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2009.12.26 (Sat)

唐沢俊一による脳内『世にも美しいダイエット』批判

『トンデモ一行知識の世界』 P.204

人間はもともとでんぷんを消化吸収できない体質の動物である。


『トンデモ一行知識の世界』 P.206 ~ P.207

 そういうダイエット本のひとつが、講談社から出ている、『世にも美しい
ダイエット』という本だ。この本の著者はエッセイストの宮本三智子さん
だが、その宮本さんが師とあおぐM先生という人が独自のダイエット理論
の持ち主で、牛乳やご飯、果物などを一切食べ物から排除し、野菜
(菜っ葉)中心の食事をとればやせられる、と説いている。
 これでやせられる、ということに異議を唱えるものではない。牛乳やご飯
などはいずれもカロリーの高いものであり、それを食事から遠ざければ
やせるのはある意味でいまさら言われなくても、といった類いのものだ。
問題は、そのM先生の理論なのである。
 先生は、ご飯に含まれるでんぷんを罪悪視し、肥満、アレルギー、
アトピー、ガンなどは皆、人間がでんぷんを摂取し始めたから生まれた
病気だ、と断言する。人間はもともとでんぷんを消化するようには作られて
おらず(そもそも人間が農耕を始めたのはたかだか七千年前くらいからで
あり、人間の体はまだでんぷんに適応していない、という)、人間の体には
ずいぶん無理がかかっている、のだそうである。
 人間の体がでんぷんを消化吸収できない、というこの先生の理論は、
たぶん、米や麦に含まれるβでんぷんのことを指しているのだと思われる。
 表題の一行知識にあるように、確かにこのでんぷんは消化・吸収され
にくい。しかし、それだから、我々の祖先はこれに加水加熱処理をして、
吸収されやすいαでんぷんに変化させてから食べているのである。人類
の知恵が、自分たちの食生活を改善し、種を発展させてきたのだ。〈略〉
人類の発展は、M先生の勝手な思い込みで否定されてしまっていいもの
だろうか?


もちろん、「人類の発展は、M先生の勝手な思い込みで否定されてしまっていいもの」
なんかではないだろう。しかし、その、「M先生の勝手な思い込み」とやらが、唐沢俊一
の勝手な思い込みによるものでしかないのだから、始末におえないというか……。

仮に「M先生」とやらが、「肥満、アレルギー、アトピー、ガンなどは皆、人間がでんぷん
を摂取し始めたから生まれた病気だ、と断言」していたとして、どうしてそれが「人間の
体がでんぷんを消化吸収できない、というこの先生の理論」となり、「たぶん、米や麦に
含まれるβでんぷんのことを指しているのだと思われる」という唐沢俊一の思い込みに
つながっていくのか、理解に苦しむ。逆だろう逆というか……。「でんぷんを消化吸収
できない」という説の提唱者が、「肥満」のもとはデンプンだなどというのはおかしいし、
「独自のダイエット理論の持ち主」であるというM先生なら、むしろデンプンを勧める側に
回るはずでは。

だいたい「M先生」という表記からして、唐沢俊一の悪癖のひとつである妙なイニシャル
表記好き (ここここなどを参照) のあらわれでないかという……。まあ、この点につい
ては、Amazon の説明 (「BOOK」データベースより)にも、「ある医師」としか書かれて
いなかったりするのだけど。

http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4062564645/
>世にも美しいダイエット〈上〉 (講談社プラスアルファ文庫) (文庫)
>宮本 美智子 (著), 永沢 まこと (著)
〈略〉
>ある医師との出会いが作家の食生活と生き方をガラリと一変させた。お米やアルコー
>ルをふくむいっさいの糖分を避け、青菜と油脂をたっぷり摂るという、おどろくべき食事
>法がもたらした痩身と病気知らずの肉体、そして冴えた頭脳。従来のダイエットの常識
>を根底からくつがえし、ブームをまき起こしたメソッドを体験的に報告する。


上の紹介だけ読んでみても、唐沢俊一のいう「牛乳やご飯、果物などを一切食べ物から
排除し、野菜(菜っ葉)中心の食事をとればやせられる、と説いている」、「牛乳やご飯
などはいずれもカロリーの高いものであり、それを食事から遠ざければやせるのはある
意味でいまさら言われなくても」というまとめ方が、何か変ではないかと思わせるのに
充分である。

糖分を避けるというのはまあ普通だとして、このダイエットの画期的なところ (←褒める
つもりはないです) は、「油脂をたっぷり摂る」のを勧めていることではないかと思うのだ
けど、唐沢俊一はこれをいっさいスルーして、「いまさら言われなくても」のダイエット法
であるかのように片づけてしまっている。

