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2010.08.21 (Sat)

唐沢俊一検証イベントには「ユーチューブ」本と「YouTube」本も持参

8 月 15 日の唐沢俊一検証イベントには、唐沢俊一の『トンデモ版 ユーチューブのハマ
り方』といっしょに、松沢呉一著『クズが世界を豊かにする』も持参して、参加者の人にも
ちょこっと見てもらいましたの件について。

今年の 3 月に Twitter で愚痴ったことがあるけど、唐沢俊一の「ユーチューブ」本の
品質の低さは、唐沢俊一の本をそれなりの数読んでいる自分にとっても、「これまで読ん
だり聞いたりした中で一番の〈略〉と言えば度合いがわかるだろうと思うが(笑)
」と言い
たくなる代物だったりする。

http://twitter.com/baudrateRA/status/11125134417
-------
それにしても、唐沢俊一の本がガセだらけの低品質だったり本文の装丁が小汚くて見に
くかったりには、いい加減慣れっこになっていたつもりだったが、『トンデモ版 ユーチュー
ブのハマり方』はそんな自分でも限界突破しそうな酷さ。動画のセレクト、画面スナップ
ショットの恐るべき低品質のせいで。
12:08 PM Mar 27th TweetDeckから
-------

http://twitter.com/baudrateRA/status/11125795089
-------
.@raizo23 Amazonの中古本で1円で買えます<『トンデモ版・ユーチューブのハマり
方』。どうせなら松沢呉一著『クズが世界を豊かにする』もいっしょに購入すると、文章と
画面スナップショットの両方についてトンデモない格差にクラクラする気分を味わえるの
でマジお勧め。
12:23 PM Mar 27th TweetDeckから
-------

悪いことに (?)、唐沢俊一の本とほぼ同時に松沢呉一著『クズが世界を豊かにする』も
注文していて、先に届いた松沢呉一本の方を前もって読んでしまっていたせいで、唐沢
俊一本の検証をなかなかスタートさせられなかったという……。

唐沢俊一どうこうと関係なく単純に、『クズが世界を豊かにする』を読み、そこに書かれて
いることについてあれこれ考えるのが面白かったというのもあるし、ここまでレベル高い
本を基準に唐沢俊一の本を批判するのは、いくら何でも公正さに欠けるかも、どうしよう
……というのもあって。

まあいざ始めてみると、他の本と比較してどうこうという問題ではなかったわけだが。

カストリ雑誌や仙花紙とか――「単なるジョーク」は多分あなたの方です唐沢俊一先生
コアでレアな「眼帯フェチ」にしてはモデルの選り好みが激しすぎるような……
http://www.soniavelasquez.com/ はスペイン語のサイトとはいえないような
「有名なやつ」というけどルールも何も知らないんですね<おっぱいチラ見ゲーム
URL 禁止、医者や HIV は NG ワードの『トンデモ版 ユーチューブのハマり方』?
流体からの物質 X と非ニュートンの世界
パクリと劣化コピーとガセにより YouTube のよさの説明にセイコーしてません
ウインザー・マッケイのアニメは「どれも夢オチでお茶を濁す」だと……?
大学生ってまだまだ子どもですか? にハゲドウならぬアニドウの「呼べど叫べど」
斜めの小見出し、そして直前の本文は「アメリカでは、」で途切れる……
本当は『トムとジェリー』も苦手分野じゃないですか唐沢俊一先生
Warner Bros. Entertainment Inc. はガン無視してオッケー?
唐沢俊一 25 歳の青春であった<金髪美女のヌードCM
その「60年代スイッチ」、誤動作だらけじゃないんですか?
結局淀川長治さんのことはどう思っていたのですか唐沢俊一先生
いろんな意味で謎なギリシャのコマーシャル

で、唐沢俊一の『トンデモ版 ユーチューブのハマり方』では動画の URL が明記されて
いない、検索キーワードと思われる単語を入力しても捜してもうまく見つけられるとは
かぎらない――という点については、上記のエントリーでさんざん愚痴らせてもらってきた。

