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2010.08.07 (Sat)

それとも唐沢俊一にとってはムーアもブロンソンも大スターではない……?

http://www.tobunken.com/news/news20100803143203.html

イベント
2010年8月3日投稿
さらば愛しき怪プロデューサーよ
【訃報 エリオット・カストナー】

6月30日死去。80歳。
アメリカ生まれ、ヨーロッパで主に仕事をした映画プロデューサー。
児童文学者のエーリッヒ・ケストナーに名前が似ていて、
それで記憶に残ったのが最初だと思うが、そのうち
「おや」
と思い始めた。どうも、私の好みのアクション映画で、やたら
その名前を見かけるのである。

私好みのアクション映画とは何か、というと、それほどの
大スターを使わず、ストーリィもあまり気負わず、ワキの方に
曲者俳優が出ていてその演技を楽しめ、金と体技よりはアイデア
勝負という感じで、そして演出のどこかにニヤリとするシャレっ気が
ある、というヤツである。例えばチャールズ・ブロンソン主演の
『軍用列車』、ロバート・ショー主演の海洋チャンバラ『カリブの嵐』、
ロジャー・ムーア主演の『北海ハイジャック』なんて映画群である。
……そして、上記三作全部、エリオット・カストナープロデュースの
作品なんであった。

ロバート・ショーにチャンバラのヒーローをやらせようという
だけでこのプロデューサー、スキものだとわかるが(ちなみに悪役は
『ヤング・フランケンシュタイン』のピーター・ボイルで、ショー
以上に悪っぽく見せるため、SM趣味で美青年好みのホモ、という
大変な役づくりをボイルはやらせられている。嬉々と、ではあるが)、
とにかくこの人の映画では主役ですら安心して見ていられない。
〈略〉
これまた日本の映画ファンにやたら評価の高いポール・ニューマンの
『動く標的』も、主人公のルー・ハーパー(リュー・アーチャー)
はしょぼくれた私立探偵で、普通“しょぼくれた”というのは単なる
形容であるのだが、この映画でのニューマンはホントにしょぼくれている。
なにしろ、朝、コーヒーが切れているので、ごみ箱から昨夜使った
ドリップパックを拾い出してもう一回いれるなんてことをする。
女房(ジャネット・リー!)には別居され、本業はおもわしくなく、
やっと旧友の弁護士からもらった仕事も、曲者の関係者たちに
翻弄されっぱなし。ところが、そういう情けない、サエないことを
すればするほどニューマンがカッコよく見える、という、不思議な
映画ではあった。
〈略〉
これが大怪作西部劇『ミズーリ・ブレイク』になるともう、主役の
ジャック・ニコルソンとマーロン・ブランドの両方とも怪演につぐ
怪演(ことにブランドはいくらなんでもやりすぎ)、そして撮影中に
この濃すぎるおっさん二人が何とホモ関係に落ちたという噂まで
流れて、映画を観たあとはさしも怪作好きの私もしばらくゲップが
とまらなかったほどだった。

×ロバート・ショー ○ロバート・ショウ

「ストーリィもあまり気負わず、ワキの方に曲者俳優が出ていてその演技を楽しめ、金と
体技よりはアイデア勝負という感じで、そして演出のどこかにニヤリとするシャレっ気が」
とかいわれても、なあ。

いやまあ、その記述単独でみれば別に何も悪いことはないのだが、ロナルド・ニームの
ことを「あくまでもこの人は小粋なアイデアで観客をニヤニヤさせながらひっぱっていく
のが得意な監督」といい、「小粋なアクションを撮る監督というのは〈略〉何故か途中で
大作を手がけて失敗」とかやらかしたのが、唐沢俊一の前回の“追討”ラッシュのとき
のことで、まだ記憶に新しいというのがあるので。

ロナルド・ニームの『ポセイドン・アドベンチャー』を「大作を手がけて失敗」扱い

唐沢俊一のいう、「演出のどこかにニヤリとするシャレっ気が」がアテになるものかよ、
ってのもある。

「ロバート・カルプに西部は似合わない」とも思わなかったけど……


んで、今回は、「それほどの大スターを使わず」といいつつ唐沢俊一が例としてあげた
のが、なぜか「チャールズ・ブロンソン主演」「ロバート・ショー主演」「ロジャー・ムーア
主演」の三作品という……やはりというか案の定、2ちゃんねるのスレでも突っ込みを
いれられまくっていたようだが。

彼ら 3 人がまだ大スターでなかった頃の作品――とかいう解釈の余地もないことは、
2ちゃんねるのスレで要領よくまとめてくれた人の書き込みの通り (資料によっては
『北海ハイジャック』が 1980 年になっていたりはするけど)。