そして、唐沢俊一のいう「ご飯に含まれるでんぷんを罪悪視」というのも少しハズした
まとめ方である。『世にも美しいダイエット』およびそのベースの三木治療が「罪悪視」
しているのは、「血液のなかの糖分が多く」なり過ぎることで、それを防止するための
「おなかのなかで糖分になるものは一切食べていけません」であり、「砂糖はもちろん
のこと、お米や甘いパン、お酒も禁止」で、「野菜も糖分が多い根菜類やたけのこは
食べられません」である。

http://kamatsunahakase.web.fc2.com/yonimo001.html
>では、このサイトの核ともいえる食事法、『世にも美しいダイエット』(三木治療)につい
>てお話したいと思います。
>この食事法は
>  「青菜を中心とした無糖の食生活と、たっぷりの水と塩をとり、
>  しっかりと運動することによって健康的にやせ、体調も改善する!」
>を、コンセプトにしたものです。
〈略〉
>そしてもうひとつのキーポイントは「血糖値」。
>血液のなかの糖分が多くなると、やはり病気になる原因になります。
>糖尿病や、ガンです。
>これらの病気を予防するための食事法が、 この「世にも美しいダイエット(三木治療)」
>なのです。
〈略〉
>■ 「世にも美しいダイエット(三木治療)」のルール
> まず、おなかのなかで糖分になるものは一切食べていけません。
>砂糖はもちろんのこと、お米や甘いパン、お酒も禁止。
>野菜も糖分が多い根菜類やたけのこは食べられません。
>砂糖やみりんがはいった加工品もだめ。 はちみつや黒砂糖、三温糖もとってはいけま
>せん。


で、上記のサイトからリンクをたどっていくと、「糖尿病専門はやし診療所」というサイトの
「三木治療の話」にいくことができる。

http://members.at.infoseek.co.jp/t_matsumoto/mikichiryou.html
>三木治療は、患者さん一人一人に合わせた手作りの治療法です。食事指導・運動療
>法の内容は、患者さんごとに違います。ですから、-般的な話しをすることは難しいの
>ですが、ここでは自然治癒力を回復するための三木治療の概要についてのみ、紹介
>させて戴きます。

> 1. 白いご飯を始めとする血糖値の元は、一切やめてください。
> 2. エネルギー源は、べに花油と小松菜で取ってください。
> 3. 0.5%の自然塩を溶かした水を、4-5L飲んでください。
> 4. これで血液がサラサラになりました。
> 5. 一日一万歩を歩いて、サラサラの血液を全身に運んでください。
> 6. すでに血管が傷んでおり、サラサラの血液を上手に運べない場合は、パイ菌の
>  エキスを注射します。
> 7. 腸の腐敗を防ぎ血液をきれいにするため、下剤と活性炭を飲んでください。

>以上7点が、三木治療のエッセンスです。真面目に実残して下されば、糖尿病はもち
>ろん、色々な難病も治ることがあります。これまでに、腎臓癌の末期(多発性肺転
>移)、膵臓癌の末期(手術不能)、糖尿病性網膜症(独りで歩けない)、膠原病(ステロ
>イド剤服用)、アトビー性皮膚炎(子供の時から)、花紛症(生涯治ると思わなかった)
>等の患者さんが治る場面を、私はこの目で見てきました。 人間の自然治癒力には、
>素晴しいものがあります。その自然治癒力を、我々は持っているのだから、上手に引
>き出してやれば病気と闘うことができます。皆さんも三木治療を実残されて、元気に
>生きる力を回復してください。(私も高血圧と肥満から生還しました)


つまり、三木治療というのはもともと糖尿病の患者を対象とした治療であり、血糖値を
高くする要因を徹底的に排除しようというのも、多分そのせいだろう。

http://raku2lunch.livedoor.biz/archives/12021022.html
>たしか10年近く前だったと思うのですが、「世にも美しいダイエット」という本に出会っ
>たのですよ。糖尿病治療の方の食事療法を基本としていて、『でんぷん質の食べ物は
>ほとんど食べない・青菜中心の食事・水を1日2リットル飲む』というのが柱です。イタ
>リアン風な食事が多く、イタめし好きな私にとっては結構長続きしまして、この方法で
>半年で15kgほどやせたことがあります。


