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2009.09.09 (Wed)

気圧の心はナニゴコロ

http://www.aspect.co.jp/hakase/05.html

唐沢 そうですね。僕も21世紀これからの健康法の二大潮流は、「電磁波」
と「気圧」に関するものだと思っています。

博士 へぇ~、気圧ですか?

唐沢 ええ。たとえば気圧先進国のドイツでは、うつ病や自殺の発生に
気圧の乱高下が影響しているというはっきりとした統計データが出ている
そうです。実際、広く注意を促すために、天気予報と一緒に気圧情報も
流れていますよ。


以前に2ちゃんねるのスレで、これについても取り上げたいと予告 (?) したときには、
ドイツの Yahoo の天気予報には気圧情報は見あたらないみたいというのを受けて、
MSN の天気予報には気圧もあるけど、別にドイツだけではなくイギリスにもあるという
ところまでいった (Read More 参照) が、そのあと特に何もしないでいてスマソだった件。

http://weather.jp.msn.com/local.aspx?wealocations=wc:gmxx0087
>ヨーロッパ>ドイツ>バイエルン>ミュンヘン
>気圧: 1024 hPa


http://weather.jp.msn.com/local.aspx?wealocations=wc:UKXX0083
>イギリス>イングランド>イングランド - 北西部>リバプール
>気圧: 1012 hPa


ちなみに、MSN の場合、フランスやイタリアにも気圧表示があるということまでは確認。
http://weather.jp.msn.com/local.aspx?wealocations=wc:8581119
http://weather.jp.msn.com/local.aspx?wealocations=wc:ITXX0028

でも、これらの気圧情報は、唐沢俊一のいう「うつ病や自殺の発生に気圧の乱高下が
影響」するから、「広く注意を促すため」の表示には見えないのだけれど……。


さて、「ドイツ」で、「気圧」で、「うつ病」が出てくる資料には、以下のものが見つかって
いる。個人的には、これが唐沢俊一のネタ元の有力候補かなと思っていたりする。

http://homepage1.nifty.com/seagull-k/kuukenkou02.html
>ご当地の医師会さんが面白いプロジェクトを進めています。名付けて「心筋梗塞予報」。
>新聞やニュースで目にした人も多いんじゃないでしょうか。

>体調が天候に左右されると感じる方も多いと思いますが、これを統計学的に検証し
>予防医学に役立てようとするものです。突飛な発想ではなく、海外では生気象学
>(Biometeorology)の名で認知されています。その先進国ドイツではバイオウェザー
>として実際にメディアに流されているとか。ドイツを6つの地域に分け、気温・湿度・
>気圧変化などを元にして、虫垂炎、出血、気管支炎、うつ病、かぜ、心筋梗塞、
>頭痛、血栓など、約30の項目について予報しているとのことです。もともとは動植物
>への大気の影響を研究する学問でしたが、環境問題等で人体と気象との関連が注目
>されるようになってきました。


「心筋梗塞予報」とは http://sinkin.hiroshima.med.or.jp/index2.html のことと思われる
が、この「心筋梗塞・脳卒中予報 広島県医師会」のページには、天気と最高気温、最低
気温は示されているが、気圧の表示はない。

ドイツの予報の方は、「気温・湿度・気圧変化などを元にして」とあるので、気圧の表示も
あると思われるが、唐沢俊一の語る「うつ病や自殺の発生に気圧の乱高下が影響」して
いるから、「広く注意を促すために、天気予報と一緒に気圧情報も流れています」という
のは、やはりかなり怪しげ。唐沢俊一の言い方だと、もっぱら気圧だけが健康に影響し
ているかのようだが、すぐ上に引用した文章の方には、気圧の他に、「気温・湿度」という
のも、しっかり含まれていたりするし。

