者が現れた。科学者や、写真家のような人が、次々に登場して概要、
>次のように言っていた。

> 1 映像では、アメリカ国旗が、ひらひらと揺れている。大気がなくて無重力状態であ
>   るはずの月面で旗がはためくのはおかしい。
> 2 飛行士たちの影の方角がそれぞれ違う。光を当てる光源がいくつもあったのだろう。
>   着陸船にはなぜか影がない。


2ちゃんねるの過去スレでも、「FOXテレビのバラエティごときを信じちゃったソエジー」とか
認知されていた模様。また「カプリコン1」の方も併記。

http://www.geocities.jp/liniack245/1055860014.html
>1 名前:名無しSUN :03/06/17 23:26
>アポロは月に行った?言ってない?
>真実はどっちだー(棒読み)

>アポロ計画が大好きな君も、カプリコン1をみてその気になった藻前も、
>コレマジ?やFOXテレビのバラエティごときを信じちゃったソエジー信者も、
>みんなで仲良く論じ合え( ゚Д゚)ゴルァ!!


ええと、どうも、副島隆彦が 2003 年に見たと思われるのは、FOXテレビの『Conspiracy
theory : Did We Go to the Moon?』という番組であり、これは『ビートたけしの世界はこう
してダマされた!?』が日本語訳して使用した『Opération Lune』 (フランスのジョーク番組)
とは別物のようで。

http://ja.wikipedia.org/wiki/アポロ計画陰謀論
>・2001年 『Dark Moon : Apollo and the whistle - Blowers』がアメリカで販売。映像監
> 督の、バート・シブレルが、アメリカでビデオ『A funny Thing Happened On The Way
> To The Moon』を販売。またFOXテレビもこれを題材に、『Conspiracy theory : Did
> We Go to the Moon?』を放映。
>・2002年 テレビ朝日の『不思議どっとテレビ。これマジ!?』にて、5回にわたりFOXテレビ
> の放送内容を元にし、アポロ陰謀論を主張。朝日新聞社から『アポロってほんとうに
> 月へ行ったの?』刊行。また、『Dark Moon : Apollo and the whistle - Blowers』の日
> 本語訳版『アポロは月に行ったのか?』が日本で販売。年末には、フランスにてジョー
> ク番組の『Opération Lune』を放送。大晦日には、テレビ朝日の『ビートたけしの世界
> はこうしてダマされた!?』でも、アポロ陰謀説を展開。なおこの年バート・シブレルが
> エドウィン・オルドリンにインタビューを行い、オルドリンに暴行を受ける事件が発生
> (シブレル事件を参考)。
>・2003年 評論家副島隆彦が自身のブログでアポロ陰謀説を主張。この年末には、
> 『ビートたけしの世界はこうしてダマされた!?』で前述した『Opération Lune』の和訳版
> を一部放送。


上に引用したように、『ビートたけしの世界はこうしてダマされた!?』が『Opération Lune』を
放映したのが 2003 年の大晦日で、「評論家副島隆彦が自身のブログでアポロ陰謀説を
主張」したよりも後のことである。……つまり、唐沢俊一は、『トンデモ本の大世界』の原稿
を書くにあたって、Wikipedia すらチェックしていなかった可能性が高いということに。

また、同じ『トンデモ本の大世界』の「人類の偉業を全否定するアポロ陰謀論」という
コーナーで、皆神龍太郎は以下のように『不思議どっとテレビ。これマジ!?』には言及して
いるが、『ビートたけしの世界はこうしてダマされた!?』についてはふれていない。

『トンデモ本の大世界』 P.38
> 次に、アポロ陰謀論の歴史について説明しておこう。日本では、二〇〇一年三月~
>二〇〇二年四月にテレビ朝日系列で放送された『不思議どっとテレビ。これマジ!?』と
>いうテレビ番組で何回も取り上げられたことが、アポロ陰謀論が広がる最大のきっかけ
>となった。


で、どうして唐沢俊一が『ビートたけしの世界はこうしてだまされた!?』のみを書いているか
というと、これはもう推測でしかないけど、副島隆彦のサイト http://www.snsi.jp/tops
「アポロ」などでサイト内検索し、会員以外も参照可能なページを流し読みして書いたせい
ではないかと。

http://www.snsi.jp/tops/daini/1080 (http://snsi-j.jp/mail/diary.cgi?no=5&past=66)
>副島隆彦です。 「第2ぼやき」建設を、私の弟子たちが許してくれましたので、高速道
>路開通記念で、クス玉を割る代わりに「株式日記」サイトから 貼り付けます。

>(転載貼り付け始め)
>「株式日記」サイトから

>テレビ朝日『たけしの世界はこうして騙された』
>アポロ計画の月面着陸はアメリカ政府の捏造か?

