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2010.07.26 (Mon)

村崎百郎さんのご冥福をお祈りします。 その 3。

村崎百郎さんのご冥福をお祈りします。
村崎百郎さんのご冥福をお祈りします。 その 2。
の続き。

前エントリーの後半に一部引用したものの、唐沢俊一のコメント部分は引用しなかった
産経新聞の記事を、今度は唐沢俊一のコメント入りで。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100725-00000035-san-soci
>危険潜むネット 村崎さん殺害、50カ所刺される 一方的恨み、検索し自宅へ
>7月25日7時56分配信 産経新聞
〈略〉
> 作家らが著作をめぐって襲撃される事件は頻発しており、平成18年1月には、作家
>の溝口敦さんの長男が、三鷹市の路上で足を刺され軽傷。溝口さんの言動や著作に
>反発する元暴力団組員らが逮捕された。

> ■氾濫
> 「住所は(インターネット掲示板の)2ちゃんねるで調べた」。男はこう供述した。村崎
>さんと同居する女性は漫画家で、事務所の所在地として自宅を公表していた。

> 日本保健医療大教授(犯罪心理学)の作田明氏は「住所などがネットに広がれば
>消えることはなく、規制を尽くしても情報検索はできる。不確定な情報に影響を受けて
>犯行に及ぶ可能性もある」と指摘する。

>  実際、国際政治学者の藤井厳喜さん(57)をネット掲示板で中傷したとして今月23
>日、警視庁に逮捕された男(23)は「2ちゃんねるに記載された(藤井さんの)思想が
>気に入らなかった」と供述。昨年10月に民主党本部に木刀を持った男が侵入した事
>件でも、男は「ネット上の民主党批判に触発された」と語った。

>  警視庁幹部は「ネットに氾濫する情報をうのみにして触発されるケースは把握が困
>難で、要人テロにもつながりかねない。こうしたトラブルは今後も発生が予測され対策
>が必要だ」と警戒を強めている。

> 村崎さんと対談した作家の唐沢俊一氏は、自身のホームページで「ネット上にどれ
>だけ人の命を軽んじる発言、脅迫としかとれない発言が蔓延(まんえん)しているか。
>第二、第三の彼を出してはいけない」とコメントした。


さすが非実在青少年のときの都条例改悪問題 (ここここを参照) のときも、規制推進の
味方に熱心だった産経新聞だけあって、ネットはよくない、危険だぞという雰囲気づくりに
やたら熱心で、日刊スポーツの記事ではコラムニスト扱いだった唐沢俊一も、この記事
では、「作家の唐沢俊一氏」として登場。「ネット上にどれだけ人の命を軽んじる発言、
脅迫としかとれない発言が蔓延(まんえん)しているか」――と自分を棚に上げて (後述)、
お先棒かつぎというか援護射撃というか……の様相である。

「住所などがネットに広がれば消えることはなく」というのは否定はしないが、いったん
マスコミによって暴かれ活字や写真になったプライバシーの情報も、「広がれば消える
ことはなく」なんだけど、そういう自己反省につながるようなことを考えるより、ひたすら
ネットを悪者にしておいた方が楽なんだろうなあと思う。産経新聞も唐沢俊一も。

しかしまあ、確かに住所等を2ちゃんねるのスレで晒した奴がいましたーという話だった
ならば、2ちゃんねらーって酷いよねネットって怖いよねというのをもっと全面に出して
ブッ叩くこともできた (その方が自然だし記事のまとまりもよくなる) はずが、以下に引用
する書き込みのような話もあって。

http://2bangai.net/read/f5ee1c76f9ea93e61d7db599602cf0e833895d9f2fb7376f750bda8cd839c5b0/801
>861: 名無しさん@十一周年 2010/07/24(土) 06:45:13 YwU0vAPf0
>>>847
>つか、2chの村崎百郎関連ログをあれこれ漁ってるんだが
>住所載ってるようなやつ(例えあぼーんされていたとしても、前後の文脈で分かりそう)
>ないんだよね。

>なんせ、どの板のスレも3年前とか4年前にスレ立ったまま
>ぽつりぽつりとレスついて、まだレス500程度、みたいなもんばっかだし。
>過去ログも2001年やら、2003年やらの単発スレばかり。

>犯人は一体どの「2chスレ」を見たんだろうね。
>今が旬な作家でもないみたいだし。

>考えられそうなログとしては「森園みるくと同居」という情報。
>そこから個人事務所=自宅と、森園みるくスレ(あるのか知らんが)ででも調べがつい
>たのか
>ストーキングして分かったのか。


自分でそんなに根をつめて捜したわけではないので、上に引用した書き込みがどれだけ
信頼できるものかは断言できないのだけど、産経新聞記事の表題にある「検索し」や、
「村崎さんと同居する女性は漫画家で、事務所の所在地として自宅を公表していた」から
考えると、不当な手段で入手された住所が2ちゃんねるのスレにポンと貼られていたと
いう話ではなく、「『森園みるくと同居』という情報」からたどって正当に入手できる情報
だったという認識を、産経新聞側も共有しているという可能性が高いように思う。