比較するだけ失礼という話になるかもしれないが、『クズが世界を豊かにする』の方だと、
以下のようなことが本の最初に記載されている。

>◎ポット出版のウェブサイトで、本書で紹介している動画およびウェブサイトへのリンク
>集を公開しています。
> http://www.pot.co.jp/tokusyu/kuzuyuta/
>◎各動画には、検索ワードを併記しました。YouTube (http://www.youtube.com/) 内
>で並び替え順を「関連度」に設定し、その言葉で検索すると、その動画が見つかりや
>すい場所に出てきます (2009年11月17日現在)。検索ワードの上に配置した画像は、
>検索結果からその動画を見つけ出しやすくするためのものです。
>◎各動画に付されたQRコードは、バーコードリーダー機能のある携帯電話を使用して
>動画を見るためのものです。


それぞれの動画には、投稿者、投稿日、時間、URL の情報が記載されていて、それに
加えて「検索ワード」、「検索ワードの上に配置した画像」、「QRコード」も付せられている
のである。唐沢俊一本の惨状を思うと、雲泥の違いってこういうことをいうのかという思い
が頭をよぎったりする。

まあ引用元や情報源がたどりにくいというだけなら、唐沢俊一の書いている本はどれも
そうなんだだけど、『トンデモ版 ユーチューブのハマり方』では、画面スナップショットの
画質のひどさという要素がそれに加わっているのだからたまらない。

そして、この問題については、唐沢俊一本人よりも、担当編集者の責任が大きいかも。

『トンデモ版 ユーチューブのハマり方』 P.208

企画・編集・ビデオ・画像キャプチャー+キャプション・脚注◎榎本統太


以前、この人の名前が2ちゃんねるのスレに登場したことがあり、「榎本統太氏がやった
のはユーチューブ本だけ。この人が移った先々でテンテーの本を出したというのは、誰か
が流したデマ。」などの書き込みを受けて、「唐沢俊一の担当編集などについての、あま
り偏執的ではないリスト
」というエントリーをアップしたこともあった。

しかし、この「ユーチューブ本」一冊を世に出したというだけで、充分に「仕事」をしたと
いう言い方をすることは可能だと思う。……悪い意味で。


んで、『クズが世界を豊かにする』を検証イベントに持参した理由はもうひとつあって、
この本には「ガセとパクリで文章を書き続けている唐沢俊一」が、ちらっと登場している
のも面白いところかと。

『クズが世界を豊かにする YouTubeから見るインターネット論』 P.210 ~ P.211
>事実、福君によると、雑誌「スタジオボイス」のYouTube特集号 (2009年2月号) で、
>この動画を本物だと信じて紹介していた美術評論家がいたらしい。編集者もチェック
>しているでしょうけど、気づけなかったんですね。

>仕事でやっているわけではない福君は検証できたのに、「スタジオボイス」はできて
>いないってことですから、「それでメシを食っているメディアの力もたいしたことはない、
>信用してはいけない」ってことでもあります。

>ガセとパクリで文章を書き続けている唐沢俊一を出版界は長らく重用して、それを
>批判し、検証しているのはネットの人たちで、それでもなおいくつかの出版社が起用
>し続けているのですから、この一例を見ても、「出版界は信用するな」と言えてしまい
>ますが、いまなお、平均的には、ネットより既存メディアのほうが信用できます。

>しかし、整理や検証はいずれはネットの中でやっていけるようになるでしょう。イランの
>地理までよくわかっている人やアラビア語がわかる人たちが集まって、次々とアップ
>される情報を整理、検証していけばいいのですから、それをやるにはやっぱり金が必要
>で、どっかの会社がうまく金を回す方法を考えてやっていくってことでしょうね。もしか
>すると、YouTubeの中にそういうセクションがあればいいのかもしれない。

>今のところはネット上の整理と検証は充分には機能していないですから、当面は既存
>メディアの存在する余地はあるってことです。10年後はわからないとして。


上に引用したのは、YouTubeに氾濫するフェイク動画についての話の流れで語られて
いるもので、まあ唐沢俊一のように、「ユーチューブの映像は、そこに挙げた意図がどう
あれ、映像自体はウソをつきません」 (ここを参照) などと呑気なことをいっている場合で
はないぞ、とも思うのだけど、それについての詳細は直接本をあたってください――という
ことで。