>「SNSI・副島隆彦事務所から新年のご挨拶。副島隆彦から」を転載します。

>(前略)人類の月面着陸はアメリカ政府による捏造(ねつぞう、でっちあげ)であったこと
>がこれで白日の下にさらされた。改めて衝撃を受けた人々はいるだろう。それを最後
>に、テレ朝は、「エイプリルフールにヨーロッパで放送された番組です」とたけしに言わ
>せて逃げた。


唐沢俊一が書いている、「山本弘とか志水一夫とかの『と学会』(とんでも本学会?)の
連中は特にひどい。君たちの弁明を受けに私は行くから、私を君たちの大会に招待しな
さい」とのくだりも、同じページに存在する。

http://www.snsi.jp/tops/daini/1080 (http://snsi-j.jp/mail/diary.cgi?no=5&past=66)
> 私が、一番、問題にするのは、実は、あの番組を見た日本国内の人間たちである。
>その中でも、「アポロは月に行っていない、人類は月面に到着していないなどと言い出
>した、副島隆彦というキチガイ・変人評論家とその信者たち」を、途方も無いアホ(ネット
>語ではアフォか?)だと、初めの初めから嘲(あざ)笑って、ずっと卑劣な攻撃を私たち
>に加え続けている者たちのことである。
> この者たちは、一体、この先、どうするつもりか? 自分自身の愚かさを恥じて、私た
>ちに謝罪するか? まだ強気で、匿名・仮名のまま書きなぐり続けるのか。既に内部分
>裂が始まっているだろう。ある者は既に、副島隆彦への中傷、悪口をやめて他の場所
>にいってしまっただろう。
> ある者は知らん顔をして、いつの間にか態度を変えて、まだ月面着陸を信じて疑わな
>い理科系の技術者たちを中心とする愚鈍な日本人ロボット工場人間(アシモ君たち)の
>ことを馬鹿呼ばわりすることになるのか。
> 山本弘(やまもとひろし)とか志水一夫(しみずかずお)とかの「と学会」(とんでも本学
>会?)の連中は特にひどい。君たちの弁明を受けに私は行くから、私を君たちの大会に
>招待しなさい。
> 彼ら「人類の月面着陸(アポロ計画)がアメリカ政府自身による捏造であったなどとい
>うことなどわずかにも信じられない」と堅く信じて疑わない者たち自身の脳内で起きつつ
>ある、脳(思考力)の大きなひび割れ現象のような、自己猜疑心の動揺が、その脳が割
>れるような痛みと激しい動悸として起こるだろうことを、私は一番注目しているのだ。こ
>れは一生の間にそうそうはないことだから、私は大きな関心を持って凝視している。


前後を読むと、唐沢俊一のいうような「気の強いような弱いようなこと」かなあ、どうだろうと
思ったりもするが、おいといて。せっかく副島隆彦が「私を君たちの大会に招待しなさい」と
書いているのだから、招待したら盛り上がっただろうに。

なお、引用元の文章は、http://ayarin841.blog100.fc2.com/blog-entry-150.html
コメント欄にあるもので確認するのがよいかも。http://www.snsi.jp/tops/daini/1080 も、
http://snsi-j.jp/mail/diary.cgi?no=5&past=66 も、どこからが誰の発言かわかりにくく、
とても読みにくいので……。