そもそも、自分で有力なネタ元候補と書いておいてアレだけど、こちらの文章と唐沢俊一
が対談でいっていることとでは、かなりの相違がある。唐沢俊一のいう「気圧先進国の
ドイツ」は何だそれという感じだけど、「生気象学 (Biometeorology)」の「先進国ドイツ」
の方はトンデモな話ではなさそうなので Biometeorology について調べてみた。

http://www.biometeorology.org/what_is_bm/index.cfm (Google 翻訳)
> How does weather and climate impact the well-being of all living creatures?
〈略〉
> The impact of weather on human health


つまり、すべての生き物に対して、天気や気候がどのような影響を与えるかを研究する
のが biometeorology であり、その扱う項目の中には、天気の人間の健康への影響も
含まれると。

人間の健康と気候変動との間の関係を扱う CHC (Climate and Health Commission) と
いう組織もあるようだ。

http://personales.unican.es/fernandhp/chc/AboutCHC/index.htm (Google 翻訳)
> To identify the interaction between atmospheric variables (air temperature, wind,
> air humidity, radiation fluxes, rainfall, lightning, etc) and human health.


訳すると、人間の健康と大気中の変数 (気温、風、空気の湿度、放射フラックス、降水
量、落雷、etc) の間の相互作用を識別します――ということか。気圧 (atmospheric
pressure、air pressure) はその他 (etc) に含まれる模様。

英 Wikipedia の記述は下記の通りで、こちらは気温と風、アレルゲンの伝播に影響する
気候条件に着目している様子で、これもまた、唐沢俊一のいう「健康法の二大潮流は、
『電磁波』と『気圧』」の裏付けにはなりそうもない。
(「電磁波」の方については、「携帯電話の電磁波ってイルカやクジラのもとまで届くんで
すか
」や「似ているようで違う ―― 限りなく黒に近いグレーと限りなく透明に近いブルー
を参照のこと)。

http://en.wikipedia.org/wiki/Biometeorology (Google 翻訳)
> Human biometeorology
> The methods and measurements traditionally used in biometeorology are not
> different when applied to study the interactions between human bodies and the
> atmosphere, but some aspects or applications may have been explored more
> extensively. For instance, wind chill has been investigated to determine the time
> period an individual can sustain exposure to given temperature and wind
> conditions. Another important example concerns the study of airborne allergens
> (such as pollens and aerosols) and their impact on individuals: weather conditions
> can favor or hinder the release as well as the transport and deposition of these
> allergens, sometimes severely affecting the well-being of sensitive populations.


もちろん、これは、気圧が人間の健康に与える影響を否定するものではないけれど。
気圧 (だけじゃないけど) と精神疾患については、たとえば以下のような資料もある。

http://www.atgcchecker.com/pubmed/8330944 (Google 翻訳)
> Recently, some investigators have established a seasonal pattern in normal
> human psychology, physiology and behaviour, and in the incidence of psychiatric
> psychopathology. In an attempt to elucidate the chronopsy and meteotropism in
> the latter, we have examined the chronograms of, and the biometeorological
> relationships to bed occupancy of the psychiatric ward of the Antwerp University
> Hospital during three consecutive calendar years (1987-1989). Weather data for
> the vicinity were provided by a local meteorological station and comprise mean
> atmospheric pressure, air temperature, relative humidity, wind speed and minutes
> of sunlight and precipitation/day. The number of psychiatric beds occupied during
> the study period exhibited a significant seasonal variation. Peaks in bed
> occupancy were observed in March and November, with lows in August. An
> important part of the variability in the number of beds occupied could be
> explained by the composite effects of weather variables of the preceding weeks.
> Our results suggest that short-term fluctuations in atmospheric activity may
> dictate some of the periodicities in psychiatric psychopathology.


