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2010.12.19 (Sun)

村崎百郎さんのご冥福をお祈りします。 その 7。

村崎百郎さんのご冥福をお祈りします。
村崎百郎さんのご冥福をお祈りします。 その 2。
村崎百郎さんのご冥福をお祈りします。 その 3。
村崎百郎さんのご冥福をお祈りします。 その 4。
村崎百郎さんのご冥福をお祈りします。 その 5。
村崎百郎さんのご冥福をお祈りします。 その 6
の続きというか、盗作騒動編というか。

『村崎百郎の本』 P.229

――その流れで伺いますが、二〇〇七年に、唐沢さんの盗用問題があり
ましたね。あの時は連載で取り上げないのはフェアじゃないということで、
あえて取り上げたんですが、村崎さんはあまり乗り気じゃなかった覚えが
あります。

唐沢 でも、活字になると徹底したアングルかましてくる。面と向かって僕
のことをボロクソ言いながら、返す刀で「俺の文章だったらいくらでも無断で
盗んでいいよ」とか、ネットでの騒ぎそのものを揶揄するようなことを言う
村崎百郎のムチャクチャな態度は、常人には理解できなかったんじゃない
でしょうか(笑)。鬼畜の態度としては、ああするしかないんでしょう。でも、
なんだか、とても気を使わせてしまったような思いがしてなりません。あそこ
で村崎さんが連載を下りる気になってもよかったのでしょう。でも、彼はそう
しなかった。

――正直なことを言わせていただければ、やはりあの騒動以降、この連載
の空気が変わってしまった部分はあるかと思います。

唐沢 それは僕も感じています。村崎さんの発言が良識的になっていたの
も、そこに原因のひとつがあるのかもしれません。ただ、あの時、ああいう、
どこにも属さない立場から全方位でメッタ斬りするような発言をするのは、
村崎百郎にしかできない芸当だったと思います。


前エントリーで判明した通り、『村崎百郎の本』で唐沢俊一にインタビューしているの
は、「河田周平(アスペクト編集部)」。

「あの時は連載で取り上げないのはフェアじゃないということで、あえて取り上げたん
です」か、ふーん。圧力 (村崎百郎によると幻冬舎) に負けて「大変申し訳ありませんが
現時点ではカットさせていただきます」というのは、「あえて取り上げた」うちに入らない
のではないかという気がしてたまらないのだが。以下は、WebArchive に残っている
「2007.07.13up」の『社会派くん』。

http://web.archive.org/web/20070819095910/http://www.shakaihakun.com/data/vol066/main01.html

(※編集部注:冒頭から数十分にわたり、唐沢さんが関わる某件につき
熱い応酬が繰り広げられましたが、当事者間で話し合いが続いている
未決着の案件につき、大変申し訳ありませんが現時点ではカットさせて
いただきます。いずれ、改めて触れさせていただく予定ですので、ご了承
ください)

村崎▲……ううう、ここまで言って活字にできないのか、クソ! しゃあねえ
なあ、ってなところで、ミエミエの姑息な態度で話をすり変えて今月の本題
に入るけど(笑)、こんなクソみたいな瑣末な騒動よりよっぽど大ニュースで
深刻な問題だったのが、 解決がほぼ絶望的になってきた社会保険庁の一
連の年金問題だよな。(★1)

唐沢●クソみたいな瑣末な騒動で悪かったな! とはいえマジにじれったい
ことは確かだが、これに関しては物書きの唐沢俊一と、この対談での鬼畜
唐沢俊一とどちらにとってもきちんと対応したいと思っているので請うご期待、
ということでもう少し待っててもらいたいね。……てことで年金だけど、確か
にこれはヒドイよ、データ入力するのが面倒くさいから捨てたとか、およそ
役人のやることじゃないもの。


まあ結局「きちんと対応」とかいうのは空手形だったわけだが。この回の連載では、
盗作騒動について全然ふれられていないかというとそうでもなく、たとえば唐沢俊一は
以下のようなことを悔し紛れに (?) いっていたりする。

http://web.archive.org/web/20071006103730/www.shakaihakun.com/data/vol066/main03.html

