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2012.01.04 (Wed)

『唐沢なをきのうらごし劇場』に登場する唐沢俊一先生または兄

京本政樹とショッカーO野と唐沢俊一」に、『唐沢なをきのうらごし劇場』は、「『唐沢
俊一先生』は一登場人物として 3 回ほどチラリと登場する微妙な本」と書いたのだが、
どう微妙なのか説明してみるテスト。

『唐沢なをきのうらごし劇場』 P.20 「初出:B-CLUB vol.110 1995年1月号」
>「あれ「アーチーじゃなくっちゃ」ってハンナ・バーベラだっけ」

>「「サブリナ」で「ドボチョン一家」と「アーチー」のキャラが共演してたのみたことあるぞ」
>ハンナバーバラだろ、アレも

>↑じょうほうていきょう唐沢俊一せんせえ


「ハンナバーバラ」は原文ママ。この本の他の箇所では、すべて「バーベラ」表記になって
いるのだが、なぜか「唐沢俊一せんせえ」のお言葉だけ「バーバラ」となっている。

これ、単なる書き間違いではない可能性があって、唐沢俊一は、2007 年の裏モノ日記
にも「ハンナ・バーバラ版」とか書いていて (ここを参照)、一貫して「バーバラ」の人かも
しれないのだ。(←変な日本語)

それはともかく、唐沢俊一が、例の帽子と渦巻きメガネの似顔絵つきで登場するのは、
上に引用した「じょうほうていきょう唐沢俊一せんせえ」のページ (P.20)、この一箇所のみ
である。……そして、その 1 年後に、唐沢なをきは以下のようなことを書いている。

『唐沢なをきのうらごし劇場』 P.34 「初出:B-CLUB vol.122 1996年2月号」
>以前この連載の第10回でCD「ハンナバーベラ日本語盤主題歌衆」をとりあげたときに
>「幽霊城のドボチョン一家」「かわいい魔女サブリナ」「アーチーじゃなくっちゃ」
>…の曲がなんではいってないんだ、ゆるせん!とか書いちゃいましたが、
>当時の日本版プロデューサー高桑慎一郎さんの本を読んだら、これらはHB作品では
>ないそうです.失礼しました
>とほほほ
>イートハーヴ出版「ケンケンと愉快な仲間たち」


「イートハーヴ出版」は原文ママ。本当は「イーハトーヴ出版」というのは、おいといて。

「ハンナバーバラだろ、アレも」という「じょうほうていきょう唐沢俊一せんせえ」は、弟を
相手にもガセで迷惑をかけていたというオチなんだろうか。

http://www.amazon.co.jp/dp/4900779024
>ケンケンと愉快な仲間たち [単行本]
>高桑 慎一郎 (著)
〈略〉
>ハンナ・バーベラ・アニメ初の書籍化。超話題のキャラクター、ケンケンの全貌が今初め
>て明かされる。ケンケンの名付け親・高桑慎一郎が満を持してペンをとった、懐かしい
>のに新しいキャラクターのオン・パレード。チキチキマシン猛レースをはじめとして、電子
>超人Uバード、スカイキッド ブラック魔王、原始家族、などなどハンナ・バーベラ作品勢
>揃い。
〈略〉
>出版社: イーハトーヴ出版 (1995/08)



それから、さらに 1 年とちょっと経ってから、もうほとぼりもさめた (?) との判断か、「唐沢
俊一先生」が再登場。ただし、似顔絵はなし。

『唐沢なをきのうらごし劇場』 P.65 「初出:B-CLUB vol.138 1997年4月号」
>航空情報別冊
>SF・宇宙映画のすべて
>珍資料という意味では当時最高
>「どのくらいヘンであるかは唐沢俊一先生の著作にくわしい」


宣伝してあげているのかなとも思ったが、この「唐沢俊一先生の著作」というのが、どの本
なのかはわからない。『古本マニア雑学ノート』か『トンデモ怪書録』あたりかなとは思うん
だけど……。販促にはならなかったのではないかと想像する。

『唐沢なをきのうらごし劇場』 P.67  「初出:B-CLUB vol.138 1997年6月号」
>では最後にわれらのモリツグが出したレコード、
>コテコテのムード歌謡を紹介してシメたいと思う
> 資料提供は唐沢俊一先生

