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2011.04.29 (Fri)

古い「水爆映画」で、はしゃぎませんか?

http://www.tobunken.com/diary/diary20110427093118.html

27日
水曜日
古い映画を見ませんか・21『裏切者は地獄だぜ』

片岡千恵蔵主演『裏切者は地獄だぜ』(小沢茂弘監督・1962年東映映画)
〈略〉
いかにも62年12月公開の映画らしく、鶴田浩二がヤクザになって名乗る
名前は”キューバのジョー。キューバ危機がこの年の10月に起こり、ケネディ
政権は水爆使用を本気で検討しはじめる。世界は核戦争ノイローゼに取り憑かれ
ていたが、娯楽映画はむしろ放射能をネタに使って大いにヒットを飛ばした。
同じ年公開の『007は殺しの番号』などはその最たるものだったろうが、
実はこの映画もまた、水爆映画、放射能映画である。
どこが、と思われるかもしれないが、進藤英太郎の役名が“ピカドンの熊次”。
彼が自慢にしている背中の彫物は、キノコ雲から放射能雨が降り注いで
海の魚などを汚染しているという図なのである。
放射能より強いのはこの時代の映画人の商売っ気だったかもしれない。


×水爆映画 ○原水爆映画

こないだの「ラリホー、ラリホー!」でふれた「作り変えた男 【訃報 高桑慎一郎】」は
例外として、何だか震災以後ずっと、地震や原発や放射能について語らずにはいられ
なくなっているみたいな唐沢俊一である (ここここここここここここを参照)。

今回は久しぶりにその手の話題なしかと思わせておいて、最後の段落になってしっかり
言及しているのは上に引用の通り。2ちゃんねるのスレでは、「『古い映画を見ませんか』
が段々と『原発と地震ではしゃぎませんか』に変貌」とか「古い原発ではしゃぎませんか」
とか書き込まれたりしていた (Read More 参照)。


で、唐沢俊一が、「実はこの映画もまた、水爆映画、放射能映画である」としている理由
は、「進藤英太郎の役名が“ピカドンの熊次”」だからだそうで。

http://www.jmdb.ne.jp/1962/cl004110.htm
>裏切者は地獄だぜ
>製作=東映(東京撮影所)
>1962.12.23 
〈略〉
>海山千吉      ................  片岡千恵蔵
>キューバのジョー ................  鶴田浩二
>ピカドンの熊次   ................  進藤英太郎


でも、「ピカドン」とは普通、水爆ではなく原爆のことをさす言葉であって。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ピカドン
>・第二次世界大戦末期の1945年8月、広島および長崎に投下された原子爆弾の俗称。
> 「ピカっと(閃光が)光ったのちドンと爆音が轟いた(あるいは爆風が襲ってきた)」こと
> を即物的に表現したもの。単に「ピカ」とも。
>・原爆・原爆被害をテーマあるいはモチーフとした作品のタイトル。


http://www.weblio.jp/content/ピカドン
>【ピカドン】ぴかどん
>原子爆弾のこと。

>熱線と強烈な光の後に衝撃波がやってくる様相から「ピカ!」「ドーン!」という擬音を
>つなぎ合わせて出来た名称。「ピカ」とだけ言われることもある。漫画「はだしのゲン」
>の中では「ピカ」で統一されている。


水爆のことを含めて「ピカドン」という用法もあるのかもしれないけど、ざっとググったかぎり
では見つからなかった。

“ピカドンの熊次”というだけなら、むしろ「原爆映画」とでもいうべきだろうけど、「彼が自慢
にしている背中の彫物は、キノコ雲から放射能雨が降り注いで海の魚などを汚染している
という図」というのが本当だとしたら、第五福竜丸のことを意識してのことだろうから、水爆
も意識したものと考えて、「原水爆映画」というのが適切 (?) か。

http://ja.wikipedia.org/wiki/第五福竜丸
>第五福竜丸(第五福龍丸、だいごふくりゅうまる)は1954年(昭和29年)3月1日、米国
>の水爆実験によって発生した多量の放射性降下物(いわゆる死の灰)を浴びた遠洋
>マグロ漁船の船名である。無線長だった久保山愛吉がこの半年後の9月23日に血清
>肝炎で死亡した。
〈略〉
>第五福竜丸の水爆災害(とりわけ久保山無線長(当時40歳)が「原水爆による犠牲者
>は、私で最後にして欲しい」と遺言を遺して息を引き取った事)は、当時の日本国内に
>強烈な反核運動を起こす結果となった。
〈略〉
>また事件が一般に報道されると、「放射能マグロ」の大量廃棄[2]や、残留放射線に対
>する危惧から魚肉の消費が落ち込むなど、社会的に大きな影響を与えた。



