2009.07.05 (Sun)
ところでマジンサーガって今どうなってる……?
http://www.tobunken.com/diary/diary20090629174934.html
http://s03.megalodon.jp/2009-0705-0834-40/www.tobunken.com/diary/diary20090629174934.htmlマイミクのえふてぃーえるさんの日記で、『チャンピオンRED』
の付録の『マジンガーZベストセレクション』に桜多吾作氏の
『戦え!! Dr.ヘル』が再録されていると知ったので買ってきた
のを読む。懐かしい。子分たちと酒を飲みながら昔の失恋ばなしを
語るDr.ヘルという構図に昔大笑いしたなあ。
桜多氏はあしゅら男爵よりブロッケン伯爵の方が好きだったらしく
この話でも、あと南米で革命さわぎに兜甲児が巻き込まれる力作でも、
ブロッケンが大きな役割で出てきて、あしゅらはチョイ役。
本編の最終回でも、ブロッケンが一番カッコいいやられ方をしていた。
実はわれわれがマンガで最も長期にわたって読んでいたのは
永井豪版のマジンガーではなく、桜多版だったのである。
「永井豪版のマジンガーではなく、桜多版」を「最も長期にわたって読んでいた」という
「われわれ」とは誰のことか、どのような読者のことかというのは、2ちゃんねるのスレで
突っ込みを入れられていた (Read More 参照)。
つまり、『週刊少年ジャンプ』に連載されていた「永井ジャンプ版を最後まで追いかけて
いて (最終回まではブーム最高潮)」、TV アニメのコミカライズ版として『冒険王』に
連載の「桜多版に対しては、途中で脱落した多くの読者っていう存在」は、どうなるのか
という話。
それと、『グレートマジンガー』などは除外して『マジンガーZ』に限定し、永井豪版の
『テレビマガジン』の連載も勘定に入れれば、「最も長期にわたって読んでいたのは
永井豪版のマジンガーではなく、桜多版」とはいえないようなんだけど。
永井豪:
・『週刊少年ジャンプ』 (集英社) ―― 1972年 10月 2日号 ~ 1973年 8月 13日号
・『テレビマガジン』 (講談社) ―― 1973年 10月号 ~ 1974年 9月号
桜多吾作:
・『別冊少年ジャンプ』 (集英社) ―― 1972年 12月号 ~ 1973年 9月号
・『冒険王』 (秋田書店) ―― 1973年 10月号 ~ 1974年 9月号
・『おともだち』 (講談社) ―― 1973年 1月号 ~ 1974年 10月号
永井豪の『週刊少年ジャンプ』の連載と、桜多吾作の『別冊少年ジャンプ』の連載は、
ほぼ同時期で永井豪の方がちょっとだけ長い。永井豪の『テレビマガジン』と桜多吾作
の『冒険王』は、同じ期間。桜多吾作の『おともだち』の連載期間を入れても、永井豪
が『週刊少年ジャンプ』での先行分があるので、両者ほぼ同じ期間にしかならない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/マジンガーZ
>『週刊少年ジャンプ』(集英社)の1972年10月2日号 - 1973年8月13日号。
〈略〉
>『テレビマガジン』(講談社)の1973年10月号 - 1974年9月号。
http://ja.wikipedia.org/wiki/桜多吾作
>桜多版『マジンガーZ』、『グレートマジンガー』、『UFOロボ グレンダイザー』は、『冒険
>王』(秋田書店)に連載された(但し、『マジンガーZ』初期の掲載誌は、集英社の『別冊
>少年ジャンプ』)。桜多版は、『Z』序盤までは「TVアニメのコミカライズ」の範疇であっ
>たが、徐々にTVアニメ版とは全く別物の「桜多ワールド」とでもいうべき一大SFストー
>リーへと化していった。テレビ版とは別に、「桜多版のマジンガーシリーズが好きだ」と
>いうファンは多い。
桜多吾作には、先にあげた『別冊少年ジャンプ』、『冒険王』、『おともだち』の 3 誌の
他にも掲載誌はあるけど、期間の長さには貢献しない。
http://www5d.biglobe.ne.jp/%7Em_yokko/gosaku.htm
>1972年
>マジンガーZ 別冊少年ジャンプ 集英社 72.12~73.9
>1973年
>マジンガーZ 少年ジャンプ増刊号 集英社 73.4、73.8
>マジンガーZ 冒険王 秋田書店 73.10~74.9
>マジンガーZ 映画テレビマガジン 秋田書店 73.10~74.2
>マジンガーZ おともだち 講談社 73.1~74.10
>マジンガーZ ディズニーランド 講談社 73.1~74.9
それと、気になったのは、唐沢俊一が「マンガで最も長期にわたって読んでいた」という
書き方をしていたので、その前に言及し懐かしがっていた『戦え!! Dr.ヘル』も、てっきり
雑誌連載されていたものを昔読んでいたという話かと思ったが、コミックス描き下ろし
なのね、これ。
http://blogs.yahoo.co.jp/mangafun100/12945768.html
>「闘え!!Dr.ヘル 」 描き下ろし(秋田書店)SUNDAY COMICS6巻に収録
それから、「南米で革命さわぎに兜甲児が巻き込まれる力作」って、以前の日記では、
「南米(?)の某国」だったんだけど、今回は「南米」と断言?
