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2009.06.10 (Wed)

省三も雅弘もチャンバラシーンでは真剣に火花を散らしていただろうけど

『トンデモ一行知識の世界』 P.146 欄外

・大正時代、マキノ省三監督はチャンバラシーンに迫力を出すため、真剣
 でやらせたり、電気を流して刀に火花を散らせたりした。


「真剣を用いた立回り」は 1923 年 (大正 12 年)、牧野省三監督の『浮世絵師紫頭巾』
で、よいとして。

http://d.hatena.ne.jp/voix1429/20080512
>日活を離れた牧野省三は,みずから映画会社を興し, 1922 年,歌舞伎的様式から脱
>した《実録忠臣蔵》をつくったあと,翌 23 年,型破りのチャンバラ映画を出現させた。
>寿々喜多呂九平 (すすきだろくへい)脚本,金森万象監督,市川幡谷主演《浮世絵師・
>紫頭巾》がそれで,画面展開のスピード感,物語の怪奇ロマン的魅力,虚無的な人物
>像のなまなましさ,そして真剣を用いた立回りの迫真性と,あらゆる点で新鮮さに満ち
>ていた


「刀に火花を散らせたりした」のは、「マキノ省三」ではなく、息子の「マキノ雅弘」が監督
した『浪人街』という映画。「大正時代」ではなく 1957 年、昭和も 32 年になってからの
作品である。

http://www5f.biglobe.ne.jp/%7Est_octopus/MOVIE/SILENT/22MAKINO.htm
>1957年版「浪人街」は1928年版に比べるてどうしても低く評価されがちであるが、
>旧作をもはや観ることのできない僕らにしてみれば十分に魅力的な作品と思える。
〈略〉
>映画の最初のほうで荒巻と赤牛が見せる立ち回りに至っては、刀をあわすたびに火花
>までもが飛び散る。


http://feiyuir.seesaa.net/article/107286666.html
>『浪人街』マキノ雅弘
〈略〉
>源内と赤牛の斬り合いで刀同士がカチンとあたる度に火花が散るのは驚いた。あれは
>映像処理なのか。ほんとに火花が散っているのか。


http://www013.upp.so-net.ne.jp/orii/houga/nendai/1957/index.htm
>浪人街 ろうにんがい
>監督  マキノ雅弘
>公開年  1957年
〈略〉
> これは昭和三~四年(1928-1929)に作られたサイレント版『浪人街』(断片のみ現
>存)のリメイク。マキノ雅弘作品を観るのは初めてだが、刀をブン回すようなダイナミック
>な殺陣には驚いた。夜の斬り合いで刀と刀がうち合わされると火花が出ちゃうし(笑)。


で、火花を散らせる方法が、唐沢俊一のいうように「電気を流して」 (って、どう流す?) か、
映像処理などによるものかは、うまく調べられなかった。どうやって撮ったんだろう……。

なお、2ちゃんねるの過去ログには、『昭和残侠伝 唐獅子牡丹』にも、刀がぶつかって
火花が出るシーンがあるとの書き込みがあったが、こちらについても未確認。

http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/rmovie/1086619394/
>3 :花田秀次郎:04/06/08 18:37 ID:KNsQreTu
〈略〉
>私は、アクション場面なら、「唐獅子牡丹」の刀がぶつかるところで火花が散る場面が
>強烈に印象に残っています。



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23:52  |  『トンデモ一行知識の世界』間違い探し編 (215) +  |  TB(0)  |  CM(3)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1113270766
>電気というのもあります(昔の時代劇で剣と剣がぶつかって火花がってのはコレ)

というのがあったりしますので、電気というのは唐沢俊一オリジナルのガセともいえないのではないかと思うのですが、具体的な方法というのがいまだ謎のままだったり。

いろいろ捜しているうちに、だんだん見るものが横にそれてきてたりもしています。↓
http://nakasoku.blog18.fc2.com/blog-entry-681.html
トンデモない一行知識@レス遅延気味すみません |  2009年06月13日(土) 22:33 |  URL |  【コメント編集】

●電撃

殺陣で刀に電気を仕込んで火花を散らす。
技術的に出来なくはないし、実際にあったかも知れません。
ですが・・バッテリーか発電機からコードを刀に通さねばなりません。
コードが邪魔になるだろうし、なにより感電の危険があるのであまり実用的とは言い難いですね。
774 |  2009年06月11日(木) 19:42 |  URL |  【コメント編集】

>で、火花を散らせる方法が、唐沢俊一のいうように「電気を流して」 (って、どう流す?) か、
>映像処理などによるものかは、うまく調べられなかった。どうやって撮ったんだろう……。

古典的な方法だと、火花の部分はフィルムを引っ掻いて傷を作っていたとか…?
でも1957年という公開時期を考えると、ゴジラが54年で地球防衛軍が57年なので、特殊効果に関しては結構なことができていたのではないでしょうか(「神様」円谷英二ならずとも)。少なくとも、「刀に電気を流す」などという高リスクの方法を取らずとも、いくらでもやり方はあったように思います。

ともあれ、私は「浪人街」を未見なので、TSUTAYAあたりでレンタルしてみることにします。
foobar |  2009年06月11日(木) 08:17 |  URL |  【コメント編集】

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