同様に、唐沢俊一のいう「その本の中で捏造の証拠として語られている事項への科学知
識の不足(ロケットは真空中では推進しない、とか)に、彼の信奉者からも反論があり」も、
http://www.asyura2.com/0601/cult3/msg/150.html で確認する方が読みやすい。

http://www.snsi.jp/tops/daini/1071 (http://snsi-j.jp/mail/diary.cgi?no=0&past=62)
>こんばんわ、副島先生。以前Yゼミで先生の英文法の講義を受けていた元学生の
>simonと申します。先生のご活躍は大学入学後にいろいろなところで目にして、
>ああ、自分はすごい人の講義を受けていたんだなあと感動しておりました。
>・・・しかし先生、今回の4月29日のぼやき、コレはいただけません。

>そもそも基本的な部分での間違いが多すぎます。

>>あの遠く離れた月(24万キロメートルもある)
>月は地球から平均して38万キロメートルほどの距離にあります。

>>地球の大気圏(地表から3万キロメートル)
>先生、大気圏はそんなに厚くありません。スペースシャトルは地表高度200~300kmの
>所を飛行していますが、これはバッチリ大気圏外です。

>>しかし、何百キロメートルとかを正確に飛ばすとなると、ものすごい技
>>術が必要となる。
>先生!もしかしてドイツのV-2ミサイルの射程距離は300kmあったことをご存知ないの
>ですか?

>>それは、地表から3万メートルまでは大気があって、それで空気抵抗が大きいから、
>>静止出来ないので
>先生。それは間違いです。衛星の軌道を廻る速度は地球中心と距離に比例するので
>す。そんでもって、地球の自転と同じ速度で公転するにはたまたま地表から36000kmの
>高度が必要だと言うだけの話です。<中略>

>>すべて「静かの海」という平地に着陸した、ということになっている。
>違います。
>11号:静かの海
>12号:嵐の大洋
>14号:フラマウロ丘陵
>15号:ハドリー峡谷・アペニン山脈
>16号:デカルト高地
>17号:タウロス・リットル峡谷

>>今なら地球から精密な高性能望遠鏡で観察できるはずなのだ。
>ムリです。宇宙望遠鏡ハッブルでも、月面の数メートルの物体は小さすぎて見えません。

>先生。たとえば、英語に全く無知なものが英和辞典の欠陥を暴くことが不可能であるよ
>うに、科学に無知なものが科学者のウソを暴けるとは思えないのですが、そこのところ
>をどのようにお考えでしょうか?

>副島先生はまず、基本的な科学の本や月ロケット計画についての本をお読みになって
>からこのぼやきを書くべきだと思います。


ちなみに、『人類の月面着陸は無かったろう論』の P.18 には「人類はあの遠く離れた月
(24万マイル=38万キロメートルもある)」と書いてあるので、本では「あの遠く離れた月
(24万キロメートルもある)」は訂正済みと思われる。

「以前Yゼミで先生の英文法の講義」の「Yゼミ」は、多分「代々木ゼミナール」のこと。

http://ja.wikipedia.org/wiki/副島隆彦
>また代々木ゼミナールで英語担当の講師として出講、後述する英和辞典をめぐる批判
>を契機にメディアでの知名度を高めた。


ただし、件の投稿者は、本当に元代ゼミの学生というより、副島隆彦のプロフィールから
引っ掛けたものではないかという気もする。どことなく、と学会風な投稿だし。

その他参考 URL:
- http://homepage3.nifty.com/hirorin/tondemotaisho2005taroron.htm
- http://ja.wikipedia.org/wiki/アポロ計画

で、まあ、サイト内検索で一般公開記事のみを閲覧説をとると、先に引用した記事には、
唐沢俊一が書いている「(ロケットは真空中では推進しない、とか)」が含まれないという
問題が発生するのが弱いところ。

もっとも、副島隆彦が書いたのは、「空気抵抗の無い月面では、ロケットの推進力だけで
は推進できない」ということではないかという話もあるけど。

http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4198618747/ref=cm_cr_pr_btm_link_next_2?showViewpoints=0&pageNumber=2&sortBy=bySubmissionDateDescending
>By hakutaka681 "はくたか" (愛知県) - レビューをすべて見る
>レビュー対象商品: 人類の月面着陸は無かったろう論 (単行本)
>内容に関しては、論理的に矛盾や破綻している箇所(2ちゃんねる上に載った批判意見
>をアメリカの手先と見なすと思えば、逆に自説へ都合いい書き込みは何でも無条件に
>信じ込む、など)、現代物理学や宇宙開発史の基礎も理解していないと推測出来る箇
>所(「空気抵抗の無い月面では、ロケットの推進力だけでは推進できない」とする→これ
>だと「真空中でロケットは推進できない。すなわち人工衛星などは存在しない」となって
>しまう。など)、まともな根拠も無く個人名を挙げて彼を批判した者や宇宙開発に携わる
>日本人を「アメリカの手先」などと誹謗中傷する箇所が、それぞれ数え切れないほど多
>くあり、到底評価できるものとはいえないと思います。