>「いろいろな意味でタイヘンな歌である」


「われらのモリツグ」というのは、ウルトラセブンのモロボシダン役をしていた森次晃嗣。

「中山大三郎 作詞作曲」で「伊藤雪彦 編曲」の「夢の糸」という歌の歌詞カードらしき
写真が貼付けられているのだが、JASRAC 表記はなし。……そんなことより、これがどう
「タイヘンな歌」なのか、面白さのツボみたいなものが自分にはよくわからなかった。
単なる普通のムード歌謡の歌詞のように思えるし、歌詞の打ち込みは何かと面倒そう
なので、今回はパス。


で、「唐沢俊一せんせえ」「唐沢俊一先生」としての登場は、以上 3 回なんだけど、実は
3 回とも、彼が唐沢なをきの兄だという説明はいっさいないままの登場である。逆に、
唐沢なをきが『宇宙戦艦ヤマト』の思い出を語る箇所では、「兄の紹介でアニメサークル
の連中とつきあうようになるわ」と書いてあっても、「唐沢俊一」の名前も似顔絵も登場
しなかったりする。

『唐沢なをきのうらごし劇場』 P.131 「初出:AX vol.029 2000年9月号」
>あの日以来 私はヤマトのパロディ(笑)マンガを描くようになるわ
>  うへへへー宇宙戦車♪
>アニメ番組をカセットテープに録音したり写真にとったりするようになるわ
>「まだ家庭用のビデオデッキは普及してません」
>兄の紹介でアニメサークルの連中とつきあうようになるわ
>  放課後喫茶店で何時間もダベるやつ
>ヤマトの設定書を文具屋で数百枚コピーするわ
>  (知りあいの店員にオマケしてもらった)
>「すっかり人の道を踏みはずしたマニアになってしまいましたとさ」



唐沢俊一とヤマトについては、ここやそのリンク先を参照のこと。

唐沢なをきが「ヤマトのパロディ(笑)マンガ」を描いていた頃、唐沢俊一は「古代進と森雪
のセックス話をてんでに作って夜の作業に供していたとき、私の作ったストーリィの巧みさ
に全クラスが驚嘆(カトリックの男子校だった)」だったり、「ガッチャマンのパロディ漫画
を、札幌・狸小路のはずれにあった民芸 喫茶で仲間たちと創作していたのが、私のやさ
ぐれ青春」だったりした (ここを参照) のかと思うと、ある意味感慨深い。

唐沢なをきが「ヤマトの設定書を文具屋で数百枚コピーするわ(知りあいの店員にオマケ
してもらった)」だったのが、唐沢俊一となると、札幌のリーブルなにわの十円コピー機が
カウンター方式だったのを、数字をごまかす「ズルの名人」だったと自慢していたりする
(『トンデモ創世記 2000』 P.38、ここに書いたこともある)、その対比も興味深い。

『唐沢なをきのうらごし劇場』 P.131
>…で、私はなぜかその5年後の「ガンダム」には乗りそこねてしまったのだった。
>オタク失格だね。反省。
>  あのころのアニメファンのさわぎようといったらのう
>自分と同年代以降の、「こっちの趣味の方々」とお話しする時はこれが
>よく障害になりますね。



んで、『唐沢なをきのうらごし劇場』に目を通して、ある意味“新鮮”だなあと感じたのは、
「兄の紹介でアニメサークルの連中とつきあうようになるわ」の「兄」という文字以外に、
兄としての唐沢俊一が登場しないこと。

唐沢商会名義の本や、『古本マニア雑学ノート』やなどを読んでいると、唐沢なをきの
描いた漫画で、映画館の中で兄弟隣同士に座っている絵とか、兄弟 2 人きりでオタク話
をしている図とかが数多く出てくるのが当たり前だったりするのだが、『唐沢なをきのうら
ごし劇場』では、ヤマトの話であってもスターウォーズの話でも、何人かの同級生とともに
盛り上がっている唐沢なをきの姿が描かれていて、唐沢俊一らしい登場人物はいない。
映画館の座席には、唐沢なをきが 1 人で座っていたりする。