唐沢●みんなが叩いているから、この期に乗じて言いたい放題いってしま
えっていうタイプだな。「あたしは唐沢俊一なんて今まで名前も聞いたこと
がなかった」とか書きながら「人間のクズ」だの「死ねばいいのに」だの言っ
てる女と一緒だね!(編集部注:あえて解説はしませんので、お察しください)


「あえて解説はしませんので、お察しください」といわれても読む側は困るだろうという、
思いやりに欠けた「編集部注」である。しょうがないので、こちらでリンク先を提示して
おくので、きっこのブログに書かれた件については、以下を参照のこと。

- http://news23.2ch.net/test/read.cgi/news/1181536288/l50
- http://mimizun.com/log/2ch/books/1187397284/495
- http://d.hatena.ne.jp/navix/20070610#p1
- http://d.hatena.ne.jp/navix/20071106#p1
- http://d.hatena.ne.jp/navix/20080528#p1

そして、『村崎百郎の本』で唐沢俊一が、「『俺の文章だったらいくらでも無断で盗んで
いいよ』とか、ネットでの騒ぎそのものを揶揄するようなことを言う村崎百郎のムチャ
クチャな態度」とかいっているのは、多分以下に引用する部分のこと。

http://web.archive.org/web/20071005191717/www.shakaihakun.com/data/vol066/main05.html

村崎▲逆にすべての言葉を字面どおりにしか受け取れないから、ちょっと
キツいこと言われただけで傷ついて鬱になったり、逆ギレして人殺ししたり
するようになっちゃったんだ。みんながみんな、「オレがオレが」主義で自分
の権利を守ろうとするから、やたらと人の言葉に憤ったり、人の書いたもの
を自分のパクリだと言ったりするようになるんだよ(村崎注:以下は今回冒頭
でカットされた一件とは全く関係ない、オレの私事としての意見です)。
みんながみんな、自分の著作権ばっかりにこだわっていたら、文化なんて
マジで停滞して滅びるだろうって話だよ。自慢じゃないがオレだってこの十年
の間に、自分で書いたゴミ漁りネタを、それこそ中の台詞に至るまで映画で
パクられたことが2回ほどあったけど、そんなの全然腹なんか立たないし、
むしろ大歓迎したね(村崎注:ちなみにオレが唐沢氏と最初に公開対談した
のは最初にパクられた映画の記念上映会のイベントです)。それで広がって
いく文化ってのもあるわけで、それで世の中が面白くなるなら、ああ、ナンボ
でもパクってもらってOKですよって気分な。
〈略〉
村崎▲だからオレの文体や文章なんかも、いくら他人にパクられても絶対
文句は言わないよ(村崎注:しつこいようですが、私事の意見です)。オレは
チンポも人間もモノすごくデカいし、そもそも村崎百郎の存在意義と執筆活動
は「日本の文化を下品のどん底に叩き堕とす!」のが目的なんだから、少し
でも世の中が面白く下品化するなら、今までもこれからもオレが書く鬼畜文書
は、すべてオープンソースでパクリ自由だぞ! オレのゲス思考言語ウィルス
を全世界にバラまけ! みんなどんどん好きに使っていいぜぇええええええ
えええええ!!!
唐沢●それ以前に、村崎百郎の鬼畜文体をパクりたがるような人間は、この
世に一人もいないと思うけど(笑)。


「逆にすべての言葉を字面どおりにしか受け取れないから、ちょっとキツいこと言われた
だけで傷ついて」とかいわれても……村崎百郎って、厄介なツンデレ (ヤンデレ?) 体質
でもあるから困るし、それに読者が常に親切につきあってあげる義理もないと思う。

