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2009.06.30 (Tue)

これがガセ、恥が書かせる

裏モノ日記 2009年 06月 25日(木曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20090625101840.html

さらにもうひとつ、訃報。
「恋が着せ、愛が脱がせる」
というコピーをご存知だろうか。
80年代伊勢丹のポスターにあった文句で、
しばらくそのポスターの前で立ち止まって
「うまいなあ」
と感心していたのを思いだす。
こないだやった婦人公論誌の“愛の名言”座談会でも紹介した。

そのコピーを作った人、真木準氏死去。62歳。
もっとこういうコピーを作って欲しかった。
「でっかいどう、北海道」
「イマ人を刺激する」
といった駄洒落系コピーも、そりゃ嫌いじゃなかったけど。

http://s01.megalodon.jp/2009-0630-0821-14/www.tobunken.com/diary/diary20090625101840.html

×真木準 ○眞木準
×62歳 ○60歳
×「でっかいどう、北海道」 ○「でっかいどお。北海道」

Google にも「もしかして: 眞木準」と表示されるし、名前を間違えるなんて……とは思った
けど、こちらはまあ、Amazon などの書店 Web や報道によっては「真木準」となっている
せいかと好意的に解釈できないこともないとして。
(しかし、唐沢俊一が愛用しているという訃報ドットコム http://fu-hou.com/2533 では
「おくやみ:眞木準氏」と「眞木準」表記なんだけど)。

お亡くなりになった時点で 60 歳の「享年61」を、「62歳」にしてしまった理由は不明。
「享年62」を、「62歳」という表記にしてしまった理由は不明。
(コメント欄でのご指摘の通り、「享年61」ではなく「享年 62」が正しいため、お詫びのうえ
訂正します。でも、数え年に「享年」もつけないで「歳」をつけるのは、やはりナシという
ことで)。

「でっかいどお。北海道」は、Wikipedia はもちろん、短い訃報記事の中にも必ず紹介
されているといっていいコピーなので、こちらが「でっかいどう、北海道」になった理由は
もっと不明。

2ちゃんねるのスレでは、「コピペすら満足に出来ないのでは」などともいわれているが
(Read More 参照)、「コピーライター、土屋耕一氏死去」の際の『君の瞳は1000ボルト』
といい、唐沢俊一はコピーライターについて語らない方がよいのでは。

http://www.amazon.co.jp/dp/4883350916
>一語一絵 (単行本)真木 準 (著)
〈略〉
>内容(「MARC」データベースより)
> 「でっかいどお。北海道」「飲む時は、ただの人」「恋が着せ、愛が脱がせる」…。駄洒
>落系から優れたアフォリズム、恋にまつわるコピーまで、心奪う一語を、目奪う一絵と
>ともに一冊にまとめる。島田雅彦の解説を付す。


http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/entertainment/CO2009062401000934.html
>2009年6月24日(水)21:54
> 全日空の「でっかいどお。北海道」などのキャッチコピーで知られるコピーライターの
>真木準(まき・じゅん)さんが22日朝、急性心筋梗塞のため死去した。60歳。


その他参考 URL:
- http://www.j-cast.com/2009/06/25043975.html
- http://ja.wikipedia.org/wiki/眞木準
- http://news.videoboys.tv/index.php?itemid=1447&catid=9
- http://jpo.arch-i-tect.com/?eid=178246

http://www.fujiokashin.com/criticism.html の「追悼(2009/06/29)」も参照のこと。


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