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2009.08.08 (Sat)

魔境はあなたの心のなかに……

http://www.tobunken.com/diary/diary20090803134918.html
裏モノ日記 2009年 08月 04日(火曜日)

※インタビュー本原稿 志水家探索 フィギュア王原稿 打ち合わせ
〈略〉
ひえださん、皆神さんと待ち合わせて、故・志水一夫邸に
向う。入院などで見舞にも葬儀にも出られなかったが、
その埋め合わせと、故人の遺した蔵書の始末を、お母さまから
皆神さん、私、ひえださんが託されたため。
皆神さんと、
「いよいよあの伝説の志水宅をのぞけると思うとワクワクするね!」
と話し合う。

東浦和駅でお供えするお菓子を買い、タクシーに乗り合いで
志水家へ。玄関をあけたとたん、段ボール箱がうずたかく積まれて
いる。これ、全部本だそうである。家の中へ通されてちょっと度肝
を抜かれる。階段、廊下、リビング、とにかく広いお宅の、
台所など水回りのところをのぞいてほぼ全て、本で文字通り
埋まっている。階段は三重になった本で一杯になり、体を横に
しないと上れない。いや、家のほとんどに、真っすぐにして歩ける
スペースがない。ことごとく本、本、本……である。

もう十数年前になるか、『カルトな本棚』という本を出したとき
志水さんにも取材を申込んだが、かたくなに拒否された。
たぶん、このような状態の家を他人に見せるのを嫌がった
のだろうが、その時はまだ、仕事場で志水さんは仕事をされていた
はず。晩年は仕事場までが本に埋もれて入れなくなり、台所で
原稿を書いていたとか。つまりその時に比べても数倍の数になって
いることである。

本当に大きなお宅(造りも凝っており、ご両親のご自慢らしいが、今では
お客すら呼べない)であるが、二階の部屋と踊り場に続く部屋全部は
本で埋まって、そもそも内部に入れなくなっている。何度か試みた
が、積んである本が崩れそうで断念した。この廊下の先にもう一部屋、
“ありそうだ”と予測はついたが確かめられない部屋すらあった。
部屋に入れず、本を取りだせないのだから、書庫としての機能はもはや
喪失している。増殖する本に乗っ取られた家という感じである。
いかにも志水さんらしい無計画さ、と微笑ましくもなるが、しかし
彼は自分の買った本に追い出されて仕事場にも自分の寝室にも
いられなくなり、最後はリビングのソファで寝起きしていた。
ガンで腰にかなりの痛みがあったのだが、病院にかかるのが
遅れたのは、ソファで無理な格好で寝ているから痛むのだろうと
思っていたからだという。
本に殺された、と言っていいと思う。

自分を蔵書家、などと自称していたのが恥ずかしくなるような、
恐ろしくなるほどの本の量である。
とはいえ、うらやましいとかさすがである、とかはここまで来ると
ほとんど思わない。自分が先日、書庫の大整理を行ったのは
本当に正解だった、と胸をなで下ろした。
そもそも、ここまで蔵書数を誇っても、個人蔵の限界は、ある冊数
を超えると整理がつかなくなるということである。
国会図書館が職員とバイトを合わせて1000人近くの人間を雇い、
常時、整理と分類、本の修復などを行っているのは、それだけの
人数が本の管理には必要だということだ。
それが出来ないと、本は勝手に増殖していくかのように持ち主の
住居空間を侵し、かくのごときいいお宅をかくのごとき魔境に
変えてしまう。

お母さま、80代とは思えぬお元気で、ニコニコと迎えてくださる。
本当に息子と仲がよかったのだと思い微笑ましいが、この本の増殖
を何とか意見できなかったものか。お菓子、お抹茶、お紅茶と
次々と。唯一その顔が曇ったのは、
「志水一夫さまいらっしゃいますか」
と女性名で電話がかかり、それが何かセールスの電話だったときで、
「息子は、亡くなりました」
と言って電話を切ったそのときだけ表情がけわしくなった。
お気持ち思い目を伏せざるを得ず。
ひえださんが何度も遺影に話しかけていた。

