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2010.12.23 (Thu)

サイモン・マッコーキンデールが本当に女性評論家に受けが悪かったかは不明

http://www.tobunken.com/news/news20101219113321.html

イベント
2010年12月19日投稿
女の影にいた男 【訃報 サイモン・マッコーキンデール】
〈略〉
ポアロもの映画としては『オリエント急行殺人事件』に次いでヒットした
『ナイル殺人事件』(1978)。推理より1930年代の雰囲気を出すことに
主眼をおいていた『オリエント……』よりも、ミステリ劇の名手
アンソニー・シェーファーが脚本を書いて、いかにもクリスティらしい
犯人探しの妙味を味あわせてくれた本作の方を高く評価するファンも多い
だろう。……ただ、ポアロ役のピーター・ユスティノフをはじめ、
デビッド・二ヴン、マギー・スミス、ジャック・ウォーデン、アンジェラ・
ランズベリーといったクセモノをずらり揃えたキャスティングの中で、
犯人役を演じた新人俳優だけがやはり、ちょっと浮いてしまっていた。
その新人俳優がサイモン・マッコーキンデール。

いかにも英国風の顔立ちで、まずくはないのだが、ハリウッド俳優のような
一般受けするアクにはかなり欠けているな、というのが印象だった。
映画公開当時の『キネマ旬報』では、女性評論家たちにさんざんな
評価しかされていなかった記憶がある。
まあ、これは仕方ないので、この役に有名どころを配してはすぐに犯人が
わかってしまう。まさか、こんな新人が真犯人とは……と言うキャスティング
の意外性も製作者の考えだったのだろう(そもそも、容疑者の似顔絵が
ピラミッド型に配されている『ナイル殺人事件』のポスターデザインには
マッコーキンデールが入ってない!)。


「推理より1930年代の雰囲気を出すことに主眼をおいていた『オリエント……』よりも」
なのかなあ……ロードショーで観たときは、どうせ犯人はこいつ (ら) じゃないのと思った
ら、その通りだったけど、『ナイル殺人事件』。

それはまあ人それぞれとして、「そもそも、容疑者の似顔絵がピラミッド型に配されて
いる『ナイル殺人事件』のポスターデザインにはマッコーキンデールが入ってない!」
と「!」つきで書かれているのには、あれっと思った。いくら脇役にスターが目白押しで、
「新人俳優」だった「サイモン・マッコーキンデール」だといっても、ポスターにもろくに
登場させてもらえないほど酷い扱いをされていたっけ、と。

1978 年公開当時の『ナイル殺人事件』のポスターには 2 種類あるようで:
- http://www.asahi-net.or.jp/~kk8m-nszw/Leaflet5/nile1.jpg
- http://www.asahi-net.or.jp/~kk8m-nszw/Leaflet5/nile2.jpg

これの図柄は、それぞれ、パンフレットの表紙と裏表紙にも使われていたようだ。

http://50-marudai.seesaa.net/article/124282878.html
>このパンフレットの表紙の絵(ポスターも同じ)、すご~く素敵だと思いませんか
>リチャード・アムセル Richard Amsel って人が描いてるんですけど、この人が描く
>映画ポスター、とても好きです
>残念ながら亡くなられてるんで、1986年以降の作品を見る事は出来ません。
>他に、、「オリエント急行殺人事件」、「ジュリア」、「スティング」、「フラッシュ・
>ゴードン」、「レイダース/失われたアーク<聖櫃>」など作品あります。


で、http://www.asahi-net.or.jp/~kk8m-nszw/Leaflet5/nile1.jpg の方には結構大きく
写っているし、唐沢俊一が「容疑者の似顔絵がピラミッド型に配されている」とかいって
いる (多分)、http://www.asahi-net.or.jp/~kk8m-nszw/Leaflet5/nile2.jpg にも、左下
の方に、しっかりいると思うのだが、サイモン・マッコーキンデール。

いや、「容疑者の似顔絵がピラミッド型に配されている」その中にはいないといいたい
のかもしれないが、だいたいこの「ピラミッド型に配されている」似顔絵の頂点には、
ポアロ役のピーター・ユスティノフがいるみたいなのに、「容疑者の似顔絵」とかいわ
れても……。

そもそも、この「ピラミッド型に配されている」似顔絵の中に犯人がいますから探して
みましょうだなんて明記されていたらもちろん、キャプションなどにそんな誘導があった
だけでも、観客の怒りを買い語り草にされていたんじゃないかなあ。想像するに、この
容疑者たちの似顔絵の中の誰かが犯人――とか唐沢俊一が勝手に思い込んでいた
だけであって、それによる犯人当て失敗を、ひたすらポスターのせいにしていたという
話だったりして。


で、まあ、これも好みの問題だけど、「マギー・スミス」や「アンジェラ・ランズベリー」の
名前をあげる一方、オリビア・ハッセーやジェーン・バーキンの存在を完全スルーして
いるところと、唐沢俊一の文章だけ読んでも、『ナイル殺人事件』がどんな映画だったか
記憶がほとんど呼び起こされてこないところが、個人的には残念。例によって、他の人
が書いたレビューの方を読むと、ああこういう場面があったなあとか懐かしく思い起こす
ことができるのだけれど。

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16505
>D・ニーヴンを始め、M・ファロー、J・バーキン、O・ハッセー、J・ウォーデンらの素晴
>らしい役者陣に加え、ポアロ役のP・ユスティノフの演技が絶品!


http://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?TITLE_NO=1293
>39.《ネタバレ》
> なんといってもエジプトロケが圧巻です。今では登れないピラミッドを、一段一段
>登っていくシーンが印象的。原作を先に読んでいたのでこの映画ではもっぱら、豪華
>スターの競演を楽しみました。オリビア・ハッセーの可憐さ・マギー・スミスの知的な
>美貌・ ジェーン・バーキンの危なっかしいところ等々。母親は「まぁ!P・ユスチノフ、
>D・ニブン、B・デイビス!」と驚いていましたっけ。レイス大佐の、D・ニブンの、古き
>良き英国紳士、というたたずまい、めちゃめちゃかっこよかった。この国にもあんな紳
>士がいてくれたら…と思いました。
>【バッハバッハバッハ】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-09-13 17:00:46)


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