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2011.03.24 (Thu)

「古い映画をみませんか」。「映画としては全く面白くない」『謎の空飛ぶ円盤』だけれど。

http://www.tobunken.com/diary/diary20110321155602.html

21日
月曜日
古い映画をみませんか・13『謎の空飛ぶ円盤』

マイケル・コンラッド監督『謎の空飛ぶ円盤』(1950)
http://www.youtube.com/watch?v=J7sWqwLzaHI&feature=player_embedded
↑予告編。

原題はそのものズバリ『THE FLYING SAUCER』。
おなじみカルト映画のDVDメーカーWHDジャパンから。
いや、素晴らしい。
こんな作品を字幕付きで観賞できるとは思いもよらなかった。
WHDジャパンさまさまである。
とはいえ、パッケージにある公開年は1953とあるが実際は1950年。
ここらのいいかげんさもWHDジャパンである。
それくらいどうでもええやんと思うかも知れないが、実は1950年、
という公開年こそが、この作品のキモなのだ。ひょっとして、唯一の価値
かもしれない。
つまり、ケネス・アーノルドが1947年6月に謎の飛行物体を目撃し、
それをマスコミが“フライング・ソーサー”として発表してからわずか
三年後(劇中に大写しになる電報の日付が1949年8月とあるので
撮影は二年二ヶ月後)に作られた映画なのだ。
世界初の“空飛ぶ円盤映画”という栄誉をこの作品は担っているのである。

UFOという存在がそもそも根源からして怪しげなのは、実際にアーノルドが
目撃した三日月型ではなく、マスコミが名付けて報じた“円盤”という名称に
合わせた目撃報告が、記事の発表直後から続出したことである(この映画の
冒頭にもそういう各地での目撃シーンが出てくる)。そういう意味で、空に
目撃される物体そのものはUFOでいいが、20世紀後半に起った一連の
UFO騒動全体は、“空飛ぶ円盤事件”と称するべきであると私は思っている。
その、映像における最初の(それ以前に、すでにTVドラマでは登場して
いるらしいが)現れがこの映画であり、かつ、この映画の特長は、そこに
宇宙人というファクターが介在していない(ネタバレしてしまうのでこれ以上は
言えないが、ネットではもうあちこちでバラされている)ということであろう。
UFOと言えば宇宙人、というのが(異次元人だとか未来人とかいう説もあるが
9割まではやはり宇宙人説だ)通り相場になった現在から見ると異色だが、
それはこの作品の一年後に作られ、この映画とは比べ物にならない完成度を示した
『地球の静止する日』(1951)が映画界に与えた影響があまりに強かった
ためである。逆に言うとこの映画はそのような宇宙人説の波をまだかぶっていない
貴重な映画なのだ。公開年が価値だと言った意味がおわかりだろう。

残念ながらこの映画のネウチはそこまでで、後は映画としては全く面白くない。
何故か大々的(?)なアラスカ・ロケを敢行し、雄大な自然の描写がエンエン
と続くが、こっちはそんなもんを見たくて映画を見てるのではないのである。
ロマンスもアクションもショボいことこの上ない(ヒロインのパット・ギャリソン
のおっぱいはちょっといいW)。

肝心の円盤が、脇見をしていると見逃してしまうくらいホンのちょっとしか
出て来ないし、その飛び方がジグザグの、目撃談によくある飛び方である
ことは感心だが、実物大の造形物のデザインは、どう見てもそういう飛び方
が出来る作りではない。まして、オチが……。

とはいえ、1949年にソ連が核実験を成功させ、一気に戦略的優位をくつがえされた
アメリカの精神的あせりが産んだ、空飛ぶ円盤という20世紀最大の妄想の、
これはかなりチャチとはいえ、その映像化の嚆矢である。あたかも三畳紀の
おしまいあたりにちょこちょこ走り回っていたトカゲが、やがてジュラ紀、白亜紀の
恐竜群となって大繁栄を迎えるように、円盤映画も大発展を遂げる。
この映画には、その狂気の原点である東西対決がストレートな形で表現されている。
それ以前のスリラー映画と円盤映画をつなぐミッシング・リンクこそこの映画と
言えるだろう。