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/books/1280528580/357
>357 :無名草子さん:2010/08/04(水) 21:28:52
>軍用列車(1975)→ブロンソンが国際派スターになったずっと後の作品。マンダムや
>さらば友よよりも後。
>北海ハイジャック(1978)→私を愛したスパイとムーンレイカーの間の作品。ついで
>にムーア2度目の絶頂期。
>カリブの嵐(1976)→前年の大ヒット作ジョーズでブレイクした後のショウの映画。


http://ja.wikipedia.org/wiki/マンダム
>1970年にかの有名なチャールズ・ブロンソンをイメージ・キャラクターに起用した「マン
>ダム」シリーズを投入すると、当時テレビ放映されたCMの影響も手伝って、大ヒットを
>記録。倒産寸前の窮地から復活を遂げると、1972年にマンダムへと社名変更する。


http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=6784
>軍用列車(1975)
>BREAKHEART PASS


http://ja.wikipedia.org/wiki/ロジャー・ムーア
>1973年に『007 死ぬのは奴らだ』で3代目ジェームズ・ボンド役に抜擢され、国際的
>スターの座にのぼる。
〈略〉
>007 死ぬのは奴らだ(1973年)
>007 黄金銃を持つ男(1974年)
>007 私を愛したスパイ(1977年)
>007 ムーンレイカー(1979年)
>007 ユア・アイズ・オンリー(1981年)
〈略〉
>北海ハイジャック(1978年)


http://ja.wikipedia.org/wiki/ロバート・ショウ
>ロバート・ショウ(Robert Shaw, 1927年8月9日 - 1978年8月28日)は、イギリスの
>演劇および映画俳優、作家。
〈略〉
>ショウはランカシャー州ウェストホートンで生まれる。ロンドンの王立演劇学校で演技を
>学んだ。代表作として『007 ロシアより愛をこめて』(1963年、レッド・グラント役)、『バ
>ルジ大作戦』(1965年、ヘスラー大佐役)、『わが命つきるとも』(1966年、ヘンリー8世
>役)、『スティング』(1973年、ドイル・ロネガン役)、『ジョーズ』(1975年、クイント役)が
>挙げられる。
〈略〉
>カリブの嵐- Swashbuckler(1976)


その他参考 URL:
- http://moviepamphletlabo.blog120.fc2.com/blog-entry-160.html
- http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD8166/
- http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD1972/comment.html

http://ja.wikipedia.org/wiki/ロバート・ショウ
>ロバート・ショウ(Robert Shaw, 1927年8月9日 - 1978年8月28日)は、イギリスの
>演劇および映画俳優、作家。
〈略〉
>ショウはランカシャー州ウェストホートンで生まれる。ロンドンの王立演劇学校で演技を
>学んだ。代表作として『007 ロシアより愛をこめて』(1963年、レッド・グラント役)、『バ
>ルジ大作戦』(1965年、ヘスラー大佐役)、『わが命つきるとも』(1966年、ヘンリー8世
>役)、『スティング』(1973年、ドイル・ロネガン役)、『ジョーズ』(1975年、クイント役)が
>挙げられる。
〈略〉
>カリブの嵐- Swashbuckler(1976)


その他参考 URL:
- http://moviepamphletlabo.blog120.fc2.com/blog-entry-160.html
- http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD8166/
- http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD1972/comment.html

それにしても、「うーん、マンダム」より後のチャールズ・ブロンソン、007 の頃のムーア、
ジョーズの後のロバート・ショーと、三作品が三作品とも、である。ねらってやったとしても
なかなかここまでいかないのではないかと思える、目眩のするような唐沢俊一の見事な
攻撃 (?) である。

ついでにいえば、唐沢俊一がこの文章の中で、彼ら 3 人以外に言及している俳優は、
ポール・ニューマン、ミッキー・ローク、マーロン・ブランド等だったりするので、ますます
わけがわからないというか、そもそも「私好みのアクション映画とは何か、というと、それ
ほどの大スターを使わず」なんて書かなければよかったんじゃないかとも思う。


それ以外にスレで話題になったのは、唐沢俊一は「しょぼくれた」の意味を勘違いして
いるのではないかという話と、「テンテーが好きなのは映画よりも、映画製作について
回るゴシップとかアネクドートの類い」とかいうあたり。

唐沢俊一のいう「普通“しょぼくれた”というのは単なる形容であるのだが、この映画
でのニューマンはホントにしょぼくれている」のは確かに文意がつかみにくい。

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=しょぼくれる&dtype=0&dname=0na&stype=0
>しょぼ‐く・れる
>[動ラ下一]元気がなく、みじめなようすである。「―・れた格好」


http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=しょぼくれる&enc=UTF-8&stype=0&dtype=0&dname=0ss
>しょぼく・れる
>(動ラ下一) 元気がなくみすぼらしい様子をしている。
> ・ ―・れた格好をしている


まあきっと「みじめなようす」や「みすぼらしい様子」なんてもんじゃない、本当にみじめで
貧乏なんだぞとかいいたかったんだろう多分 (←投げやり)。

映画そのものよりゴシップ好きとの意見には同意だが、ホモだホモだというのは特に
好き――というのもつけ加えたいなあ。


More...

