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2009.05.22 (Fri)

笹川良一の「戸締まり用心火の用心」は財団法人日本防火協会の CM

『トンデモ一行知識の世界』 P.187 ~ P.188

「戸締まり用心火の用心」のオジイサン、日本船舶振興会の会長だった
故・笹川良一氏は、健康法として、一日一回、全身に百万ボルトの電流
を流すということをやっていた。器具はもちろん特注で、これは高圧線の
下では植物の成育が早いということに目をつけた会長自身が、「電気は
生物の生命活動を活発にさせる」という理論を立てて考案したもの。


×高圧線の下では植物の成育が早いということに目をつけた会長自身が
○ドイツの医学誌に「高電圧の電界環境下では人間は健康状態も極めて良好」と
 載っているのを読んだ原敏之という人が

「全身に百万ボルトの電流を流す」って、スタージョンの「ゆるやかな彫刻」みたいっすね
――というのは、おいといて。

ふとググったら、こういうブログを見つけた。

http://blogs.yahoo.co.jp/souititanaka/55567068.html
>『トンデモ一行知識の世界』唐沢俊一著
>という本に笹川良一が毎日100万ボルトの電流を浴びて健康を保っており云々などと
>書かれていて・・・・ネットで調べると以下の会社のことのようでありました。
>http://www.hakuju.co.jp/06_7.html
>( ̄。 ̄)ホーーォ。と思いました。


読んだこちらもホーーォと思ってリンク先を見てみると、確かに「笹川良一」の名前が。

http://www.hakuju.co.jp/06_7.html
> やがてヘルストロンはよき理解者の支援を受け、全国へ、そして世界へと普及して
>いきます。白寿健康クラブが全国に設立され、普及の拠点になったほか、昭和43年
>(1968年)には(財)日本船舶振興会(現(財)日本財団)の笹川良一会長の協力もあ
>り、インドの「アジア救病センター」にヘルストロンが寄贈され、グローバルな活動が
>はじまります。


しかし、このページを信用するとすれば、唐沢俊一のいう「高圧線の下では植物の成育
が早いということに目をつけた会長自身が〈略〉考案」ということが、丸きりの嘘ということ
にもなる。

http://www.hakuju.co.jp/06_7.html
> 「ヘルストロン」が生まれたのは、いまをさかのぼることちょうど80年前の昭和3年
>(1928年)。発明したのは創業者である医学博士・原敏之です。
〈略〉
>それは外国の医学誌を読みあさっている時のこと。ドイツの医学誌に載っていた「生物
>の生命と電気」と題された記事に、あるひらめきを感じたのです。
>  その記事にはこうかかれていました。「調査によると、高電圧の電界環境下では人
>間は健康状態も極めて良好である。しかしながら、その理由はまだ解明されていな
>い・・・」。
>  敏之はこの文面に目を通した直後、「もしや!?」と思います。電圧だけを数百倍に
>高め、人体に作用させることができれば安全で画期的な理学治療器がつくれるので
>はないか。


つまり、発案者は笹川良一ではなくて原敏之という人であり、ヒントとなったドイツの医学
誌には、「高圧線の下では植物の成育が早い」とかいう話は書かれていなかった模様。

発案者が別の人となると、「器具はもちろん特注」の「もちろん」というのも意味不明という
ことになる。2ちゃんねるの過去ログには「特注品だったらしい」との書き込みもあったが、
白寿健康クラブのサイトの方には、そのようなことは書かれていない。

http://www.23ch.info/test/read.cgi/shop/1046236244/
>41 :阿佐谷北:03/04/17 21:54
> 船舶振興会元会長の故笹川良一氏もこの装置で、癌を治したらしい。
> (白寿の製品、但し特注品だったらしい)


もしかして特注品だから百万ボルトなのかとも思ったけど、最初から百万ボルトだった
そうだし。

http://www.hakuju.co.jp/06_7.html
> 高電圧を人体に負荷するヘルストロンは、「安全なのか」という疑問を常に人々に
>抱かせてしまう宿命にあります。高電圧の通電試験を自らの身体を使って何度も体験
>し、その安全性に確信をもっていた敏之は、ヘルストロン一号機を使った世界初の100
>万ボルト通電公開実験の日、嫌というほどその現実を思い知らされることになります。
> 昭和3年(1928年)、福岡総合病院の開所記念に実施したこの公開実験には、新聞
>社や大学教授、県庁幹部や警察署長など100人以上もの人が集まりました。敏之が
>電源を入れると、「ズドーン!」という音のもと、稲妻が走りました。これを見て驚いた
>被験者がしり込みし、実験は頓挫します。それは、ヘルストロンが世に出るチャンスを
>失いかけた出来事でした。しかし、このピンチを救う人があらわれます。「私が実験台
>に上がりましょう」という声が静まり返った会場に響いたのです。声の主は年老いた女
>性、敏之の母でした。


しかし、http://www.hakuju.co.jp/03_1.html に並んでいるヘルストロンは、7000V とか
9000V とかで、病院用でも 30000V。笹川良一の使っていたものが本当に百万ボルト
だったら、特注でもないと無理?

