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2009.03.21 (Sat)

TBS ラボでの活躍ぶりにも興味が<オプチカル・プリンター 1200 シリーズ

週刊昭和 vol.16 昭和41年 「ウルトラマン」放送開始
http://doraku.asahi.com/earth/showa/

円谷英二がアメリカのオックスベリー社から買い入れたオプチカル映像合成
機を駆使した(実はこの購入代金をTBSが肩代わりする交換条件として円谷
プロが特撮番組を制作し、ウルトラ・シリーズを産むことになる)特撮の見事
さばかりでなく、ストーリーのテンポの早さが段違いなのだ。

http://s03.megalodon.jp/2009-0321-1251-05/doraku.asahi.com/earth/showa/

×この購入代金をTBSが肩代わり ○この高価な機械をTBSが代わって購入

唐沢俊一検証blogさんの「あの日たったひとつの言葉が言えずジュワッチを置いた。
には、

http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20090317/1237288459
>※追記 これが「週刊昭和」の記事全文。そんなに長くない文章なのでチェックして
>ほしい。


とあったことだし、こちらで後追い。

2ちゃんねるのスレへの書き込みに、「結局特撮番組制作を交換条件にTBSが代りに
購入したわけで。 円谷プロの所有物になったわけではないのに『購入代金を肩代わり』
は変ではないか?」という指摘があった (Read More 参照) が、円谷プロではなく TBS
の所有物となったものに対して、「購入代金をTBSが肩代わり」とした唐沢俊一の書き方
は、確かに変。

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&stype=1&dtype=0&p=肩代わり
>かた‐がわり〔‐がはり〕【肩代(わ)り/肩替(わ)り】
>[名](スル)《駕籠(かご)かきが担ぐのを交代する意から》人の債務などをかわって引き
>受けること。「借金を~する」


また、円谷英二は当時最新鋭のフォーヘッド方式オプチカル・プリンターを注文はした
ものの、費用を工面することができなくて結局は「TBSが代わって1200シリーズを購入」
することになったのだから、唐沢俊一の書いた「円谷英二がアメリカのオックスベリー社
から買い入れたオプチカル映像合成機」という箇所もおかしい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/オプチカル・プリンター
>1937年(昭和12年)に東宝の「特殊技術課」へと迎えられた円谷英二は、手動式の
>国産機を自ら設計することで、同課における合成技術の向上を目指していた。東宝で
>も、『ゴジラ』を機に合成技術の更なる向上を目指していた円谷の意欲に応えるべく、
>1963年(昭和38年)の6月にはアメリカにて開発済みの、オックスベリー社製スリー
>ヘッド方式オプチカル・プリンター1900シリーズを『マタンゴ』の撮影用に購入した。
>円谷は、スリーヘッド方式の性能でも満足しなかった。自ら主宰する円谷特技プロダク
>ションに、フジテレビとTBSからそれぞれ、円谷の優れた特殊技術を活かした新番組
>企画の発注があったことを知り、オックスベリー社で新たに開発されたフォーヘッド方
>式オプチカル・プリンター1200シリーズの購入を決断した。
>だが当時、世界中に2台しか存在しなかった1200シリーズの価格は、11万ドルした。
>当時のレートで換算すると4000万円という高額な機材だったことから、円谷は手付け
>金の500万円を工面すべく、円谷特技プロダクションを東宝傘下の会社にすることで、
>資金面での安定を図ろうとした。
>円谷は、フジテレビで企画中だった新番組『Woo』の制作予算で、一時的にしろ1200
>シリーズの購入代金を立て替えようと計画した。しかし、『Woo』が中止となりそれは
>不可能となった。船で輸送途上の現物をキャンセルする訳にもいかず、TBSの敏腕
>ディレクターでもあった円谷の長男・一の仲介で、TBSが代わって1200シリーズを購入
>し、同局のために円谷特技プロダクションがオプチカル合成技術を用いた特撮番組を
>制作するという契約が結ばれ、後の「ウルトラシリーズ」で使用される事となった。この
>プリンターはその後、TBS局内にあった「TBS現像所」(通称:TBSラボ)で長い間使用
>され、映画、CM等で活躍した。


実は、唐沢俊一が「肩代わり」という表現を使ったのは、このサイト↓がネタ元なのでは
ないかと、個人的には疑っているわけだが。

http://www2.u-netsurf.ne.jp/%7Eokhr/sight7/staff.htm
>円谷一
〈略〉
>1965年、TBSが円谷英二氏から肩代わり購入したオックス・ベリー社の最新鋭オプ
>ティカル・プリンターの一件から、「ウルトラQ」の企画・制作を担当することになった。


こちらの人は「TBSが円谷英二氏から肩代わり購入した」と書いているので、Wikipedia
の記述とも内容的に一致している。これを「購入代金をTBSが肩代わり」としてしまうの
が、唐沢俊一ならではのガセ変換ということではないかと。

ついでに、自分みたいなど素人には、「オックスベリー社から買い入れたオプチカル映像
合成機」とだけ書かれても、「特撮の見事さ」とどうつながるのか、よくわからないよ、とも
思ったり。当時は世界に 2 台しかなかった最新鋭機とか、値段は円換算して 4,000 万円
とか、その程度の解説を入れてくれるだけでも違ったのに。

その他参考 URL:
- http://wkp.fresheye.com/wikipedia/ノート:オプチカル・プリンター
- http://members.jcom.home.ne.jp/0948503001/gousei.htm


More...

http://www.23ch.info/test/read.cgi/books/1236705715/
-------
770 :無名草子さん:2009/03/17(火) 12:59:53
『週刊昭和』のウルトラマンについての文、特に目新しい視点もなく
素人でも書けそうな陳腐な内容だった。
今さらこんなことを書いて誰が喜ぶんだろう?
しかし、TBSがオプチカルプリンターの購入代金を肩代わりする交換条件
として、円谷プロと特撮番組制作の契約を結んだように書かれているが…
実際は円谷英二が資金繰りの見通しのつかないままオプチカルプリンターを
注文してしまい、結局特撮番組制作を交換条件にTBSが代りに購入したわけで。
円谷プロの所有物になったわけではないのに「購入代金を肩代わり」は
変ではないか?

771 :無名草子さん:2009/03/17(火) 13:04:07
>>770
唐沢がwikipedia見て書いたから、そういう記述なんじゃない?>オプチカルプリンタ

832 :無名草子さん:2009/03/18(水) 12:59:30
『週刊昭和』立ち読みしてきた。
オプチカル・プリンターについて唐沢はたしかに「その購入代金をTBSが肩代わり」と
書いている。これでは円谷がオプチカル・プリンターを購入、その費用をTBSが負担
あるいは貸与したことになってしまう。
…と思ったら『【懐かしのヒーロー】ウルトラマン 99の謎』(青柳宇井郎/赤星成尚
=著 2006年 二見書房発行)というコンビニ本に、こんなことが(↓)書かれていた。

>当然、円谷英二が発注したので円谷プロが身元引受人となるわけだが、そんな高価な
>商品を引き取ることは不可能だ。
>そこで以前からアプローチのあったTBSが、特撮番組を製作することを条件に、
>肩がわりして購入することとなったのである。
 (同書50-51p)

「肩がわりして購入」なら分かる。
これを読んで勘違いしたか? 購入したオプチカル・プリンターが赤坂に安置されたこと
まで書かれてるのになぁ。

-------


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