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2010.07.06 (Tue)

『ようこそ、カラサワ薬局へ』という本も出ていますが…… その 3

『ようこそ、カラサワ薬局へ』という本も出ていますが…… その 2」の続き。

といいつつ、まず「『ようこそ、カラサワ薬局へ』という本も出ていますが…… その 1
と重複する引用からはじめさせてもらうわけだけど。

http://www.kanpo-karasawa.com/

望診・聞診・問診の三診に糸練功を組み合わせることで、より確率の高い
治療方法を選択していきます。


http://ww7.tiki.ne.jp/~onshin/zakki03.htm
>漢方では伝統的に四診(望・聞・問・切)という診断を行なってきました。検査機器の
>なかった頃の感覚と観察による経験の精華であろうと思います。これを生かす意義は
>十分にあります。医師漢方ではルーチン化され、最新の検査と共に診断の材料とされ
>ています。ここが薬局漢方との大きな違いです。

>望診--目で見て診断、聞診--耳で聞いて診断、問診--質問して診断切診--体に触
>れて診断。医師でなければ診察は許されないので、薬局での相談の助けとなるのは
>問診までになります。


上の 2 つのページを読んで、「切診--体に触れて診断」は薬局で行うのは許されない、
「糸練功」は身体に触れないで行うものなのかなと思っていたら、「糸練功」でググって
トップにきたページには、以下のようなことが書かれていた。

http://www.oomicure.com/sirenkou.html
>東洋療法専門院では患者さんの病態をより正確に把握する為、漢方の四診である
>問診・望診・聞診・切診ですが、その中でも切診の中に、医療気功である糸練功を
>駆使し患者さんの証(現在の体質と病態)を把握・判断していきます。


「切診の中に、医療気功である糸練功を駆使し」……あれっ、「糸練功」って「切診--
体に触れて診断」するものだったのかと。

実際、ページに表示されている画像 http://www.oomicure.com/pics/DSCF0058.jpg
http://www.oomicure.com/pics/DSCF0052.jpg を見ると、患者さんにはしっかり手を
触れている。前エントリーでやった入江式フィンガーテストを説明する図:
http://www.tokyo-ft.jp/tomonokai/2.jpg とも、そっくりである。

http://www.oomicure.com/sirenkou.html
>糸練功とは  糸練功は医療気功の一つです。気功には軟気功・硬気功(武術気功)、
>外気功・内気功があります。糸練功は軟気功・外気功を 使った医療気功です。
>糸練功は「入江式FT(フィンガーテスト)」と「中国上海気功」とを合わせ、太陽堂漢薬
>局の木下順一朗先生に改良開発された医療気功です。


「太陽堂漢薬局の木下順一朗先生に改良開発された医療気功」である「糸練功」とかいう
のは、からさわ薬局のページ http://www.kanpo-karasawa.com/sodan01.html に書か
れていることと、ほぼ同じである。では本家の「太陽堂漢薬局」には、どのように記述され
ているかというと、からさわ薬局のページと同様、「切診」の文字はない。

http://www.taiyodo-kanpo.com/siren.htm
>太陽堂漢薬局では患者さんの病態をより正確に把握する為、漢方の四診である問
>診・望診・聞診の他に、医療気功である糸練功を駆使し患者さんの証(現在の体質と
>病態)を把握・判断していきます。
> 糸練功を駆使することより、従来諦められていた様々な難病等にも東洋医学的な対
>応策が出て来ております。

>■糸練功は、問診や望診と同じく東洋医学の証(東洋医学上、体質・どの治療法・ど
>の漢方薬が合うか)を決めるための技術です。診断とは異なります。(西洋医学的診
>断も東洋医学の証を決定する一つの情報となります)
>糸練功で西洋医学的診断は出来ません。もし激しい症状や症状に変化が生じた場
>合、必ず医師の診断を再度受け、以前の診断と変わっていないかご確認下さい。


よくわからないが、「東洋療法専門院」のようなところでは堂々と「切診」と書けるが、
からさわ薬局とか太陽堂漢薬局とかの薬局では、差し障りがあるということだろうか。

ちなみに、太陽堂漢薬局の「■糸練功は」以下の記述は、2007 年 6 月の WebArchive
http://web.archive.org/web/20070625025836/http://www.taiyodo-kanpo.com/siren.htm
には存在しない。2008 年 2 月にとられた、
http://web.archive.org/web/20080220084508/http://www.taiyodo-kanpo.com/siren.htm
には登場している。


さて、太陽堂漢薬局のサイトの Q & A のページには、以下のようなことも書かれている。

http://www.taiyodo-kanpo.com/situmon2.htm#27
>●直筆の字は毎回送るのですか?

