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2009.09.05 (Sat)

正しく引用できぬ君のために (3)

正しく引用できぬ君のために (2)」の続き。 「『超辞苑~新・眠られぬ夜のために』から
も参照のこと。

『トンデモ一行知識の世界』 P.218

 スターリンの趣味はオオカミの頭の絵の落書きであった。


「会議のときよく落書きをした」からといって、「趣味は〈略〉落書きであった」とかいわれ
ては、スターリンもたまらない。

『超辞苑』 P.282
>落書き 1960年に書かれた「抑制的ないしは開放的描画に見える人間の性格」と
>いう題の論文中で、ウォラックとガームは、外向性の人は内向性のひとよりも屈託の
>ない落書きをすると述べている。スターリンは会議のときよく落書きをしたが、いつも
>彼はオオカミの頭部の絵だけを描いていたという。



『トンデモ一行知識の世界』 P.218

 コアラの離乳食は母親の肛門から垂れるユーカリの樹液である。


冷静に考えると、「ユーカリの樹液」が、コアラの「母親の肛門から垂れる」のか、コアラ
の子どもが吸わないといけないものかは、わからないような気が。少なくとも、『超辞苑』
の文章からだけでは、樹液が「母親の肛門から」ぽたぽた垂れてくるものがどうか判断
はつかない。

『超辞苑』 P.277
>ユーカリ ギリシア語の eu (よく)、kalyptos (繁る) が語源。フトモモ科の樹木。コアラ
>の子は母親の肛門から直接与えられるユーカリの樹液によって離乳される。まるで
>この肛門に集まる視線を隠すかのように、ユーカリの葉は垂直にたれさがる。


追記: 「正しく引用できぬ君のために (4)」に続く。

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

14:21  |  『トンデモ一行知識の世界』間違い探し編 (215) +  |  TB(0)  |  CM(6)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

>新さん
>書店で文庫の方を確認してみました。なんか
>記憶で思ってたエピソードと若干違ってました。

もしかしたら、別の書き方をした文章を他の本に載せていたかもしれません。レディコミ時代の話は、他でもしていたような気がしないでもないですし。

それにしても、書店に『唐沢俊一のカルト王』の文庫本が置いてあったとは。

>唐沢のいう薄毛であってもはげてないっ本当なんでしょうかね。

これは難しいですね……そもそも薄毛とハゲの境界線とは、って話になりそうで。ツルツルになっていなくとも、地肌がはっきりと見えているようなら、「ああ、ハゲなのね」と思ってしまうものではないでしょうか。
トンデモない一行知識@レス遅延気味すみません |  2009年09月15日(火) 03:58 |  URL |  【コメント編集】

>これは、『唐沢俊一のカルト王』に載っていた話ですかしら。
なんかの雑誌(宝島30とかQuickJapanなど)に載ってた話だったと
思ってたんですが、書店で文庫の方を確認してみました。なんか
記憶で思ってたエピソードと若干違ってました。唐沢さんのほかの
エピソードともしかしたら混じったのかもしれません。あんまり、人の
記憶についてどうこう謂う資格ないですね>私

あと、同じ幻冬舎の文庫を見ていたら「博士の異常な健康」が文庫版で出てたんでこっちは買ってみました。唐沢との対談のうち最初のはげ話が文庫版での追加収録されてました。また、この話で取り上げた会社は民事再生法に基づき再建中であるとか、バイオラバーについては、高速水着の話を追加するなど現在まで変更のあった内容が追加されてました。
唐沢のいう薄毛であってもはげてないっ本当なんでしょうかね。
新 |  2009年09月14日(月) 00:15 |  URL |  【コメント編集】

>新さん
「樹液」問題については挫折中です。『超辞苑』の記述にそもそも問題ありと判断すべきか、問題だとしてそれが原文の問題か翻訳の問題かなど。@_@

>適当に面白くなるようにほかの漫画や小説の話しを組み合わせたりして
>改変しなくてはならなくて大変だったとか。

これは、『唐沢俊一のカルト王』に載っていた話ですかしら。読者投稿には、

>「獣欲にかられた彼は、脱兎のごとくパンツを脱いだ」
> のような奇抜きわまる形容もある。これを読んだときはたっぷり一分間、
>そこらをころげ回って笑わせてもらったものだ。