この映画、主演のマイケル・コンラッドが制作、脚本、監督、出演の四役を
こなしている。かなり空飛ぶ円盤に入れ込んだあかしであろう。彼もまた、
50年代のアメリカを襲った円盤熱(ソーサー・フィーバー)の感染者だったの
だろうか。IMDbによればその後もB級映画に出演を続け、数年のブランク
の後、1956年に出演した一本を最後に映画界を去っている。
その一本の題名が『怪獣王ゴジラ』(1954年の日本映画『ゴジラ』にレイモンド・バーら
アメリカ人俳優の演技シーンを撮り足して再編集したもの)。
やはりわれわれスキモノにとり忘れてはならない名前のようだ。

UFOに興味がある方であれば、低価格でもあり、資料として備えておくべき
作品ではある。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004KU8VIO/

http://megalodon.jp/2011-0324-0051-22/www.tobunken.com/diary/diary20110321155602.html

「劇中に大写しになる電報の日付が1949年8月とある」からといって、「撮影は二年二ヶ
月後」とは限らないのではないかとか、「実物大の造形物のデザインは、どう見てもそう
いう飛び方が出来る作りではない」って、デザインからは考えられない動きをしたりする
のが UFO というものではないのか、そもそも「実物大の造形物のデザイン」とはどういう
意味かとか、「ちょっといいW」の「W」が大文字だけど、そういう独特の表記をする荒らし
が2ちゃんねるの唐沢俊一スレに来たこともあったような気がするなあとか、突っ込みたい
ところはいろいろあるが、おいといて。

さて、唐沢俊一は、「こんな作品を字幕付きで観賞できるとは思いもよらなかった。WHD
ジャパンさまさまである。とはいえ、パッケージにある公開年は1953とあるが実際は19
50年。ここらのいいかげんさもWHDジャパンである」と書いている。そして、Amazon での
その DVD のページへのリンクをはっている。

なので最初は、唐沢俊一は買った DVD を見て、そしてそのパッケージをながめながら、
この「古い映画をみませんか」を書いたのかと思った。……しかし、リンク先の Amazon の
ページを見ると、DVD の発売日は今年の 3 月 25 日でまだ予約受付中の段階。上記の
唐沢俊一の文章の日付は 3 月 21 日となっているので、発売日より 4 日も前ということに
なる。さらにややこしいことに、自分が昨日 (3 月 23 日) の昼くらいに見たときには、この
「古い映画をみませんか・13『謎の空飛ぶ円盤』」は公開されていなかったような気がする
のだが……。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004KU8VIO
>発売予定日は2011年3月25日です。 在庫状況について
>ただいま予約受付中です。
〈略〉
>タイトル :謎の空飛ぶ円盤
>発売日 :2011/03/25(金)
>価格(税込み):1500
〈略〉
>製作者 :WHDジャパン
〈略〉
>原題 :The Flying Saucer
>製作(公開)年:1953
〈略〉
>【INTRODUCTION】
> ■世界で最初にUFOをスクリーン・デビューさせたとして話題になった幻の映画。
> ■実物大UFOの外形は、今見ても異様で美しいデザインとして語り草。
> ■1947年のケネス・アーノルド事件を基に作られたリアルな描写が見所。
> ■全編アラスカ・ロケの壮大な風景が圧巻!
〈略〉
>製作、監督、脚本、主演をこなすマイケル・コンラッド


特に Amazon だけが遅いのではなく、他のサイトでも発売日は 3 月 25 日となっている。

http://whdjapan.shop4.makeshop.jp/shopdetail/002000000039/
>謎の空飛ぶ円盤
>商品コード : IDM-514
>製造元 : WHDジャパン・フォワード
>通常価格 : 1,500円
〈略〉
>ご予約開始!
>発売日3月25日(金)


http://www.furu1online.net/shop/goods/goods.asp?goods=1883007
>謎の空飛ぶ円盤
>主演者(アーティスト):マイケル・コンラッド
〈略〉
>発売日:2011年03月25日


で、まあ、早売りする店があってそこで購入した場合や、発売前に WHD ジャパン側から
DVD を先渡ししてもらったという場合は、あまり問題ない。後者の場合は、それを伏せて、
「低価格でもあり、資料として備えておくべき作品ではある」などと第三者の顔で購入を
勧めるのは、ちょっとどうかと思うけれど。

それ以外には、現物を見ないで、他の人の書いたレビューのみを元に書いたという可能性
も否定できない。ことUFO に関しては (も?)、この件とかこの件とかこの件とか、何かと前歴
のある唐沢俊一なのだから――というだけの理由でいっているのではない。今回唐沢俊一
がアップした文章中には、以下に引用するブログに書かれていない情報は、実はほとんど
含まれていないのだ。

http://palladion.fantasia.to/step_blog/archive_172.htm
>謎の空飛ぶ円盤
>2010-7-5 21:24
>『謎の空飛ぶ円盤』(1950)は、マイケル・コンラッドが監督、製作、脚本、主演の全てを
>一人でこなした作品。

