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2010.10.31 (Sun)

「さて教育現場のみなさん、どうする?」なんていっている場合では……

『ウラグラ! ベスト・オブ・裏モノの神様』 P.182 ~ P.183

唐● 当然のことながら差別がらみ、ですよね?
神● それはもちろんのことじゃな。とはいえ、肌色という言葉が世界中
で使われているわけでもなく、日本限定の色名なのだから、“日本人の
肌色”という意味でいいのではないかと思うんだがのう。


クレパスが 24 色だったら神田川」の中の引用では略していた部分。

まあ「肌色」という言葉がクレヨンの色の名から消えたことについて、違和感をおぼえたり
反発したりした人は結構いたとは思うけれど、「日本限定の色名なのだから、“日本人の
肌色”という意味でいいのではないか」という唐沢俊一の主張は、ちょっと無神経過ぎる
のではないかと。

「日本人」の中には帰化した元「外人」もいれば、彼らの子どもや孫もいるのに――なんて
理屈は、「アメリカ人のE・H・エリック」だの「ロイ・ジェームスという日本語のうまいトルコ
人のタレント」だのと書いて平気な唐沢俊一には通じにくいものなのかもしれないが。

で、E・H・エリックって、イーエッチさんと呼ばれてたっけ?
“おめえ、ヘソねえじゃねえか”って若年層にも通じるだろうか

『ウラグラ! ベスト・オブ・裏モノの神様』 P.183

神● 小麦色の肌、などというが、いったい世の中に小麦の色、などと
いうものをちゃんと認識している人がどのくらいいるか、じゃな。


『ウラグラ! ベスト・オブ・裏モノの神様』 P.184 ~ P.185

ところで、肌色の代わりに、あの色を何と呼ぶのかというと、“ペール
オレンジ” なのだそうだ。ペールというのは薄いという意味で、これを
聞いて初めて、日本人の肌の色はオレンジ色だったのか、と知って
驚いた人も多いだろう。先の対話中にも出てきた、“小麦色の肌”の
小麦色というのは、実はこのオレンジの濃い色のことなのである。
“ペール”には、“青ざめた”という意味もある。アメリカインディアンの
ことを、昔、白人は“レッドスキン”と表現したが、インディアンは逆に
白人のことを“ペールフェイス”と言って馬鹿にしていた。してみると、
“ペール”という言葉にはいささかの侮蔑的意味あいが含まれている
ことになる。さて教育現場のみなさん、どうする?


こちらのエントリーでの「そうなると」、このエントリーでの「いっそ」に匹敵するのでは
ないかと思われる「してみると」である。

「アメリカインディアン」が白人を「“ペールフェイス”と言って馬鹿にしていた」からと
いって、「“ペール”という言葉にはいささかの侮蔑的意味あいが含まれている」とする
ならば、「“レッドスキン”」の「レッド」にも「侮蔑的意味あい」で、「教育現場のみなさん、
どうする?」という話になりかねないのだが……。

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=paleface&dtype=1&dname=1na&stype=0
>ple・fce
>[名]((軽蔑))白人. ▼アメリカ先住民が用いた.


http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=redskin&dtype=1&dname=1na&stype=0
>rd・skn
>[名]((古・禁句))北米先住民. ▼American Indian, Native Americanという.


万一、「さて教育現場のみなさん、どうする?」ということになったとしても、唐沢俊一に
なぜか存在を無視されているサクラクレパス社 (前エントリー参照) の製品のように、
「うすだいだい」という名前にすればよいだけの話であろう。

唐沢俊一は、「肌色の代わりに、あの色を何と呼ぶのかというと、“ペールオレンジ”
なのだそうだ」とのみ書いているが、これはぺんてる社の製品にはあてはまっても、
サクラクレパス社の製品にはあてはまらない。

http://shopping.yahoo.co.jp/product/compare?pid=ad71c9a0327b1b41590a7118abad511f
>ぺんてる クレヨン ペールオレンジ

http://www.craypas.com/products/lineup/detail/399.php
>株式会社サクラクレパス
〈略〉
>水で落とせるクレヨン うすだいだい


