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2009.08.10 (Mon)

平気で酷いことをする人たち

http://www.cml-office.org/archive/index.php

元々がcosedなMLの内容なので、違法な手段で手に入れた資料に基づ
いて当該エントリーが書かれたと疑われても仕方がないだろう。このような
「違法な手段」の1つには、不正アクセス禁止法に引っ掛かる行為まで
含まれ得るが、そこまでいけば刑事事件になってしまう。

http://s03.megalodon.jp/2009-0809-2055-19/www.cml-office.org/archive/index.php

魚拓の日付けにも着目していただきたいのだが、「違法な手段」だの「不正アクセス禁止
法に引っ掛かる」だのは、8 月 9 日の夜 (20:55) になっても、しっかり残っている。

ちなみに、「apj (2009/08/08 21:22)」という (別エントリーへの) コメントが最新みたい
だから、本日はブログ主はアクセスしていないとみるのが妥当だろう。まあ日曜日だし。

そして、「不正アクセス禁止法に引っ掛かる行為」というのはないだろう――ということに
関しては、主に「不正アクセス禁止法違反≠ソーシャルクラッキングかと」のエントリーを
参照していただくとして。

その他参考:
似ているようで違う ―― スーパーハカーとスーパージェッター
再開マダー? の http://www.cml-office.org/archive/?logid=415
サンクチュアリを守るための奇妙な論理

今回は、トップページで今も見れる、冒頭の引用の記述は、名誉毀損にあたらないのか
という素朴な疑問について。

不正アクセスだ、刑事事件だと主張し続けるというのは、以下に引用する「民法の『不法
行為』にはならない」条件のうち、少なくとも「(2)提示された事実が真実であるか,また
は発言者が真実であると信じたことについて相当の理由がある」に、思い切り引っかかる
ような気がしてならないのだが。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071128/288196/
> 裁判所は,ある人間の社会的評価(名誉)を低下させる発言や書き込みであっても,
>(1)公共の利害に関する事実にかかわっている,(2)提示された事実が真実である
>か,または発言者が真実であると信じたことについて相当の理由がある,(3)もっぱら
>公益を図る目的で行われた――場合は,民法の「不法行為」にはならないという考え方
>を示している(最高裁判所1966年6月23日判決,民集20巻5号1118頁)。 また刑法
>も,名誉を低下させる発言が「公共の利害に関する事実にかかわり,その目的がもっ
>ぱら公益を図るためのものと認められ,なおかつ真実であることの証明があったときは
>これを罰しない」(230条の2),「公務員または選挙の候補者に関する事実についての
>発言は,真実であることが証明できれば名誉毀損罪にならない」(230条の2第3項)と
>定めている。


同じような疑問は、他の人も感じたらしく、コメント欄で質問を投げかけた人もいた。
(その質問をした人が「サンクチュアリを守るための奇妙な論理」のコメント欄に書き込み
にきてくれたのは、まったくの偶然)。

http://s01.megalodon.jp/2009-0806-1330-06/www.cml-office.org/archive/?logid=415

不法行為の存在 (by lbm)
非常に単純な疑問なのですが、
それほど強力になんらかの不法行為の存在を確信しておられるなら、
単に告訴されればいいのではないでしょうか?

仮にご自身で告訴するほどの確信もなく
特定個人の違法行為を示唆続けるておられるなら
ご承知だと思いますがこれは刑法の名誉毀損にあたります
(この点は修正後のサブジェクトでも同じですね)。
したがって現在apjさんが刑事訴追されていないのは
名誉毀損が親告罪だからにすぎません。

それがネットワーク上のものであろうと
特定個人と紐付けされた筆名への名誉毀損の判例は
パソコン通信の時代からすでに無数にあります。
そもそも他者の行動の違法性を指摘する場合、
その根拠を示す責任は当然指摘する側が負担すべきものでしょう
(違法「でない」根拠を示せ、というのは悪魔の証明ですから)。

相手を利することになるから根拠があるが示したくない、
というのであればすぐに告訴されるべきですし、
そうでなければ親告罪であることに胡坐をかいて
他者の名誉を傷つけ続けるような醜悪なことはおやめください。
〈略〉
at 2009/08/03 22:10:17