>と聞けば、これはもう絵に描いたようなB級映画であるという事が分かるわけですが・・・

>注目すべきは、この作品が製作された年。

>1950年といえば「空飛ぶ円盤(UFO)」という概念ができたケネス・アーノルド事件から
>わずか三年後。

>それでは「空飛ぶ円盤」が初めて映画に登場したのは? と考えてみたところ・・・

>テレビ・シリーズでは『Bruce Gentry』(1949)という「空飛ぶ円盤」が登場する連続活劇
>が存在したようですが、映画としてはこの『謎の空飛ぶ円盤』が最初ではないかと。
〈略〉
>つまりこの映画は、侵略物でもなければ宇宙SFでもなく、どちらかといえばスパイ物に
>近い作品なのです。

>ある意味これは興味深い、というか非常に珍しい映画ですね。たしかにUFOが目撃され
>始めた当時は、宇宙人の乗り物という考え方とは別に、どこかの国の秘密兵器なので
>は、という説も多かったようですが、実際にこういう設定の映画が存在していたのは驚き
>です。
〈略〉
>見せ場であるはずの円盤の登場シーンがトータルでも数十秒程度だったり、格闘シーン
>がわざわざ相手のパンチを待っているのか、というほどわざとらしかったり、もう書くのが
>面倒くさいほど全てが酷い。

>これでは、映画史に名を残すどころではありません。

>ただ、当時の目撃例を忠実に再現したと思われる円盤の飛行シーンは結構迫力があり
>ました。
〈略〉
>最大の見どころは、この映画全編で見られるアラスカの風景。

>このアラスカのシーン、主人公がちゃんと映っているので流用フィルムばかりではなく、
>実際のロケしたものが多く使用されているようです。

>ほとんど映画の半分くらいを占めるのでは、と思われるほど多く挿入されている風景の
>ショットは素晴らしく、まるでドキュメンタリー映画を見ているようでした。実際、アラスカ
>の風景を見せたいだけじゃないの?って思わせるほど不自然なくらい多いのです。

>ただ、そのせいで物語が全く進行しないんですけど・・・。この監督一体何がしたいのか
>さっぱりわからん。


DVD が未発売だけあって (?)、「"謎の空飛ぶ円盤"」でググってみても、映画の内容を
紹介している日本語のブログは、あまり見つからなかった。上に引用したブログのように
検索結果の最初のページに表示されるものは例外といえる。唐沢俊一は、映画のオチが
「ネットではもうあちこちでバラされている」と書いているが、自分はそう何個も見つける
ことはできなかった。

そのブログに書かれていないことで、他のページから引っ張ってくるのも難しそうな記述
として、「パッケージにある公開年は1953」というのがあるが、これは Amazon の
画像 http://ec2.images-amazon.com/images/I/51aU4rg5KFL.jpg を見れば、右上の方に
1953 と書かれていることが確認可能。

ただし、その他に「劇中に大写しになる電報の日付が1949年8月」という記述もあり、
こちらについては、わからない。DVD の現物が入手できなかったのかもしれないとか
思ってしまうのは、こちらの考え過ぎという可能性も低くない。

その他参考 URL:
- http://x51.org/x/06/10/2543.php
- http://www.sightings.com/1.reports2010/hollywoodconresurf.html
- http://ja.wikipedia.org/wiki/SF映画の一覧


追記: コメント欄に書いたけど、「電報の日付が1949年8月」は、IMDb の方に書かれて
いた。

http://www.imdb.com/title/tt0042469/
> Did You Know?
> Trivia
> According to the dates shown on two telegrams, the basic action of the film
> takes place mid-August 1949.


http://tondemonai2.blog114.fc2.com/blog-entry-616.html に続いて (?) IMDb の
Trivia の項目はしっかりチェックする唐沢俊一、という話かも。



