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2009.10.28 (Wed)

そもそも「ふてくされ力」とかいうゴタク、どこに需要があるんです?

『週刊プレイボーイ』 2009年 11月 9日号
ノムさん流“ふてくされる力”で勝つ!!

 さて、ここで「ふてくされる力」の歴史をひもといてみよう。
「ふてくされの文化は、日本史の中に連綿と受け継がれているんですよ」
 こう分析するのは、雑学王でコラムニストの唐沢俊一氏だ。
「例えば北畠親房の『神皇正統記』。南北朝時代に南朝の正統性を書い
たものなのですが、『ホントは自分たちが正しいのに…』と、トーンとしては
完全にふてくされている。また、江戸時代に大久保彦左衛門が記した
『三河物語』。これも、幕府に冷遇された旗本たちのふてくされ記録です。
国民文学ともいえる夏目漱石の『坊っちゃん』も主人公がずーっと愚痴を
言っている。ふてくされの極みです」
 また、幕末~維新を駆け抜けたあの英雄たちの運命も「ふてくされる
力」に左右されたと唐沢氏は続ける。
「勝海舟などは、まさに戦略的にふてくされていました。徳川幕府解体後、
彼は明治政府にグチグチ言い続けることで旧幕府側の人間のガス抜き役
となり、うまく周囲をコントロールしていたんですね。一方、それをしなかっ
たのが西郷隆盛。あの人は自分の考える『征韓論』が受け入れられない
と黙って下野した。結果、下級武士たちの不満が爆発し西南の役となっ
たわけです。もし彼がふてくされた態度を見せていれば、下級武士も『ここ
は西郷どんの気持ちを汲んでガマンじゃ』となったでしょうに…」
もし西郷どんが上手にふてくされていたら、歴史は変わっていた!?



裏モノ日記 2009年 10月 19日(月曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20091019183340.html

4時、朝電話で連絡とったS社のKさんとヴェローチェで
待ち合わせ。以前、時間割でインタビューに応じたことのある
人だった。時間割、なくなっちゃったんですよと言ったら
大いに驚き残念がってくれた。

野村監督の辞任劇でのグチ攻勢を記事にすることで、日本における
グチというものの役割について語れ、と言われて、なるほど、と
思い、そこから“日本史を変えたグチ”について語り、そこから
“日本グチ国家論”に及び、“グチ不可欠論”にまで達する論説を
展開する。たぶん1/10、いや1/20も記事には反映されまいが
Kさんが喜んで聞くものだからつい、フロシキを広げてしまう。
帰り際にちょっと思わせぶりなこと、聞かされたが、さて。

http://s04.megalodon.jp/2009-1028-2220-37/www.tobunken.com/diary/diary20091019183340.html

何かリクエストがあったようなので、週刊プレイボーイは買って読んだのだけど (Read
More
参照、2ちゃんのスレに記事を入力してくれたのは別の人)、スレへの書き込みに
あった「ふてくされるのと愚痴をこぼすのとは違うような気もするが、どうなん?」というの
には、激しく同意。

唐沢俊一にインタビューしたのは、「野村監督の辞任劇でのグチ攻勢」にからめて、
「日本におけるグチというものの役割」――でも、週刊プレイボーイの記事のタイトルは
「ノムさん流“ふてくされる力”で勝つ!!」だし、記事は「ふてくされ」だらけで、野村監督
はもちろん、小沢一郎幹事長も、橋下徹府知事も、岡田監督も「ふてくされ」っぷりを
褒めたたえられている。

要するに、唐沢俊一の日記に登場の「S社のKさん」とやらが、愚痴をこぼすことイコール
ふてくされるという妙な定義をしているらしくて、唐沢俊一のコメント以外の部分を含め、
記事全体が首をひねる感じのものとなっているのだ。さすが、ガセパクリ王の唐沢俊一
を、「雑学王でコラムニストの唐沢俊一氏」と紹介する人だけあるような。

