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2009.03.03 (Tue)

フィリップ・ホセ・ファーマーは『デイワールド』もよいですよ

「裏モノ日記」 2009年 02月 27日 (金曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20090227141646.html

北杜夫が学生時代、先輩たちが嬉々として語り合っている中国の
凄いエロ小説というのを手に入れ、どんな凄い描写があるのかと
ドキドキしながら読んだら、詩の交換ばかりしていて全然そんな
描写がないのでがっかりした、というような内容のエッセイを
書いていたが、私の場合、それにあたるのがF・J・ファーマーの
『恋人たち』で、アメリカSFではじめて大胆に性をテーマに
取り入れ、大論争をまきおこした問題作! とかいう謳い文句に、
そこは性欲ギラギラ盛りの高校生、わざわざ自室のドアに鍵が
かかっているのを確かめてから(笑)、ドキドキして読みはじめた
のだが全くエロでもなんでもなく、極めて思弁的な内容で、
とてもついていけんわ、と途中放棄してしまった記憶がある。

http://s04.megalodon.jp/2009-0303-0143-54/www.tobunken.com/diary/diary20090227141646.html

×F・J・ファーマー ○P・J・ファーマー

2ちゃんねるのスレでの指摘 (Read More 参照) を見るまで気がつかなかったのは、
自分でも迂闊だったなと思うけど、フィリップ・ホセ・ファーマーは Philip José Farmer
であり、「F・J・ファーマー」ではない。

http://ja.wikipedia.org/wiki/フィリップ・ホセ・ファーマー
>フィリップ・ホセ・ファーマー(Philip José Farmer, 1918年1月26日 - 2009年2月25日)
>は、アメリカ合衆国インディアナ州生まれの小説家、SF作家。別名として、キルゴア・
>トラウト(Kilgore Trout)、ジョナサン・スウィフト・ソマーズ3世(Jonathan Swift Somers
>III)がある。
〈略〉
>本名はフィリップ・ジョーズ(Jose)・ファーマー。「ホセ」は本名のミドルネーム「ジョー
>ズ」をもじったものであり、スペイン系ではない。1953年のデビュー作『恋人たち』は、
>当時タブーであった「性と宗教を扱った作品」としてSF界に衝撃を与えた。


この調子だと、ディックのことも、PKD じゃなくて FKD とかやらかしそうだなあ。

個人的には、エロを期待して『恋人たち』を (自室に鍵までかけて) 読み始めたあげく、
「極めて思弁的な内容で、とてもついていけんわ、と途中放棄」したというあたりも、何か
間違っているんじゃないかと思った。「性と宗教を扱った」といわれればそうなんだけど、
恋愛ものという触れ込みの方が印象に強いので。

同じく、「裏モノ日記」 2009年 02月 27日 (金曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20090227141646.html

気をつけよう。10年前、事業のパートナーだったTという
男が、風邪をこじらせた末の心臓発作で急死している。
〈略〉
横浜の実家まで葬儀に行ったが、残されたご両親の挨拶が哀れ
であった。とはいえ、私はそれを、ずるずると引きずっていた
事業の残りを成算してオノプロを完全にたたむ理由にし、
自由の身になれた。Tの死には秘かに感謝し、心の中でいつも
手を会わせている。それ以来、心臓が苦しかったりすると
すぐ鼻の頭に手をやって、汗をかいていないか確認しているが。

http://s04.megalodon.jp/2009-0303-0143-54/www.tobunken.com/diary/diary20090227141646.html

「Tの死には秘かに感謝」などと平気で書いているのは、人として間違っているといって
よいだろうと思う。

それにしても、「10年前」といえば 1999 年のはず。その年にオノプロをたたんだという
のだろうか。

以前、http://tondemonai2.web.fc2.com/813.html に、
>・唐沢俊一がオノプロを閉じたのは、この年 1993 年のようだ [31]。

と書いたのは、唐沢俊一の以下の日記の記述をもとにしていたんだけど……。

[31] - http://www.tobunken.com/diary/diary20020505000000.html
> 整理したフロッピー原稿で、94年の日記というのがあったので、ちょっと読んでみた
>が、イヤハヤ。ずーんと暗い気持になる。〈略〉
>前年にオノプロを閉じて、これで記憶ではライターに専念することが出来て、以降右肩
>上がりだと思っていたのだが、その前にこの奈落の年があったのですな


http://s02.megalodon.jp/2009-0303-0150-46/www.tobunken.com/diary/diary20020505000000.html

1994 年の時点では、「オノプロを閉じて」といっても「完全にたたむ」まではいっていな
かったのかとも思ったけど、「ライターに専念」とも書いてあるし……また時空を歪ませて
いるのだと考えるべきなんだろうか。