皆神さんと話す。いま、某組織が引き取りを考えてくれているが、
果たして全てを向うの予算で引き取ってくれるのか。
古書店に売るにしても、梱包と発送は誰がやるのか。
労力は誰が出すか。何にしても、一朝一夕に片づく問題でなし。

バスで東浦和まで戻り、駅前のつけ麺屋で今後のことを話す。
私は、あれだけの冊数だと、ひと部屋の本をざっと分類して
段ボール箱につめるだけで一ヶ月以上かかると思う。
志水さんの研究対象には、新書や文庫などの雑書でしか出てない
ものも多く、売れる本とそうでない本をより分けないとまとめて
売ることも出来ないのである。故人は散逸させないことを
のぞんでいたというが、さて、それが可能か。

http://s01.megalodon.jp/2009-0807-1604-23/www.tobunken.com/diary/diary20090803134918.html

http://www.fujiokashin.com/criticism.html の「方向転換・第1回(2009/08/06)・           
ゴミ屋敷のボランティア」とも、一部内容がかぶるのだけれども……。

この日記の中の

>「いよいよあの伝説の志水宅をのぞけると思うとワクワクするね!」

というのには、日記のサブタイトル (?) の「志水家探索」というのとあわせて、この妙に
軽いノリにはついていけないなーと疲れるものが。悲しみを隠してあえて明るいノリで
――と好意的に解釈するには、「お亡くなりになった途端にこれですか」で取り上げたとき
の日記の文章と同様、何だか悪口めいた記述ばかりが目につくし。

それに、憎まれ口も許される程、故人とは深く親しくつきあっていたといえるかどうかも、
この「いよいよあの伝説の志水宅をのぞける」うんぬんを読むと、疑問に思える。

「『カルトな本棚』という本を出したとき志水さんにも取材を申込んだが、かたくなに拒否
された」というだけなら、唐沢俊一が日記に書いているように、「たぶん、このような状態
の家を他人に見せるのを嫌がったのだろう」とも解釈できるとして。(唐沢俊一の日記の
記述を読んでいると、そういう方向に誘導されそうになるが、理由は別にあったのかも)。

しかし、不特定多数の読者に公開するのは絶対イヤだと思っていても、仲のよい同好の
士を家に招いて、蔵書を見せたりするのはまた別だという話もありえたわけで。

志水一夫にとっては、唐沢俊一も「皆神さん」こと皆神龍太郎も、と学会に属する仲間で
あり、自分の蔵書に興味津々な 2 人ではあるが、自宅には積極的に招こうとは思わない
者たちであったと考えるのが妥当だろう。だから彼らは志水一夫が亡くなった後になって
はじめて、自宅を訪問し蔵書を目の当たりにすることを許されたと。 (「ひえださん」こと
稗田おんまゆらは、その日が初訪問だったか不明だし、「いよいよあの伝説の志水宅を
のぞける」の会話に参加していないようだから別扱いとする)。

こちらのエントリーには、唐沢俊一と志水一夫が「同じ釜の飯を食い」というのに違和感
があると書いたが、この日の記述を読むと本当に変だなあと思えるという問題もある。


で、本当の理由はわからないとして、『カルトな本棚』のときに志水一夫が唐沢俊一の
取材を「かたくなに拒否」したのは正解だったと思う。どうせ、この日記の記述のように、
「本当に大きなお宅(造りも凝っており、ご両親のご自慢らしいが、今ではお客すら呼べ
ない)」、「増殖する本に乗っ取られた家という感じである」、「かくのごときいいお宅をかく
のごとき魔境に変えてしまう」などと好き放題書かれるだけであっただろうから。

志水一夫を肯定するような記述のなかに、このような記述が混じっているならまあ、
ご愛嬌ですむと思うが、最初に書いた通り悪口めいた記述ばかりが目につくのは、
お亡くなりになった途端にこれですか」のときと同じ。