http://ja.uncyclopedia.info/wiki/人類の月面着陸は無かったろう論
>真空中におけるロケット推進を否定
> 月面では空気抵抗がないからロケットは発射できないとしたことから、現在存在する
> 人工衛星や惑星探査機は捏造であったことを示したことになった。従来の作用反作用
> の法則(運動の第3法則)を覆す画期的発見として、国際的な注目を集めている。


その他参考 URL:
- http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1910712.html
- http://unkar.org/r/eco/1233390220
- http://unkar.org/r/space/1193956589
- http://logsoku.com/thread/science6.2ch.net/sky/1247925549/

ちなみに、Amazon の『人類の月面着陸は無かったろう論』のカスタマーレビューでは、
と学会の名前を出す者、本を宣伝する者が何人もいて、少し驚いたというか、へぇ~と
思った。2004 年、2005 年頃は、と学会も元気だったから――と思ったら、言及している
レビューの多くは、2006 年、2007 年のものだったりする。


「『アポロが月面に着陸していたことの明白な証拠が出てきたら、筆を折る』と宣言」に
ついては、「"アポロが月面に着陸していたことの明白な証拠が出てきたら、筆を折る"」
と二重引用符付きでググると、ヒット数ゼロになるのが地味に気になった。

「アポロ11号の飛行士たちが月面に着陸していたことの明白な証拠が出てきたら、その時
は私は筆を折る」のままでも、字数オーバーにはならなそうなのに。オーバーしそうなら、
「」の位置をちょっと調整するとかで対応できそうなのに。

http://ja.wikipedia.org/wiki/副島隆彦
>『人類の月面着陸は無かったろう論』の後書きで副島は、「私の主張が明白に間違い
>で、アポロ11号の飛行士たちが月面に着陸していたことの明白な証拠が出てきたら、
>その時は私は筆を折る。もう二度と本を書いて出版することをしない。」と書いている。
>ただし2009年にルナー・リコネサンス・オービターが撮影した[11]アポロ計画で使用され
>た着陸船の写真[12]については自サイトの掲示板[13]で「ワハハ、ゲラゲラ」とコメントし
>ており、証拠として認めていない。


http://www.geocities.jp/liniack245/1087556246.html
>905 名前:朝まで名無しさん :04/06/30 22:49 ID:RSgRH03d
>「ここではっきり書いておく。もし私の主張が明白に間違いで、アポロ11号の
>飛行士たちが月面に着陸していたことの明白な証拠が出てきたら、その時私は
>筆を折る。もう二度と本を書いて出版することをしない。これだけの深い決意で
>私は本を書いた。本当の人生の一本勝負である」(本文あとがきより)

>906 名前:朝まで名無しさん :04/06/30 23:09 ID:TMvyJ8oB
>>>905
>出てくる証拠はすべて「捏造で政府の陰謀」なんだからこんな宣言無意味と思われ。


http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1247885918
> 副島隆彦の「人類の月面着陸は無かったろう論」の後書きで、月面着陸の明確な
>証拠があった



以下、ほぼチラ裏。

自分は宇宙ものの SF もそこそこ好きだったはずなのに、アポロは月に行っていなかった
論が盛り上がっていた当時もあまり関心をもてなかったし、今回関連する資料を読んで
みても、あまり興味をひかれず正直どうでもいいやという気分になった。

皆神龍太郎は、『トンデモ本の大世界』 P.40 に、「アポロ陰謀論を信じるとどんな害が
あるのか」、「アポロが月に行っていてもいなくてもいいじゃないか」という問いに対して、
「確かに、実はそんなに大きな実害があるわけではない。他のオカルトと違い、信じたから
といって生命や健康に影響を及ぼすこともなく、財産を奪われることもない」と書いている。

