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2010.01.12 (Tue)

「んなわけねー!」(by 山本弘)

『唐沢俊一の雑学王』 P.103 漫画パート

遺体が腐らなくなった理由
「最近の葬式で使用が減っているもの……」
「ドライアイス!」
「最近の遺体は腐敗が遅い!!」
「食品に含まれている防腐剤が体に蓄積されているのだった」
「しえぇ~」
「アルコールが染み込んでる人も腐りませんなあ」
「まるで酔ってるように…」


で、以下は、と学会会長山本弘による、船瀬俊介著『新・知ってはいけない』を批判した
文章の一部。

『トンデモ本の世界W』 P.99
> 翌年に出た『新・知ってはいけない』も、前作に輪をかけてひどかった。
> 船瀬氏の信じるところによれば、一九九〇年当時には児童虐待など「ほとんど存在
>しなかったのに、一五年間で爆発的に増加したという(昔は認知件数が少なかったの
>を、実数が少なかったと誤解しているのだ)。
〈略〉
>最近の人間は食品添加物や抗生物質で汚染されているため、死体が腐らないという
>(んなわけねー!)。


「んなわけねー!」なのか、そうか。

昨年 2009年 12月 30日の「唐沢俊一検証blog」には以下の記述がある。

http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20091230/1262123278
>さて、会長からの返事に気になる点があったので2つばかり紹介しておきたい。まず、
>1つ目は、前回会長から頂いたメールを紹介した際に自分が都合の悪い点を隠して
>「会長からお墨付きをもらった」とはしゃいでいたことに会長が不快感を持ったというこ
>と。自分が「はしゃいでいた」くだりを引用してみる。

>>そして、会長のメールの中で予想もしなかった嬉しい言葉があった。これだけは
>>引用させていただきたい。
>>
>>>あなたが唐沢俊一氏を批判されるのは自由です。どんどんやってください。 
>>
>>わーい。
>>これからは「山本弘公認」って名乗ろうかな(嘘です)。 

>「わーい」がまずかったんだな、きっと。しかし、「嘘です」って書いているんだけどな
>あ。それに該当のエントリーの別の部分に会長に批判されていることを書いてあるし、
>会長に無断でメーリングリストを公開したことについて反省してもいるので、自分に都
>合の悪い部分を隠しているわけでもないと思う。


不快感がどうのこうのとクレームをつけるより、もっと重要な、やるべきことがあるのでは
ないかと思ったが、「どんどんやってください」と他人任せにするばかりではなく、ひそか
に自分でもやっていたのだ――という解釈も可能である。(←少し嘘) これで、長文の方も
書いてくれれば、もっとよいのだけど。 (←これは本当、ここを参照のこと)


で、本当に「遺体が腐らなくなった」のなら、遺体処置等をおこなう特殊清掃業者の方々
の苦労というものもなくてすんでいるんじゃないか――とも思う。

http://blog.goo.ne.jp/clean110/e/d58330612353560a5c3cadb5394f1a73
>特殊清掃「戦う男たち」
>自殺・孤独死・事故死・殺人・焼死・溺死・ 飛び込み・・・遺体処置から特殊清掃・撤
>去・遺品処理・整理まで施行する男たち
〈略〉
>液状化する肉体・・・
>理性なく流出する腐敗体液・・・
>汚物を身にまとい、縦横無尽に徘徊する夥しい数のウジ・・・
>糞を撒き散らしながら空間を制す、無数のハエ・・・
>腹を突き上げてくる、類をみない悪臭・・・
>地獄絵図のような凄惨な光景が、現実のものとなって立ちはだかる。


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テーマ : 感想 - ジャンル : 本・雑誌

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Comment

>藤岡真さん
どうもです (_ _)
ああ、昆虫採集の防腐剤ってきかなかったのか、そういえば昆虫採集のセットというのもあったなあと思って捜してみたら、唐沢俊一の好きな日曜研究家の串間努氏のサイトが引っかかりました。

http://www.maboroshi-ch.com/sun/toy_01.htm
>さて、虫を捕ってくるとボクらはお医者さんになった。
>『昆虫採集セット』の注射器で「殺虫剤」をチューッと注射して死にいたら
>しめるのだ。腐らないために防腐剤の注射というのもあったけど、これって
>効かなかったのか、時間が経つと虫の半分がアリに食われていたことがあった。
>確かセットには「注射器/防腐剤/殺虫剤/毒びん/虫ピン/虫眼鏡(この
>へんは酒落みたいだな)」が入っているというパターンだった。

私自身は、腐るまで昆虫をとっておいた記憶がないので、上記のような経験はありませんが……。


>腐敗しなくなるほどの防腐剤

まあ、唐沢俊一サイドにいわせると、腐敗しないじゃなくて「腐敗がおそい」だという話になる可能性もありますが (タイトル無視で)、それにしても、そもそも最近の遺体は本当に腐敗が遅いのか、ドライアイスが減っているとしてそれは冷房の発達などとは関係ないのかとか、不思議な漫画です。ドライアイスというのも比較的新しくて、30 年くらいさかのぼると氷を使っていたんじゃ? とも思いますし。
トンデモない一行知識 |  2010年01月12日(火) 20:38 |  URL |  【コメント編集】

●正誤表

ごめんなさい、誤字その他ぐちゃぐちゃでした。

○作成
×作成作成

○効くわけがなく
×訊くわけがなく

○経口摂取
×経口接種

です。とほほほほ。
藤岡真 |  2010年01月12日(火) 12:52 |  URL |  【コメント編集】

●防腐剤

古い話で恐縮ですが、かつて昆虫標本を作成作成するのに、殺虫剤、防腐剤、注射器というのは必需品でした。渋谷の「志賀昆虫社」で訊いたら、防腐剤なんて訊くわけが無く、昆虫は乾燥させて保存するとのこと(虫除けは必)。況や人間の死体をや。腐敗しなくなるほどの防腐剤を経口接種して生きていけると思っている、成り損ないの薬剤師って怖いですね。
藤岡真 |  2010年01月12日(火) 08:52 |  URL |  【コメント編集】

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