とか書いてあるやつ (P.138)。今思えば、そんなんで一分間も笑っていたら、唐沢俊一は自分の書いた文章を読み返したら最後、笑い死にするしかないんじゃないかという疑問もわいてきますが。

読者投稿には手を入れなきゃいけないんだぞ、自分はちゃんと「仕事」してたんだぞと強調するけど、実際は大して変わらないものしか出力できないし、ときにはかえって劣化させてたんじゃないかってのは、清水ちなみパターンっぽいですね。

冷静に考えて、どのレディコミの体験談シリーズにも「唐沢俊一」にあたる人間が専属でついていたとは思えないし、「脱兎のごとくパンツを脱いだ」とあろうが文章が変だろうが、漫画にそのまま反映させなきゃいいだけのことと思いますし、再構成の必要があるような体験談だったら、そもそもボツにすればよいのではないのとも思ったりします。
トンデモない一行知識 |  2009年09月07日(月) 01:41 |  URL |  【コメント編集】

元の文章自体に樹液って書いてあったんですか。でもほかの所に手をいれて何でもっとも間違ってそうな部分はそのまま残すのかが本当にわからないですよね。

余談ですが、唐沢さんの本に、昔レディコミをソルボンヌさんが絵を書いて、彼が読者投稿をまとめてたという話を思い出しました。読者の投稿なんて大抵美化して書いているからちっとも面白くない、適当に面白くなるようにほかの漫画や小説の話しを組み合わせたりして改変しなくてはならなくて大変だったとか。
ライターとしての仕事の仕方はこの名前の出なかった頃からちっとも変わっていないのでしょうね。
新 |  2009年09月06日(日) 02:53 |  URL |  【コメント編集】

●つくづく雑学の紹介には向いていない唐沢俊一先生

>新さん
どうもです (_ _)。 ご紹介いただいたサイトによると、

http://blog.livedoor.jp/lpks/archives/50061253.html
>コアラは離乳食としてお母さんの糞を食べるのである。それも特別な糞
>である。赤ちゃんコアラはお母さんの肛門付近を舐めることによって、
>母親は刺激され通常(ペレット状)よりも柔らかいドロドロの糞を出すの
>である。

「肛門から垂れる」って感じではないので、やはり唐沢俊一が勝手につけ加えたガセビアということで。だいたい、母乳でさえ通常は「垂れる」というよりは、赤ん坊によって吸い出されるという感じなのに (漏れたりにじんだりはあるそうですが)、離乳食にあたるものが「垂れる」というのはなあ、と違和感があったのでした。

樹液についてはまあ「母親の肛門から直接与えられるユーカリの樹液」と元の文章にあるのでしょうがないかなという気もしますが、唐沢俊一のように「母親の肛門から垂れるユーカリの樹液」と書いてしまうと、樹液がそのまま肛門からポタポタ垂れてくるという話になってしまいそう。というか、そう信じて書いていたりして……。トンデモな脳内補完による文章の変形または追加で、ガセでないものもガセにしてしまうという、いつものパターンかも。
トンデモない一行知識 |  2009年09月05日(土) 18:43 |  URL |  【コメント編集】

●草食動物なら普通の行動ですよね。

離乳食が母親の糞というのは草食動物なら普通のことでとりたてていう必要があるのかって思いますよね。小学校で飼ってたうさぎの子供も母親の糞を食べてた記憶があります。

草を消化するための細菌を消化管に住まわせないといけないけど、生まれたばかりの子供には細菌がいないので、親の糞を経由して細菌もらうんですよね。
あと、コアラの離乳食で検索したら以下のサイトが見つかりました。
これによると確かに普通の糞よりもどろどろとしたものを出すように
なりますと書いてありますが樹液ではないと思います。
http://blog.livedoor.jp/lpks/archives/50061253.html
新 |  2009年09月05日(土) 18:29 |  URL |  【コメント編集】

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