でまあ、以前から唐沢俊一の日記を読んで気になっていた、唐沢俊一はなぜこんなに、
体調や鬱と気圧との関係にこだわるのかという疑問は、いや増すばかりということで。

気圧の影響を強調するだけなら、それもありかなと思えるけど、唐沢俊一の場合は、
最初に引用した水道橋博士との対談のように、天気や気温、湿度などの気圧以外の
要素をほとんど無視して語るので、どうしても奇異な印象がぬぐえない。

さらに、水道橋博士との対談では、なぜか肉体的な疾患に関しては全然言及しないで、
「うつ病や自殺の発生」のみに話をしぼり、それらの発生について「広く注意を促すため
に、天気予報と一緒に気圧情報も流れています」としてしまっているので……普通に紹介
すればガセではない話だったはずのものを、わざわざガセにしてしまっているような。

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1665431.html
>こんにちは

>私も経験者なのですが、今年8月の台風のあと確かに調子が悪くなり、主治医に
>聞いてみたところ鬱と気圧には何かしらの因果関係があるかもしれないと言っては
>いましたね。

>また、雨との相関関係も気圧との関係があるかもしれませんが、雨の場合は台風とは
>異なり日常茶飯事的に起こる事もあるので、どちらかといえば心理的なものがある
>かもしれません。
>よく言われることに「雨だと憂鬱だな」という言葉がありますが、これが全てを
>表しているかも知れませんね。




More...

http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1250880884/358-
-------
358 :無名草子さん:2009/08/23(日) 19:29:13
>>349
急いで書き過ぎたかもなので、ツッコミよろしく↓
http://tondemonai2.blog114.fc2.com/blog-entry-211.html

ドイツでは気圧がどうのこうのというのも調べたいなーと。

359 :無名草子さん:2009/08/23(日) 20:21:20
ドイツでは天気予報で気圧情報も流すというのは
サライネスの「誰も寝てはならぬ」に出てくるよね
でも、気圧が自殺に関係するとは思えないなあ
低気圧は心臓発作に繋がるから外出は控えるように、という
注意は読んだことあるよ

サライネスは気圧ネタが好きで結構出て来るけど、
本人が気圧に左右される人間なのかな?
自分も手術をしてとある場所を20センチほど切った後は
彼女のキャラみたいなことになるので、親近感沸いて仕方ない
大体雨が降る前の日からグッタリして傷痕が締まり切って
苦しいんだけど、雨がやんだ途端に「おっしゃーー!!復活!!」って元気になるんだ
本当に苦しいけど、落ち込むようなことにはならないよ
雨が止んで晴れれば、それこそマンガみたいに飛び上がって復活できるのを知ってるから

360 :無名草子さん:2009/08/23(日) 20:35:54
http://www.aspect.co.jp/hakase/05.html
>唐沢 まぁ、そもそも電磁波に関しては、人体との関係性自体がまだほとんど
>研究されていない状態ですからね。ただ、最近起こっていて原因が分からない
>色々な症例、たとえば、うつ病の増加や若年性のボケなどの原因を考えた時に、
>一番関係がありそうなのが電磁波だとは言われています。
>博士 じゃあ、現状はかなり黒に近いグレーなのですね。
>唐沢 そうですね。僕も21世紀これからの健康法の二大潮流は、「電磁波」と
>「気圧」に関するものだと思っています。
>博士 へぇ~、気圧ですか?
>唐沢 ええ。たとえば気圧先進国のドイツでは、うつ病や自殺の発生に気圧の
>乱高下が影響しているというはっきりとした統計データが出ているそうです。
>実際、広く注意を促すために、天気予報と一緒に気圧情報も流れていますよ。
>博士 日本では天気予報をやっている石原良純の気圧が乱高下していますよね(笑)。
>あれは親爺譲りなのかな(笑)。しかし日本でも近いうちに気圧情報が必要に
>なってきそうですね。
>唐沢 博士さんもそろそろ注意しておいた方がいいですよ。特に東京は、この
>数年お台場にビルが山ほど建って空気の流通がなくなったせいで、気圧がかなり
>おかしなことになっていますから。ホラ、最近は土日になると都心に必ず雨が
>降るじゃないですか。あれってまさに、都市から出る熱や蒸気のせいで気圧が
>ものすごく高くなっている証拠なのだそうです。

362 :無名草子さん:2009/08/23(日) 20:39:14
>>359
傷が痛むというのは、やっぱり気圧に関係しているという感じ?
それとも湿気が関係しているとか

