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2009.10.04 (Sun)

後に会社社長になったそうだの塩瀬盛道

『トンデモ一行知識の逆襲』 P.77

記録上、最高のバッターは 王貞治でも
落合博満でもなく、東急の塩瀬盛道
投手である。昭和25年5月11日、リリーフ
として登板した後 初打席でホームランを
放ったが、彼はこの1試合のみで引退。
(すぱあん)
「あ 当たった」
よって生涯成績は打率10割
長打率40割というカンペキな数字。
(オリックスのシュルジー投手にも同様の記録あり)


上に引用したのは、「『トンデモ一行知識の逆襲』で眠田直のイラストは 9 ページ」で
書いたものと同様、眠田直のイラストに手書き文字がそえられている。

『話のネタ:会話がはずむ教養読本』のエントリーに書いたネタかぶりが 3 件で、これで
4 件目かなと思ったのだけど、『話のネタ』では「塩瀬守道」となってしまっているのが、
唐沢俊一の本の方では正しく「塩瀬盛道」になっているし、文章もだいぶ違う。

『話のネタ』 P.343 ~ P.344
> さて、同じ投手でも、昭和二五年に東急にいた塩瀬守道投手は、打撃のほうで珍し
>い記録を持っている。
> 昭和二五年五月一一日、後楽園の対大映九回戦。
> 五回から塩瀬はプロ入り初登板し、六回表打順が回ってきた。ここで、第一球をたた
>いた塩瀬の打球はライト線ギリギリの三ランホーマー。
> ここまではよかったのだが投げるほうがままならない。一回三分の一を投げて五つ
>の四球を出す無制球ぶりで降板、そしてこの試合以後、まったく出場機会のないまま
>に退団。おかげで投手のほうはさっぱりだが打撃の成績は大したものだ。
> 一打数一本塁打 打点二 実にプロ野球での生涯打率は十割である。


http://ja.wikipedia.org/wiki/長打率
>参考記録として塩瀬盛道とドン・シュルジーの4.00がある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ドン・シュルジー
>日本での通算打率10割・通算長打率40割という、稀有の記録を有する選手である。こ
>の記録は、長い日本プロ野球の歴史の中で、彼と塩瀬盛道の2例しか見受けられない。


となると、「記録上、最高のバッターは 王貞治でも落合博満でもなく」という表現が多少
気になるくらいで、特に問題なしということかなあと思ったんだけど、気になるのは、ふと
ググってみてヒットしたこれ↓

http://www.org-chem.org/yodan/yodan99.html
>(99.9.8)
〈略〉
>昭和27年、東急の塩瀬盛道投手はリリーフで登板した後、初打席でホームランを放っ
>た。しかし塩瀬はこの1試合だけで引退、二度と打席に立つことはなかった。よって彼
>の生涯成績は打率10割、長打率40割となり、記録上史上最高の打者である(後にオ
>リックスのドン・シュルジー投手が同様の記録を達成)。


日付けを信用するなら、上記のページは 1999 年の 9 月のもので、2000 年 9 月初版の
『トンデモ一行知識の逆襲』の 1 年前。「昭和27年」が、『話のネタ』と同様の「昭和25年
5月11日」に訂正されているけど、「リリーフとして登板した後、初打席でホームランを放っ
た」、「生涯成績は打率10割、長打率40割」の完全一致ぶりには、ちょっと感動した。
オリックスのシュルジーへの言及を、最後に括弧で囲んでいれるのも似ている。

「記録上、最高のバッター」は「記録上史上最高の打者」からかとも思えるが、「王貞治
でも落合博満でもなく」や「カンペキな数字」などの違和感のある表現は、唐沢俊一の
オリジナルだったということかと。

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テーマ : 感想 - ジャンル : 本・雑誌

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Comment

>うさぎ林檎さん
>七七四衛門さん
どうもです。(_ _) 何か2ちゃんねるのスレで呟いていた人がいたので、コピペしてみたり。

http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1254452972/430
>430 :無名草子さん:2009/10/05(月) 22:14:24
>「打率」は「規定打席」満たなければ「参考程度」にしかならないとWikipediaに書いて
>ありますね。
>参考記録というと通常は練習などのときの記録を指すけど、それに準じる扱いってこと
>でしょうね。

>…と、こんなところで呟いてみた。

んで、Wikipedia によると……

http://ja.wikipedia.org/wiki/規定打席
>規定打席(きていだせき)とは、プロ野球において、リーグが発表する打撃
>ランキングの対象となる為に必要な打席の数の事である。公認野球規則
>10.22(a)により規定打席は定められている。
>規定打席は「打席の少ない打者の打率は参考程度にしかならず、公式記録
>として認められない」という考え方に基づく。例えば、代打の打者が安打を
>1本打つと打率は十割になる。この打率と規定打席に達した打者の打率と
>を、単純に比較するのは賢明でない。
〈略〉
>NPBにおいて、現在は野球規則10・22(a)により規定打席を次のように
>定めている。
>一軍の規定打席 = 所属球団の試合数 × 3.1

まあ、唐沢俊一のコピペ元と思われる人も「記録上史上最高の打者である」とか書いているのですが、さらりと書いているせいか、唐沢俊一の文章よりは読んでいて感じる違和感はずっと少なめという感じです。真正面から王貞治や落合博満などと比較しようともしていないし。この点、一番センスよくまとめているのが、Wikipedia のシュルジー投手の項にある「稀有の記録を有する選手」かも。

それと、尺度としては、相手投手投球数とかもあるんですっけ? 初球をホームランにした塩瀬盛道さんは最強とか?
トンデモない一行知識 |  2009年10月05日(月) 23:49 |  URL |  【コメント編集】

●黒柳徹子よりはましな程度ですが

こんばんは。

よく分からないんですけど、打率って1試合に打席に立った回数とは無関係に求められるものなんですか?
投手の人は何回か投げないと勝利投手にならないとかあり・・・ますよね?同じような規定は打者の人にはないんでしょうか。
うさぎ林檎 |  2009年10月05日(月) 21:31 |  URL |  【コメント編集】

●解釈の違い

記録上最高のバッターって・・
登板数が反映されてないようで記録上最高というのは釈然としません。
一回しか登板せずホームランを打っただけの人と生涯通算一千本を越えた王貞治を比較するのは変ですね。
七七四衛門 |  2009年10月05日(月) 19:30 |  URL |  【コメント編集】

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