ちなみに、「ふてくされる」と「愚痴」を辞書でひいてみると……。

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=ふてくされる&dtype=0&stype=1&dname=0ss
>ふてくさ・れる5 【不▽貞腐れる】
>(動ラ下一) [文]ラ下二 ふてくさ・る 不平・不満から反抗的になったり、投げやりに
>なったりする。
>・注意されるとすぐ―・れる


http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=ふてくされる&enc=UTF-8&stype=1&dtype=0&dname=0na
>ふて‐くさ・れる【不▽貞腐れる】
>[動ラ下一][文]ふてくさ・る[ラ下二]不平・不満の気持ちがあって、なげやりな態度
>や反抗的な態度をする。ふてくさる。「―・れて返事もしない」


http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=愚痴&enc=UTF-8&stype=0&dtype=0&dname=0ss
>ぐち0 【愚痴】
>[1] 言ってもしかたがないことを言って嘆くこと。
>・―を言う
>・―をこぼす
>[2] 〔専門〕 仏 三毒の一。物事を正しく認識したり判断したりできないこと。愚かで
>あること。痴。癡。→(句)愚痴(ぐち)の闇(やみ)


推測するに、愚痴すなわち「言ってもしかたがないことを言って嘆くこと」では、しっくり
こないのではないかと、「ふてくされ」連発に切り替えたのではないだろうか。……でも、
「ふてくされ」たあげく、「投げやりになったり」しては、うまくいくものもいかなくなるような
気がしてたまらないのだが。

それに、「ふてくされ」だと、辞書の文例にもあるように「返事もしない」というのもありな
はずなのだが、この記事は、「男は黙って…なんてのは幻想にすぎない。古今東西、
デキる男はふてくされてきたのだ。」と最後の方に書いてあったりするので、わけがわか
らない。さすが唐沢俊一にインタビューしてコメントをもらう編集者だけのことはある。

それでもまだ、小沢一郎、橋下徹、岡田くらいまでならば、「不平・不満の気持ち」がある
ことを、「反抗的な態度」でしっかり文句をいってアピールすることを「ふてくされ」と表現
しているのか――などと好意的な解釈をしながら読み進めることも一応は可能 (?) だけ
ど、唐沢俊一の語っている部分は、そんなものではフォローしきれなくて……。

唐沢俊一自身が「南北朝時代に南朝の正統性を書いたもの」と語っている「北畠親房の
『神皇正統記』」は、ふてくされ、愚痴、反抗的に不平不満を言い募るの、どれにも該当
しそうにない。「大久保彦左衛門が記した『三河物語』」も同様。「夏目漱石の『坊っちゃ
ん』にいたっては、何も一人称で語る小説の主人公をここで出さなくても……という感じ。

http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0815.html
> 親房が『神皇正統記』を筑波くんだりで書いたというのも、このとき親房が小田城を
>拠点にして、南朝のための東国工作に従事していたからだ。そのころ南朝の勢力は
>そうとうに逼迫しつつあって、なんとか常陸や下野を傘下におさめようとしていたのだ
>が、北朝は足利氏を軸に高師冬をさしむけて、南朝切り崩しにかかっていた。関東で
>の戦端もしばしば開かれ、親房はその合い間をぬって『正統記』を書いたのである。


http://ja.wikipedia.org/wiki/三河物語
>『三河物語』(みかわものがたり)は、大久保忠教(大久保彦左衛門)によって書かれ
>た、徳川氏と大久保氏の歴史と功績を交えて武士の生き方を子孫に残した家訓書で
>ある。元和8年(1622年)成立。3巻からなり、上巻と中巻では徳川の世になるまでの
>数々の戦の記録が、下巻では太平の世となってからの忠教の経験談や考え方などが
>記されている。
>本来門外不出とされ、公開するつもりもなく子孫だけに向けて記されたため、逆に忠
>教の不満や意見などの思いがそのまま残されている。しかし忠教の思惑とは裏腹に
>写本として出回り、人気になったと伝えられている。もっとも、下巻の巻末には読み手
>に対して、「この本を皆が読まれた時、(私が)我が家のことのみを考えて、依怙贔屓
>(えこひいき)を目的として書いたものだとは思わないで欲しい」といった趣旨の言葉が
>記されており、門外不出と言いながらも読み手を意識しているという忠教の人間くささ
>がうかがえる。
>内容的には徳川びいきの記述が目立ち、また、大久保氏が関わった部分にも創作が
>ある。しかし、同時代の一次資料とも合致する部分も多く、多くの学術書の出典となっ
>ており、良質な資料として評価されていると言える。