>いいえ、一度お送り頂ければ、何年経ってもその字で患者様の病態を診ることが出来
>ます。直筆の字は、一度送付下されば結構です。この質問に関しては、ホームページ
>の中にも「糸練功」の中で説明してありますのでご参考にしてください。『遠方の患者
>さんでも診る事が出来ます。遠くに離れていても、患者さんの病態を診ることが出来ま
>す。患者さんの「直筆の字」を使い遠隔診を行えば、遠方の離れた患者さんの病態を
>正確に診る事が出来ます。 「直筆の字」は本人が書いた物なら何年経っていても大
>丈夫です。』


http://www.taiyodo-kanpo.com/situmon2.htm#51
>●糸練功のページを見ました。私のこれまでの常識では信じ難いものでした。
>本人の書いた字(名前)を見て、気を測られるのでしょうか? 遠隔診というのは、殆ど
>占いに近いものではないかとも思えます。にわかには信じ難いものがありますが、信
>じてみたい気もします。

>「遠隔診」は占いではございません。医療気功です。東洋医学です。現代医学で解明
>されていないサイエンスだと思います。俄かに信じ難いと思います。私も最初出来た
>時は何故できるのか不思議でした。今も何故出来るのか分かりません。漢方の古典
>では、「糸脈診」と言う名前で伝えられています。足裏ツボマッサージの原点の「足心
>道」を創り上げた「華陀」と、「黄帝内経難経」の著者と言われる「扁鵲」が出来たと記
>録があります。今までに私が糸練功をお教えした先生方は、200~300人だと思いま
>すが、訓練をすると力の差こそあれ皆さん出来る様になります。私の特殊能力ではな
>く、人間が本来誰でも持っている能力の一つだと思います。


……何か、患者さんに手を触れるの触れないの、小さいことにこだわっていてすみませ
んでした、という感じである。また、前出の東洋療法専門院によると:

http://www.oomicure.com/sirenkou.html
>また太陽堂漢薬局 木下順一朗先生は、以前ヨーロッパにいる患者さんを遠隔診にて
>調べ、治療した経験をお持ちです。この時も驚くべき事に、1日の服用量を0.1g単位
>(耳掻き一杯の量の違い)まで調べ上げられました。


どうやってその処方が「0.1g単位」で正しかったとわかるのか、そちらの方がよっぽど
不思議に思えるのは、きっと素人の浅ましさというやつなんだろう。


それにしても、からさわ薬局の記述によると、「今までお会いしたどの先生よりもすばら
しい」という「太陽堂の木下先生」である。

http://www.kanpo-karasawa.com/sodan01.html

全国の有名な先生から教えをいただきましたが、今から10年前に太陽堂の
木下先生とお会いしました。先生の考え方、生き方、もちろん漢方の知識・
理論は今までお会いしたどの先生よりもすばらしいものでした。
〈略〉
私は不器用なほうで、糸練功も同門の仲間たちに比べても、人一倍苦労して
研究しております。


そしてまあ、謙遜もあるのだろうが、「不器用なほうで、糸練功も同門の仲間たちに比べ
ても、人一倍苦労して研究しております」とも書いてある。

……だったら、本家本元の「太陽堂の木下先生」に「直筆の字」を送って診断してもらう
方が、ずっとよいのではないかという気もするのだが。

Q & A の記述だと、対面販売が難しいときの、やむを得ない補助手段というわけでも
ないようだし。

http://www.taiyodo-kanpo.com/situmon2.htm#56
>●私の友達は、私と同じく○○県に住んでいます。
>メールでの問診窓口もあるみたいなので、そちらにうかがわなくても 漢方は購入でき
>るのでしょうか?
>糸練功とかは実際に診てもらわなくても大丈夫なのでしょうか?
>(うかがった方がより正確に自分にあった薬が出せるとか。。。)

>直筆の字をお送りいただけると、直接来局されなくても糸練功で診て治療が出来ます。
>もちろん、直接ご来局頂いても宜しいですよ。
>直接、来局されると実際の糸練功も見れますし、安心感も生まれると思いますし、歓
>迎致します。


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テーマ : 感想 - ジャンル : 本・雑誌

08:43  |  資料編 (14) +  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

●のろいうらない、さいざんすさいえんす

本文に引用した東洋療法専門院の方でもやっていますですね。

http://www.oomicure.com/sirenkou.html
>E 遠方(当院へ来院できない方)の患者さんでも診る事が出来ます。(遠隔診)
> 遠くに離れていて(当院へ来院が出来なくて)も、患者さんの病態を診ること
>が出来ます。
> 患者さんの「直筆の字」を使い遠隔診を行えば、遠方の離れた患者さんの
>病態を正確に診る事が出来ます。「直筆の字」は本人が書いた物なら何年
>経っていても大丈夫です。

>また太陽堂漢薬局 木下順一朗先生は、以前ヨーロッパにいる患者さんを
>遠隔診にて調べ、治療した経験をお持ちです。この時も驚くべき事に、1日の
>服用量を0.1g単位(耳掻き一杯の量の違い)まで調べ上げられました。

発明 (?) されてから 10年くらいのものを「伝統」と主張し、科学とはかけ離れた系統のものをサイエンスだと言い……。
トンデモない一行知識 |  2010年07月07日(水) 08:25 |  URL |  【コメント編集】

●まじない?

 直筆の文字だけでもOK・・・しかも何年たっても大丈夫!
 しかも、現代医学で解明されていないサイエンスだと
 科学じゃないやい(笑)

 これ信じて他の治療を行わなかったり、治療を停止したりしたら、結果的に殺人になってしまうと思わないのかなあ?
とりとり |  2010年07月06日(火) 19:25 |  URL |  【コメント編集】

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