それを考えにいれても、『世にも美しいダイエット』は、前述の通り油をたっぷりとることを
勧めている点、米は禁止だが同じデンプンでもパンや麺は少量ならオーケーとしている
点などが、割と独特だと思う。

http://kamatsunahakase.web.fc2.com/yonimo001.html
>お米を食べられないのならなにを食べるんだ!と思いますが、
>かわりにたっぷりの葉野菜と油でエネルギーをとります。
>葉野菜のなかでも栄養と食物繊維が豊富な小松菜をできるだけたくさん食べます。

>油のほうは、なんの油でもいいのかというとそうでもなく、
>べに花油、オリーブオイル、しそ油、えごま油、バターをたっぷりと使います。
〈略〉
>あと忘れちゃいけないのが強力粉をつかった炭水化物。
>お米や甘いパンなどが禁止されていますが、
>おなかのなかでこなれにくい(糖になりにくい)強力粉を使ったパンやうどん、パスタを、
>少量なら食べてもいいことになっています。

>健康のためには炭水化物は一切カットしたほうがいいのですが、
>それではあまりにもきびしすぎて続かないということで、
>強力粉を少量ならゆるしているというわけです。

>つまり、
>「 少量の 」フランスパンやバケットにバターを「 たっぷり 」つけて
>食べるのはいいのです。
>パスタも食べてもいいし、うどんも添加物が入っていないものならOK。


米は全面禁止だけど、「パンやうどん、パスタ」などは「少量なら食べてもいい」とする
理由は、「おなかのなかでこなれにくい(糖になりにくい)」ためである。

つまり、「人間の体がでんぷんを消化吸収できない、というこの先生の理論は、たぶん、
米や麦に含まれるβでんぷんのことを指しているのだと思われる。」という唐沢俊一の
理論 (?) は、やはり逆だったということで……。

http://ja.wikipedia.org/wiki/デンプン
>天然の結晶状態にあるデンプンをβデンプンと呼び、デンプン中の糖鎖間の水素結合
>が破壊され糖鎖が自由になった状態のデンプンをαデンプンと呼ぶ。(日本国内の呼
>び方で、国際的用語ではない。)



さて、唐沢俊一は、以下のようなことも書いている。

『トンデモ一行知識の世界』 P.207

 そのほか、この先生の言っていることには、低血圧も塩と水とを正しく
たっぷりとれば元に戻るなど、実践したら人によっては危険なことまで
あって、どうも信用がおけない。
 それで、座談会ではそういうところを指摘しておいたのだが、そうしたら、
この「世にも美しいダイエット」を実践している女性たちから、感情的な
批判がこちらに飛んできた。反論にもなっていない(反論の根拠を示して
いない)単なる悪口雑言の類いだったのでいちいち答えはしなかったが、
かなり腹が立ったことだった。これでは新興宗教と変わらないではないか。


座談会というのは、「某女性誌の依頼で、『と学会』のメンバーたちで」やったというもの
で、「チマタにあふれるダイエット本に、どれだけトンデモ本が多いかを話題にする、
というのが趣旨」 (P.204) だったとのこと。

三木療法または『世にも美しいダイエット』が本当に「低血圧も塩と水とを正しくたっぷり
とれば元に戻る」と主張しているかどうかは、唐沢俊一のいっていることなので今ひとつ
信用できないとしても、先に引用した通り、三木療法では「0.5%の自然塩を溶かした水
を、4-5L飲んでください」としているので、あまり塩分はカットしない方針ではあるようだ。

唐沢俊一以外の人たちも当時、「実践したら人によっては危険」という批判を展開して
いた記憶もあるし、素人考えかもしれないが、糖尿病の療法を、別に糖尿病にかかって
いるわけではない一般人のダイエットに、過激さを残したまま適用するのはどうかとも
思う。

著者が 1997 年に急死したという事実もあり、『世にも美しいダイエット』には、いろいろ
批判も多い。また、今でもこれを信望する人のいうことは、はっきりいって「新興宗教と
変わらない」と思わせるものもある。

しかし、唐沢俊一に向けられた批判が、「反論にもなっていない(反論の根拠を示して
いない)単なる悪口雑言の類い」だったかどうかは、唐沢俊一の脳内の『世にも美しい
ダイエット』は、実際のそれとは別物じゃないかという問題があるので……これはこれで
信用できない。

http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4062081180/
>著者の急死についての説明を, 2003/10/11
>By カスタマー
>低インシュリンダイエットが出てきた昨今、同書の先見性に改めて驚かされる。しか
>し、同時に矛盾を来たしていたり、疑問を感じざるを得ない点も多い。大昔の食生活に
>戻る、というが、それならなぜ豆や木の実、乳がダメなのか。大昔の人間は木になる
>実を食べたのではないか。家畜から絞った乳を飲んだのではないか。なぜ玄米はい
>けないのか。なぜバターを大量摂取するのか。著者は、「それは本人の選択だ」という
>が、やはり健康に関する本として説明責任はあるのではないか。最も説明責任の必
>要を感じるのは、著者の急死に関してである。このダイエットの何がよくて何がよくな
>かったのか説明がほしいところである。読者として踏まえておくべきは、この著者が50
>代にして急死したという冷厳たる事実である。