家の外の話ならともかく、小さい頃、家の中でテレビを見ていたり玩具で遊んでいたとき
の話なら、兄の姿もいっしょに描かれていてよさそうなのに、そういうのもない。まあ、唐沢
商会の本でもないのに、いちいち兄の絵を描き加えて手間をふやすこともないとの判断
なのかもしれないが。


ついでに。描かれていないことに着目するなら、バンダイ時代からの連載で、特撮だけで
はなく必殺シリーズの話題も頻繁に出てくる (担当編集者が必殺ファンだったそうだ) のに
京本政樹がほとんど登場しないのには、何だかなあと思った。自分が見つけたのは,この
一箇所のみ。

『唐沢なをきのうらごし劇場』 P.24 「初出:B-CLUB vol.115 1995年6月号」
>特集第2弾っ
>必殺シリーズと特撮モノとの相関関係
〈略〉
>その4・この人はとりあえずハズせないよね、京本政樹
>仕事人V
>「仮面ライダーBLACK」の」ゲスト役から「スカルソルジャー」まで
>やるしかねえ


いやまあ、扱いが小さいぞ何だかなあと思ってしまうのは、単に自分が、京本政樹ファン
に片足をつっこみかけている、それだけのせいのような気もするが。(←これはこれで京本
政樹ファンの人に怒られるかも……怒らないでください)


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01:31  |  資料編 (14) +  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

2012.01.03 (Tue)

京本政樹とショッカーO野と唐沢俊一

本当はコレクターではなかった京本政樹 (1)
本当はコレクターではなかった京本政樹 (2)
本当はコレクターではなかった京本政樹 (3)

京本政樹の登場する裏モノ日記
京本政樹の登場する裏モノ日記 (2)

の続きみたいなもの……といっても、断片的な情報提示と、あいまいな推測しかできない
けど。

以前にここのコメント欄に、「京本政樹さんは本もたくさん出しているのですよね。その中に
は、唐沢俊一を含む、オタクサブカル系もの書きの人らが、 こんな本を自分で出したかっ
たーとかうらやましがりそうな本も……」と書いたことがある。

http://www.amazon.co.jp/dp/489189234X
>京本政樹のHERO考証学 (B‐club special)
〈略〉
>HEROの再現。京本政樹が、最も力を入れて取り組んできたテーマだ。憧れのHEROの
>最初の姿、最もそのHEROらしい姿を、正確に再現することがHERO研究家としての京本
>政樹の最大の目標なのだ。そのために、貴重な資料を捜し、当時の関係者の証言を
>集め、徹底考証した上で、妥協のない造型に仕上げていく。京本政樹が傾けた、情熱
>の結実が、このHERO再現編なのである。
〈略〉
>出版社: バンダイ (1992/06)


http://www.amazon.co.jp/dp/4575290092/
>HERO交友録 [単行本]
〈略〉
>ヒーローとは何か。黒部進、森次晃嗣ら16人のヒーロー・ヒロインが、真実のエピソード
>や本音を熱く語り合った。バンダイ92年刊の「京本政樹のHERO考証学」の対談部分を
>もとに、新たな原稿を加え再構成。
〈略〉
>出版社: 双葉社 (1999/10)


http://www.amazon.co.jp/dp/4522215118/
>超ウルトラ雑学クイズ―ウルトラ戦士が出題する常識・雑学問題115 [単行本]
〈略〉
>お約束します。この本は絶対おもしろい。ウルトラマンの写真やストーリーがおもしろい
>だけではない。ウルトラマンのこぼれ話だって載っている。おもしろい上に雑学博士に
>なってしまえる。こんなに盛り沢山でいいのだろうか?
〈略〉
>出版社: 永岡書店 (1994/04)


「1990 年代前半の京本政樹とは、唐沢俊一および彼と同系統同クラスのライターたちに
とって、モロ商売仇であったかもしれません。それで一方的に妬まれ恨まれている可能性
もあるかと思えてきました」なんてことも書いたのだが、2ちゃんねるのスレに恨みつらみ
を書く動機となり得る (←あくまで可能性です) のは、時期的には『HERO交友録』の方が
大きいかも。