というか、無理矢理にでも「さて教育現場のみなさん、どうする?」で文章をしめくくりたい
ので、あえてサクラクレパス社について言及しなかったのではないかという疑いも……。

http://ja.wikipedia.org/wiki/肌色
>人種差別に対する問題意識から、人種・個人差・日焼けの度合いによって肌の色は
>異なるのに特定の色を肌色(フレッシュ)と規定する事はおかしい、としてこの名称を
>避ける動きがあり、クレヨン・クーピーペンシル・絵具等で従来の肌色を薄橙(うすだい
>だい)・ペールオレンジ(pale orange)等と言い換える場合がある(アメリカでは、たと
>えば1962年にCrayola社は肌色に相当するfleshの呼称をpeach「ピーチ」と呼び変え
>ている)。



それから、唐沢俊一は「先の対話中にも出てきた、“小麦色の肌”の小麦色というのは、
実はこのオレンジの濃い色のことなのである」と書いているのだが、アメリカ版小麦色の
wheat #F5DEB3 も、JIS慣用色名の「小麦色」も、肌色と比べても「オレンジの濃い色」と
いうようには、あまり見えない。

#FFE6CE フレッシュ (flesh)
#F5DEB3 ホウィート (wheat)
#FFD0A2 ペールオレンジ (PaleOrange)
#F1BB93 肌色
#D4A168 小麦色
#A55A4A まつざきしげるいろ

「オレンジの濃い色」というには、彩度があまり高くなく黄色みが勝っているせいか、
茶色に見える。肌色 #F1BB93 を単に濃くしたのが小麦色 #D4A168 ではないのだ。

http://www.studio-mana.com/ippuku/dentousyoku/gojuon08.html
>こむぎいろ(小麦色)JIS
>小麦の種子の表面のような色。やわらかい赤みの黄色。現代。大昔から日本でも
>食されている小麦だが、染色名としては使われなかったようだ。日焼けした健康な肌
>も小麦色。
>■WEBカラー: #D4A168 ■RGB:R/ 212 G/ 161 B/ 104


さらに日焼けが進んだ「まつざきしげるいろ」は、これはもうサクラクレパスも認めた (?)
茶色である。

http://ja.wikipedia.org/wiki/まつざきしげるいろ
>まつざきしげるいろは日焼けした肌の濃さで評判のある日本の歌手・俳優・タレントで
>ある松崎しげるの肌色に合わせて作られた絵具の色である。RGBであらわすと
>「#A55A4A」あたりだと言われる。
>2005年5月18日放送のフジテレビのバラエティ番組『トリビアの泉 ~素晴らしきムダ
>知識~』において「松崎しげるの肌の色を絵具で作る場合の割合は○色○%と○色
>○%」というトリビアの種が取り上げられ、日本でもっともよく使われている絵具である
>サクラクレパスの「マット水彩・12色絵の具」を用いて松崎しげる本人の肌の上に塗っ
>た絵具を分光放射輝度計で比較しながら6時間をかけて「まつざきしげるいろ」が完成
>した。その際の比率は黄色(#3) 25%:朱色(#18) 45%:緑(#29) 14%:白(#50) 16%で
>あった(なお他社の絵具では濃度が異なるため同じ比率では再現できない)。この時
>の審査員長タモリによる評価は最高段階である「満開」であった。企画に協力したサク
>ラクレパスから茶色の代わりにまつざきしげるいろ(#55)が入った「マット水彩・12色絵
>の具」が10セット提供され視聴者へ抽選でプレゼントされた。


でも唐沢俊一は自信ありげに、「いったい世の中に小麦の色、などというものをちゃんと
認識している人がどのくらいいるか、じゃな」とも書いているし、もしかしたら小麦の色と
いうのは予想以上に鮮やかで「オレンジの濃い色」という感じなのかなあと思ったけど、
画像検索してみたかぎりでは、そういうわけでもないみたいで。

- http://kokura.cocolog-nifty.com/start/2005/05/post_727c.html
- http://pds.exblog.jp/pds/1/200806/19/39/c0120439_1851388.jpg
- http://www.kijoan.com/takeuchiblog/2009/05/31/熟れた小麦/熟れた小麦.jpg
- http://www.naganoblog.jp/usr/hugel/ライ小麦.JPG
- http://www.misedas.net/item_images/item_group/l/2012/1869.jpg
- http://organicwheat.jp/img/komugi200906_3.jpg
- http://www.k-daichi.com/img/komugibatake.jpg
- http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/c1part/c1koku/c1kksh/c1kk2.jpg
- http://www.sozai-ya.jp/images/item/102-1.jpg