>本を過信しないこと。, 2004/6/17
>By カスタマー
> 私自身も彼女のダイエット本を2冊読み、6.5キロ痩せました。
>ただしこの本を過信して、そのまま通りのダイエットを行うのは危険と感じます。例え
>ばこの本で勧められている紅花油です。リノール酸の過剰摂取により、いろいろな弊
>害が起こることはすでに今日では実証済みです。(血栓を作りやすくし、高血圧、狭心
>症、心筋梗塞、不整脈、脳梗塞の原因となる。アレルギーや炎症の原因となる。発ガ
>ンのリスクを高め、免疫を低下させる等)この本では特にリノール酸の多い紅花油
>を”ジュースに入れて飲む”ことを勧めていることを考えると、このダイエットは不健康
>を通り越して、極めて危険な食事提案がされていて、宮本さんご本人がこの食事をさ
>れて急性心不全にて若くお亡くなりになったこととを考えると、早急に改定するべき、
>又は注意書きするべきではと思います。


http://natto.2ch.net/diet/kako/997/997475773.html
>35 名前: スリムななし(仮)さん 投稿日: 2001/08/12(日) 10:36
>34の続き。
>亡くなる前の宮本さんは「またやせた。体調はバツグン」とインタビューなどで
>おっしゃってましたが、写真に写った彼女はファンデーションがムラムラで、
>とても健康な人には見えませんでした。
>食事は腹八分目という所から、超小食みたいになり、睡眠も少しで大丈夫!
>とご本人はどんどん突っ走っていかれたようです。
>周囲の人が心配したり、〇木先生が忠告しても聞かなかったとか。
>そして仕事もどんどん受けて、忙しくなり倒れられたと…。
>まぁでもこれらも「亡くなったのはレシピのせいではない」という
>情報操作による後日談なのかもしれませんけどね…。

>その後、宮本さんが亡くなったことで〇木先生が何度か取材されましたが、
>「世にも~には迷惑している。うちはあくまで医者の指導のもとに食事を
> してもらいたいという方針」と宮本さんのやり方を否定なさってました。
〈略〉
>39 名前: スリムななし(仮)さん 投稿日: 2001/08/12(日) 19:18
>私もやってたことあり。調子はよかったよ。とにかく肌がきれいになる。
>ただし、ちゃんとやらないと駄目よ。
>極端な食事法だから、きちんとやってこその効果だと思う。
>もともと医者の指導の元の食事法だから素人の適当な判断でやるには危険。
>元の提唱者のM先生も方法だけ一人歩きされてしまってかなり迷惑だったらしい。
>宮本美智子さんも倒れる前に、周りが忠告しても聞く耳をもたずに「素人判断」
>を続けて高血圧であるにもかかわらず無理をしたのが、元の体質(高血圧の家系)
>を克服できずに早逝されることになったのだと思います。



その他参考 URL (同種のアトキンスダイエットというのも危険っぽい):
- http://plaza.rakuten.co.jp/aminovital/diary/200801200000/
- http://blog.excite.co.jp/shioya-antiaging/5271039/

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Comment

>金平糖さん
>唐沢氏がM先生に敵対的なのは、自分自身が医者にご飯を食べるな
>アルコールを飲むなと 言われたことがあるから

>糖尿病の人間は大体そう言われるわけでそれに反発するわけで

『トンデモ一行知識の世界』は 1998 年の本なので、その時点でもう糖尿注意の食事チェックが入っていたかどうか、ですね。

http://tondemonai2.blog114.fc2.com/blog-entry-161.html#more
の中の書き込みに、2000 年に入院していたときの病院食はもう、「おそらく、その当時からなんらかの形で食事制限が入ってる」で、「おそらく00年当時の段階で、糖尿病予備軍告知はされてると思う」との声がありましたが、その 2 年前に既に何かの注意があったかどうか。唐沢俊一はもう 40 歳になっていましたし、30 代でその手の注意を受ける人も珍しくはないと思うけれど、それは医者に行っていればこそという気もしますし。