『京本政樹のHERO考証学』もそうだけど、『HERO交友録』には、仮面ライダーの藤岡弘、
ウルトラマン、ウルトラセブンの両方に出演した毒蝮三太夫、ウルトラセブンの森次晃嗣、
ひし美ゆり子、仮面ライダーV3の宮内洋、人造人間キカイダーの伴直弥、帰ってきた
ウルトラマンの団時朗、榊原るみ等々、素人の自分にもわかるインタビューイの豪華さで
ある。『HERO交友録』にはこれに、柔道一直線の櫻木健一や、仮面ライダー2号の佐々
木剛などが加わる。


で、『HERO交友録』には潮健児の名前は出てこないが、『京本政樹のHERO考証学』の
方には出てくる。『星を喰った男』に書かれているのは、若山富三郎の通夜で潮健児と
京本政樹が出会い、後日電話で京本政樹が潮健児に出演依頼するところまで (1992 年
4 月、ここを参照) しかない。それより後の様子が、1992 年 6 月に出版された『京本政樹
のHERO考証学』 (奥付では「平成 4 年 7 月 1 日 初刷」) からうかがうことができる。

『京本政樹のHERO考証学』 P.144
> その七色仮面だが当時のTVは白黒で、仮面の本当の色はメンコやカルタなどから金
>色と想像するしかなく、通説でも金色とされてきた。だが、出演者の潮健児さんの証言
>で、実は銀色であったという事が判った、この新事実をみなさんにお伝えしよう。

>■特別寄稿
>潮健児
>『七色仮面』は37才の頃の作品です。まだTV映画も初期で、機材も映画と同じ35ミリ
>のカメラを使ってたから、ぼくも本編と同じ気持ちで、コブラ仮面の部下のサソリの万吉
>という役を気合いを入れてやりました。あの仮面よく金色と言われますが実際は銀色で
>したよ。被ったのは主演の波島さんとは別の人と記憶してますが、子供版『多羅尾伴
>内』みたいでしたねぇ。後にダイヤ仮面という役で、七色仮面と対決もしましたしね。
> ぼくは子供番組はとても大事なものだと思います。子供の頃の印象は大人になっても
>残るからね。だから、「子供番組やらせたら潮健児は最高の芝居するね。」と言われた
>いという、プライドを持って仕事してます。長くやって愛着のある地獄大使を初め、ぼく
>がおそらく、子供番組出演の最多記録を持ってるのも、そんなプライドを持ってるからな
>んです。(談)

(「初め」は原文ママ)

『京本政樹のHERO考証学』 P.166
>◀潮健児さん演ずるスカルソルジャーの仲間ガジャ。被っているシルクハットは、『悪魔
>くん』の時使った帽子だ。


上に引用したようなことが、唐沢俊一からは全然情報発信されていないのは、どうした
ものかとも思うが、おいといて。

実は、潮さんの帽子 (ここここを参照) については、後年アトラクションなどのために
再制作された可能性もあるのではないかと疑っていたのだが、「被っているシルクハット
は、『悪魔くん』の時使った帽子だ」と断言されているので、その可能性は消えたということ
でよいだろう。特撮オタクとしての京本政樹――Amazon の内容紹介にも「特撮オタクとして
も知られる著者」と書かれている――のいうことだから信用できるでしょう、ということで。

実際、この本での京本政樹は、ヒーローたちが身につけていたスーツや衣装、小物類を
再現するにあたって、当時のフィルムや写真だけでなく、当時使われていた現物を側に
置いて比較してみたり、よい意味での特撮オタクぶりを発揮していたんじゃないかと思う。


さて、この他に『京本政樹のHERO考証学 (B‐club special)』で興味深いなと思ったのは、
奥付にずらずらと並ぶ「協力」の項に、見たことのある名前があること。

『京本政樹のHERO考証学』 P.168
>協力 吉川愛美(愛企画)
〈略〉
>   大野浩(石森プロ)


「吉川愛美」については、うーん、やっぱり、「(Aプロの女性社長は“わたし、こういうオタク
モノって本当は大ッ嫌い!”と、私をオタクとも知らずにささやいた)」 (ここを参照) とかいう
のは、ガセなんじゃないかとしか。唐沢俊一が「Aプロの女性社長」と書いているのは別人
をさしていたというなら話は別だが、その場合は、じゃあそれは誰のこと? という話になる。