Re:【修正】違法でない方法で資料を入手したことを示せるのか? (by lbm)
>一体どこの誰を名誉毀損しているのでしょうか?
いうまでもなく
» link here «
のブログを書いておられるはてなid:kensyouhan氏です。

>紐付け
ハンドルであってもペンネームの一種である以上、
ブログ上での執筆活動という 「個人の社会活動」
とすでに紐付けされています。
たとえばペンネームで著作活動をおこなっている人間の名誉を毀損するのにその本名や本籍地といったものを知っている必要はありませんよね?
それとまったく同じことです。
〈略〉
at 2009/08/03 23:30:50


この後に、「ハンドル名が作家のペンネームと同じとみなされるようになる場合の判断基
準はどのあたりからでしょうか。 裁判例がないのであれば、場合によっては、争ってでも
線を引いた方がいいかもしれません。」 (by apj: at 2009/08/03 23:39:47)、「ハンドルに
関してはたとえばすでに » link here « というような判例もありますが、apjさんが想定さ
れている不法行為が名誉毀損かどうかすらわかりません」 (by lbm: at 2009/08/03
23:55:02) といったやり取りが続く。

そしてリンク先の http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071128/288196/
「第13回 名誉毀損 不用意な書き込みは損害賠償の対象に」についての意見は……。

Re:【修正】違法でない方法で資料を入手したことを示せるのか? (by apj)
〈略〉
 リンクしてくださったハンドル名での書き込みの事件では、被害者は最後
まで匿名であったわけではなく、著書名等から、そのハンドル名が実在の
誰であるかが、会員には認識しうる状態になっています。このため、名誉
毀損が認められたという経緯があります。
 実在の誰であるかが最後までわからなかったケースでは、名誉毀損は
認められていません。ハンドル名の名誉が毀損されたとしても、現実社会
での名誉が毀損された、と直ちに言えるかどうかが疑問です。一方、作家
のペンネームに対しては普通に名誉毀損が成立しています。
 問題は、ハンドル名と作家のペンネームの間のどのあたりから、ハンドル
名に対する名誉毀損が成立するのかということです。既に裁判例があるの
ならいいのですが、無いのであれば、結果として争いになったとしても、私
が争う意味はあると思います。


どこの誰かがわからない、単なる「ハンドル名」しか公開していない相手をいくら非難して
も、名誉毀損は成立しない、「ハンドル名と作家のペンネームの間のどのあたりから、ハ
ンドル名に対する名誉毀損が成立する」については、裁判例がないかもしれないので、
「私が争う意味はある」かなというご意見。

おそらく、この考え方は、下の引用でいう「青森ニフティ裁判」では名誉毀損が成立しな
かったが、「東京ニフティ裁判」では成立したということがベースになっていると思われる。

http://hunbook.hp.infoseek.co.jp/column/meiyokison.htm
> 青森ニフティ裁判では、管理会社であるニフティは「悪口を言った発言者」のプライ
>ベート情報(実名など)の公開を拒んだため、原告は管理会社であるニフティを「管理
>行き不届き」な被告として訴えた。
> この裁判では、ニフティ(=なお、現在のアクセスプロバイダ@niftyではなく、パソコ
>ン通信時代のNifty-Serveのこと)は会員制(ID制)であり、匿名ハンドルとIDの因果関
>係から個人を特定できるとして、誹謗中傷があったことは認められた。また、原告は同
>じフォーラムで発言をしており、反論をするチャンスと能力は十分にあり、原告も同じレ
>ベルの誹謗中傷をしていることなどから、被告に対する名誉毀損罪は成立せず、管理
>会社の管理責任は問えず、2001年8月の判決では原告の訴えは棄却された。
> ……と地裁判決文を元に書きかけたのだが、ニフティ裁判にはもうひとつ同様の訴
>訟がある。こちらは便宜上東京ニフティ裁判とするが、こちらでは原告女性の訴えが認
>められ、被告は有罪(50万の罰金)、管理会社の義務は明確にされたものの、ニフティ
>のSYSOPは管理義務を果たしているということで、管理会社ニフティには名誉毀損は
>適用されなかった。