そして「『森園みるくと同居』という情報」が鍵だったとすれば、『噂の眞相』が暴露して
からずっと、14 年ほどの長きに渡ってコラムの形でその情報を公開し続けていた唐沢
俊一は……という話は、前エントリーでやったので、これ以上繰り返さないけど。


それにしても、人間やっぱり死んだらオシマイなのかなあ……と思う。

非実在青少年問題では、「ネットでの反対運動が無ければ、あのデタラメな法案はホント
にあっさり通ってしまってたかもね。その中でも漫画評論家の藤本由香里さんの頑張り
は凄かったね」、「今回は藤本さんが頑張ってくれたからここまで注目されたわけで」と
語っていた村崎百郎 (ここを参照) が、あわよくば規制推進につなげようと頑張る新聞社
に、無理筋のイメージ操作の材料にされることを喜ぶとは思えないのだけど……。

それも新聞社だけならまあしょうがないとして、かつての自分の対談相手がその片棒を
かついでくれているという、やりきれないお話。

それだったらまだサイバッチのようなスタンスの方が……。いや【プチバッチ!】の方は
購読してないので、どんなふうに書かれているか知らないのだけど (←おい)。

http://www.mailux.com/mm_bno_dsp.php?mm_id=MM3CA3323935BAC&bno=20100724144809
> 鬼畜系ライターの村崎百郎が昨日、自宅でキチガイに刺殺された。刃渡り18センチ
>の出刃包丁で20個所をメッタ刺し。断末魔の叫びあげながら、部屋中を血の海にし、
>最後はソファーの上で生き絶えた、という。

>●[速報]976号[07/24//10]11:00
> 村崎百郎が自宅で刺殺された!!(3)
> 衝撃!! これがキチガイの「投稿」!?
>……自宅は嫁名義の豪邸 電波系の正体はインテリ資産家だった
>●[速報]975号[07/24//10]02:20
> 村崎百郎が自宅で刺殺された!!(2)
> 20個所以上、めった刺し
>●[速報]974号[07/24//10]00:15
> 村崎百郎が自宅で刺殺された!!(1)
> 犯人はキチガイ。本人は常識人



ええと、それから、他の人がいうならともかく、あの唐沢俊一がどの口でいうのかよの
「ネット上にどれだけ人の命を軽んじる発言、脅迫としかとれない発言が蔓延(まんえん)
しているか」。

人の命を軽んじる人間でもなければ、よく知りもしない人の訃報を聞くたびに“追討”の
記事を書いたりしない ( http://tondemonai2.blog114.fc2.com/blog-entry-333.html
「失礼な訃報たち 唐沢俊一本人も「追討」と書いているくらいで……」の項を参照)。

亡くなった人の著作を自分の編著として発表し直したりもしない
( http://tondemonai2.blog114.fc2.com/blog-entry-333.html 「潮健児著『星を喰った
男』の項を参照)。

殺人者への萌えは……せめて、もう少し考えた表現にする
( http://tondemonai2.blog114.fc2.com/blog-entry-333.html 「 市橋容疑者 (イッチー)
関係」の項を参照)。

「自分たちは所詮、他の命を奪うことでしか生きら れないという事実」と語る場合には、
「他の命」の中に当然のように人間の命を含めたりもしない (ここを参照)。

フラストレーション解消にはやっぱり戦争だぜ! とはしゃぐのも大概にする、

http://www.shakaihakun.com/vol102/01.html

唐沢 前にも言ったかもしれないけど、作家の村松友視が、1981年の
田園コロシアムでのスタン・ハンセン×アンドレ・ザ・ジャイアントの試合の
興奮を表現して、“これ以上のものが見られるのはもう、戦争くらいしかない”
と言っていた。実は戦争の効能って、そこにあるんだね。その是非はこの際
置いておくとして、戦争には間違いないなく、国民の日常でたまったフラスト
レーションを一気に解消させる効果がある。ただ、問題は長引くと逆効果に
なるってことで、始めた戦争は出来るだけすぐ、終結させなきゃならない。
近年、これに最も成功したのはイギリスのサッチャーだな。フォークランド
紛争でアルゼンチンに勝利し、自分の不人気を一気に挽回したばかりか、
長年イギリス病に悩んでいたイギリス人を活気づかせて不景気を一掃して
しまった。〈略〉まあ、このやり方の元祖はローマ帝国であり、その最良の
生徒がヒトラーなわけだが……。国民に不満がたまっているときというのは
実は政治家にはチャンスで、その不満をイベントの興奮に置換して、その
頂点で右か左かの決断を示せば、興奮状態にある国民はすぐにレポール
をかけられて指導者についていく。今どきの政治家に最も必要なのは、
そういうイベントリーダーとしての能力なんだが、民主の菅も自民の谷垣も、
そういう能力がまるでない。せっかく盛り上げられるはずの政治的イベント
も、すぐだれたものに堕落させてしまうんだ。



その他、「あなたに似た人」の後半部分も参照のこと、かな。

もっとあったような気もするけど。

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