http://www.hamajima.co.jp/aichi_bungaku/koten/39.shtml
> 『三河物語』は、大久保彦左衛門忠教(おおくぼひこざえもんただたか)によって書か
>れ、徳川氏代々の功績や三河武士の姿が描かれている。
〈略〉
> 家康の天下統一に力を発揮したのは、「質朴で、困苦に耐え、利害よりも情義を重
>んじる」(『覇王(はおう)の家』司馬遼太郎)三河以来の譜代(ふだい)衆である。しか
>し、幕藩体制が確立するにつれ、忠節に励んできた主家は時とともに疎遠なものに
>なっていく。彦左衛門は、徳川家累代の功績、合戦の様子、家臣の言行、自らの体験
>などを『三河物語』三巻に述べ、大久保一族の三河以来の忠節を強調し、譜代衆へ
>の扱いがその苦労にふさわしくないと憤慨している。一族の払った犠牲を空しいものと
>彼は感じるが、いまさら主家を去るわけにもいかず、子孫に対して主家への変わらぬ
>忠勤を求めている。


さらに、一番わけがわからないのが西郷隆盛について語っているくだり。「黙って下野」
は「ふてくされた態度」ではなく、「明治政府にグチグチ言い続ける」のが「ふてくされ力」
のある奴だと……。しかし、仮にそれで、周囲の人間の「ガス抜き役となり、うまく周囲を
コントロール」したとしても、下級武士の反応としては『ここは西郷どんの気持ちを汲んで
ガマンじゃ』とはまた違ったものになるはずと思うけど。「気持ちを汲んでガマンじゃ」は、
ちょっと違うだろう。


ちなみに、唐沢俊一は、「以前、時間割でインタビューに応じたことのある人だった。時
間割、なくなっちゃったんですよと言ったら大いに驚き残念がってくれた」とか書いている
けど、時間割という店が閉店のは、去年 (2008年) のはじめ頃だから、1 年半以上も前
のこととなる。

http://www.tobunken.com/diary/diary20080124110226.html

帰ったらオノが仕事していたので、時間割閉店の話を聞かせたら
「エエッ~!」
と絶叫に近い声。
前々から、“あと時間割が無くなったら渋谷にいる意味が
無くなるな”と話していたのである。
これで引っ越しのための精神的準備は整った、ということか。



いや、まあ、別によいんだけど、何が彼を 1 年半ぶりに唐沢俊一にインタビューしたいと
いう気持ちを起こさせたのか、唐沢俊一がインタビューで語ったという「“日本グチ国家
論”に及び、“グチ不可欠論”にまで達する論説」ともども、ちょっと聞いてみたい気も。
怖いもの見たさ (?) に似た心理で。

追記: 橋下を橋本と誤変換していたのを訂正。 (_ _);



More...

http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1256218698/922-
-------
922 :無名草子さん:2009/10/27(火) 18:15:58
今週のプレイボーイにもなんかコメント寄せてたな。
唐沢という名前が眼に入った瞬間にその記事飛ばしたので内容は忘れたけど。


923 :無名草子さん:2009/10/27(火) 18:18:18
>>922
賢明な措置だと思います。

936 :無名草子さん:2009/10/27(火) 20:00:29
>>922
トンデモないさん、アップお願いします

941 :無名草子さん:2009/10/27(火) 21:17:23
『週刊プレイボーイ』2009年11月9日号
ノムさん流”ふてくされる力”で勝つ!!

さて、ここで「ふてくされる力」の歴史をひもといてみよう。
「ふてくされの文化は、日本史の中に連綿と受け継がれているんですよ」
こう分析するのは、雑学王でコラムニストの唐沢俊一氏だ。
「例えば北畠親房の『神皇正統記』。南北朝時代に南朝の正統性を書いたものなの
ですが、『ホントは自分たちが正しいのに…』と、トーンとしては完全にふてくさ
れている。また、江戸時代に大久保彦左衛門が記した『三河物語』。これも、幕府
に冷遇された旗本たちのふてくされ記録です。国民文学ともいえる夏目漱石の『坊
っちゃん』も主人公がずーっと愚痴を言っている。ふてくされの極みです」
また、幕末~維新を駆け抜けたあの英雄たちの運命も「ふてくされる力」
に左右されたと唐沢氏は続ける。
「勝海舟などは、まさに戦略的にふてくされていました。徳川幕府解体後、彼は明
治政府にグチグチ言い続けることで旧幕府側の人間のガス抜き役となり、うまく周
囲をコントロールしていたんですね。一方、それをしなかったのが西郷隆盛。あの
人は自分の考える『征韓論』が受け入れられないと黙って下野した。結果、下級武
士たちの不満が爆発し西南の役となったわけです。もし彼がふてくされた態度を見
せていれば、下級武士も『ここは西郷どんの気持ちを汲んでガマンじゃ』となった
でしょうに…」
もし西郷どんが上手にふてくされていたら、歴史は変わっていた!?