志水一夫にだけ言及するならまだよい (?) けど、「80代とは思えぬお元気で、ニコニコ
と」、悲しみをこらえ、「お菓子、お抹茶、お紅茶と次々と」もてなしてくださった「お母さま」
を相手に「この本の増殖を何とか意見できなかったものか」ともいう。前述の「ご両親のご
自慢らしい」を含めて、このご家族への言及を何とか抑制できなかったものか。


そして、2ちゃんねるのスレにもいろいろ意見が書き込まれていた (Read More 参照)
が、「某組織が引き取りを考えてくれている」の「某組織」として有力視されているのが、
「明大の米澤記念図書館」。

http://current.ndl.go.jp/node/12191
>明治大学が、コミックマーケット(コミケット)準備会の前代表・故米澤嘉博氏の遺族
>等から寄託・寄贈されたマンガ等のコレクションを提供する「米澤嘉博記念図書館」
>(2009年夏開館予定)のウェブサイトを立ち上げています。

>米沢嘉博記念図書館 - 明治大学
http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/index.html

>参考:CA1672 - マンガ同人誌の保存と利活用に向けて -コミックマーケットの事例
>から- / 里見直紀,安田かほる,筆谷芳行,市川孝一
http://current.ndl.go.jp/ca1672
>CA1637 - 日本における漫画の保存と利用 / 内記 稔夫,秋田 孝宏
http://current.ndl.go.jp/ca1637


http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/collection.html を見ると、
「故・米沢嘉博氏蔵書 4,137 箱」の他に「故・岩田次夫氏蔵書 403 箱」というのもある。

このような図書館があってもなお、「果たして全てを向うの予算で引き取ってくれるのか」
という心配の後、一足飛びに「古書店に売るにしても、梱包と発送は誰がやるのか」と
いう話にしてしまう唐沢俊一のいうことは、よくわからない。

「故人は散逸させないことをのぞんでいた」というのなら、予算はともかく、全てを引き取っ
てもらうことにまず尽力するのが先だと思うし、次に誰か同好の士に引き取り手がいない
かを捜し、それでも宙に浮いたものを「古書店に売る」ことを考えればよいではないかと
思うのだが、なぜか「古書店に売る」ことばかり熱心に考えているような。

これが、ご遺族の経済的利益を最優先させようという気持ちのあらわれならよいのだ
が……それならそれで、信用できる専門の業者にゆだねる決断が必要なのでは。
「段ボール箱につめるだけで一ヶ月以上かかる」うんぬんは、作業を唐沢俊一ら素人が
おこなうか、業者がやるかでだいぶ違うと思うのは、素人考えなんだろうか。


ちなみに、2ちゃんねるの書き込み (Read More 参照) の「他人を葬式泥棒呼ばわり」
は、潮健児がらみの話で、京本政樹が葬式泥棒呼ばわりされたのは唐沢俊一がリーク
元との噂とか、唐沢俊一が潮健児の死後に自伝『星を喰った男』を唐沢俊一編著として
早川書房から出したとか、唐沢俊一が遺骨を独り占めトラブルとかに関連する話。

関連:
潮さんの彼女、メフィストの帽子
『星を喰った男』の著者が唐沢俊一というのは文庫版の嘘だとしか
唐沢俊一まとめwiki - トラブル史

「サークルリーダーの思い出を自分の物として変換したり」は、以下を参照。

本当はサークルの代表者ではなかった唐沢俊一


More...

http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1249613334/
-------
130 :無名草子さん:2009/08/07(金) 15:01:02
藤岡氏更新
>> 8月3日の裏モノ日記になにか怪しいことが書かれている。
>>先日急逝した志水一夫の家を訪ねて、遺された膨大な蔵書の今後を検討したということなのだが。

裏モノ日記の内容を志水氏の御母堂にちくってもいいんじゃないか

135 :無名草子さん:2009/08/07(金) 15:10:43
>>130
価値があるってUFOの本とかロリコン漫画とかでしょ?
残された遺族からすればゴミじゃん。
タダで処分してもらえてラッキーなんじゃね。