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Comment

>クレヨン「はだいろ」へのポリティカル・コレクトネス

自分ではあまり意識していなかったのですが (←おい)、結構あるのかも。
しかし、数個前のコメント欄に書いた「個人的にはどちらでもいいやと思っています」というのも本当で、クレヨンに「肌色」があるのはけしからん (or けしからんことだった) と思っているわけでもないです。たとえば、
http://tondemonai2.blog114.fc2.com/blog-entry-548.html
のエントリーの方でリンクした
http://www.3838.com/shopping/camp/crayon_t/
の「みつばちクレヨン」には「肌色」という色名がありますが、それをよくないと批判する気にはなれません。

で、そっちのエントリーの「追記」の方でリンクさせてもらっている
http://www.eigo.be/expressions/fleshcolor.htm
の冒頭で紹介されているような肌色ダメ論。

>クレヨンに肌色ってあるでしょ。あれってとんでもない事です。あんなの
>日本でしか通用しないこと。これが外国だったらそのクレヨンの会社は
>直ぐ裁判にかけられて謝罪し訂正しなければなりませんよ。日本
>は住んでいると気がつかないかもしれませんが、まだまだいっぱい
>差別のある国です。 (ある新聞社のWeb掲示板から)

こういうのを見ると反射的に、いや「これが外国だったら」っていわれても、ここは日本だから――といいたくもなります。

しかし、肌色ダメといっている奴こそダメという論にも内容のレベルの高低があって (←偉そう) で、個人的なバイアスにより全面的に賛同まではいかないが、これに同意する人の気持ちもわかるというものもあれば、これじゃあ肌色ダメといっている奴こそダメという奴の方がダメだったということになりそうだというものもあると思います。

そして唐沢俊一の「“日本人の肌色”」というのは、さすが「アメリカ人のE・H・エリック」とかガセった人だけあると、すぐに思い浮かべることができてしまうわけで。
トンデモない一行知識 |  2010年11月03日(水) 13:52 |  URL |  【コメント編集】

>うーん、自分がアメリカに住む黒人だったらまあ、ふざけんじゃねーと抗議もしたくなったろうなとは思っています<肌色問題。空の色は常に空色ではないとか、肌色という色のなりたちはうんぬんとか説明されて納得……できないでしょうね多分。
> 日本人なんて海流に乗ってあちこちからきた混血の集まりなんだからさといわれて育ったせいか、そんなには共感できないですねというのが正直なところです。

なるほど、それもひとつの立派な見識ですね。
ただそうなると、ここでの問題は唐沢の考え方や感性ではなく、むしろクレヨンの「はだいろ」批判が本質ということになるのでは?要するに上記トンでもない一行知識さんの発言は、ポリティカル・コレクトネスそのものだよねぇ?という意味ですが。
クレヨンに「はだいろ」というのがあること(あったこと)と、日本人が自分たちの肌の色をどう認識しているかというのは、似ているようでいて別次元の話だと思います。グローバルな視点で「はだいろ」だとさまざまでハッキリしないから別の呼称を作ろう、っていうのはもっともな意見ですが、「抗議」とか「単一民族幻想」とかが出てくるほど大事なのか疑問です。
グローバルな視点がなかったころ生まれて受容された「はだいろ」について、「グローバルな視点」欠けた差別的な発想だと批判するのはフェアじゃないでしょう?それは今の常識で過去を断罪することだから。高島俊男の主旨はそういうことなので、トンでもない一行知識さんが<年配の人によくいる単一民族幻想を大事にするタイプという感じ>と受け取ったのは、私の引用の仕方が下手なせいか、トンでもない一行知識さんのポリティカル・コレクトネスへのバイアスがキツいせいか、あるいは両方のせいかなんでしょうね。
もちろん、クレヨン「はだいろ」へのポリティカル・コレクトネスを唐沢俊一に託けて主張するというスタンスもあると思うので、私の話は大きなお世話なんですが、ついついいつもの調子で書いてしまい申し訳ない。