『クズが世界を豊かにする』には、以下のようなことも書かれている。

『クズが世界を豊かにする YouTubeから見るインターネット論』 P.217
>「集合知」と言われるものが、もっともよくわかるのが検証サイトです。この10年、年に
>1回くらい「インターネットはすげえ」と実感する事件があって、最近ではイランだったの
>ですが、その何度目かの事件が、検証サイトでした。最初は田口ランディの検証サイ
>トだったかな。

>ビジュアルの漫画やイラストはとくにわかりやすくて、漫画家のだれだれがトレース
>しているらしいっていうことの検証があっという間に進む。どんなすぐれた漫画研究家
>でも3年くらいかかる作業が3日で完成する可能性がある。

>一個一個の情報はすごく小さくて、ある人が「元ネタはわからないけど、どこどこのコマ
>はどっかで見た」としか言わなくても、それを100人が見たときには、誰かが知っている。
>はっきりわからなくても、「たぶん元ネタは井上雄彦だよ」と言うのが出てきて、また
>次に手渡す。次々とそれを重ねていくことで、検証する作業が着実に進む。自然に
>分担作業ができるんですよね。

>ここ2年以上、東村山のおかしな市議たちについてブログに書いていますが、これも
>見事に分担ができていきます。ある人が書いたことを別の人が発展させたり、深化
>させる。あるいは「ここはもういいや」というので、別のテーマに取り組んだり、「自分は
>絵が得意」という人が絵にする。各自が少しずつの時間と知恵を提供すれば、ちょっと
>ずつ前に進んでいくことができます。

>これに限らず、いろんなテーマでこういった共同作業がなされていて、2ちゃんねるでも、
>時々驚くべきスピードで調査が進むことがあります。こういった掲示板は、情報がどん
>どん流れるため、そこから意味のある書き込みをピックアップする人たちがいる。


「田口ランディの検証サイト」といっても「田口ランディ盗作疑惑(1)」の方もあるしなあ
(そちらの方が綺麗にまとめられている)、でも「産廃物&盗作屋 田口ランディについて
の方も見ていてくれていたらうれしいんだけど、とか思って当時のリンクWeb Archive
をたどってみたら、リンクしてもらっていましたわね、わぁい。

http://oliinkai.hypermart.net/randay-d.shtml#goji をやっていた頃は、まさかこれを
軽々と上回るような「プロ」の物件が登場するとは思ってもみなかった。その時点で、
唐沢俊一の本は、すでに何冊か読んでいたはずなのに。


画像トレース関係は、自分は読む (見る) 専門だったけど、http://cabin.jp/k55yuki/
ながめていると、画像ソフトを使える人たちが多数参加して、画像を重ねあわせたり、
反転させて比較させたり。これは発覚時期がもう 10 年も前にズレていたら、こんな検証
の方法はとれなかったんじゃないかと。

その他参考 URL:
- http://cabin.jp/k55yuki/haikyo.html (小林伸一郎 『廃虚遊戯』がここにも登場)
- http://gandhara.seesaa.net/article/8346365.html
- http://www.geocities.jp/slamdunk_trace/
- http://web.archive.org/web/20051026052205/http://blog.livedoor.jp/tretreyuki/

あまり似ていないのではないかという画像の組が混じる一方、本当にピッタリ一致する
ケースを見るのはある意味快感で、文章のパクリでこれに相当する感動をあたえるもの
はそうそう出てこないかも……と思ったりもした。実際にはその後で、唐沢俊一の UFO
本盗用疑惑という、ものスゴいもの――「まるっきりおんなじやんけっっっ!!!」で、
「これは似てるというレベルじゃねえぞっっっ!!!
」のアレ――が出てきたりしたのだが。



「東村山のおかしな市議たち」については、それをキーワードにググるとトップにくるのが
これ↓

- http://www.pot.co.jp/matsukuro/お部屋1843東村山のおかしな市議のおかしな言い分.html

唐沢俊一と中村克は似た者同士のよしみで、いっしょに最後のパレードしてほしい」で
盛り上がったりしたのが 1 年と 3 ヵ月前。もっと昔のことのような気もする。

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テーマ : 感想 - ジャンル : 本・雑誌

15:41  |  資料編 (14) +  |  TB(0)  |  CM(6)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