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Comment

>岸田裁月さん
「ロバート・ケネディ大統領」ですか。今思い出しても笑いがこみあげて……。

http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20090929#c1254233294
> 実は最近、唐沢俊一氏と仕事を御一緒された方から、
>「唐沢さん、マジソンズのこと、知ってましたよ」
> と伺っていたので、このたびのことは想定内でした。
>「俺んとこ、参考にしてるんだろうなあ」
> ぐらいは思っていました。だから、そうカッカしないで下さい、london2008さん。
>あなた、とてもいい方ですね。いつか一杯やりましょう。

http://www5b.biglobe.ne.jp/~madison/kisida/diary/2009_8.html
> 9月29日に友人から、
>「お前さんの文章が唐沢俊一にパクられたそうだよ」
> との連絡があり、早速その旨を告発したブログを閲覧したところ、パクった
>というよりも「元にして書いた」ということらしい。構成がほぼ同じなのだそうだ。
>同じ誤りをしていることからも(ケネディ大統領の国葬を11月23日としている)
>元にしたことはほぼ間違いないようだ。
> それにしても、と思う。唐沢俊一という人はもうちょっとマシな人だと思って
>いたのだが…。なにしろケネディ大統領のことを「ロバート・ケネディ大統領」と
>書いているらしいのだ。俺は「ロバート」なんて書いてないよ。ちゃんと
>「ジョン・F」って書いてるよ。「ロバート・ケネディ大統領」などという誤りは職業
>作家としては致命的だ。編集は何をしていたのだろうか?
> これではパクリ元の俺まで頭が悪いように思われて敵わん。だからこそ、
>こうして訂正を加えなければならんのだぞ、ボケ。

http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20090929/1254176012#c1254220665
>「殺人博物館」は『トンデモ事件簿』の人肉食い事件の時も参考にしている
>フシがあります。

http://tondemonai2.web.fc2.com/702.html

そして、2 ヵ月連続で、今度はリタ・グレイ
http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20091026/1256555726

……笑ってばかりもいられませんでしたよね、すみません。
トンデモない一行知識@レス遅延気味すみません |  2011年03月27日(日) 13:45 |  URL |  【コメント編集】

>これって「WHDジャパンの作品を紹介するNHK-BSの番組」だったの
ですか

そのようにWHDジャパンの関係者の方から聞いています。その際に「唐沢さん、マジソンズのことを知っていましたよ」とその方から報告を受けました。だから「ロバート・ケネディ大統領」の時は「へえ~」ってなもんでした。まあ、パクってるのだろうな、と。
岸田裁月 |  2011年03月27日(日) 00:47 |  URL |  【コメント編集】

>岸田裁月さん
http://www.nhk.or.jp/nettyu/2009/movie/0129/index.html

をを、これって「WHDジャパンの作品を紹介するNHK-BSの番組」だったの
ですか、なるほど。しかし、それなら、サンプル版をもらってとか堂々と書けば
いいのにとも思いますが、その手のことを書くのは何かマズいという慣習みたいな
ものがあるんでしょうか。

# 「大作映画というと、ヘンな話だけど見てる俺よりこの映画の方がえらいなと
# 思っちゃう。そうじゃなくてある程度余裕をもってこの映画を愛してあげよう、
# こっちの方がなんとなくこう上位にたてるみたいな。」は唐沢俊一らし過ぎて
# もう涙を禁じ得ません。(←嘘) 紹介されている映画は面白そうなのに。

>「今回唐沢俊一がアップした文章中には、以下に引用するブログに書かれて
>いない情報は、実はほとんど含まれていない」のも事実

あはは。それと、いつものことですが、映画それ自体についての具体的な話が
あまりないので、判断はつきにくいです。

ちなみに、後で気がついたのですが、「電報の日付が1949年8月」というのは
IMDb の方に書かれていました。

http://www.imdb.com/title/tt0042469/
>Did You Know?
>Trivia
>According to the dates shown on two telegrams, the basic action of
> the film takes place mid-August 1949.

http://tondemonai2.blog114.fc2.com/blog-entry-616.html に続いて (?)
IMDb の Trivia の項目はしっかりチェックする唐沢俊一、という話かもしれません。


>WOOさん
>これ、正にソ連が核実験を行った時期なんですよね(1949年8月29日)。

ああ、これは書いていて全然気がつきませんでした。
「電報の日付が1949年8月」というのは、それを踏まえて――という可能性も
あるということでしょうか。

>撮影時期を「1949年8月」と断定しながら、「1949年にソ連が核実験を
>成功させ、一気に戦略的優位をくつがえされたアメリカの精神的あせりが
>産んだ(略)その映像化の嚆矢である。」なんて、メチャクチャじゃないですか。

そうですね……油断していると (?)、いつの間にか時空を歪ませる人かなあと、
しみじみ思いました。
トンデモない一行知識@レス遅延気味すみません |  2011年03月26日(土) 11:02 |  URL |  【コメント編集】

>shimojo さん
>「追いつかれた」というあせりはあったかもしれないけれど、この時点では
>まだくつがえされてはいないのでは?