ただ、名誉毀損の成立した「東京ニフティ裁判」で、「著書名等から、そのハンドル名が
実在の誰であるかが、会員には認識しうる状態」だったというのは正しいとして、「青森
ニフティ裁判」でも「匿名ハンドルとIDの因果関係から個人を特定できるとして、誹謗中傷
があったことは認められた」とあるのだけれども……。「匿名ハンドル」と「個人を特定」
の問題より、「反論をするチャンスと能力は十分にあり、原告も同じレベルの誹謗中傷を
している」ことが大きかったのでは。

となると、今回のように、「反論をするチャンスと能力は十分にあり」なんだけど、「同じ
レベルの誹謗中傷」をいっさいしていない場合はどうなるのだろう。

まあ、下記に引用するような考えをベースとするとしたら、やはり難しいかもしれない。

http://hunbook.hp.infoseek.co.jp/column/meiyokison.htm
>1. 刑231/刑230/民709/民710に触れる行為(=誹謗中傷)があった
>2. (1)を受けた原告(=この場合は被害者と同義とする)が社会的信用を失い損害を
>  受けた
>3. (1)と原告の被害・損害の間に関連性が証明された
>4. (1)を受けた際に、原告は反論できない環境にあった
〈略〉
> まず、(1)の誹謗中傷(侮蔑行為)が実在したかどうか。これはログも残るし証言も
>集まることから、証明されるだろう。
> 次に、(1)によって原告が社会的信用を失ったことが証明されなければならない(2)。
>ここでの社会的信用というのは、「実名を使って、働き、暮らしている、実社会での名
>誉と信用」を意味している。民法というのは、実社会での社会生活を調整するために
>制定された法律なわけだから当然といえば当然なのだが。
> だから、ネット上で誹謗中傷を受けた場合で、原告(=被害者)が実名の場合(=そ
>の名前が、本当に社会生活上使われている実名であることが証明可能な状態にあ
>り、それが広く知られている場合)は、ここで名誉毀損が成立する可能性が生まれる。
>タレント、政治家、財界人など、不特定多数に対してプロフィールが公開されているよう
>な人物に対する誹謗中傷は、芸名であったとしても社会生活を送る本人と容易に結び
>つけることができるので、名誉毀損は成立する、ということだ。


ただ、これを読んでふと思ったのは、ネット上の活動は「社会生活」ではなく、文筆業は
「社会生活」になるのは、何が主な理由となるのだろうかということ。文筆業でも、覆面
作家とか無記名がメインのライターとか売れない作家とかなら、精神的苦痛はあまり
関係なく名誉毀損は成立しにくいものなのか。ネットというものの歴史が浅いので、とき
に虚業とよばれる文筆業とも同列に扱いにくいという話なのか。

http://questionbox.jp.msn.com/qa3421288.html
>もちろん仮想空間なので、HNを変更して利用することもできますが、今まで築き上げ
>た、その掲示板での信頼やブランドイメージを失い、ゼロからのスタートとなってしまい
>ます。


一方、学説上は、「ハンドル名のような匿名によっても名誉毀損が成立する」という見解
も存在するという話もある。

http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/law/lex/03-6/wada.pdf
>しかし,学説はハンドル名のような匿名によっても名誉毀損が成立するのかという問題
>提起を行っている。
>ハンドルネームでの名誉毀損の成立を積極的に構成しようとする1つの見解は,イン
>ターネット上でハンドル名を用いて活動する本人の人格的法益が存在すると考えるも
>のである。例えば,山口いつ子は,ハンドルネー ムのみを用いた攻撃であっても,攻
>撃対象となった当人にとってはパソコ ン通信の世界で活動する上で不利益がもたらさ
>れる可能性があると説く3)。 高橋和之も,ヴァーチャル・ソサイアティにおいては名誉
>毀損と捉えてよ い4)とする。加藤新太郎も,このような肯定説を支持するようである5)。
〈略〉
>実際の事件ではすでに指摘したように[01]「ニフティ第1事件」をはじめ全く本人が特
>定できないにもかかわらず名誉毀損の成立を認めたものはない。従来の事件は,イン
>ターネット上の社会的評価の低下が本人と結びついており,名誉毀損の成立には問
>題がないといえよう。また,ハンドルネームはあくまで被害者本人を示す一つの徴表で
>あるから7),他の要素から本人が特定される場合にも同様に名誉毀損の成立を認め
>ることは問題ないであろう。この点につき,斎藤博は,「被害者の特定はその名称のみ
>に依存するものではない。ハンドル名さえも表示せず,性格,職業,地位などの属性を
>挙げるにすぎないときであっても,その属性から実在の人物を特定できる限り,「匿名
>性」を論じる余地はない」という8)。


