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2009.07.12 (Sun)

少年よ、平凡になれ

唐沢俊一の裏の目コラム 「伊藤(バカ)くんとイニシエーション」
http://netcity.or.jp/otakuweekly/BW2.0/column1-1.html

通常のロボットアニメにおいて、主人公に巨大ロボットが与えられる、という
設定は、彼が一般の平凡な少年から、世界を救う使命を帯びた存在へと
変容する、イニシエーションとして描かれている。例えばバイク狂の一少年
だった兜甲児、札付きの暴走族だった葵豹馬、プロ野球の選手をめざして
いたツワブキ・サンシローなど、視聴者の立場にどちらかというと近い平凡
な少年たちが、マジンガーZ、コン・バトラーV、ガイキングというロボットの
操縦者としての地位を与えられることで、ヒーローとしての力と、そして自分
の意志を超えた大きな使命を与えられるストーリィだ。

http://s03.megalodon.jp/2009-0704-2122-34/netcity.or.jp/otakuweekly/BW2.0/column1-1.html

×プロ野球の選手をめざしていた ○プロ野球の選手だった

http://ja.wikipedia.org/wiki/大空魔竜ガイキング
>ブラックホールの影響で消滅の危機にあるゼーラ星。救世主として生み出されたダリ
>ウスは逆に人々を支配し「暗黒ホラー軍団」を結成、移住するべく、地球征服へと乗り
>出した。野球選手ツワブキ・サンシローは軍団にその秘めた超能力を警戒され、選手
>生命を絶たれてしまう。だが、軍団に対抗するため集められた「コンバットフォース」の
>仲間達と巨大メカ「大空魔竜」と出会い、侵略者と戦っていくことになる。
〈略〉
>ツワブキ・サンシロー:神谷明
>18歳。本作の主人公。プロ野球チーム「レッド・サン」の二軍投手で、魔球をひっさげて
>一軍デビューの予定だったが、暗黒ホラー軍団の攻撃で利き腕の左手を故障して引
>退。大文字博士の誘いでガイキングのパイロットとなる。


「視聴者の立場にどちらかというと近い平凡な少年たち」というのも何だか微妙な言い方
だけど――「視聴者の立場に近い、どちらかというと平凡な少年たち」という意味ではなく、
視聴者の立場に近いか遠いかというと「どちらかというと近い」といいたいのだろうか――
番組の主なターゲットと本当に近い立場にしたいという意図が製作者にあったのなら、
主人公はもっと年少に設定されていたのではないかという疑問も。

ツワブキ・サンシローは 18 歳のプロ野球選手だし、兜甲児だって高校生だし。葵豹馬は
よくわからないけど、中学生以下の年齢で暴走族あがりというのも考えにくい。

プロ野球選手や、高名なロボット学者を祖父にもつバイク少年や、孤児院出身の札付き
の暴走族を、「平凡な少年たち」でくくってよいのかなという問題もある。平凡といっても、
運動神経や喧嘩の強さなどは人並み以上という設定では。

- http://ja.wikipedia.org/wiki/マジンガーZ
- http://ja.wikipedia.org/wiki/超電磁ロボ_コン・バトラーV

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Comment

>WOO さん
ご指摘ありがとうございました。訂正しておきました。<高校生 (_ _);
何かごっちゃにしていました、すみません……。
トンデモない一行知識 |  2009年07月16日(木) 07:33 |  URL |  【コメント編集】

>兜甲児だって (アニメでは高校に通っていない設定にしても) 年齢的には高校生だし。

アニメでも兜甲児は高校に通っていたはずです。
いかつい顔の担任がいました。
原作とは違い、私服通学だったと思います。
たしか、アニメ版の弓さやかは高校に通っていませんでした(原作では甲児のクラスメイト)が。
WOO |  2009年07月14日(火) 23:46 |  URL |  【コメント編集】

うーん、まあ、SF というジャンル自体、読者の精神年齢の平均は 12 歳とか、14 歳の頃の心臓 (ハート) を瓶詰めにして飾っておくとかいったりするようなものでもあって。