363 :無名草子さん:2009/08/23(日) 20:42:49
唐沢俊一のネタ元はここら辺かなあ。これには「うつ病」も含まれている。
「10-15-03 kuu」とあるので、2003 年 10 月 15 日の書き込み。
そのまたネタ元は書いてないんだけど。

http://homepage1.nifty.com/seagull-k/kuukenkou02.html
>ご当地の医師会さんが面白いプロジェクトを進めています。名付けて「心筋梗塞予報」。
>新聞やニュースで目にした人も多いんじゃないでしょうか。

>体調が天候に左右されると感じる方も多いと思いますが、これを統計学的に検証し
>予防医学に役立てようとするものです。突飛な発想ではなく、海外では生気象学
>(Biometeorology)の名で認知されています。その先進国ドイツではバイオウェザー
>として実際にメディアに流されているとか。ドイツを6つの地域に分け、気温・湿度・
>気圧変化などを元にして、虫垂炎、出血、気管支炎、うつ病、かぜ、心筋梗塞、
>頭痛、血栓など、約30の項目について予報しているとのことです。もともとは動植物
>への大気の影響を研究する学問でしたが、環境問題等で人体と気象との関連が注目され
>るようになってきました。

367 :359:2009/08/23(日) 21:01:44
>>362
今、日本よりも空気がずっと乾燥してる国にいるので違いがよく分かる
自分は左膝関節のつき方が生まれつきちょっとだけ歪んでて
日本にいた時はよく痛んだものだけど、移住後はほとんどない
老後にハワイに移住する人の気持ちがよく分かるよ
手術痕は移住後も全く変わらず時々つるので気圧の影響が大きいな

余りに気圧に左右されるので天気図読む勉強しようかなと思うくらい
でも考えるのは苦しんでる時だけなんだけどw

気圧と自殺を結び付けるなら、自殺に至るほど気圧が長期間留まることを
考えないといけないと思うなあ
そういう季節がドイツにあるのか知らないけど
普通の雨なら調子悪いのは1日で終わるから
それとも、元々鬱病の人がさらに重症になって自殺発作を起こすのかな?

371 :無名草子さん:2009/08/23(日) 21:09:03
これは 2005 年の教えて goo。鬱と気圧の関係うんぬんって、この頃流行りかけていたとか?

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1665431.html
>こんにちは

>私も経験者なのですが、今年8月の台風のあと確かに調子が悪くなり、主治医に
>聞いてみたところ鬱と気圧には何かしらの因果関係があるかもしれないと言っては
>いましたね。

>また、雨との相関関係も気圧との関係があるかもしれませんが、雨の場合は台風とは
>異なり日常茶飯事的に起こる事もあるので、どちらかといえば心理的なものがある
>かもしれません。
>よく言われることに「雨だと憂鬱だな」という言葉がありますが、これが全てを
>表しているかも知れませんね。

544 :無名草子さん:2009/08/24(月) 21:11:57
>>358
ドイツのYahooの天気予報見てみた。
気圧なんて無かったよ。

552 :無名草子さん:2009/08/24(月) 22:50:20
544です。
http://de.weather.com/weather/local/GMXX0128?from=wcw
には気圧表示あった。

Yahooのほうも、数値表示になっていないだけで何か書いてあるみたい。

575 :無名草子さん:2009/08/25(火) 00:43:26
http://weather.jp.msn.com/local.aspx?wealocations=wc:gmxx0087
>ヨーロッパ>ドイツ>バイエルン>ミュンヘン
>気圧: 1012 hPa

てのも、あったり。まあ、気圧表示はドイツに限らないようだけど。

http://weather.jp.msn.com/local.aspx?wealocations=wc:UKXX0083
>イギリス>イングランド>イングランド - 北西部>リバプール

同じ MSN でも、日本の天気予報にはナシ。
http://weather.jp.msn.com/local.aspx?wealocations=wc:10109946
>気圧: 1003 hPa


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