それはともかく、「M先生に敵対的」というのはまったくその通りで。『トンデモ一行知識の世界』には、以下のようなことも書かれています。

『トンデモ一行知識の世界』 P.208
> ある医療ライターに聞いたら、あのダイエット法を完璧に実践していたら、
>人体をそもそも動かすエネルギーとなるはずの炭水化物がほとんど取れ
>ない。脳溢血も、血管が材質疲労でボロボロになっていたためではないか、
>ということだった。美空ひばりの命を結果的に奪ったあの治療師と同じく、
>M先生も責任を問われてしかるべきではあるまいか。もっとも、その直後に
>このM先生は週刊誌のインタビューに答え
>「宮本さんはやりすぎたからあのような結果になったのであって、理論その
>ものが間違っていたからではない」
> と弁明していたが……。

この「ある医療ライター」というのも、本当に実在しているか疑わしいというか、医療ライターっぽくない幼稚な言い回しに終始しているように思えるのですが……。

これではまるで、タンパク質 (特に制限されていない) や脂肪 (たっぷりとることになっている) は「人体をそもそも動かすエネルギー」に変換できない前提で書いているみたいですし、「血管が材質疲労でボロボロ」というのも何それという感じですし。

M先生がインタビューに答えたとかいう内容も、本文にも引用した、2ちゃんねるの過去ログに見られるそれと、ニュアンスが異なるように思えます。普通の人が相手なら、まあ2ちゃんねるの書き込みだからで片づけてよいかもしれませんが、相手が唐沢俊一となると、むしろ信頼性はこちらの方が高いのではないかという……。

>その後、宮本さんが亡くなったことで〇木先生が何度か取材されましたが、
>「世にも~には迷惑している。うちはあくまで医者の指導のもとに食事を
> してもらいたいという方針」と宮本さんのやり方を否定なさってました。

>食事は腹八分目という所から、超小食みたいになり、睡眠も少しで大丈夫!
>とご本人はどんどん突っ走っていかれたようです。
>周囲の人が心配したり、〇木先生が忠告しても聞かなかったとか。

で、当時も思ったのですが、宮本さんの場合は、何か拒食症ハイみたいな状態ではなかったのかという印象もあったりします。
トンデモない一行知識 |  2009年12月28日(月) 20:45 |  URL |  【コメント編集】

実はこれって結構洒落にならない話だったりするんですよね。
私の友人の医者が良くグチを言うんですが、
コレを食べれば健康になれるとか痩せられるとか
コレを食べるのをやめれば健康になれるなんてものはないんですよね。

医者に行って食事に対して指示をもらってソレを実践して
健康になったり痩せたりするのは、元が病気で悪くなってる状態だからであって
思い切り左に偏った人に思い切り右に傾くような指示を出せばその人は健康になるけど。
健康な人が同じことをすると思い切り右に偏って逆に病気になっちゃう。
そのことをどんなに口をすっぱくして言い聞かせても
「先生の言う通りにしたら健康になった。コレを続ければもっと健康になれるに違いない。」
このような勘違いをする人が何人かに一人必ず出てきてしまう。
そして一番怖いのが、健康になったと思ったら医者に行かなくなる人で
状態を見て細かく指示するはずが、本人勝手にもう直ったと判断して
来なくなって最初の指示を頑なに信じて守り続けて逆方向に倒れてしまう。
さらに困ったことに、そのやり方を周りに伝えて引き込もうとする。
相手は多少おかしいと思っても「お医者様が言うことだし間違いはないだろう」と思ってしまう。
ましてや、目の前でBefore/Afterを見せつけられたら、「同じことをすれば私も」と

健康になるために何を食べればいいのか、やせるためには、
すごく簡単なことです。
バランスよくいろいろなものを食べ、1日3食、腹八分目で間食を控える。
甘いもの、アルコールを控えめにして飲みすぎない。
ただし水分は充分に取る。

たったコレだけでいいのですよ。
特別なことをする必要はないのです。
特別なことをするのは、もう身体を壊してバランスが崩れてしまった人だけ
元のバランスに戻るまでの間だけでいいのです。

あと、唐沢氏がM先生に敵対的なのは、自分自身が医者にご飯を食べるなアルコールを飲むなと
言われたことがあるからではないこと思います。
糖尿病の人間は大体そう言われるわけでそれに反発するわけで
実際には糖尿病に大切なのはホルモンバランスを整えてクロムを摂取できるようにして
適度な運動をすることなんですけどね。
金平糖 |  2009年12月28日(月) 00:28 |  URL |  【コメント編集】

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