で、唐沢俊一は、「ムチャクチャな態度は、常人には理解できなかった」とかいっている
が、上に引用したような村崎百郎の主張は、別に「ムチャクチャ」だから「常人には理解
できなかった」などといえるような大層なものではない。盗作擁護の主張としては、田口
ランディの頃から2ちゃんねるのスレその他でよく見かけるタイプのものでしかなくて、
しかもレベルとしては決して高いものではない。

これは誰々さんがどこそこに書いていたことなんだけど、とか言及することを意図的に
サボること――村崎百郎自身のいうところの「サンプリング元を表示しないサンプリング」
――が許容されなければ滅びるような文化というのは、所詮他人の功績を横取りしようと
眈々としている卑しい考えの人間が躍起になって保護しようとしている文化でしかない
だろうと思うし。

「今までもこれからもオレが書く鬼畜文書は、すべてオープンソースでパクリ自由だ
ぞ!」とかいわれても、そりゃあなたはそうかもしれないけど、自分の書いたものは
「パクリ自由」とは思わない人間の意志も尊重してあげなよと思うし。ちなみに、GPL
とかのオープンソースは、唐沢俊一がよくやるみたいな引用元隠蔽の商業利用を許容
するものではないはずだし、本当に「パクリ自由」といえるのはパブリックドメインになっ
ているものでないと。

それに、自分の書いたものは「みんなどんどん好きに使っていいぜぇええええええええ
えええ!!!」とかいわれても、それを「パクりたがるような人間は、この世に一人もいない」
場合には意味がないというのが弱いところ。いや個人的には、「村崎百郎の鬼畜文体を
パクりたがる」気持ちはあるのだが、決して上品ぶるわけではないが、ゴミ漁りの趣味
はもちろん、スカトロの趣味もアナルの趣味もない人間には、あれをパクろうとするのは
難しいという問題が。

さらに言えば、村崎百郎だって、自分が編集者として関わった、たとえばバロウズの
翻訳本が同じように豪快にパクられたり、森園みるくの漫画が海賊版として売られたり
したら、こんなこといってられなかっただろう、というのもある。


まあ、唐沢俊一相手に面と向かっていっている言葉であるので、これは村崎百郎が
唐沢俊一に、他人様に迷惑をかけるな、パクるなら俺の鬼畜文書からパクれと諭して
いるのだ――という解釈も可能だ。そして唐沢俊一にはあっさりと、「村崎百郎の鬼畜
文体をパクりたがるような人間は、この世に一人もいないと思う」と断られた (?) と。


それはともかく、「連載で取り上げないのはフェアじゃないということで、あえて取り上げ
たんですが、村崎さんはあまり乗り気じゃなかった覚えがあります」というのは、少々
意外に感じた。以前にここに引用したこともある、村崎百郎の文章から受ける印象とは
ずいぶん話が違うと思われるため。

http://data-house.oc.to/users/100/diary/history.html
>2007年7月12日22時49分
>すったもんだの第三者による検閲のあげく、遅れに送れた上に諸般の事情とやらで
>一部不掲載になった社会派対談の今月号が、ようやく明日あたり更新予定らしいが、
>そういう配慮のし過ぎとしか思えない、くだらねえ外圧に関して、個人的にだんだん腹
>が立ってきたので、ここに対談で削除されたオレの基本的な立場と態度を、社会正義
>とは全く無縁な「鬼畜言論人」として明確に表明しておく。サンプリング元を表示しない
>サンプリングは、どんな言い訳を言ってもパクリと判断されてしようがないし、今回の
>「某件」とやらは、誰が見ても120%全面的に唐沢俊一側に非があると思うし、全面的
>に謝罪するのが筋だろう。対談でもそのことをくどいくらいに明確に発言し、他の事件
>を語る時と同じように容赦なくクソミソに唐沢氏を非難した。なぜなら、オレはこれまで
>社会派対談で、自分たちの不祥事を隠して一切報道しないマスコミのズルさをさんざ
>んバカにして批判してきたので、今回の件においても、そういう薄汚いクソどもと同じこ
>とをするくらいなら死んだほうがマシだと思っているからだ。それは唐沢氏も同じ気持
>ちだろう。オレは自分が事件や不祥事を起こしたら、遠慮なく唐沢氏にボロクソに言っ
>てもらいたいし、唐沢氏なら遠慮なくボロクソに言ってくれるものと心の底から信じてい
>る。そういう訳で、オレは社会派対談では今後も「身内かばい」的な唐沢氏擁護など一
>切しないし、する気もないし、何より当の唐沢氏本人がそんなことは絶対に望まないだ
>ろう。そういう発言が○○社の○○○のお気にめさなかったのかどうかは、赤の他人
>事だし、オレの知ったこっちゃないが、オレは今後も、今まで以上に「ふざけきった現実
>的無立場」で自分の言いたいことを勝手に言い続けるつもりだから覚えとけ!もちろ
>ん、この件の発言で社会派対談が打ち切りになってもオレは一向にかまわねえよ。


