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2011.04.17 (Sun)

大きくしたんじゃなくて増やしたそうです<味の素の瓶の穴

http://www.tobunken.com/diary/diary20110411140040.html

11日
月曜日
古い映画をみませんか・16 『ガンパー課長』

東宝映画『ガンパー課長』(青柳信雄監督・1961)
〈略〉
日本中がガンに浮かれていたのである。
ガンパーのCM(オリジナルのアニメなども出てくるのは後の
キンチョールの先駆けである)で、インディアンに扮した子供たちを
ハエに見立て、ガンマンがシューッとひと吹きでやっつける、
現代の目から見ると苦笑してしまうシーンがあるが、
時代の勢いだったんだなあ、と思う。

「ピストル型の噴霧器にすれば子供たちが遊びに使って、必要以上に
殺虫剤を消費しますからね」
と、ガンパーを開発した営業部長・北原(藤木悠)は得意げに言う
のである。消費は美徳(1959年の流行語)、必要以上に殺虫剤を
使わせてしまうのも高度経済成長のためには当然許される行為なのだった。
“味の素のフタの穴を大きくした”のがアイデア成功談として語られる
ようになった(都市伝説であるらしいが)のはこの時代からだろう。


あるあるシックスティーン」で指摘させてもらった、「古い映画をみませんか・16」が
複数存在する件については……すぐ直すと思っていたんだけど、4 月 13 日の時点で
「古い映画をみませんか・17」が登場し、どうもこのまま「古い映画をみませんか・16」
が 2 つ存在し続けることになりそう。

http://www.tobunken.com/diary/diary201104.html
>13日 水曜日 古い映画をみませんか・17 『七変化狸御殿』
>11日 月曜日 古い映画をみませんか・16 『ガンパー課長』
>01日 金曜日 古い映画を見ませんか・16 『野獣都市』

http://megalodon.jp/2011-0417-2111-37/www.tobunken.com/diary/diary201104.html

で、今回は、ガセというより派生ネタを。

「オリジナルのアニメなども出てくるのは後のキンチョールの先駆けである」とは何のこと
だろうと思ってググったら、どうもこれ↓のことだったらしい。

http://www8.ncv.ne.jp/~qvarie/cmh/natska60.html
>★大日本除虫菊 / キンチョール(1968)
>●名称不明(桜井センリ)
>西部のガンマンで、早撃ちならぬ“早殺虫”。
>手に持ったキンチョールで悪人を倒す。
>▼悪人(不明)
>数人存在。キンチョールに撃たれた直後にハエ(アニメ)に変わる。


http://www.youtube.com/watch?v=13n4xtDBZcE
>1968年 キンチョールCM

ああ、これなら覚えがあるぞ、と。「現代の目から見ると苦笑してしまう」、「時代の勢い」
という感じではないなあ。

「インディアンに扮した子供たちをハエに見立て」たり、「ガンパーを吹き付けられた原住民
が卒倒」したりするなら、確かに今の目で見るとまずそうだけど、どちらが正しいのかは
不明。この映画、DVD も発売されていないようだし。

http://plaza.rakuten.co.jp/romang/diary/200510220000/
>ガンパーを吹き付けられた原住民が卒倒する劇中CMが、かなりヤバイ。


「“味の素のフタの穴を大きくした”のがアイデア成功談として語られるようになった(都市
伝説であるらしいが)」という唐沢俊一の書き方は、少々誤解を招きそうな表現かも。

「売上(消費)促進の為に」というのは都市伝説として、「“味の素のフタの穴を大きくした”」
ではなく、「従来の“卓上瓶”に比べて口の面積を広くし、穴の数を増やし」たということな
らば、そのこと自体は味の素社も公式に認めている事実ではある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/味の素
>企業における柔軟な発想の転換の重要性を表す例として「味の素は売上(消費)促進
>の為に瓶の蓋の穴を大きくした」、と語られることがあるが、公式には否定されている
>[15]。


http://okyakusama.ajinomoto.co.jp/qa/ajinomoto/11.html
>Q 昔、販売量を増やすために「味の素®」の瓶の穴を大きくしたと聞きました。
>本当ですか?