関連 (?) ガセビア:
前世紀のジャンヌ・ダークだからって瞳のボルト数を 1/10 にカットしなくても

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23:29  |  『トンデモ一行知識の世界』間違い探し編 (215) +  |  TB(0)  |  CM(5)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

>むかしの男さん
情報ありがとうございます。(_ _) (_ _)

>電圧は高いが電流は微小にしか流れていないので大丈夫とのこと。

なるほど。しかし、ちょっと取り扱いを間違うと……と思うと、やはり怖いような気がします。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1112917876
>電圧は関係ありません。
>うまく電流を流せば乾電池一個(1.5V)でも感電死させることはできます。
>逆に中枢部に電流が流れないならば100万Vでも人は死にません。

>電圧よりも電流が関係あります。
>0.1A以上の電流が流れると危険です。
>でもある程度の電圧がないと、人体に電流が流れません(人体の抵抗が高い
>ため)。

想像でしかないですが、家庭用の機器としてあまり高電圧のものを売っていないのはそのためで、専門家のついている診療所では100万ボルトもアリにしている (していた?) のかなあと思いました。


>何回か笹川良一の姿もみたので彼もかかっていたのだろうと思う。

となると、唐沢俊一のいう「器具はもちろん特注」は、ますますガセの疑いが濃厚ということに……。
トンデモない一行知識 |  2010年03月24日(水) 16:57 |  URL |  【コメント編集】

●100万ボルト

時計、金など金属製のものは身につけてはいけなくて、絶縁体のようなものに腰かけて通電するが連続にするのでなくバリバリ、バリバリと断続的に通電する。その度に髪の毛が逆立つ。電圧は高いが電流は微小にしか流れていないので大丈夫とのこと。何回か笹川良一の姿もみたので彼もかかっていたのだろうと思う。結構、客はきていたように思う。虎ノ門の診療所ではほかに数万ボルトの椅子が8つぐらいありいつも満席だったように思う。こちらのほうは一回300円だったか。
続き |  2010年03月24日(水) 05:37 |  URL |  【コメント編集】

●本当にあったよ

25年前に確かに100万ボルトの機械が虎ノ門にあり、やった覚えがあります。そのとき蛍光灯を持たされ光った覚えがある
むかしの男 |  2010年03月24日(水) 04:56 |  URL |  【コメント編集】

●一日一電

エスカレストとか他のメーカーから出ているものもあるようですね。
フューチャー14000というのが気になったり……ちょっと欲しくなる青の筐体w
http://medicalplaza-web.com/products/categories/14

白寿の商品ページの方では、
http://www.hakuju.co.jp/03_1.html
>ノルウェーを代表する家具メーカーFORA FORM社と世界的な家具
>デザイナーであるオーラフ・エルドイ氏がコラボレーション。
>イタリア製合成皮革のソフトなファブリックや電動リクライニング
>機能ば、まさにファーストクラスの座り心地です。

に何か気合いを感じましたです。

んで、唐沢俊一の書いたものを読み直したら、「一日一回」というのにも、ちょっと引っかかりました。体験談 http://www.hakuju.co.jp/05_5_5d.html とかを見て、やはり通電タイムを決めて毎日利用する人が多いからかなと思う一方、単に「一日一善」から連想して書いただけなんじゃないかと疑う気持ちも……。
トンデモない一行知識 |  2009年05月23日(土) 10:00 |  URL |  【コメント編集】

●感電

こんばんは。
唐沢氏の書き方だとまるでフー・マンチューか電気椅子ですね。
白寿というサイトのヘルストロンという商品を拝見したのですが・・
あ、うちの親がローンで買った機械だ!と驚いた次第です。
原理はよくわからないのですが、うちの親は愛用しています。
774 |  2009年05月23日(土) 01:17 |  URL |  【コメント編集】

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