2017年08月 / 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2009.10.03 (Sat)

最近は French letter とはあまりいわないらしい

『トンデモ一行知識の世界』 P.28 欄外

・イギリス人はコンドームのことを“フランス人の手紙”と呼ぶ。


דフランス人の手紙” ○“フレンチ・レター” または “フランスの手紙”

かなり前、「イギリス風の頭巾の形状とは」で、
-------
french letter はコンドームの意味で正しいが、“フランス人の手紙”と訳してよいもの
かは不明。
-------
と書いておいた話。ネタ元の有力候補である『話のネタ:会話がはずむ教養読本』
中では、「語源はわからない。ただ、いずれなにかフランス人の悪口に関係したこと
だろう」というので、「フレンチ・レター」と表記している。

後日、「沈黙より混乱の方がマシだったかもしれない」を書く流れで、阿刀田高の
『ことばの博物館』を読み、ああこちらにも載っていたと思いつつ、放置していたのを
今回改めて書いてみる。

『ことばの博物館』 P.26
> “フレンチ・レター”、英語のつづり字を示せば“French letter”である。
> 少し英語のスラングに明るい人ならばご存知の通り、閨房用のゴム帽子をこう
>呼ぶ。
> イギリスのゴム帽子は、昔フランスの郵便物とよく似た袋に入って売られていた。
>そこで、“フランスの手紙”を意味する“フレンチ・レター”が、その呼び名となった
>という。
> いや、そうではない。むかしイギリスで用いられたゴム帽子の原産地は、おおむね
>フランスで、説明書その他はフランス語で書かれていた。そこで“フランスの文字”
>を意味する“フレンチ・レター”が、その呼び名になっていたという説もある。
> さらに、いや、いや、それも違う。“フレンチ・レター”の“レター”は手紙や文字の
>ことではなく“妨害する”という意味の動詞“let”から生まれたもので、すなわち、
>“妨害するもの”という意味。つまり“フランス式妨害物”だという説もある。
> この三つの学説(?)、どれが真実か、ここでは簡単に断定できないけれど、
>いずれにせよ、イギリスが「これは自分の国の原産ではない」とにおわせ、上品
>ぶっていることは確かなようだ。
> その仕返しかどうか、これもよくわからないが、フランス語では同じ品物を“イギリス
>頭巾”と呼んで、これまた「自分の国の原産ではない」ような顔をしているのは、
>おかしい。


“フレンチ・レター”のままでは、わかりにくいだろうという唐沢俊一の配慮 (大きな
お世話?) で日本語訳したのかもしれないけど、これも結局は劣化コピーになって
しまったという……。

上記で阿刀田高の紹介している学説 (?) をとるなら、「フランスの手紙」を「フランス人
の手紙」としてしまうのは話に合わない。無難にいくならば「フレンチ・レター」だったの
では。

その他参考 URL:
- http://www.sff.net/people/gunn/dd/f.htm
- http://books.google.com/books?id=tvRp1whVFUsC&pg=PA426&lpg=PA426&dq=%22French+letter%22&source=bl&ots=gQ7Q7YYC6F&sig=nNtIcKQbkq2l7z2HfPRDVm2fs30&hl=ja&ei=itjGSujyJ5qWkAXL79nbBQ&sa=X&oi=book_result&ct=result&resnum=8#v=onepage&q=%22French%20letter%22%&f=false

スポンサーサイト

テーマ : ブックレビュー - ジャンル : 本・雑誌

14:28  |  『トンデモ一行知識の世界』間違い探し編 (215) +  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