それから、『星を喰った男』のプロデュースを担当した大野浩の名前が、こちらにも登場。
こちらのコメント欄に、「ショッカーO野さんは、当時バンダイが出版していた『B-CLUB』で
連載していたと思いますので、 『星を喰った男』がバンダイから出たのは、O野さんのツ
テだと思います」と書き込んでくれた人もいる。

『星を喰った男』 P.322 ~ P.323
>今、所属しているプロダクションで僕の付き人みたいなことをやってくれているナベちゃ
>ん(渡辺克己くん)も、ショーで仮面ライダーを演じてました。横浜でやったSF大会の
>ショーで彼のスーパ-1と対決したんですが、なにしろ僕が主演のショーですからね。い
>くらスーパー1でも地獄大使にかなわない。最後に僕が勝ってしまうというとんでもない
>ショーでしてね。ファンたちも大喜びで、僕もあんなに気持ちのいいことはなかったな、
>アッハッハ。 役者ばかりじゃない、構成作家をやったり専門学校の講師をやったり、八
>面六臂の活躍をしている、ショッカーO野こと大野浩くんも、戦闘員の出身です。彼と
>も、よく一緒にラジオのトークをやったり、舞台に立ったり……そう考えると、僕の周りは
>本当に、ショッカーで固められているんです。まさにあの役は僕の人生ですね。


http://shocker.sakura.ne.jp/p.html
>『カルトクエスト~仮面ライダー編~』(バンダイ)
>『特撮マン現場報告』(月刊アニメック連載・ラポート)
>『正義の味方を支えた人々』(月刊B-CLUB連載・バンダイ)
>『改造人間今日も行く』(月刊B-CLUB連載・バンダイ)
>『ラジオクローバー』(アニラジグランプリ連載・主婦の友社)
>『後楽園ゆうえんち野外劇場公式ガイド』
>『スーパーヒーローショー大全集』(メディアワークス)
>『星を喰った男』(潮健児著・バンダイ、プロデュース)
>『キカイダー讚歌』(池田駿介、伴大介著・星雲社、プロデュース)


ただ、大野浩と潮健児の付き合いはそれなりに長くて親密なものだったとして、大野浩が
そんなにバンダイの出版部門に押しがきいたものなのかとは、失礼ながら少々疑問の
面があって。バンダイから出した本は上でいう『カルトクエスト~仮面ライダー編~』のみ
で、この本の Amazon のページでは著者として名前はあがっていない。まあ、この本の
Amazon のページにかぎっては、著者の項目自体がないのだけれど。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ショッカーO野
>「カルトクエスト500 仮面ライダー編」(バンダイ、1992年発売)

http://www.amazon.co.jp/dp/4891892862
>仮面ライダー (カルトクエスト500) [単行本]
〈略〉
>出版社: バンダイ (1992/11)


http://ja.wikipedia.org/wiki/ショッカーO野
>「カルトクエスト500 仮面ライダー編」(バンダイ、1992年発売)

http://www.amazon.co.jp/dp/4891892862
>仮面ライダー (カルトクエスト500) [単行本]
〈略〉
>出版社: バンダイ (1992/11)


実は、「B-CLUB」には唐沢なをきも連載していて、もしかしたら弟のツテがあった (ここ
参照) からバンダイと話がついたのかとも思ったのだけど、「唐沢なをきの裏漉し劇場」の
連載は 1994 年からであり、『星を喰った男』が出た 1993 年の翌年なので、その可能性
はなし。

http://ja.wikipedia.org/wiki/B-CLUB_(模型雑誌)
>・唐沢なをき「唐沢なをきの裏漉し劇場」
〈略〉
>・ショッカーO野「改造人間今日も行く」


http://www.amazon.co.jp/dp/484021851X
>唐沢なをきのうらごし劇場 [単行本]
>唐沢 なをき (著)
〈略〉
>本書は『B‐CLUB』と『AX』にまたがり、1994年から2000年までおよそ7年間連載してい
>たマンガコラムをまとめたものである。


ちなみに、『唐沢なをきのうらごし劇場』は唐沢商会の本ではなく、唐沢俊一は関与して
いない。「唐沢俊一先生」は一登場人物として 3 回ほどチラリと登場する微妙な本


まあ、そんなこんなで、『星を喰った男』は、京本政樹の引きがあったからバンダイから
出版できたのではないかと、個人的には妄想しているわけなんだけど、それは妄想に
しか過ぎないし、ショッカーO野と唐沢俊一の関係について気になることもあるし、という
ことで。