>A そのようなことはありません。当社は、昭和26年に食卓用「味の素®」“卓上瓶”を
>発売しました。家庭に普及するに従い、食卓での使用以外に、台所で調理にも使われ
>るようになりましたので、お客様の使い方に合わせて昭和37年に「味の素®」“調理
>瓶”を開発・発売しました。その際、調理に使い勝手が良く、湯気による目詰まりを
>防ぐために、従来の“卓上瓶”に比べて口の面積を広くし、穴の数を増やしました。
>このことが、おもしろおかしく伝えられたものだと思われます。


子どものころに読んだ雑学マンガには、味の素の瓶の穴を大きくするか増やすかしたら、
売り上げが伸びたとか描かれていた記憶がある。販売数を増やすためではなかったに
しても、実際に売り上げがよくなったのかどうか。

それまでの容器より目詰まりが発生しにくくなったのなら実際に使用量も増えるだろうし、
増えもしないのに味の素の瓶の穴の話が売り上げと関連して出てくるのも不自然だと
思って探してみたのだけれど、都合よく年間消費量の表やグラフを見つけることもできな
かったのでやや挫折……。

ただ、味の素社の資料によると、売上高が拡大したのは 1966 年頃からのことだそうで、
「口の面積を広くし、穴の数を増やし」た「味の素®」“調理瓶”の登場した 1962 年よりも
4 年も後のこととなる。穴と売り上げとは直接の因果関係はなく、下でいう「大量陳列と
大量販売、マスメディアを通じた広告宣伝活動」が都市伝説を生んだと考えるのが妥当
かもしれない。

http://www.ajinomoto.co.jp/company/history/pdf/his06_2.pdf
> まず、「味の素」は、時折停滞や減少を伴いながらも、全体を通して見れば、増加傾
>向を示した。この時期のMSG需要は、加工食品の普及や調理習慣など食生活の変化
>に対応して、急速に増大した。しかし、その一方で、協和発酵社、旭化成工業社、味の
>素社がMSGの量産体制を整え、供給能力を飛躍的に拡大させたため、MSG市場は供
>給過剰傾向を示した。味の素社は、こうした情勢に対して相次ぐ値下げを行った(表6
>-9)。この値下げ競争は、1962年4月の物品税の廃止に伴う値下げを契機に、ますま
>す激しくなった。
> そのため、味の素社は、値下げだけではなく、品質の改善や積極的な販売促進活動
>によってこの情勢に対処していった。販売促進活動は、激しい競争のなかで「味の素」
>のブランドイメージを消費者に強く印象づけながら、「味の素」の消費量を拡大する方向
>で続けられた。具体的には、スーパーや小売店における大量陳列と大量販売、マスメ
>ディアを通じた広告宣伝活動、業務用大口需要家へのテクニカルサービスなどが行わ
>れた。
> この結果、「味の素」の売上高は、1966年から再び高い増加傾向を示すようになっ
>た。この売上高の拡大は、家庭用、業務用双方の伸びによるものであったが、とくに業
>務用の伸びは著しく、国内における「味の素」販売量に占める業務用「味の素」の割合
>は、1964年の39%から1968年の47%にまで上昇した。



ついでに。「『ガンパー』とは、拳銃バカの意」なのか、「ガンッとぶっ放すと、害虫がパ~
とやられる」からガンパーなのか、あるいは両方とも正しいのか。w

http://mizurinx.jugem.jp/?eid=2
>ガンマニアの藤木は、ピストル型の噴霧器を提案。
>これを気に入った社長は、さっそく「ガンパー」と名付け商品化。
>(ここで「ガンパー」とは、拳銃バカの意だと判明)
>過激なCMの効果もあって、「ガンパー」はバカ売れ。


http://www.e-asakusa.net/sensohji.html
> 東宝にはこの他にも『ガンパー課長(1961)』なん ていう、意味不明の役職モノがある
>が(藤木悠主演)、 こちらはピストル型の殺虫剤を売るお話。ガンッとぶっ 放すと、害虫
>がパ~とやられるという、アホみたいな 商品。『ガンパー、ガンパー、ガンパー』と歌う
>CM ソングまで登場するところがおかしい。


その他参考 URL:
- http://miwako-f.web.infoseek.co.jp/actress/roko-ganpaa.htm
- http://movie.goo.ne.jp/movies/p20472/story.html

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