943 :無名草子さん:2009/10/27(火) 21:32:48
>>941 の週プレの文章はこの時の物だね

2009.10.19 http://www.tobunken.com/diary/diary20091019183340.html

>4時、朝電話で連絡とったS社のKさんとヴェローチェで
>待ち合わせ。以前、時間割でインタビューに応じたことのある
>人だった。時間割、なくなっちゃったんですよと言ったら
>大いに驚き残念がってくれた。

>野村監督の辞任劇でのグチ攻勢を記事にすることで、日本における
>グチというものの役割について語れ、と言われて、なるほど、と
>思い、そこから“日本史を変えたグチ”について語り、そこから
>“日本グチ国家論”に及び、“グチ不可欠論”にまで達する論説を
>展開する。たぶん1/10、いや1/20も記事には反映されまいが
>Kさんが喜んで聞くものだからつい、フロシキを広げてしまう。
>帰り際にちょっと思わせぶりなこと、聞かされたが、さて。

S社のKさんとは、集英社の木場隆仁
ミュージシャンで同姓同名がいるけど、違うだろうな。

948 :無名草子さん:2009/10/27(火) 21:45:26
>>941
ふてくされるのと愚痴をこぼすのとは違うような気もするが、どうなん?

949 :無名草子さん:2009/10/27(火) 21:52:44
俊ちゃん、「不満分子」って言葉知ってる?

944 :無名草子さん:2009/10/27(火) 21:35:42
19日(月)にインタビューで、翌週の26日(月)に発売の号に掲載って
そんなタイトなスケジュールでやっているのか、週刊誌って。
自分は月刊誌しかやった事ないので、その綱渡りはかなり怖いなぁ

948 :無名草子さん:2009/10/27(火) 21:45:26
>>941
ふてくされるのと愚痴をこぼすのとは違うような気もするが、どうなん?

949 :無名草子さん:2009/10/27(火) 21:52:44
俊ちゃん、「不満分子」って言葉知ってる?

951 :無名草子さん:2009/10/27(火) 22:22:00
>>941
矮小化させるの好きだなー。もはや得意技?
他人に理解させる為じゃなくて、自分が理解する為の矮小化・通俗化なんだろうな。
で、そんなことする人はあまりいないので、ぱっと見では斬新で独自な論説に
思えちゃうから「唐沢先生は凄い」と勘違いしちゃう、おっちょこちょいな人が出て
くるんだろうね。

つか、これにも元ネタがあったら笑えるなw

952 :無名草子さん:2009/10/27(火) 22:25:49
>>951
>つか、これにも元ネタがあったら笑えるなw

あ、俊一のマッコリ持つ手が止まった

955 :無名草子さん:2009/10/27(火) 22:39:15
っていうか。唐沢がどれだけ野村克也のことを知っているかが疑問、っていうか心配。
だって唐沢、プロ野球もだめでしょう?野村監督、いつもブツブツ文句ばっか言ってる人?
って観念だけで「ふてくされ力」凄いとか言ってる気がするな。
それでどうなの。野村監督のボヤき戦術によって楽天の選手も
「ここは監督の気持ちを汲んで我慢じゃ!」とかいう流れになってたりすのかな。
よく分からない。www

956 :無名草子さん:2009/10/27(火) 22:44:06
>>955
そもそも「ふてくされ」じゃなくて「ボヤキ」なんだけど。

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Comment

>Sawahara さん
いえ、私の誤変換です。(_ _); # 恥
橋下徹に訂正しておきました。ご指摘ありがとうございました。
トンデモない一行知識 |  2009年10月29日(木) 23:26 |  URL |  【コメント編集】

●指摘があります。

ハシモトトール(橋下徹)の名前を間違えているのは唐沢なのでしょうか。
Sawahara |  2009年10月29日(木) 13:37 |  URL |  【コメント編集】

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