http://coursedb.itc.u-tokyo.ac.jp/coursedb/lecturer_info.cgi?id=324
>[氏名]山口 いつ子
>[所属]社会情報研究所 情報・社会部門
>[役職]助教授
>東京大学/情報基盤センター/情報メディア教育研究部門


http://ja.wikipedia.org/wiki/高橋和之_(憲法学者)
>高橋 和之(たかはし かずゆき、1943年 - )は、日本の法学者。専門は憲法・比較
>憲法・国法学・情報法。東京大学名誉教授、明治大学法科大学院教授。日本の憲法
>学界における第一人者である。


http://ja.wikipedia.org/wiki/加藤新太郎
>新潟地方裁判所所長、水戸地方裁判所所長などを経て、東京高等裁判所部総括判事。

また、上に引用した資料では、先の引用でいう「東京ニフティ裁判」こと「ニフティサーブ
第1事件」のことを、「匿名での名誉毀損の成立が論点になる事案であったの かどうか
については注意を要する。」とも書いてあることに注意、かも。


で、まあ、とりあえずの結論としては、「ハンドルネームでの名誉毀損の成立を積極的に
構成しようとする」法学者や裁判官といった専門家は存在するものの、今回のような件で
名誉毀損が成立した裁判例はなく、やってみないとわからないという怖い話になってしま
ったような……。

なぜ怖い話と思うかというと、どうせ匿名ハンドルの相手には何をいっても名誉毀損なん
て成立できない (成立させにくい) もんね――という考えをベースに、誹謗中傷を続ける
ことが可能であるということだ。

「既に裁判例があるのならいいのですが、無いのであれば、結果として争いになったと
しても、私が争う意味はあると思います。」とまで言い放つ相手に、「(2)提示された事実
が真実であるか,または発言者が真実であると信じたことについて相当の理由がある」
がどうのこうのというだけ虚しいということになる。歯止めとなるものが存在しないのだ。

そもそも、ある程度社会的な地位のある人には、裁判突入うんぬん以前に、まず他者
への誹謗中傷について慎重になってほしいとも思うのだが……まあ無理なんだろう。


さらに、話はやや別の方向にいくが、なるほどこのような考え方がベースなら、匿名の
ブロガー、文筆業でないアマチュアの書き手の権利を侵害しつつ、「どうせ裁判には
ならないし、なっても勝てる」とふんで、やりたい放題することのできてもおかしくない。
その種の人々は、おそらく良心の痛みも感じることもないのだろうなあ――などと思った。

いや、後ろめたさは多少あるから、やたら言葉数多く言い訳したり、妙に居丈高に主張し
たりするのかもしれないけど。

で、思い出すのは、唐沢俊一による漫棚通信からの 8 ページにわたり豪快な盗用とか。

- http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_3df8.html

Baby Betty Boop Boop a Doop」のエントリーの最後の方で言及した、「青心社から発行
された浅尾典彦著作の『アニメ・特撮・SF・映画メディア読本―ジャンルムービーへの招
待』」で、作品リストとベティ・ブープについてのトリビアをパクられ、現在はサイトを更新し
ていない人のこととか。

- http://d.hatena.ne.jp/soapland/20080124

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Comment

>藤岡真さん
『覆面作家』シリーズの人でもありますね<北村薫
http://ja.wikipedia.org/wiki/%e5%8c%97%e6%9d%91%e8%96%ab

北村薫氏のような売れっ子だった覆面作家の人ならば、経済的損失がどうこうの線でも争うことができて、出版社もバックにいてということで、強そう。このような人が相手だったら、apj さんの「高邁な理想」の対象になったかどうか。

>安岡孝一さん
>そもそも、kensyouhanさんは「僕はスーパーハカーぢゃないよ。 」で十分
>に反論しちゃってますし。

今のところ http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/law/lex/03-6/wada.pdf をもっぱら見ているのですが、そこでいっている「対抗言論の法理」というのが効いて、名誉毀損を成立しにくくさせているということでしょうか。