「ショッカーO野 唐沢俊一」でググるとトップにくるのが「唐沢俊一検証blog」の「星を喰っ
ちゃえ。
」で、同ブログには「十五年前のカゲロウ。」という、記憶に新しいエントリーもある。

http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20111001/1317436644
> まず、「裏モノ会議室」の1995年12月11日の書き込みで(一応発言者の名前は伏せ
>ておく)、『サイキック青年団』で京本政樹が潮健児の葬儀に乗り込み地獄大使のマス
>クを無理矢理持ち出そうとして、制止しようとした遺族に向かって5万円を叩きつけた、
>と竹内義和が怒っていた、という話を紹介している。…この書き込みを見る限り、『サイ
>キック青年団』が京本の悪評を広めたという事実は確かにあったのだろう。
> この発言に対して、唐沢俊一はやはり1995年12月11日の書き込みの中で「5万円」
>云々は虚偽であるとしたうえで、京本が潮健児の葬儀に当たって尽力したことも説明し
>ている。ただ、その後で京本が「形見分け」と称してメフィストの帽子と靴を持ち出そうと
>したのをショッカーO野と2人で止め、潮健児が所有していたコレクションを2人で引き
>取ったことも記している。


これを読むと、唐沢俊一とショッカーO野はそれなりに仲良し (?) で、潮健児の遺品も
2 人で仲良く山分けかとも思えるが、考えてみれば「裏モノ会議室」に書き込まれたこと
をショッカーO野がチェックできる状況にあったかというのは疑問で、ここでも唐沢俊一は
言いたい放題でフカしている可能性はある。

裏モノ日記で、潮健児がらみで、ショッカーO野 (大野浩) の名前が登場することはない。
彼の名前が出てくること自体あまりなくて、見つけたのは以下の 3 ヵ所くらいのもの。

http://www.tobunken.com/diary/diary20000420000000.html

昔、潮健児さんにショッカー大野が交通事故で脾臓破裂になったらしい、
と電話したときの第一声が“それはヒゾウ事態だ”というもので、思わず
“うまいっ!”と叫んだものだ。


http://www.tobunken.com/diary/diary20030713000000.html

今日の上映の正式タイトルは『日本漫画映画発達史~嗚呼! 先駆者
たち』であるが、今日びこんな古い日本のアニメ作品を見にこようという
人がどれくらいいるのかねえ、と思っていたら、続々という感じでつめかけ、
550席ある中野ゼロ小ホールの、7分は埋まった。ショッカーO野なんて
顔も見えて、こういうアニメなど見るのか、と意外だったが、考えてみれば、
片山さんと知り合いだった。


http://www.tobunken.com/diary/diary20031217000000.html

原田智生監督『牙吉』試写。20分前に着いたのだが、すでに満員の
盛況。なんとか席を見つけて坐る。肩をポンと叩かれたのでよく見たら
林家しん平さん。他に見渡すと、氷川竜介さんご夫妻の姿あり、金子
吉延さんの顔あり、ショッカー大野氏もいた。いやに顔見知り度の 高い
試写である。



一方、2ちゃんねるのスレへの書き込みで散見されるのが、潮健児の本をめぐって、唐沢
俊一とショッカーO野が、もめたという話。2 人が仲が良いという話は見つからない。

http://mimizun.com/log/2ch/sfx/953083444/
>17 :名無しさん:2000/03/19(日) 11:40
>潮健児の伝記本をめぐって、唐沢俊一とショッカー大野が
>もめたそうだが?
>あと、遺品の衣装を勝手に持ってっちゃった人がいたとか。


まあ「ショッカー大野」という表記は、唐沢俊一だけがするわけではないけどねえ……。
それを抜きにしても、上の過去スレの書き込みの人は、何だか唐沢俊一風味の文体。

http://mimizun.com/log/2ch/sfx/960043292/
>22 :潮さんの死の際 :2000/10/19(木) 21:21
>唐沢俊一に言いがかりをつけた男ですね。 裏フィギュア王に書いてたんで