それと、これは気にし過ぎかもしれないけど、「ケネディ政権は水爆使用を本気で検討し
はじめる」が微妙に気になった。「検討した」とかいうのならともかく、「検討しはじめる」
なのか……と。

http://ja.wikipedia.org/wiki/キューバ危機
>キューバ危機(キューバきき、The Cuban missile crisis)は、アメリカのすぐ南に位置
>するキューバを挟んで、1962年10月15日から13日間に渡って米ソ間の冷戦の緊張が
>核戦争寸前まで達した危機的な状況のことである。


http://ja.wikipedia.org/wiki/ジョン・F・ケネディ
>キューバ危機の回避は、おそらくケネディの大統領在職中の外交施策の中で数少な
>い、全面的に称賛されるものであった。巧みな政治手腕と側近からのサポートそして
>運によって、ケネディは戦争を望んだ政権中の強硬派のコントロールと、ソ連の脅迫に
>よって脅威が増すことを防ぐことの両方を試み、それに成功した。後に、多くの人々が
>キューバ危機を「世界が核戦争に最も接近した時」であると考えている。


ケネディと唐沢俊一といえば、やはり「ロバート・ケネディ大統領がテキサス州ダラスで
暗殺
」か――というのは、おいといて。

「世界は核戦争ノイローゼに取り憑かれ」という表現についても、ノイローゼの一言で
片づけてよいものか、当時はかなり現実的な危険であったのではないかと思ったりも
する。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ジョン・F・ケネディ
>ケネディの在任中、ピッグス湾事件、キューバ危機、ベルリンの壁の建設、米ソの宇宙
>開発競争など多くの歴史的事件が発生しているが、特にキューバ危機では「第三次世
>界大戦」「米ソ全面核戦争」寸前の危機に陥った。


http://homepage2.nifty.com/murasaki-miyako/english/e3cubancrisis.html
><<年代ゴロ合わせ>>
>・世界中の人々は核戦争の不安で夜もろくに寝られなかった。そこで、
>◎ ロクニ(62)寝られぬキューバ危機 【1962年 キューバ危機】



その他参考 URL (Dr. No):
- http://ham-ichi.at.webry.info/201103/article_5.html
- http://www42.tok2.com/home/icepod/drno.html


More...

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/books/1302852242/
-------
780 :無名草子さん:2011/04/27(水) 09:51:01.04
新作は…息切れっぽい
http://www.tobunken.com/diary/diary20110427093118.html

そろそろ放射能ネタから離れるのか、いいことだと思ったら、最後の方で言及w

787 :無名草子さん:2011/04/27(水) 10:53:52.89
>放射能より強いのはこの時代の映画人の商売っ気だったかもしれない。

今、音楽の世界では良くも悪くも「印税を義援金」「被災地の為」を旗印に
名前を売ろうという人々が跳梁跋扈してますよ。
出版社も、震災直後にすぐ「津波写真集」の雑誌を出し
その後は「放射能が来る!」の危機感を煽る商売。
みんなビジネスの上に成り立っていますよ。


>実はこの映画もまた、水爆映画、放射能映画である。

でも、広島長崎から17年も経過した時代の映画でピカドンのネタだからなぁ
今年は阪神大震災から16年だけど、
阪神大震災の大阪が舞台のタイムスリップ物SFは
すでに10年ほど前に発表されているし.....

794 :無名草子さん:2011/04/27(水) 11:51:01.08
>>787
でましたね「昔の業界人は凄かった、それに比べて今は」という
爺の昔語り って、唐沢はその時代の業界人じゃ無いしw

昭和30年代の映画業界は、原爆が落ちてから15年以上も経過して
その事件をネタにする程腰が引けていたのである。
それに比べて江戸時代は、事件が起こるとそれから10日以内に
それをネタにした芝居が小屋に掛かったのである。

796 :無名草子さん:2011/04/27(水) 12:06:38.38
いくら鑑賞しにくい映画とはいえ、レビュー記事でオチを明かしてしまう
ってどんなんだww

797 :無名草子さん:2011/04/27(水) 12:07:27.89
唐沢は二十歳そこそこの時点で懐古厨の道を選んだ瞬間、
今のような老後が約束されていたんだと思うよ

