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2009.03.21 (Sat)

変態と いわれるほどの エロじゃなし

『トンデモ一行知識の逆襲』 P.86

唐沢の本は必ず変態セックスの事が書いてあってけしからん、と怒って
いる人のホームページを見たことがある。別に必ず書こうと決意している
わけではないが、まあ、そのタグイの話、決して嫌いではないのは確かだ。


唐沢俊一の本を何冊も買っておいて、自サイトで「必ず変態セックスの事が書いてあっ
てけしからん、と怒って」いる人が、2000 年の時点で本当にいたのか――という疑問が、
2ちゃんねるのスレには書き込まれていた (全文は Read More 参照)。

http://www.23ch.info/test/read.cgi/books/1236705715/824
>2000年9月というネットのかなり早い段階に「唐沢俊一」を話題に
>して「唐沢の本を何冊も読んでいる人」が「けしからんとネタにする」ホームページ
>が存在していたってのが、どうでもいい話だが存在していたのかなぁ


まあ確かに年代を考えるとかなり疑わしい話ではあるが、個人的には、「怒っている人
のホームページ」が実在していたかどうかに関係なく、この部分の唐沢俊一の記述は
一種のガセではないかと考える。

「怒っている人のホームページ」に書いてあったという「唐沢の本は必ず変態セックスの
事が書いてあって」。このことを、唐沢俊一は否定していない。本人の意図はどうあれ、
「必ず変態セックスの事が書いてあって」は、その類いのものを求める人への宣伝文句
として機能すると考えられるが、この宣伝 (?) につられて買うと期待はずれに終わるだけ
だと思うので。

唐沢俊一の本には、下ネタなら嫌になるほど書かれているが、「変態セックスの事」に
ついては、実はあまり書かれていない。

最初に引用した文章は「明治時代には『エクスタシー』のことを『快味(よきあじ)』と
言った。」と題した章の最初の段落なのだけど、この章自体、「変態セックス」について
の記述はいっさいない。書かれているのは、

(1) 「エログロナンセンス時代」の説明
  ( ガセ混じり: http://tondemonai2.blog114.fc2.com/blog-entry-42.html 参照)
(2) 『四畳半襖の下張り』について
  ( ガセ混じり: http://tondemonai2.web.fc2.com/651.html 参照)
(3) 明治の古本『男女交合得失問答』の紹介
  ( 「処女と非処女の鑑別法は、その女性の鼻のアタマを指で押してみればよい。」
   とか書いてある本だそうだ )

と、どれもノーマルなセックス (何をノーマルとするかの難しい話はおいとかせてもらって)
関係の話でしかない。

2000 年以前の唐沢俊一の著作には『トンデモ怪書録』 (1996 年) というのがあって、
この中の『異常性愛大辞典』 (P.99) の紹介のような記事が、どの本にも含まれている
のならば、「必ず変態セックスの事が書いてあって」といってもさしつかえないと思うん
だけど……。
(ちなみに、この本には『臨床的獣姦学』が表題となっている章もあるが、「変態セックス」
については、「いかにしてケダモノとセックスを楽しむか、ということについて微に入り細を
うがち考証している脳天気極まりない珍本である」というのみで、変態セックスの具体的
な説明は放棄したような記述の紹介にとどまっている)。

その他、1998 年刊の『トンデモ一行知識の世界』では、獣姦ネタが「変態セックス」の
話題といえるかなあ。ガセだらけというのはおいとくにしても、「変態セックス」の話という
くくりで、ここに唐沢俊一の書いたような話を読みたいという需要がどれだけあるのかは
疑問だが。

お願いだから食物としての羊を大切に使いましょうよ
サル学の権威の、さる先生が、「ゴリラはワシによこせ!」と……

( あと、欄外にはこういうガセビアとかも散りばめられているかな )

1999 年刊の『唐沢俊一のB級裏モノ探偵団』には、猥歌の紹介やエロ広告の章がある
けど、これらは「変態セックス」といえるものではなく、ノーマル路線だろうということで。

で、まあ、唐沢俊一の本にはそれこそ必ず含まれるのではないかという勢いなのが、
ホモカルチャー話。同性愛を変態に分類してよいのかという問題においてはかなり迷う
ところがあるけど……まあ、それは勘弁してもらって数に入れるとして。カルチャーとして
の紹介にとどまるものではなく、「変態セックス」の話といえるレベルの記述は、1997 年
刊の『唐沢俊一のカルト王』くらいか。

それでも「変態セックス」の話を求めて唐沢俊一の本を買うかどうかは……あなた次第
です。


More...

http://www.23ch.info/test/read.cgi/books/1236705715/
-------
824 :無名草子さん:2009/03/18(水) 11:46:54
2000年9月に単行本として発行された『トンデモ一行知識の逆襲』に書かれている
『明治時代には「エクスタシー」のことを「快味(よきあじ)」と言った。』
という文章が掲載されている。
巻末の初出によると「雑誌「UtaN」1996年8月号」に掲載された物らしいが書き出しが

>唐沢の本は必ず変態セックスの事が書いてあってけしからん、と
>怒っている人のホームページを見たことがある。別に必ず書こう
>と決意しているわけではないが、まあ、そのタグイの話、決して
>嫌いではないのは確かだ。

唐沢が今でもサイト全体の事を「ホームページ」と呼ぶと思っているらしい勘違いは
この際はどうでもいい。
巻末には「本書に収録するにあたり、加筆し、また改題したものもあります」と書い
てあるんだけど、2000年9月というネットのかなり早い段階に「唐沢俊一」を話題に
して「唐沢の本を何冊も読んでいる人」が「けしからんとネタにする」ホームページ
が存在していたってのが、どうでもいい話だが存在していたのかなぁ
2000年9月と言えば、2000年10月に伝説の自らが立てた
『正味な話、唐沢俊一ってどうなんですか』が登場している。
http://mentai.2ch.net/zassi/kako/972/972513699.html

しかし唐沢の本を(この段階で)何冊も読んでいるという奇特な方、なぜそんな本を
選んで読んでおきながら「変態セックスの事が書いてあってけしからん」とか怒って
いるんでしょうか。
どうでもいい話ですが。

826 :無名草子さん:2009/03/18(水) 11:51:06
>>824

当時札幌に住んでたママに「まあ俊ちゃんハレンチなこと書いて」と怒られた。

827 :無名草子さん:2009/03/18(水) 11:52:39
カトリック男子校時代にヤマトの登場人物でポルノ小説を書いて
「唐沢、お前小説家になれ」と大絶賛された。

-------

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