http://data-house.oc.to/users/100/diary/history.html
>2007年8月1日15時31分
>先月号の社会派対談で削除された対談部分については、ネットまたは書籍上で時間
>を置いて適当な時期に公開することになっているので、その約束が破られない限りオ
>レがその内容を自ら公開することはないが、破られた場合はオレの発言部分だけでも
>全文暴露してやるから、読みたい奴らはもう少し我慢しろ。社会派対談については、
>とりあえずその約束を履行させるためにも、打ちきられるヤメねえでとことん続ける
>つもりだ。
>オレとしても、ここで自ら対談を打ち切るよりも、今後も毎月、唐沢氏の味方面して
>対談に行って「よっ!肚をくくって極悪人ロードまっしぐらとは天晴れですな!」「裁判
>マダ~?」「傍聴行くよ、傍聴。応援しねえけど(笑)」「このさい裁判前に痴漢でもやっ
>て現行犯逮捕されて、今から刑務所慣れしといた方がいいんじゃね?」などと、面と
>向かってネチネチとイヤミをかます方が面白いし、何より話題の事件の当事者から
>直接、騒動の最新情報を聞いて楽しめる役得は捨てがたい(笑)。まあ、そんな感じで
>「来月から対談のタイトルを『社会派くんがゆく!』から『ドロボーくんがゆく!』にしよう
>ぜ。その方が語感も良いし、幸いオレも10歳の頃から下着泥棒やってたし、今も現役
>で他人のゴミ漁りをしてるゴミ泥棒だし、それならみんなも納得だあ!」とか「これで
>やっとオレが理想とする“犯罪者の犯罪者による犯罪者のための犯罪対談”が実現
>するねえ!」とか、「ああ、最近、なんだか無性に、『すぐにパクれる文章術』という本
>が書きたくてたまんねえええええ!」なんてことを普通に言っちまってるから、向こうの
>法務担当が対談でのオレの発言にカンカンになって激怒して削除を命じたのもうなず
>ける。向こうにしてみれば、部分削除どころか社会派対談そのものを止めさせたいの
>が本音だろう。そう思うと、嫌がらせのためにも、かえって社会派対談を続けたくなる
>のが鬼畜の心情というモノである。いやあ、すいませんねえ、幻冬舎の法務担当さん。
>アナタが自らの職務に忠実なように、オレも自らの本性の「鬼畜」であることに忠実な
>んですよ。オレは今後も反省なんかしねえで、言いたいコト言うんで、よろしく。ってこと
>で、心ある読者諸君は、今後は「社会派くんがゆく!」と書いているのを見たら、心の
>目で「ドロボーくんがゆく!」とルビをふって読んどくよーに(アナル)。そして一連の
>パクパクパクリ騒動自体は、しょせんは赤の他人事なんで、これからも当事者同士で
>勝手にモメて下さい(笑)。オレは他の犯罪事件と同じように、今後の展開が面白かっ
>たら素直に笑うし、つまらなかったら無視するし、要は徹底的に無責任なふざけきった
>立場で、犯罪報道を「ひまつぶしの娯楽」として鬼畜に楽しみます。そう考えるとやっ
>ぱりオレが一番最低だな!(満足)