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/books/1280528580/346-
-------
346 :無名草子さん:2010/08/04(水) 12:06:13
【イベント】バーバラ・アスカ 8【評論,ust】
ttp://sports2.2ch.net/test/read.cgi/comiket/1280038520/243

243 名前:カタログ片手に名無しさん[] 投稿日:10/08/04 11:24 ID:0RiwkiJE
>さらば愛しき怪プロデューサーよ 【訃報 エリオット・カストナー】

今回の「追討五部作」の中では最も熱が入っているのがこれみたいだが、自分は映画の事は疎いので、
テンテーの文面で気付いた点にツッコむとすると、
>これまた日本の映画ファンにやたら評価の高いポール・ニューマンの
>『動く標的』も、主人公のルー・ハーパー(リュー・アーチャー)は
>しょぼくれた私立探偵で、普通“しょぼくれた”というのは単なる形
>容であるのだが、この映画でのニューマンはホントにしょぼくれてい
>る。なにしろ、朝、コーヒーが切れているので、ごみ箱から昨夜使っ
>たドリップパックを拾い出してもう一回いれるなんてことをする。
「単なる形容」ってどういう意味だろう。枕詞とでも言いたいのだろうか。間違いなくテンテーは、
「しょぼくれた」の意味を履き違えている。

>これが大怪作西部劇『ミズーリ・ブレイク』になるともう、主役のジャ
>ック・ニコルソンとマーロン・ブランドの両方とも怪演につぐ怪演
>(ことにブランドはいくらなんでもやりすぎ)、そして撮影中にこの
>濃すぎるおっさん二人が何とホモ関係に落ちたという噂まで流れて、
>映画を観たあとはさしも怪作好きの私もしばらくゲップがとまらなかっ
>たほどだった。

テンテーが好きなのは映画よりも、映画製作について回るゴシップとかアネクドートの類いなんだな、
というのがこれでよく分かる。『ミズーリ・ブレイク』がどういう怪作なのかはそっちのけで、下品
な噂話に汲々とした揚げ句に、オチまで「ゲップがとまらなかった」と品のないことこの上ない。


347 :無名草子さん:2010/08/04(水) 12:16:47
> それほどの大スターを使わず、

> 例えばチャールズ・ブロンソン主演の
> 『軍用列車』、ロバート・ショー主演の海洋チャンバラ『カリブの嵐』、
> ロジャー・ムーア主演の『北海ハイジャック』なんて映画群である。

3人の熱狂的なファンに殺されるぞハゲw

354 :無名草子さん:2010/08/04(水) 20:30:41
>>347
ちょっと待て、北海ハイジャックという映画は知らなかったけど
ロジャー・ムーアが007シリーズに起用された後の映画じゃないか
おまけにロジャー・ムーアは007シリーズ以前にセイントですでに
スターだったし
ずっと年下の自分につっこまれるような文章書くな

355 :無名草子さん:2010/08/04(水) 21:06:07
ロジャー・ムーアといい、ロバート・ショウといい、
テンテーはイギリスの俳優さんに疎いのかな?
細かいようだがShawだからショーという表記はちょっとおかしいよね

故人のwikiは参照したが、主演俳優達のwikiを参照する手間を惜しんで
薄らぼんやりした記憶のみでテキトーに文章を書いたから
こんな悲惨なことになったのだろうか


356 :無名草子さん:2010/08/04(水) 21:07:58
>>353
テンテーを起用するということは
すなわち真面目に仕事をしているか怪しいと見られても仕方ないし
もし仮に真面目に仕事をしていないなら
出版不況の中で生き残れないのは自業自得ですね

357 :無名草子さん:2010/08/04(水) 21:28:52
軍用列車(1975)→ブロンソンが国際派スターになったずっと後の作品。マンダムやさらば友よよりも後。
北海ハイジャック(1978)→私を愛したスパイとムーンレイカーの間の作品。ついでにムーア2度目の絶頂期。
カリブの嵐(1976)→前年の大ヒット作ジョーズでブレイクした後のショウの映画。

3人に共通するのは(ショウはちょっと他2人に比べると地味だけど)デビュー直後からスターだったってことなんだが、
さすがテンテー、スターにも疎かったか。ってかスターは疎くてもプロデューサーに強いのが通だと言いたいのか。

358 :無名草子さん:2010/08/04(水) 22:08:23
テンテーの中で「大」スターの条件は
とても厳しいものなのかもしれないぞ

359 :無名草子さん:2010/08/04(水) 22:20:40
ブロンソンが
>デビュー直後からスター
だったってことはないと思う
念のため

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