>「bronzed skin」
>「(sun)tanned skin」

肌の色の黒いのを表すのにbrown skinというのもあるのですが、自分の知る限りこれ、おおむね黒人限定です。bronzed skinは反対に白人向けのような気がするけど、実際どうなんでしょうね。
discussao |  2010年11月02日(火) 03:47 |  URL |  【コメント編集】

>NNT さん
Beige の方は #F5F5DC で、意味的にも色的にも、日本でいう生成り色に近い感のような。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ベージュ
>ベージュはしばしば、薄い(しかし本来のベージュほどには薄くない)茶色と
>誤解されている。この意味のベージュを特にフレンチベージュ (French beige)
>という。

ちなみに French beige は #A67B5B で、上でいう「誤解」というのは何となく日本独自のものかと思っていたら、英語版の記述によると「The first recorded use of French beige as a color name in English was in 1927. 」だとか。
http://tx4.us/nbs/nbs-f.htm

Ochre が #CC7722 なのはよいとして、まあファンデーションを売るときに、オークル系とはいえても、黄土色系とはいえないでしょうね、なかなか。^^; もっとも、もしかしたら、アメリカ人は「黄色の土の色」と思いながら買っているとか……?

http://www.evecare.com/store/cosmeproud/superlucentuvtwowaycake042oz12ochre_10788.php

>もし、クレヨンの肌色に近いファンデーションがあったなら、唐沢氏の顔を
>塗ってあげたいですね。パタパタと大きいスポンジで。

ビフォーアフターは見てみたいカモ。
トンデモない一行知識 |  2010年11月02日(火) 01:45 |  URL |  【コメント編集】

>discussao さん
うーん、自分がアメリカに住む黒人だったらまあ、ふざけんじゃねーと抗議もしたくなったろうなとは思っています<肌色問題。空の色は常に空色ではないとか、肌色という色のなりたちはうんぬんとか説明されて納得……できないでしょうね多分。

日本でも数的にはアメリカほどではないにしても、白人や黒人の「日本人」もいれば、ハーフ、クォーターの子どもたちも普通に存在しているわけで――とまあ本文に書いたことの繰り返しになりますが。よくある意見かもしれないし、すげー問題発言とまではいわないけれども、「ちょっと無神経過ぎる」のではないかと。

高島センセイの文章の方は直接読んでいるわけではないためハズしていたら申し訳ないですが、年配の人によくいる単一民族幻想を大事にするタイプという感じなんでしょうか。日本人なんて海流に乗ってあちこちからきた混血の集まりなんだからさといわれて育ったせいか、そんなには共感できないですねというのが正直なところです。

>「bronzed skin」
>「(sun)tanned skin」

tan はページによって別の値にしているものもありますが、とりあえず Wikipedia では #D2B48C で「Tan is a pale brownish, tawny color. 」 で、tawny の定義は「a yellowish brown color.」だけど、#57CD00 という色を見ると、かなり濃いオレンジっぽくて。@_@ bronze が #8C7853 で「a medium brown color」。一応どちらも Shades of brown に分類されてはいますが、これは思っていた以上に微妙というか、そもそも brown の定義自体「Brown colors are dark shades of reds, oranges, and yellows on the RGB and CMYK color schemes.」ですし……。

>「色の白いは七難隠す」や「部屋にばっかり閉じこもって生っ白くなりやがって」

http://tondemonai2.blog114.fc2.com/blog-entry-94.html
でやったことのある、「肌の白さゆえに血管が青く透けて見え」るのが貴族のしるしとかいう話もありますですね。
トンデモない一行知識 |  2010年11月02日(火) 01:06 |  URL |  【コメント編集】

●私の肌はピンクオークル系

またもやファンデーションの話ですが、『オークル』って表現が多いのですが、
『オークル』はフランス語『ocre』なんですよね。
英語だと『ochre』『ocher』『オーカー』で、
黄褐色、黄土色って事らしいです。
『ベージュ』って表現の色との違いは赤みがある方が『オークル』って事らしいです。
で、『beige』『ベージュ』は染めていない羊毛での毛織物の色の事で、
極めて薄い黄色ないし茶色だそうです。
ベージュ系は赤み隠しには良いと思って使ったら、肌が黄色くなりすぎました。
肌の色って難しい。

