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2009.03.08 (Sun)

ゴキブリは食器に閉じ込められるんじゃなくて、かぶりつくということで

『トンデモ一行知識の世界』 P.58

ゴキブリの語源は「御器かぶり」である。

“御器”とは食器のこと。台所の食器棚で、ふせておいた食器を持ち上げる
と、その下からカサカサ、とはい出すところからつけられた名前なのだろう。
昔から台所の食器の陰にコソコソしていたのだ。


「ふせておいた食器を持ち上げると、その下からカサカサ、とはい出すところからつけら
れた名前」のようには、普通は考えられていない。

「ゴキブリの語源は『御器かぶり』」で、「“御器”とは食器のこと」までは正しいけど、
唐沢俊一はどうも、「御器かぶり」を「御器被り」のように信じて書いたらしい。実際は、
前エントリーでも少しふれたように「御器かぶり」は「御器齧り」。御器 (食器) をかじる
ものという名前。

http://ja.wiktionary.org/wiki/ごきぶり
>食器(御器)を齧る(かぶる)ことから「ごきかぶり」と言われていた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/誤植
>ゴキブリは、かつては「御器齧り(ゴキカブリ)」等と呼ばれていた。しかし、1884年
>(明治17年)に岩川友太郎が書いた日本初の生物学用語集『生物學語彙』では、
>最初の記述には「ゴキカブリ」とルビが振られていたものの、2ヶ所目には「ゴキブリ」
>と書かれ、一文字抜けていた。


食器についている残飯だけでなく、食器そのものもかじってしまう奴という命名はすごい
と思うが、唐沢俊一説の「ふせておいた食器」に隠れている奴という方は、定説と異なる
だけでなく、よく考えてみると意味が通らない。

ふせられた食器に閉じ込められる間抜けなゴキブリがいないとは言いきれないとしても、
名前の由来になるほど多かったとはとても思えない。人間が、「ふせておいた食器を
持ち上げる」まで脱出できないようならば、いくら生命力の強いゴキブリとはいえ餓死の
危険も。

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

10:19  |  『トンデモ一行知識の世界』間違い探し編 (215) +  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

ググってみました。これですね↓
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakugo74.htm

……いくら怪談でも、子猫の生き血を吸うなんてひどいです (;_;)
猫をかぶるなら、丸めて頭に載せて、エスキモーの帽子っ、とやる方が。

それはともかく、

>落語にも詳しい唐沢氏

うーむ。唐沢俊一のサイトに、笛育演芸場のようなコーナーがあったら、詳しいな面白いなと思えたでしょうけど (比べるだけ失礼かも)
http://fueiku.cocolog-nifty.com/engei/


直接関係ありませんが、個人的には落語と唐沢俊一の組み合わせに、よい印象ないんですよね。以前の手話問題のせいで。

http://www.23ch.info/test/read.cgi/books/1192636087/
776 :無名草子さん:2007/11/02(金) 23:06:01
>>772
それを言うなら、この辺もなかなか↓の
http://www.tobunken.com/diary/diary20071031140515.html
>心の中で舌を出すことを禁止する法律はない。
>「トウシロウは落語に手話をつけやがる。ヤダネー」
>と、仲間内の酒の席で笑い話にすればそれでよろしい。
>いく先々の水に合わせる芸人だけが生き残るのである。

そういうのって、チクられてバレがちじゃんw
唐沢のように、人望もなく権力もそうない嫌われ者の場合は特に。
誰かに、コミケでの「バカに頭を下げると後が大変」とかいう発言を暴露されたり。
うわ言のように生き残るぞ生き残るぞと熱心w なら、もっと真っ当な努力をすりゃいいのに。

812 :無名草子さん:2007/11/03(土) 14:29:36
>>807
まあそこいらは人それぞれ考え方は違いますね、だけど、
「話芸が手話じゃ伝わらな」くても、別にいいんじゃないかと思う。
個人的に、小さい頃に家に落語の文庫本が転がっていた環境で育っているんで、
落語なんて活字で話を追うだけでも十分笑えるものだと知っているし。
後年、雑誌やネットでも、同じような体験、意見の人を何度か見かけたよ。

で、目が不自由な人は、落語家の仕草とかは見れなくとも、話自体の面白さ+話術は堪能できる。
耳が不自由な人は、落語家の声は直接聞けなくとも、話自体の面白さ+仕草等の視覚的な要素は
享受できるというのでいいじゃん。

唐沢を含む英語が不自由な人間たちが、海外作品の翻訳物や吹き替え映画にお世話になるのと
どこがどう違うのさw ということよ。
トンデモない一行知識 |  2009年03月09日(月) 23:20 |  URL |  【コメント編集】

●かぶる

上方落語に「仔猫」というのがあります。

サゲが「猫をかぶっておりました」というのですが、
これは「猫を被る(本性を隠して表面おとなしそうに振舞う)」と
「猫にかぶりつく(猫を食べる)」の掛詞になっているのですが、
関東ではかぶりつくという意味で「かぶる」を使うことはないので、
埼玉県出身の私にはちょっと分かりにくいサゲでした。
(当代の正蔵は時々高座にかけるようですが。)

唐沢氏は大阪弁に詳しくないようですね。
(落語にも詳しい唐沢氏が、「仔猫」を知らないはずはないと思うのですが。)
ハヤタ隊員 |  2009年03月09日(月) 10:16 |  URL |  【コメント編集】

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