136 :無名草子さん:2009/08/07(金) 15:21:39
ブックオフの兄ちゃんたちも、古書の価値とか全然、分かってねー場合があるからねー。
ひと山いくらで持って行くかもしれない。
それじゃ神田あたりの老舗の古本屋がいいかといえば、こいつらも、
専門外の本はひと山いくらだろうし、誰に頼めば一番得かは正直、分からない。
でも、確かに唐沢は古本処分の手腕は、もっと信用できねー気するがな。><

137 :無名草子さん:2009/08/07(金) 15:24:45
なんで自分たちで「分類」しようと思うんだろ。古書売買に関しては素人の集まりだよね。
本を処分するだけなら、まずは専門の業者に相談すればいいのに。
なんか、価値のありそうなものを先により分けておいて「ボランティア料」として懐に入れる
ために四苦八苦してるようにしか思えないんだけど。

個人は散逸を望まなかったかもしれないが、唯一の遺族である御母堂が「とにかく処分
してほしい」と望むなら仕方ないかなぁとは思う。まぁ、そこで「友人として出来るかぎり散逸
させないようにしよう」と頑張ることこそが本当の供養になるとも思うんだけどね。
見舞いも葬式も行かずに故人の思い入れのある物をゴミ扱いして遺族すら貶める。
テンテー、さすが鬼畜ですね。惜しむらくは、テンテーはこれを「善意」としてアピールしたい
というところかな?

138 :無名草子さん:2009/08/07(金) 15:29:59
普通に考えりゃ
明大の米澤記念図書館にでもまとめて寄贈すりゃ散逸しないから
故人の意志に沿うと思うが。

139 :無名草子さん:2009/08/07(金) 15:32:06
以前、タレント本収集家の吉田豪が「書庫の整理を一人でやって大変だった」と
いう話をラジオ番組でしていて、「そういうのに詳しいバイトでも雇えば良かったのに」と
突っ込まれて「いやー、そういう人を入れちゃうと何持ってかれるかわかったもんじゃ
ないので」と言っていた。

志水氏のコレクションも俊坊に…


140 :無名草子さん:2009/08/07(金) 15:33:58
>>139
唐沢氏に対する誹謗中傷ですね

141 :無名草子さん:2009/08/07(金) 15:40:05
「志水氏のコレクションも俊坊に任せれば安心だ」と言いたかったのだがw

143 :無名草子さん:2009/08/07(金) 15:46:49
でも俊ちゃん、自分の蔵書も処分して、その顛末を嬉しそうにネットにウップしてくれてるじゃん。
あれを読んでこの人、大丈夫か?と心配にならない方が無理だろう。
それにー。故人の原稿を本をまとめてくれたのはいいけど、その著作名から故人の名前を削っちゃった
という前科もあるわけだしー。傍目から見れば、いよいよ心配になるのが人情じゃね?
これも論拠の欠いた中傷かなー。中傷かもね。><

144 :無名草子さん:2009/08/07(金) 15:49:26
>>138

と学会有志で『志水一夫文庫』を作って運営すればOK
唐沢さんはノータッチで

147 :無名草子さん:2009/08/07(金) 16:14:18
>>138
それ、一部を除いて廃棄処分にされちゃうよ、多分。

148 :無名草子さん:2009/08/07(金) 16:21:23
>>147
>明大の米澤記念図書館
がどういう施設かわかってないだろ(w

168 :無名草子さん:2009/08/07(金) 17:27:14
人生案内「亡夫の蔵書処分できず」
http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/kazoku/20090705-OYT8T00278.htm

175 :無名草子さん:2009/08/07(金) 18:07:08
他人を葬式泥棒呼ばわりしておいて自分はタカるってたち悪いなぁw
余計なこと言うと葬式泥棒にされちゃうんだろうか?

179 :無名草子さん:2009/08/07(金) 18:19:46
唐沢には「盗癖」があるようだな
他人の蔵書にまで手を出しそうだ

182 :無名草子さん:2009/08/07(金) 18:24:52
>>179
その盗果は多岐に渡っていますよ。

子供の頃に友達のオモチャを持って帰った事から始まり
サークルリーダーの思い出を自分の物として変換したり
栴檀は双葉より芳しいとはこの事ですかね。

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