「村崎さんはあまり乗り気じゃなかった覚えがあります」というのが本当だとすると、
最初は乗り気でなかったのに、幻冬舎による「くだらねえ外圧に関して、個人的にだん
だん腹が立ってきた」ため、第三者の検閲が入らない自分のサイトに本音をアップした
ということなのだろうか。

まあ、どこまでが村崎百郎の本音といえるかどうかの判断は難しいとしても、自サイトに
掲載したということは、唐沢俊一のいう「活字になると徹底したアングルかましてくる」と
いうだけの話ではなかったということになる。村崎百郎の日記は、「活字になる」ことを
想定して書かれているものではなかったはずなのだから。

さて、村崎百郎は、盗作疑惑発覚の翌月の『社会派くん』では、一応予告通りというか、
自分のサイトに書いたような言葉を、唐沢俊一相手に直接ぶつけてはいる。

http://web.archive.org/web/20071106072146/http://www.shakaihakun.com/data/vol067/main01.html

村崎▲いやあ、唐沢さん、ここんとこスゴイね。モロ皮肉で言うけど、例の
盗作疑惑騒動で、一部のネット界隈じゃ完璧に“極悪人”ロードまっしぐら
じゃない(爆笑)。惚れ惚れしちゃうな~。もういっそ次回からこの連載も
タイトルも「ドロボーくんがゆく!」に変えちゃおうぜ、オレも現役のゴミ泥棒
だし。
唐沢●最初から釣るねえ(笑)。 
経緯はウチのHP(http://www.tobunken.com/)に掲載したからそこを
参照してほしいんだけど、ホントウ、じらして申し訳ないがこちらもまだ
条件の最後に残ってる改訂版発行が残っているんで、まだ話せないこと
多々、なのよ。まあ、全部終った段階で経緯は全部発表するつもりでは
いるけどね。
村崎▲ネットでの一部の炎上ぶりに反して実際はどういう状況になって
るかは、オレも全部聞いているんで言いたくて言いたくて仕方ねえんだ
けど、また前回みたいにカットされるのも会話の無駄なんでやめとくよ。
それにしても、ここまで来たら唐沢さんも実刑喰らって投獄された方が、
いろんな意味でスキルアップにもなって、“真摯な反省”もできるから
いーんじゃねえの?
唐沢●っていうか、もはや一部では唐沢俊一は明日にでも牢屋に入れ
られてしかるべき人物ってことになってるんだな。あれには笑った。
村崎▲実際、この件に関しては諸悪の根源が唐沢さんにあるんだから、
しょうがないよね~♪ まあ、安心してよ、世界中の誰が何と言おうと、
オレだけは唐沢さんの無実を全く信じてないから(きっぱり)。
唐沢●前回も聞いたって、そのギャグ(笑)。
村崎▲ギャグじゃなくてフツーに本心なんだけど(笑)、まあ前回カット
されたんだから、別にいま言ったっていいっしょ。それにしちゃ、あれだけ
極悪人扱いされてるわりには、唐沢さんの身辺に何の変化もないのは
どういうことよ?
唐沢●テレビやラジオや講演の仕事がフツーに来るのには自分でも
驚いたね。マネージャーがうっかり依頼に“いいんですか?”と聞いて
やがるの(笑)。自分とこのボスの潔白を信じてないんじゃねえか(笑)。
村崎▲やっぱネット世論って、現実社会の世論と正比例してるわけじゃ
ないのかね? こないだの参院選だってネット界隈じゃ維新政党・新風
が大人気で、比例区では新風に入れる意志を表明した書き込みが
あちこちにあったそうだけど、結局、ロクに票を集められなかったよな。
あれは鬼畜的に躍進を期待してただけに非常に残念だったよ。
唐沢●ネット調査では議席数一位は自民党で、民主党は三位くらい
だったっていうよね。それがフタを開けたら、“民主圧勝、自民惨敗”。
村崎▲だから、掲示板で大荒れになっているように見えて、実は同じ