それも今イチ熱くなれない理由のひとつだし、月面の星条旗が揺れている理由なんて
30 年前に聞いたことのあるネタだというのもあるし、過去ログなどを見ると、特に陰謀論の
信者でもなく素朴な疑問を書いている (ようにみえる) 人へのリアクションが何だか威丈高
なのが読んでて疲れるというのもあるし。

『トンデモ本の大世界』には、皆神龍太郎が、「『アポロ計画の偉業』を簡単に否定すること
は、実際にこの計画に携わった人の人生を侮辱し、傷つける行為」、「アポロを人類最大
の偉業の一つと感じている多くの科学者や科学ファンの全員を敵に回す行為」 (P.41) と
書く。一方、同書の最初の方で西原理恵子が、「私は人類は月に行ってない派」と書いて
いる。

『トンデモ本の大世界』 P.13 ~ P.15
>と学会と わたくし
>西原理恵子

>半分が太っていて
>半分がUFOを信じていて
>(ちなみに私は人類は月に行ってない派)

>七割が 成人病
>(高脂血症 高尿酸血症 高コレステロール 高血圧 ひっくるめて 成人病)

>10年前と全く同じ顔が ただ年をとってくだけなので 高齢者問題が深刻
>(若いころから ゆうずうの きかない 人達 だったのに 今や全く 人の話が 聞こえない
>サークルに)


西原理恵子はまた、「日本トンデモ本大賞 2011」の当日、「2011年06月11日 と学会
20周年」と題したブログにも、「私は人類は月に行っていない派」とくり返し書く。

http://ameblo.jp/saibararieko/entry-10919920517.html#main
>ちなみに私は人類は月に行っていない派。

>今やっとスペースシャトルが大気圏外飛んで、
>ふうふう言いながら帰って来てんのに。

>なんであんな何十年前に
>運転席もない、
>窓もない
>行きに燃料全部捨てる、身も捨てる。
>先っぽだけになる。


皆神龍太郎は、「自分の人生と命をかけて月面に向かった宇宙飛行士たちの目の前に
立って『アンタ、本当は月に行ってないんだろう』と言い放つ勇気があるだろうか?」とか
書いている (P.41) が、別に宇宙飛行士にそんなこと「言い放つ」機会もないだろうし、
あったとしてもそういうこと言いたいわけではないし。

むしろ西原理恵子のいう「今やっとスペースシャトルが大気圏外飛んで」とか、「なんで
あんな何十年前に」とかの方が、ある意味言いたいことに近い。

ポルノグラフィティの『アポロ』 (歌詞: http://www.kasi-time.com/item-5302.html) が
1999 年で、その時点で既に、20 代以下の者たちにとってアポロ 11 号の月着陸は、
生まれる前の出来事に過ぎなくなっていた。

- http://www.youtube.com/watch?v=usXga29Lye4
- http://www.youtube.com/watch?v=osOfTRW3yz8
- http://www.youtube.com/watch?v=jL4Oveb37xw

今となってはもう月着陸は 40 年ほど前のことになっている。

まあ、よほど頑固な陰謀論者以外の相手には、皆神龍太郎のいう「アポロ計画の偉業」、
人類は月に行っていたこと自体は、信望強く説明すれば説得可能かとは思う。相手の方
は、納得するより前に、ただ面倒になって黙るだけかもしれないが。

しかし、それができたとして何になるのかなと、どうしても思えてしまう……。何十年も前に
月に行ったのに、どうして今は……という疑問――これは資金がどうの宇宙飛行士たちの
身体の安全がどうのとかいう具体的な回答をまつ質問ではなく、反語に近いと考える――
に応えるものにはならないだろう。月に居住地、火星や金星に有人飛行などはもちろん、
再び月に有人飛行できるのも、いったいいつになることやら、だし。

さらに、宇宙開発を応援したい気持ちがある者でも、それは有人飛行でなくてはいけない
と思うかどうかには個人差があるかなあ。その個人差が、人類の月面着陸は捏造論に
対する反発の度合いに影響するかも。ちなみに、自分はどちらかというと、無人飛行でも
いいじゃないか派。

その他参考 URL:
- http://ja.wikipedia.org/wiki/有人宇宙飛行
- http://d.hatena.ne.jp/esu-kei/20100604/1275659248