直接関係ないですが、そういえば、『そもそも小谷真理が巽孝之のペンネームなのは 周知の事実で~』(←冗談だったんだけど) というのもあったなあと思い出したり。
http://natto.2ch.net/books/kako/1009/10093/1009324069.html

↑このリンク先でいいのかという問題はあるかもしれないけど、「小谷真理 ペンネーム 山形浩生」でググると現在はこれがトップ
トンデモない一行知識 |  2009年08月11日(火) 06:47 |  URL |  【コメント編集】

>lbmさん
>apjさんのお立場でログの改ざんをおこなったり魚拓の削除を求めたりされれば

http://www.cml-office.org/archive/index.php には、
>※logid指定で何も見えなくなっているのは、特定のエントリーだけコメント
>入力のフォームのみを消す機能がこのblogに備わっておらず、とりあえず止め
>ようとしたら過去に投稿されたものも表示されなくなってしまったためで、
>実は私も困っている。

とあるので、魚拓の削除とかには動かない (こう表明してしまったからには削除要請もできまい) と思っていましたが、「『常識』を重視」うんぬんのところを読みながら、そうとは限らないかも……と思ったり。

kensyouhan さんにつきましては、弁護士等の法律の専門家またはそれに準じるような人に、と学会 ML シリーズ (勝手に命名) の開始前に相談済みと勝手に想像しているのですが、「近隣の警察署の生活安全課」など、いろんなところに相談しておくというのは確かによさそうですね。
トンデモない一行知識 |  2009年08月11日(火) 06:04 |  URL |  【コメント編集】

●モア・スピーチの法理

>となると、今回のように、「反論をするチャンスと能力は十分にあり」なんだけど、「同じレベルの誹謗中傷」をいっさいしていない場合はどうなるのだろう。

たぶん、名誉毀損は成立しないでしょう。そもそも、kensyouhanさんは「僕はスーパーハカーぢゃないよ。 」で十分に反論しちゃってますし。でも、名誉毀損が成立しない可能性があっても、それを計算ずくの上で訴訟を起こす、ってのもアリなんですよ。
安岡孝一 |  2009年08月10日(月) 12:02 |  URL |  【コメント編集】

●覆面作家

 世に「覆面作家」というものが存在し、本名はおろか、年齢、性別、経歴総て不詳です。ミステリ作家にはそうした人が何人かいて、先日直木賞を受賞した北村薫もデビュー当初は覆面作家でした。覆面作家に対して誹謗中傷を繰り返しても、「相手が特定出来ない」という理由で名誉毀損が成立しないと考える人はいないでしょう。いや、それは出版界の“常識”であって、ネットのハンドルは別のものだと考えるなら、kensyouhan氏がネットになにを書いても、出版物とは別物だという判断になります。apjさんはこの二律背反に気付きながら、あえて高邁な理想実現のために発言を続けているのでしょうか。
藤岡真 |  2009年08月10日(月) 10:14 |  URL |  【コメント編集】

●apjさんに関しては

私個人は

「公共の福祉(ハンドルに対する名誉毀損の判例づくり)のためにあえて他者の名誉を毀損する行動を行い続ける」

という彼女の高邁なお考えがすでにはっきりしているのだからかまわないだろうと考えています。
仮に彼女のほうから今回の件に対してなんらかの法的対処をとろうと考えた場合、内容を改ざんしない限り、当該コメント蘭にapjさんご自身のお考えとしてそのように了解可能な発言が記載されているため、それを読んだ弁護士なり司法書士なりが適切な助言をおこなうだろうと思われるからです。
私がkensyouhan氏の立場であれば自衛のために一連の魚拓をプリントアウトして近隣の警察署の生活安全課にでも提出し事前に「相談」しておきますが(飽くまで相談)、apjさんのお立場でログの改ざんをおこなったり魚拓の削除を求めたりされれば実名でおこなっておられる活動のほうに大打撃を負うとしか思えないため、彼女の良識を信じるkensyouhan氏の態度も理解できなくはありません。

ただ、この点で少し気になるのはkensyouhan氏が「常識」を重視されていることです。
常識などというのはひとによって異なるものです。その異なった常識を調停するために法律があるのであって、この点に関しては慎重になってなりすぎることはないだろうと思います。
lbm |  2009年08月10日(月) 09:00 |  URL |  【コメント編集】

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