2017年07月 / 06月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫08月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2009.12.05 (Sat)

外国の温泉というのも何か良さげに思えてきたり

『史上最強のムダ知識』 P.24

外国にも湯治の習慣はある。が、入浴の習慣は一般的でなかった。


『史上最強のムダ知識』 P.24

1960年代のヒッピーブームで「湯治」の習慣も、一般的になった。

 日本の温泉旅行といえば、風光明媚な観光と、うまい料理を楽しみ、
日頃の疲れをお湯で落とす、という具合だが、アメリカでは、やや趣が
異なる。
 病気保養に温泉地に出かける、という習慣は、アメリカでは19世紀頃
からあった。が、お湯にはつからず、地熱による蒸気浴と、薬効成分を
含むお湯を飲むことが、主だったらしい。
 やがて20世紀後半、日本から「湯治」の習慣が、座禅や断食といった
精神修養とセットで輸入される。結果、各地の温泉は、ニューエイジ
ブームに乗ったヒッピーが集まっていく。
 中でもカルフォルニアのスレート・スプリングスという温泉地は、1960
年代、そうしたヒッピーのメッカとなる。やがて、この地には暴力沙汰や、
ドラッグなどが蔓延し、トラブルを嫌う温泉の経営者は、ついには用心棒
を雇ったそうである。


2008 年 1 月の『スーパーモーニング』出演の際は、唐沢俊一は自分が書いた上記の
ようなことをセルフ劣化コピーして、
「温泉地ってのにはだいたいこういったヨッパライが集まってくるっていうか、アメリカ・
カリフォルニアなんかではね温泉地っていうか、向こうの方では健康のために入浴する
んですけども、用心棒を置いているっていう。」
と酔客話にしてしまった件については、「カリフォルニアの温泉には酔客は集まらない
のエントリーを参照のこと。

で、一応劣化コピー前の『史上最強のムダ知識』での記述も、真偽はともかくムダに
わかりにくい文章で……。ええと、アメリカでは「病気保養に温泉地に出かける、という
習慣」は昔 (19世紀頃) からあった、「が、お湯にはつからず、地熱による蒸気浴と、薬効
成分を含むお湯を飲むことが、主」であり、「20世紀後半、日本から『湯治』の習慣が」
輸入されるようになったと。

この「1960年代のヒッピーブームで『湯治』の習慣も、一般的になった」の「湯治」と、
P.23 の一行知識「外国にも湯治の習慣はある。が、入浴の習慣は一般的でなかった。」
でいう「湯治」が、それぞれ違う意味で使われているらしいのが、わかりにくい文章に
なっている原因ではないかと思う。前者は、お湯に入らないと湯治ではないとしていて、
後者は「地熱による蒸気浴と、薬効成分を含むお湯を飲むこと」なども含めて湯治、
みたいな。

どちらの使い方もアリだと思うけど、どちらの意味で使われているかは文脈依存で
判断するわけで、その文脈というものが唐沢俊一の文章ではグチャグチャなので、
わけがわからなくなりやすいという話ではないかと。

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=湯治&enc=UTF-8&stype=0&dtype=0&dname=0ss
>とうじ[たうぢ] 0 【湯治】
>(名) スル
>温泉や薬草入りの湯にはいって病気を治療すること。


http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=湯治&enc=UTF-8&stype=0&dtype=3&dname=2na
>とうじ【湯治】
>[例文]
> ・ 温泉に湯治に行く
>  go to a hot-spring resort to recover one's health/go to a spa for a
>  hot-spring cure


それと、「外国にも湯治の習慣はある」ではじめたのに、アメリカの話しかしないのかよっ
――という問題もある。アジア諸国をスルーするのは、この手の文章ではよくあることだと
片づけるとしても、ヨーロッパ諸国までスルーしてアメリカ限定というのは珍しいというか、
いっそいさぎよいというか。

で、まあ、お湯につかるタイプの温泉というのは、日本やカリフォルニアの専売特許と
いうわけでもなく、「hot springs bath」あたりでググると、ギリシャ、ハワイ、タイ、フィリ
ピンその他、様々な国のものを見ることができる。bath の語源ともいわれるイギリスの
バース市には Roman Baths Museum というのが残っていたりもする。

参考 URL:
- http://www.greek-islands.us/greece-hot-springs/
- http://www.greek-islands.us/greece-hot-springs/lesvos/
- http://www.sunset.com/travel/rockies/idaho-wildlife-drive-00400000016473/
- http://www.agoda.com/asia/thailand/pai/pai_hotsprings_spa_resort.html
- http://abozo.blog.so-net.ne.jp/2009-01-05-1
- http://www.totalescape.com/active/leisure/hotsp.html
- http://www.hotpools.com/
- http://www.shejapan.com/whs/bath/bath.html
- http://www.hotsprings.org/things_to_do/baths_spas/steps.aspx
- http://www.ehow.com/how_4704271_enjoy-hot-springs-mineral-bath.html?optype=text

スポンサーサイト

テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

23:21  |  その他の雑学本 間違い探し編 (324) +  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://tondemonai2.blog114.fc2.com/tb.php/315-fa4ef895

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。