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Comment

「精神ヤク」とは向精神薬のことでしょうか。多分、副島隆彦も唐沢俊一も“ヤク”は
やっていないと思うし、別に入退院を繰り返したりはしないと思います。

唐沢俊一の、入院の経験は 2 回ほどのみでは。

# 私はゼロ回。
トンデモない一行知識 |  2011年11月25日(金) 22:28 |  URL |  【コメント編集】

お気の毒。精神ヤク飲み過ぎてラリってますね。文書がぶっとんでる。今頃は入退院を繰り返しているのかなあ。
ヤクは怖いなあ。
クウ |  2011年11月22日(火) 15:50 |  URL |  【コメント編集】

>NNT さん
>NASAの失業者がテレビに出ている様子

昔の SF で、国会などを舞台に、宇宙開発なんてムダ、そんな余裕があったら
困っている人のためにでも使えとする勢力と、宇宙開発を推進しようとする側の
戦いを描くものがあったかなあ……と思い出しました。今は昔ほどは後者に
どっぷり感情移入して読むのは難しいかも。


>とりとりさん
>信じていない人には何を言っても無駄

まあ、月に行っていないと信じ込んでいる人には何を言っても通じないでしょう
けれど、この件についてはライトな野次馬感覚の人が多そうだし、説得する側も
ROM とかギャラリーを少なからず意識して語るというのがパターンかと。
そこでどさくさにまぎれて (?)、現在は実はこんなに科学が進歩しているんだぞー
とか宇宙開発の魅力を語ればよかったのにと思います。有人飛行にこだわり
過ぎると、それは難しいのかな、とも。


>幻灯機さん
と学会の基本的なスタンスは、「『科学の偉業』を簡単に否定することは、実際に
科学に携わった人の人生を侮辱し、傷つける行為」――ではないかと思います。
「全く同じ理屈を用いて、いかなるトンデモさんをも擁護できます」というのは、
まったくもっておっしゃる通りだし、ブーメランという問題を抜きにしても、この陰謀論
を否定するにあたって、説得力をそぐ理屈ではないかと思います。
トンデモない一行知識 |  2011年07月12日(火) 09:07 |  URL |  【コメント編集】

「『アポロ計画の偉業』を簡単に否定することは、実際にこの計画に携わった人の人生を侮辱し、傷つける行為」
「アポロを人類最大の偉業の一つと感じている多くの科学者や科学ファンの全員を敵に回す行為」
「自分の人生と命をかけて月面に向かった宇宙飛行士たちの目の前に立って『アンタ、本当は月に行ってないんだろう』と言い放つ勇気があるだろうか?」

…あーあ、としか申し様がありません。この皆神氏と全く同じ理屈を用いて、いかなるトンデモさんをも擁護できますし、
トンデモな理論やトンデモな人物を笑うというと学会のスタンスも否定できてしまいます。
と学会の中ではデバンカーだったはずの皆神氏も、感情的になるあまりブーメラン使いになってしまったのか…と、実に残念です。
幻灯機 |  2011年07月12日(火) 00:17 |  URL |  【コメント編集】

●おいらの産まれた年にお月さんに小さな一歩を

月に行ってない・・・陰謀論好きのひとの妄想。
でも、信じていない人には何を言っても無駄。
宗教と一緒ですからねえ。
ディスカバリーチャンネルでもやってましたね。
あと、かぐやでも着陸地点付近の写真とかありましたね。

とりとり |  2011年07月11日(月) 19:13 |  URL |  【コメント編集】

●自分は月に行ったと思う派

でも写真や映像は良く分からない派。
陰謀論は更に信じないへそ曲がりなので。
でもスパイドラマは大好きですが。
東西冷戦が終わって20年以上経つので、アメリカ自身も宇宙開発はどうでもいいやって感じがしているのかと、
NASAの失業者がテレビに出ている様子を見て思いました。
おそらく唯一無二の特殊技能を持っているのに生かせる場所が無い方達なんでしょうね。

トンデモ本というにはパンチが弱いような気がするのが、と学会の限界だと思いました。
NNT |  2011年07月10日(日) 22:10 |  URL |  【コメント編集】

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