>日本人の肌の色はオレンジ色だったのか、と知って驚いた人も多いだろう。
って、酷いなぁ、センスが。
もし、クレヨンの肌色に近いファンデーションがあったなら、唐沢氏の顔を塗ってあげたいですね。パタパタと大きいスポンジで。

クレヨンの『はだいろ』が『はだいろ』って名前で無くなっても、所詮便宜上の名前なのだから、一向に差し支えないと思います。
NNT |  2010年11月01日(月) 20:02 |  URL |  【コメント編集】

ご承知なのかもしれないのでアレなんですが、

>さて教育現場のみなさん、どうする?

という「肌色」問題提起は、「ウラグラ!」出版以前の高島俊男『お言葉ですが・・・』<はだ色は差別色?>にて、方向性は微妙に異なれど記されていますね。新聞の社会面に載った、セーシェルの小学校に国際交流に出かけた京都の小学校校長が「肌色」問題でポリティカル・コレクトネスしたという記事を読んで、高島センセイが例によって湯気を立てながらクサしてる話ですが。

>そこで断乎文具メーカーに色名変更を求める、という次第だが、変更を要するのはクレヨンじゃなくて、校長先生のその意識だろうとわたしは思います。/京都大学教育学部の助教授で前平という人が、「自己中心主義の典型例。自分たちの世界を中心に物事を見て、結果的にすべての肌の色を表現しているという思い違いになる。改めていかないといけない」とのたもうている。/しかしねえ、地球上どこの民族でも、自分たちの世界を中心に物事を見ているものだよ。またそれしかできないしねえ。

<とはいえ、肌色という言葉が世界中で使われているわけでもなく、日本限定の色名なのだから、“日本人の肌色”という意味でいいのではないかと思うんだがのう。>と<しかしねえ、地球上どこの民族でも、自分たちの世界を中心に物事を見ているものだよ。またそれしかできないしねえ。>は同じ内容の主旨なので、特に問題ってほどの記述でもないんじゃないか?とは思いましたが、トンでもない一行知識さんは全体を俯瞰して判断してるんでしょうね。

>先の対話中にも出てきた、“小麦色の肌”の小麦色というのは、実はこのオレンジの濃い色のことなのである

これだと欧米では肌の色の基本はオレンジで、濃淡による対比語があるということになりますね。色彩としての「小麦色」の実体はさておき、肌色としての「小麦色」は英語では「bronzed skin」だから昔風に和訳すると唐沢色、じゃなかった唐金色となるのかなぁ。「(sun)tanned skin」という呼び方もありますが。
paleも別に必ずしも侮蔑的な表現とは限らないし(how to get pale skinみたいな)、それは日本語の肌色の白が「色の白いは七難隠す」や「部屋にばっかり閉じこもって生っ白くなりやがって」とどちらにも使われているのと同じですよね。ま、唐沢スタンダードなテキトー薀蓄なので、ムカつくほどの価値もないですが。
discussao |  2010年11月01日(月) 02:50 |  URL |  【コメント編集】

>とりとりさん
>色を言葉で説明するのは難しいですね、

Web カラーで 16 進表記すれば……あ、でも、ディスプレイとか環境依存になってしまう……では色情報つきで PDF 化しておけば――などと考えたのですが、「利休茶」の場合は結構難しいですね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/色名一覧_(り) で利休茶は #776D3A で
http://yuzen.net/color/brown/rikyucha.htm では #6E5F39 だったり……。

http://ship-of-fools.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-983f.html
>一言で言い表すと、「茶色を帯びた渋い緑色」。goo辞書の説明によると、
>『わずかに緑色を帯びた茶色。』とのこと。なるほど、どちらを主として捉える
>か…で見え方も変わってくるというもの。

印刷物の色見本帳に相当するような、実際の布でできた見本がないとキツいのかもなあと思いました。
トンデモない一行知識 |  2010年11月01日(月) 00:07 |  URL |  【コメント編集】

●オレンジ色といえば

大学時代のサークルで法被を作ったときの袖の色が利休茶だったなあ
見た目は橙色だったのに

色を言葉で説明するのは難しいですね、専門用語を使うか、○○色を帯びた○○色とか、淡○色とか
とりとり |  2010年10月31日(日) 22:48 |  URL |  【コメント編集】