http://www.tobunken.com/diary/diary20080103125353.html
個人的には『マジンガーZ』の、甲児たちが南米(?)の某国の
革命闘争の手助けをする(実は独裁者はブロッケン伯爵の変装で、
ドクター・ヘルの世界戦略の一端)オリジナルストーリィが完成度が
高くて好きだった。
革命軍の女闘士とさやかの、甲児をめぐっての恋のさやあてや、
コメディ・リリーフとしてのボスとシローの使い方など、
ハリウッド映画的なルーティンをうまく使っており、映画が
好きな人なんだな、と思わせた。
その他参考 URL:
- http://www.geocities.co.jp/Bookend/9535/mzhell4.html
- http://www.mazingerz.com/MZ/GOSAKU.html
- http://blog.livedoor.jp/sazanami_rin/archives/50770897.html
- http://zerodama.seesaa.net/article/60034200.html
- http://plaza.rakuten.co.jp/osakakaijyuu/diary/200605190000/
More...
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1246496832/25--------
25 :無名草子さん:2009/07/02(木) 15:45:43
>実はわれわれがマンガで最も長期にわたって読んでいたのは
>永井豪版のマジンガーではなく、桜多版だったのである。
われわれ?
誰と誰?
28 :無名草子さん:2009/07/02(木) 16:13:05
>>25
最大限、好意的に解釈して
「漫画でマジンガーを読んでいた」全ての層を指すんだろう。
そしてカラサワ説では、永井本人が少年ジャンプで連載していた期間と
桜多氏が冒険王でコミカライズ版を連載していた期間の差をもってして
「われわれがマンガで最も長期にわたって読んでいたのは
永井豪版のマジンガーではなく、桜多版」
こう言いきったんだろうけど
でもね?カラサワ大先生
それは、マジンガーに興味をもって漫画を読んでいた全てのユーザーが
桜多版のラストまで追いかけていた、という前提が必要。
永井ジャンプ版を最後まで追いかけていて(最終回まではブーム最高潮)
桜多版に対しては、途中で脱落した多くの読者っていう存在とその可能性を
全く前提にしていないね、ばーか
29 :無名草子さん:2009/07/02(木) 16:16:57
追記
せめて
「マジンガーZに魅了され、テレビだけでは飽き足らず
ビデオもなかった時代に貴重な追体験メディアであった
コミカライズなどの様々な漫画版を追いかけた者にしてみたら
最も長期にわたって読んでいた「マジンガーZ」の漫画版は
永井豪版ではなく、桜多版だったのである」
くらいには、書いておいてほしかったなぁ。
33 :無名草子さん:2009/07/02(木) 16:45:49
>>28
桜多版は1回か2回位しか読んだことないな。
永井豪版はジャンプの後、テレビマガジン。
まぁ当時の唐沢の年齢だとテレマガは読まんだろうが。
34 :無名草子さん:2009/07/02(木) 16:50:27
なをきの特撮スクラップに使うのが家にあったかもしれんよ。
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まさしくそうですね。70年代は「未開」にユートピア性と怪奇シュミが入り混じった感覚がありましたしね。否定的に見れば「暗黒」ですし、肯定的に見れば「ロマン」になったのでしょう。
大体マジンガー放映時はローデシア紛争はじめ、アフリカ諸国が独立のための紛争を起こしている時期ですしね。「独立」をキーワードにすると、内戦や境界線でもめていた南米へ行くはずがないです。ダイナミックの中でミリタリズムに一番傾倒しておられた桜多先生がその辺を「南米」と読み違えるはずもないワケで…。
紛争の続いたローデシアがジンバブエとして新たに独立したのはちょうど物心つく時期と相まって、子供心に良く覚えております。
>世代的な話なのか、単に個人的な環境の話
当時の雑誌感覚はあくまで当時就学前後だった、個人的な記憶の部分です。とはいえ、いわゆる「原作版」の「ダイナミックプロ作品」を読んだのは、いずれも複数の「お兄さん」「お姉さん」がいる家だったのは確かです。