まあ、少なくとも片方は間違っていることは確かで、2002 年の日記の方は「94年の
日記」を見ながら書いたというし、今回の「10年前」の方が何かの間違いだろう。多分。


More...

http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1235819234/161-

161 :無名草子さん:2009/03/01(日) 14:49:51
しかし、久しぶりに読んでみたら、ひでーな<日記

http://www.tobunken.com/diary/diary20090227141646.html
>北杜夫が学生時代、先輩たちが嬉々として語り合っている中国の
>凄いエロ小説というのを手に入れ、どんな凄い描写があるのかと
>ドキドキしながら読んだら、詩の交換ばかりしていて全然そんな
>描写がないのでがっかりした、というような内容のエッセイを
>書いていたが、私の場合、それにあたるのがF・J・ファーマーの
>『恋人たち』で、アメリカSFではじめて大胆に性をテーマに
>取り入れ、大論争をまきおこした問題作! とかいう謳い文句に、
>そこは性欲ギラギラ盛りの高校生、わざわざ自室のドアに鍵が
>かかっているのを確かめてから(笑)、ドキドキして読みはじめた
>のだが全くエロでもなんでもなく、極めて思弁的な内容で、
>とてもついていけんわ、と途中放棄してしまった記憶がある。

そんな奴いるのかよっ!って内容ですな。

164 :無名草子さん:2009/03/01(日) 15:00:01
http://www.tobunken.com/diary/diary20090227141646.html
>気をつけよう。10年前、事業のパートナーだったTという
>男が、風邪をこじらせた末の心臓発作で急死している。
〈略〉
>横浜の実家まで葬儀に行ったが、残されたご両親の挨拶が哀れ
>であった。とはいえ、私はそれを、ずるずると引きずっていた
>事業の残りを成算してオノプロを完全にたたむ理由にし、
>自由の身になれた。Tの死には秘かに感謝し、心の中でいつも
>手を会わせている。それ以来、心臓が苦しかったりすると
>すぐ鼻の頭に手をやって、汗をかいていないか確認しているが。

「10年前」ってことは 1999 年で、オノプロをたたんだのはそんな遅いの?

http://tondemonai2.web.fc2.com/813.html
>・唐沢俊一がオノプロを閉じたのは、この年 1993 年のようだ [31]。

[31] - http://www.tobunken.com/diary/diary20020505000000.html
> 整理したフロッピー原稿で、94年の日記というのがあったので、ちょっと読んでみた
>が、イヤハヤ。ずーんと暗い気持になる。〈略〉
>前年にオノプロを閉じて、これで記憶ではライターに専念することが出来て、以降右肩
>上がりだと思っていたのだが、その前にこの奈落の年があったのですな

213 :無名草子さん:2009/03/02(月) 00:39:51
http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20090228/1235785379
>極めて思弁的な内容で、
>とてもついていけんわ、と途中放棄してしまった記憶がある。

そんな小難しい作家だっけ、フィリップ・ホセ・ファーマー。
構えずに読めて面白かったけどなあ。『デイワールド』とか。

263 :無名草子さん:2009/03/02(月) 12:30:27
×F・J・ファーマー
○P・J・ファーマー
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テーマ : 感想 - ジャンル : 本・雑誌

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Comment

●エロー効果

どうもです。(_ _) 高校生の頃の唐沢俊一は、山田風太郎も愛読していたはずだし、何も「ドキドキして読みはじめ」なんてカマトト (死語?) ぶらなくても……とは思いました。
http://tondemonai2.web.fc2.com/465.html

百歩ゆずってエロを期待して読み始めたというのはよいとして (?)、何も「極めて思弁的な内容で、とてもついていけんわ、と途中放棄」しなくとも。そんなに、エロ_だけ_を期待して読んでいたと……?

それにしても、昨年 11月のマイクル・クライトンといい、もう唐沢俊一の日記のネタにされないためにも、ああいう SF 関係の人は死なないでほしいなあとも思います。
トンデモない一行知識 |  2009年03月03日(火) 23:23 |  URL |  【コメント編集】

>そこは性欲ギラギラ盛りの高校生、わざわざ自室のドアに鍵が
>かかっているのを確かめてから(笑)、ドキドキして読みはじめた

 唐沢が高校生の頃なら1975年前後でしょう。当時、すでに「キャンディ」(テリー・サザーン)が早川書房から発売されていたし、漫画週刊誌も出回っていたし、なにより高校生が密かに読む性の小説としてはアンリ・バルビュスの「地獄」が岩波文庫に入っていました。P・J・ファーマー の『恋人たち』にエロを期待して隠れて読んだのは唐沢一人でしょう。と言っても、この日記だって「自分は昔からP・J・ファーマー の読者だった」というふりをしたいがための嘘でしょうから、そんな奴は一人もいないということで。
藤岡真 |  2009年03月03日(火) 08:24 |  URL |  【コメント編集】

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