「いつまでも少年の心を忘れない」といった類いの自画自賛や、ロリコン趣味のいけしゃあしゃあとした肯定につながったりもするので、気持ち悪いといわれてもしょうがないかなとも思うのですけどね。
トンデモない一行知識 |  2009年07月14日(火) 08:31 |  URL |  【コメント編集】

>「思春期をおわらせてくれない人」

 番組見ていましたけど、吐き気を催す「気持ちの悪い」言葉ですね。
 「こころはいつも16才」とかねe-351
藤岡真 |  2009年07月13日(月) 20:44 |  URL |  【コメント編集】

●そういえば

「BS熱中夜話」アニメソングナイトに出たときも、水木一郎アニキのことを「思春期をおわらせてくれない人」と評していました。ロボットアニメ等のメインターゲットからすれば「少年期をおわらせてくれない人」と言うべきではないかと見ていて思いました。
粗忽亭主人 |  2009年07月13日(月) 20:38 |  URL |  【コメント編集】

>no_data さん
修正しました。<一番上のリンク先
ご指摘、ありがとうございました。(_ _);

>そう考えると例示されているロボットアニメの主人公は「憧れのお兄さん」
>であって、「いつかなれるかもしれない存在」として設定されてると見る
>のが妥当なように思われます。

「本来は未就学児童~小学校低学年あたりがメインターゲット」含め、まったくもって同意です。

で、「ロボットアニメの視聴者層をミドルティーンあたりに想定」というのは微妙で、1961 年生まれの唐沢なをきの方なら「ミドルティーン」でよいとして、唐沢俊一だと、そろそろ 20 歳のハイティーンということに。

実際、『トンデモ美少年の世界』には、ヤマトのブームについて、以下のような記述があります。

『トンデモ美少年の世界』 P.178 ~ P.179
> ふつう、こういった子供向けのテレビマンガ――今では古臭い呼び方
>だが、当時アニメなんて言葉はめったに使われていなかった――を当然、
>卒業する年代と思われていた十九、二十の人間が、かくまで熱意をもって
>アニメとアニメソングのことを語り合えるのかと、火をつけたほうとして
>もいささか呆れる思いだったことを覚えている。

まあ「アニメなんて言葉はめったに使われていなかった」については、2ちゃんねるのスレでも、そんなことないだろと批判されていた覚えがあるし、「火をつけたほう」うんぬんについては、
http://tondemonai2.web.fc2.com/666.html
http://tondemonai2.web.fc2.com/732.html
http://tondemonai2.blog114.fc2.com/blog-entry-93.html
あたりを参照のこと、ですが。

あと、同じ本には、こういうことも↓

『トンデモ美少年の世界』 P.182
> われわれが、われわれがと一口に言っているが、第一次アニメブームの
>中心となっていたのは、先ほども言ったとおり、当時十九・二十歳の、
>昭和三十年代前半生まれの人間たちである。ちなみに筆者は昭和三十三年
>の生まれだ。

中心は、弟のような昭和三十年代後半生まれじゃないかなあと思うんですけど。
トンデモない一行知識 |  2009年07月12日(日) 12:24 |  URL |  【コメント編集】

●うーん

一番上のリンク先間違ってますね。

それはそれとして、氏はどうも文中のロボットアニメの視聴者層をミドルティーンあたりに想定してるような気がします。
実際いわゆるアニメブームではそのへんが中心だったのですが、それは製作者としては想定外の視聴者であって、本来は未就学児童~小学校低学年あたりがメインターゲットでしょう。

そう考えると例示されているロボットアニメの主人公は「憧れのお兄さん」であって、「いつかなれるかもしれない存在」として設定されてると見るのが妥当なように思われます。


というかこの論旨においての例示であればガンダム」シリーズを上げるべきではないんでしょうか。
あれこそがまさに「平凡な市井の少年がある日巨大ロボットという力を得る」典型的な物語だと思うのですが。
no_data |  2009年07月12日(日) 10:45 |  URL |  【コメント編集】

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