例外で、一軒だけ「父親」が買ってくるジャンプで豪ちゃんの『マジンガーZ』を読んでいた同級生がいますけども。
どうもです。(_ _)
これ↓には「別称」とあるけど、「蔑称」とみなされて修正されたということですかしら<暗黒大陸
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B0%C5%B9%F5%C2%E7%CE%A6
>暗黒大陸あんこくたいりく(地理)
>かつて、アフリカ大陸に対しヨーロッパ人が名づけた別称。
>文明が未開であり、ヨーロッパ人にその全貌が知られていなかったため。
# 今は『暗黒大陸中国の真実』なんて書名の本が売られたりしている
# なんていうのは、おいといて。
>アフリカの某国を事実上ブロッケンが支配しているという、妙なリアリティ
>のあるプロットでしたし。
推測でしかありませんが、「アフリカという国」の唐沢俊一には、その「妙なリアリティ」は、脳内でアフリカと結びつけることの邪魔になるだけだったかも。
http://tondemonai2.web.fc2.com/536.html
>「ジャンプ」は、お兄さんのいる家にあるもの
へぇ~(AA略) これについては思いいたらなかったというか、私が当時の雑誌の位置づけや購読層をわかっていなかったというか。
自分にとって「ジャンプ」(や「マガジン」「サンデー」) は年長者向けで、読んでいたのはそれより低年齢層向けの雑誌――という時期についての記憶は私にはないです。しいていえば、『小学○年生』のような小学館の雑誌とか。世代的な話なのか、単に個人的な環境の話 (もっぱら親が買ってきたのを読む) なのかは、ちょっとよくわかりませんが。
当該日記で「南米」って書かれてるのは、いかにも修正後のコミックスしか読んだことがない人間のミスですね。このエピソードには「暗黒大陸」という現在では不適当な用語がタイトルに含まれていました。当時は小学生でもクラスで「はかせくん」とか呼ばれるレベルの子なら基本用語でした。
暗黒大陸=アフリカ
なわけで、どう考えても南米には読めないんですよね。このタイトル自体もインパクトがありました。アフリカの某国を事実上ブロッケンが支配しているという、妙なリアリティのあるプロットでしたし。テレビにないヘル軍団の活動が垣間見えていたんですね。
あと、当時の就学直前~小学生だった者の感覚としては、豪先生が連載されていた「原作」とも言える「ジャンプ」は、お兄さんのいる家にあるもの。お子様はむしろ「冒険王」を読んでいたという感覚はあります。グラフ記事なんかもありましたし。なによりも毎週雑誌を買うような習慣はなく「ジャンプ」は立ち読み。
「テレマガ」か「テレラン」か「冒険王」か…と1冊選びに選んだ月刊誌を読む方が多かったですね。その意味で、桜多版をすごく読み込んだ記憶はあります。あくまで個人的な体験ですが。
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どうもです。(_ _) 雑誌については、世代的なもの+親が買ってきていた+田舎だったので雑誌のバリエーションがあまりなかったというのが、どれも混じっていたのかも。
アフリカのイメージというのは、『緑の館』的イメージがあったかと思えば、独立運動を意識させるようなものもありって感じだったでしょうか。この前買ったコンビニ本の『サイボーグ 009』には、アフリカで独立運動をしている 008 が登場していたり。
アフリカの話とは別ですが、こんなところに桜多吾作先生のお名前があったり。↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%9c%e3%83%bc%e3%82%b0009
>石ノ森自身この作品に対する思い入れは相当強く、仮面ライダー
>シリーズに関しては作画を他人に任せたことが多かったが、本作は
>雑誌掲載作品のほとんどを自分で描いた。例外として、映画『サイ
>ボーグ009超銀河伝説』のコミカライズ作品に、シュガー佐藤や桜多
>吾作などの筆によるものがある。
あと、70 年代から 80 年代にかけては、ちょっと憧れの観光地っぽいアフリカというのイメージも出てきたように思います。サバンナを駆ける動物達を見に行けたらなあという感じの。