ひたすら同意です。

>核兵器による世界終末の恐怖

予告のフィルムを見ると、女性がやたら悲鳴をあげていて、もろ (?) ホラーもの。
それはともかく、明日はどんな新発見があるか新技術が開発されるか、自国なら
いいが敵国にそれが握られたら……という時代でもありましたからね。

今回の唐沢俊一の文章は、
http://palladion.fantasia.to/step_blog/archive_172.htm
でいう「オチを最初に言ってしまうと、これは他の惑星から飛来した円盤では
なく、ソ連が極秘に開発していたもの」を伏せたまま書いているのも、論旨が
わかりにくくなっている原因のひとつという気がしてきました。

ネタバレ抜きの内容紹介でも、米ソの冷戦時代とかスパイとかといった要素を
説明してくれたらまだ、「1949年にソ連が核実験を成功させ」も、唐突との
印象は薄かったかも。

http://www.imdb.com/title/tt0042469/
>The CIA sends playboy Mike Trent to Alaska with agent Vee Langley,
>posing as his "nurse," to investigate flying saucer sightings


>とりとりさん
>唐沢俊一、UFO語るとは・・・やめておいた方が良いと思うんですが、どうでしょ

やめておいた方が……と私も思いました。あれ、そろそろ本格的にUFO ネタを
再開させたいという意欲のあらわれなのかなと意外にも感じました。
例の盗作騒動の前後の時期は、UFO ネタのリバイバルを狙っているっぽい
テレビ番組もぽつぽつ見かけたのですが、最近はあまりないようなのに。

>この映画の空飛ぶ円盤、良いですね

唐沢俊一のリンクした方にはあまり映ってないですが
http://www.imdb.com/video/screenplay/vi2029125913/
だと結構しっかり登場してますですね。
WHD ジャパンのジャケットの方は格好よさげで。
トンデモない一行知識@レス遅延気味すみません |  2011年03月26日(土) 10:32 |  URL |  【コメント編集】

>劇中に大写しになる電報の日付が1949年8月とあるので

これ、正にソ連が核実験を行った時期なんですよね(1949年8月29日)。
しかも、ウィキペディアによると「(同年)9月23日、アメリカのトルーマン大統領により核実験確認が公表され、翌日にはソ連もこれを認めた。」とのこと。
唐沢が映画の撮影時期と決めつけている1949年8月時点では、ソ連が核実験を行ったことは(少なくとも一般には)まだ知られていなかったのです。

撮影時期を「1949年8月」と断定しながら、「1949年にソ連が核実験を成功させ、一気に戦略的優位をくつがえされたアメリカの精神的あせりが産んだ(略)その映像化の嚆矢である。」なんて、メチャクチャじゃないですか。
いつものことですが・・・
WOO |  2011年03月25日(金) 10:34 |  URL |  【コメント編集】

唐沢氏は以前WHDジャパンの作品を紹介するNHK-BSの番組に出演しているので、サンプル版が提供されているのだと思います。

http://www.nhk.or.jp/nettyu/2009/movie/0129/index.html

故に唐沢氏が作品を観ていることは間違いないと思いたいのですが、「今回唐沢俊一がアップした文章中には、以下に引用するブログに書かれていない情報は、実はほとんど含まれていない」のも事実なので、断言出来ないのがいやはやなんとも。
岸田裁月 |  2011年03月25日(金) 01:22 |  URL |  【コメント編集】

唐沢俊一、UFO語るとは・・・やめておいた方が良いと思うんですが、どうでしょ

それはおいといて、この映画の空飛ぶ円盤、良いですね、ちょっと見てみたくなりました。案外面白そう。
とりとり |  2011年03月24日(木) 20:24 |  URL |  【コメント編集】

>1949年にソ連が核実験を成功させ、一気に戦略的優位を
>くつがえされたアメリカの精神的あせり

「追いつかれた」というあせりはあったかもしれないけれど、この時点ではまだくつがえされてはいないのでは?
くつがえされたというあせりは、1957年のスプートニク・ショックで生じたのではないでしょうか。

そのあせりが空飛ぶ円盤妄想を生んだという論旨も、かなり無理矢理ですね。核兵器による世界終末の恐怖が、空飛ぶ円盤=恐怖の象徴兼救済の象徴、というイメージを生んだというならまだ理解できますが。
shimojo |  2011年03月24日(木) 07:02 |  URL |  【コメント編集】

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