>NNT さん
>>“日本人の肌色”という意味でいいのではないか
>ってのは、乱暴。BBクリームの色展開の少なさ並みにふざけた話だと思う…。

なんかツボにはいって、声を出して笑ってしまいました。「BBクリーム」って何? 状態なのに。

http://bfg-style.jp/pro/ueda/index.html?gclid=CLCf4o-P_aQCFQcwbgodyVqJhA
>実はこれ、日本仕様。BBクリームはグレーがかった色味で肌なじみの
>悪いものが多いのですが、こちらは肌にしっかりなじみます。

何かいろいろあるのですね。
http://www.hughsmcr.com/
トンデモない一行知識 |  2010年10月31日(日) 21:46 |  URL |  【コメント編集】

>ねじさん
オレンジ色と感じるか茶色と感じるかは、色によっては本当に微妙な話になりますからね……水色と感じるか薄緑と感じるかも似たような問題を含むかと。

参考 (「オレンジ系の色」と「茶系の色」):
http://blogs.dion.ne.jp/crafuji_blog/archives/cat_257955-1.html
http://blogs.dion.ne.jp/crafuji_blog/archives/cat_257956-1.html

>肌色がオレンジ色の仲間だったというだけで、あまり驚くほどのことではないと
>思います。

「肌色」のない色鉛筆では、オレンジを薄く塗って代用したりしますし。ただベージュとか茶系統と思っていたから意外だと感じた人は結構いそうです。

まあ唐沢俊一は、黄色系統だと予想していた――という可能性もありますが。

『ウラグラ! ベスト・オブ・裏モノの神様』 P.184
>アメリカのコミックなどに描かれる日本人の顔は以前は大体、まっ黄色の
>黄疸患者みたいだったものじゃ。あれは“黄色人種”というイメージで
>塗られていたわけで、それで誰も不自然だなどと感じなかった。

日本人の肌色として、色白ならばアイボリー #F3EED5 の系統もあるから、そっちを採用すれば黄色系統となるかも。練色 #FAE3BE とか。


>日本人にとっては茶色にしか見えない車を、アメリカ人がオレンジ色と表現した

http://www.toyama-cmt.ac.jp/~kanagawa/umi.html
に紹介されていますが、コピペ禁止みたいです。^^;
トンデモない一行知識 |  2010年10月31日(日) 21:31 |  URL |  【コメント編集】

>金平糖さん

>穂の色や粉の色は知っていても挽く前の種子の色はなかなか見る機会がない
>わけで

そうですねー、ただ種子の色かなといったんわかってしまえば、後は捜しようもあるわけで。本文では Google の画像検索を使用しましたが、小麦ならば画像素材集からゲットすることもできるでしょうし、和物にこだわらなければ USDA の Photo Library (Public Domain) も使えます。たとえば:
http://www.ars.usda.gov/is/graphics/photos/search.htm
から wheat で検索して、

http://www.ars.usda.gov/is/graphics/photos/k7219-1.htm
http://www.ars.usda.gov/is/graphics/photos/mar97/k5451-6.htm

あたりを引っ張ってくるとか。

# 見栄えのよいのを壁紙や挿絵に流用するなら、以下からたどるのがお勧め↓
http://www.ars.usda.gov/is/graphics/photos/illustrationsimages.new.htm


>そんなことははじめからわかった上で適当にちょうど良いところを取ってるわけで
>世の中全体の余裕がなさすぎなんじゃないかと心配になります。

まあ現時点では、むしろ反動がくるかもという気もします。
http://news4vip.livedoor.biz/archives/51271960.html

「肌色」にこだわるのも単なるノスタルジーじゃないのと思ってしまうので、個人的にはどちらでもいいやと思っていますが。(←冷淡?)
トンデモない一行知識 |  2010年10月31日(日) 21:00 |  URL |  【コメント編集】

●肌色にも色々

自分は結構色白、というか、黄色の色素が薄いだけで、赤ら顔になってます。
その為、ファンデーション選びも結構難しいです。
子供の頃には自分の肌がいわゆる『肌色』とは違うなーと思っていました。
でも、ちゃんとした観察眼があれば、皆が皆違う肌の色だって分かりますよ。