>松沢呉一さん
お知らせくださいましてありがとうございます。(_ _)
後で追記しておこうかと思います。

http://www.pot.co.jp/matsukuro/20091221_171418493915941.html
>アラビア語と言語体系が異なるインド・ヨーロッパ語族のペルシア語と
>いうものが存在していることを知りませんでした。アラビア文字なので、
>アラビア語だとばかり思ってました(あれはアラビア文字を改良したもの
>だそうです)。

……しりませんでした。当然ながら何の疑問もおぼえずパコパコ入力していました。
トンデモない一行知識 |  2010年08月24日(火) 00:25 |  URL |  【コメント編集】

>藤岡真さん
私は、http://www.fujiokashin.com/criticism/37.html 「ツチノコ発見!」の猫がもう本当に大好きです。(←断固として猫にこだわる)

他にもいろいろあったはずと捜してみたら、左右対称猫とか雨上がりのぞろぞろ猫とかアスファルトと一体猫とか。顔がゆるみっぱなしになってしまいました。^^
http://www.fujiokashin.com/criticism/28.html
http://www.fujiokashin.com/diary/45.html
http://www.fujiokashin.com/diary/49.html
トンデモない一行知識 |  2010年08月24日(火) 00:12 |  URL |  【コメント編集】

●間違いの訂正

引用文中にあるアラビア語はペルシア語の間違いです。

以下で訂正を出しています。

http://www.pot.co.jp/matsukuro/20091221_171418493915941.html

お恥ずかしい。
松沢呉一 |  2010年08月23日(月) 00:38 |  URL |  【コメント編集】

●いやはや

>目のつけどころとかキャッチーなコピーのつけ方とかさすがプロ
 過褒ですって。

 稚拙でも、これはおれの縄張りね(取り分でも、専門でもなんでもいいんですが)ってのはありますよねえ。唐沢にはそうしたものが一切ないんでしょうね。
藤岡真 |  2010年08月22日(日) 20:36 |  URL |  【コメント編集】

>猫遊軒猫八さん
イベント開催にあたっては、本当にお疲れ様でした。(_ _)
参加する側としては、ひたすら楽しかったですみましたが、猫八さんの方はいろいろ大変だったかと。

http://youtu.be/k7j8gVeP0Bs

1,314 回という再生回数がちょっと悲しいですね。それにしても、すげえ早口といいますか。

http://twilog.org/baudrateRA/date-100822 の方にもちらりと書かせていただいた、新刊が出てから一ヵ月が勝負という説がある (その真偽は……どうなんでしょう) ので、2007年12月25日初版の本の刊行記念イベントが、2008年1月30日というのはどうなんでしょうとも思いました。


その場にいなかった人のために解説すると、藤岡真さんについては、笑歩での面白看板の紹介とか、誰にでもできそうで実はそう簡単ではない、目のつけどころとかキャッチーなコピーのつけ方とかさすがプロ――とかいう話題が出まして、でも私が一番好きなのは、猫を上からとってツチノコみたいとかいう回で、やっぱり (?) 猫が一番、猫が最強と主張させていただいたのでしたw
トンデモない一行知識 |  2010年08月22日(日) 02:20 |  URL |  【コメント編集】

●YouTube本

この度はイベントにご参加頂きありがとうございました。
わざわざ資料を手作りして頂いてとても助かりました。

トンデモYouTubeはライブの様子がUPされています。
http://youtu.be/k7j8gVeP0Bs

以前のエロFLASHの紹介もそうでしたが内容はどうでもよくて唐沢俊一さんの俺を見て!というすごいモンです。

松沢呉一さんですと繁華街の街並みや風俗の看板、古本、最近だと23区での蛇の生態。
藤岡真さんだとお薦めのミステリーや笑歩での面白看板や猫の写真。
臆面もなく自分のサイトやMixi、Twitterで紹介されていますがニワカでなく心底好きなんだな、というのがよく分かります。

飲み屋でYouTubeの動画見ながらチャチ入れるのは簡単ですが金取ってやるイベントかね?仲間内の飲み会でやるもんなんじゃないのかと……

第二回はもう少し時間を取りたいと思います。
その際はよろしくお願いします。
猫遊軒猫八 |  2010年08月21日(土) 19:56 |  URL |  【コメント編集】

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