スレ 238 さん。勝手に伏せ字入りでアップしてすみません。(_ _);
少ししたら、本文の方に変更なしのを入れさせていただくかも。そのときは、よろしくです。

封筒コミで「フランスの手紙」という訳でよいのではないかと思います。封筒が包装で、便せんに書かれた手紙本体 (という言い方はどうだか) がコンドーム自体をさすという感じで。

http://www3.kulib.kyoto-u.ac.jp/bull/jpn/pdf/364.pdf
>18世紀になると駅馬車の発達が初期の郵便制度を生みだすことになった。
>封筒はまだ用いられず、手紙は裏返して折りたたみ、それを三つ折りにして
>左右または上下の端を互いに差しこんで封でとじ、反対面に宛名を記して
>駅馬車の宿駅(ポスト)へ持参すると、宿駅の長が宛名の面に手書きで
>マークを入れた、それがマルク・ポスタル(Marque postale)つまり宿駅の
>マークである。料金は原則として受取人払い、公文言は前払いで、その場合
>は手書きでP. P.(port payé料金支払済)と記入された。

で、french letter のスラング成立時期から判断するに、1900 年頃のフランスの封筒 (阿刀田高のいう「フランスの郵便物」の袋?) が真四角なのかなと思って、ずっと捜していたのですが、正方形っぽい形のは、うまく見つけられませんでした。

http://blogs.dion.ne.jp/vergine_delle_rocce/archives/8448080.html
http://isokaze.blog75.fc2.com/blog-entry-991.html
http://k1naka-essey.blog.so-net.ne.jp/archive/200907-1

おまけ
http://uncivilsociety.org/2008/02/fair-trade-condoms-from-french.html

# 小物・文具関係は、見始めるとどんどんハマっていくのが困ったところ。

トンデモない一行知識 |  2009年10月04日(日) 12:58 |  URL |  【コメント編集】

コピペすると確かに「禁止キーワードが含まれています。」となるので、「ド」などを伏せ字にしてみるテスト。

http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1254452972/238
-------
238 :無名草子さん:2009/10/04(日) 02:43:19
トンデモない一行知識の世界様

コメント欄ではじかれちゃったのでこちらに書かせていただきます。


佐藤紅霞『世界★欲学事典』(昭和4年、弘文社)に次のような記述があります。

「コン☆ームに関する英米の隠語を調べると、英国ではフレンチ・レターなる隠
語が用ひられてゐる。それはコン☆ームの包装が仏国製の書信封筒の如く真四角
の包装であるところから此名称が起つたので、仏蘭西貿易に従事してゐるものな
らば誰れでも直ちに確にさうだと頷くであらう。仏国ではこれをカポート・アン
グレーズ(Capote Anglaise)と称して居る。その意味は英吉利西海軍帽である
が、其名の起りは巻かれてあるコン☆ームの形状が英吉利西海軍帽に髣髴して居
るからである」

これによれば french letter の letter は「手紙」ではなく「封筒」の意味。
名称も国民感情ではなく形状からの連想です。
トンデモない一行知識 |  2009年10月04日(日) 02:51 |  URL |  【コメント編集】

>altnk さん
どうもです。(_ _) これのことでしょうか。

http://www.songfacts.com/detail.php?id=7472
> The word "Fez" is used quite cleverly as a euphemism for a condom.
> "You're never gonna do it without the Fez on" means you're not
> going to get the girl if you don't use a condom for protection. "I want
> to be your holy man" is obviously the guy telling the girl he does have
> a condom, and he wants to go to bed with her.
> - Bryan, Atlanta, GA

曲の方は、何かとても懐かしい感じで。
- http://www.youtube.com/watch?v=aepm3FcShD8

で、Faz hat の方は、ツバがなく、フサがついているのがポイント、とか?
- http://www.villagehatshop.com/fez.html
- http://en.wikipedia.org/wiki/Fez_(hat)

トンデモない一行知識 |  2009年10月04日(日) 01:57 |  URL |  【コメント編集】

●Without fez on

Steely Danの”トルコ帽も無いのに”を思い出しました。あっちはFezでしたが。
altnk |  2009年10月03日(土) 23:27 |  URL |  【コメント編集】

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://tondemonai2.blog114.fc2.com/tb.php/244-179265c7

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。