>“日本人の肌色”という意味でいいのではないか
ってのは、乱暴。BBクリームの色展開の少なさ並みにふざけた話だと思う…。

おまけ:肌色から選ぶ(ファンデーションカラーチャート)
http://www.cezanne.co.jp/foundation_chart/chart.html
NNT |  2010年10月31日(日) 20:58 |  URL |  【コメント編集】

色って国によっても捉え方、表現の違いがあるようですね。

日本人にとっては茶色にしか見えない車を、アメリカ人がオレンジ色と表現したためにトラブルになったというようなお話を思い出しました。手元にないのでだいぶんうろ覚えですが、鈴木孝夫「日本語と外国語」だったかと思います。

表示されている小麦色は、私の目でもうす茶色に見えます。
これをオレンジの濃い色と感じる日本人は少数派じゃないでしょうか。

>日本人の肌の色はオレンジ色だったのか、と知って驚いた人も多いだろう。

肌色がオレンジ色の仲間だったというだけで、あまり驚くほどのことではないと思います。
ねじ |  2010年10月31日(日) 20:48 |  URL |  【コメント編集】

>小麦色の肌、などというが、いったい世の中に小麦の色、などと
いうものをちゃんと認識している人がどのくらいいるか、じゃな。

間違ったことを言ってるわけでもないのですが
小麦色とは乾燥させた小麦の種子の色でつやのある薄い茶色です。
穂の色や粉の色は知っていても挽く前の種子の色はなかなか見る機会がないわけで
逆に言えばおそらく唐沢も知らない
で、説明しなきゃまるで意味がないわけで
あくまで種子の色で、収穫したばかりだと少し白っぽい色が
天日で乾燥させることでつやのある薄茶色になるということまで
説明しないとなかなかお目にかかれないことがわからない。

肌の色なんてのも北は北海道から南は沖縄までさまざまな人が住んでるわけで
そもそも気にするようなことでもないはずなんですけどね。

桃の花だって赤いのもあれば橙っぽいのもあれば薄桃色のものもある。

人肌に暖めてと言っても人の体温もそれぞれで
平熱が35度の人もいれば37.5度という人もいる。

そんなことははじめからわかった上で適当にちょうど良いところを取ってるわけで
世の中全体の余裕がなさすぎなんじゃないかと心配になります。
金平糖 |  2010年10月31日(日) 18:55 |  URL |  【コメント編集】

●Wikipedia が教えてくれた~♪

http://ja.wikipedia.org/wiki/まつざきしげるいろ
>その後まつざきしげるいろ入りの「マット水彩・12色絵の具」は
>フジテレビ内の土産物屋で販売されるようになった。

これ↑だけ見たら、もう今は売っていないかなという感じもあるですが、サクラクレパス社のサイトには今も……。

http://www.craypas.com/topics/detail/matsuzaki.php
http://www.craypas.com/topics/img/matsuzaki01.jpg

で、これ↓とか見ると、少なくとも 2008 年の時点では元気で販売していたっぽいです。

http://www.unkar.org/read/namidame.2ch.net/news/1202703213
>1 : 造反組(大阪府):2008/02/11(月) 13:13:33.93 ID:Gt6/75XH0 ?PLT(12111) ポイント特典
>画像:http://news.ameba.jp/imgs/0211m.jpg
>株式会社サクラクレパスの販売している水彩絵の具「マット水彩 MW12PT」に
>入っている「まつざきしげるいろ#55」が、ネット上で話題となっている。
〈略〉
>このことに対するコメントには、「松崎しげるを描くときに使うのか」等戸惑いの
>声もあったが、「これをまじめにつくることがすごい」、「サクラクレパスには
>敵わない」等、支持的なものが多く見られた。

「サクラクレパスには敵わない」www
トンデモない一行知識 |  2010年10月31日(日) 18:24 |  URL |  【コメント編集】

●まつざきしげるいろ

「まつざきしげるいろ」は笑ってしまいました。
しかも製品化されているとは。
猫遊軒猫八 |  2010年10月31日(日) 17:33 |  URL |  【コメント編集】

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