人間が何回もハンドルを変えて書き込んでいただけ、なんてパターン
ばっかりだったりするのかもな。まあ、だからといって、唐沢さんがネット
住人の勘違いの被害を受けてるだけの潔癖な善人だなんていう気は
オレもさらさらないし、これで腹くくって極悪人の仲間入りになったって
ことなら、それはそれで鬼畜的には納得できるし、もう付ける薬はねえ
わな。これで実刑くらってしばらく監獄生活が続くようなら、この連載は
オレが一人二役で続けるから安心してよ、っていうくらいだな。
唐沢●何を安心するんだか(笑)。
村崎▲まあしかし、オレとしてはオウム事件の時の中沢新一の例がある
から、たかだか一個のポカで、その人間の業績や全存在を全否定しない
と気がすまないっていう人物評価の仕方には賛同しかねるよ。あの時、
オレは中沢の熱心な愛読者だっただけに、オウム事件の時の中沢の対応
にムチャクチャ腹が立って、マジで道歩いてて中沢に出会ったら奥歯が
折れるまで全力でブン殴る気でいたんだ。それから数年はイヤミで自分
の肩書きにも「中沢新一先生とオウムの関係を一刻も早く忘れる会”会長」
とか書いてたくらいなんだけど、そういうオレでも、中沢の著書は別で、その
後10年の中沢の学者としての仕事は称賛してもいいかなってくらい評価で
きるんだわ。「人間性はちゃらんぽらんで最低でも、書くものは別」っていう
か、最近は「クソ真面目な学者にはとても発想できないモノの見方」っての
もあって、それはそれで貴重なもので、今となっては中沢の腐った人間性
さえも「人類には必要なモノなのかも」とか認めたくなるくらいで(笑)。
だから何かを全否定か全肯定しかできない二極的な発想って結果的に損
だと思うのよ。唐沢さんが結果的な無断掲載みたいなことをしたのはダメ
だと思うし、それについてはオレもボロクソ言うけど、それは唐沢さんの部分
であって全体じゃないと思ってるからこそ言えるわけで、完全にダメだと
思ったら批判なんかしねえよ。今でもたまに思い出すけど、バタイユの
「部分の総和が全体ではない」という言葉には、いろいろと教えられる事が
多いわな。
唐沢●その辺も、「批判=自分に対する全否定」としか受け取れないネット
脳の弊害なんだろうね。まあ、こちら側の誠意は尽くしたつもりなんで、あと
は状況に任せるしかない。前回カットしたところも、いずれ何らかの形で
公開するつもりなので、もう少しお待ちくださいということで。
村崎▲そもそもこの連載読んでりゃ、唐沢さんもオレも超がつくくらいの
極悪人だってことはわかりそうなもんだし、むしろゴミ泥棒や下着泥棒の
前科を偉そうに公表して威張ってるオレの方が鬼畜としてはレベルが上
で悪質なんだ! ってことは強く主張しておこう。


「最初から釣るねえ(笑)」、「前回も聞いたって、そのギャグ(笑)」といった反応から
想像するに、唐沢俊一は、多分当時も今も、「活字になると徹底したアングルかまして
くる」からだとしか思っていないのだろう。

しかし、「世界中の誰が何と言おうと、オレだけは唐沢さんの無実を全く信じてないから
(きっぱり)」というのは、村崎百郎自身もいっている通り「ギャグじゃなくてフツーに本心
なんだけど(笑)」――では、なかったかと。まあ、冗談めかした本音だったのではなく、
冗談めかした本音のようにも聞こえる冗談だったといわれると、それまでだけど。

実際、唐沢俊一の受け答えのつまらなさもあって、ギャグとしては不発に終わり、村崎
百郎も盗作問題を次回以降しつこく蒸し返すようなことはなかった。

「完全にダメだと思ったら批判なんかしねえよ」が理由だったのかもしれないけど。

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