798 :無名草子さん:2011/04/27(水) 12:10:18.68
しかも、普通は懐古なら古典教養や語学を磨く方向に進むべきだろ


799 :無名草子さん:2011/04/27(水) 12:18:08.66
ワシントンの死因も知らない人間が、
読み解くためにはアチラの教養が必要になるカートゥーンを
自分の権威づけに利用する滑稽さ。

こんな老後を送るのが確定しているような人間が、過去の権威にすがるのかも知れない。

800 :無名草子さん:2011/04/27(水) 12:33:03.23
エクスプロイテーション映画的な意味で、唐沢のやっている事は、まさしく「オタクエクスプロイテーション」であり
「ノスタルジーエクスプロイテーション」だと。

中身が無いのも、主張がころころ変わるのも、それが原因だろう。

820 :無名草子さん:2011/04/27(水) 18:52:42.56
古い映画を見ませんか・21『裏切者は地獄だぜ』
http://www.tobunken.com/diary/diary20110427093118.html
>実はこの映画もまた、水爆映画、放射能映画である。
>どこが、と思われるかもしれないが、進藤英太郎の役名が“ピカドンの熊次”。
>彼が自慢にしている背中の彫物は、キノコ雲から放射能雨が降り注いで
>海の魚などを汚染しているという図なのである。
>放射能より強いのはこの時代の映画人の商売っ気だったかもしれない。

いい加減にしてくれ1

823 :無名草子さん:2011/04/27(水) 19:06:05.79
まだまだ災害ハイ状態は続いてるみたいだな
いいなあ暇人は

830 :無名草子さん:2011/04/27(水) 19:29:50.44
>>820
「古い映画を見ませんか」が段々と「原発と地震ではしゃぎませんか」に変貌を遂げつつありますな。

834 :無名草子さん:2011/04/27(水) 19:57:10.32
【原発で】盗作屋・唐沢俊一179【はしゃぎませんか】

847 :無名草子さん:2011/04/27(水) 21:06:13.72
【古い原発で】盗作屋・唐沢俊一179【はしゃぎませんか】

-------

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テーマ : 感想 - ジャンル : 本・雑誌

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Comment

●昔ピカドン、今ピカチュウ (違)

>●せめて最終段落さえ無ければ……

最後の段落がないとすると、
http://www013.upp.so-net.ne.jp/orii/houga/kantoku/ozawa/index.htm
に書かれているような内容が残ることになって、後は唐沢俊一特有のダラダラした
感じがなくなれば、かなりマトモになるかも。(←偉そう)

戦後 10 年くらいだと、「ピカドンの~」というネーミングもアリだったんでしょうか。
もちろん、唐沢俊一的には、水爆推理小説 (原爆ですらない)、放射能推理小説
ということで。

http://2chnull.info/r/mystery/1195364956/201-300
>280:前スレの>>3:2008/05/25(日) 14:13:25 ID:4xXuHl
>高木彬光「悪魔の嘲笑」(角川文庫)★★★
>1955年の神津恭介物の長編。
>東洋新聞を訪ねてきた浜野弁護士の名を騙る男が毒殺される。死の寸前、男
>は「美宝堂事件 の犯人は吉本ではない」と言い残していた。本当の浜野弁護士
>は美宝堂事件の被告・吉本の 弁護人であり、東洋新聞の真鍋記者は神津恭介
>の協力を得て、美宝堂事件の真相と男の毒殺 事件を追及する。だが謎の男の
>正体が判明したのもつかの間、彼や美宝堂事件に絡む関係者 たちが次々と殺
>されてゆく・・・。
>うーん、人間関係にややご都合主義的な面もありますが、それなりに楽しめまし
>た。しかし、 登場人物がみな、かなりファナティックな連中ばかりで、作者の例
>の気負っているというか 独特の熱気というか、ヘンな語彙に満ちた文章はどうも
>ねえ・・・。しかし「ピカドンの竹子」 ってスゴいネーミングw真犯人は何となく推
>測が付いてしまいましたが、ラストにはちょっ とした驚きの真相も。
トンデモない一行知識 |  2011年05月01日(日) 10:58 |  URL |  【コメント編集】

●せめて最終段落さえ無ければ……

唐沢氏の理屈で言うと、高木彬光『悪魔の嘲笑』(昭和31年?)も
「ピカドンの竹子」という登場人物の存在により
“水爆推理小説、放射能推理小説”になってしまうのでしょうか(笑)?
二毛猫 |  2011年04月30日(土) 19:47 |  URL |  【コメント編集】

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