>44 :警報!:2000/11/02(木) 05:50
>唐沢俊一が書き込んでいる模様。


「裏フィギュア王」というコピー本があって、そこで唐沢俊一は「ショッカーO野をボロクソに
書いていた」という話も、唐沢俊一スレの過去ログで見つかったりもする。

http://yomi.mobi/read.cgi/love6/love6_books_1185300258
>269 名前:無名草子さん mailto:sage [2007/07/30(月) 21:14:09 ]
>潮健児氏の本ではショッカーO野と揉めたな
>今思うとあれも何か妙な事件だった。


http://log2ch.net/read.php/books/1228498104/
>23 : 無名草子さん[] : 2008/12/06(土) 09:39:54
>ヒーロー特撮といえばこの人、のショッカーO野さんは何と言ってるんだろうねぇ

>36 : 無名草子さん[sage] : 2008/12/06(土) 12:38:55
>>>23
>唐沢は「星を喰った男」の件で、「裏フィギュア王」ってコピー本のなかで
>ショッカーO野をボロクソに書いていたのを記憶している
>当時はそんなもんかと思っていたけど、今考えてみると唐沢の怒り方は
>いつものパターンだね(相手を一方的に悪者にする)


http://unkar.org/r/books/1229176354
>195 :無名草子さん:2008/12/15(月) 09:42:38
>「トンデモない一行知識の世界」さんの「星を喰った男」関連エントリを読んだ。
http://diary.jp.aol.com/yzuc9ww/803.html
>吐き気がした。本気で、めまいを起こした。
>唐沢俊一、てめえ人間じゃねえ。

>…なるほどな、これじゃあショッカーO野さんとケンカになったわけだ!


「裏フィギュア王」というのは 1999 年に出したらしい。

http://picnic.to/~babylon/exdia/dia199902.html
>休憩時間に真道寺軍が来ているのを発見。ちょっと話をして、真道寺軍がいらないとい
>う「裏フィギュア王」を譲ってもらう。並ぶのめんどくさいんだもん。


入手は難しそう……と尻切れトンボで終わることをお詫びするです。

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2011.12.24 (Sat)

何より大切なのは兜甲児へのショタ萌えというやつ?

http://www.tobunken.com/news/news20111224021014.html

イベント
2011年12月24日投稿
美しきキャラクターたち 【追悼 荒木伸吾】

札幌時代運営していたアニメファンサークルに、女子高生が入会を
希望してきた。プロフィールを見たら、“好きなアニメ”の欄に
当時の新番組『ダンガードA』とならんで、『少年徳川家康』
『新巨人の星』などの名が並んでおり、どうも脈絡がないな、
と思っていたら、誰かがその欄をのぞき込んで、
「わかった、この子、荒木伸吾のファンなんだよ!」
と言って、疑問が氷解したことがあった。上記作品は全て
荒木伸吾がキャラデザインを担当している。1977年当時、
すでにキャラデザインで見るアニメを選ぶディープなマニア女子高生が
存在していたということである。

われわれにとって、キャラクター・デザイナー荒木伸吾の名を
記憶したのは1973年の『バビル2世』においてであり、
そして1975年の『UFOロボ・グレンダイザー』でその
流麗なペンのタッチは脳裏に深く刻まれた。現在の美少女アニメキャラ
の原点とも言うべきマリア(主人公・デュークフリードの妹)が
名高いが、私にとってはゲストキャラの描写が際立って印象的で
あり、中でも76年12月放映の63話『雪に消えた少女キリカ』
に登場したコマンダー・キリカの美しさは、一話のみのゲストキャラ
とは思えないセンセーションを、決して大げさではなく見ていた
ファンたちに巻き起こした。荒木伸吾=美形キャラ、という
公式が完成したのはこの時期であり、それは荒木自身のプロダクション
の女性アニメーターである姫野美智の影響が大きい。
とはいえ、それを男の子向けのアニメの中で輝く存在に仕上げたのは
やはり荒木の才能だろう。

ところでこの『グレンダイザー』のメインキャラデザイナーは
小松原一男なのだが、後半、荒木伸吾にバトンタッチする。前半では
(前々作の主人公でありながら)三枚目的役割に落とされてしまった
兜甲児が、荒木調の作画で美少年キャラとなり、しかも設定上、
年上のデュークフリードに対して徹底した弟キャラで接する。
ちょうど時代は竹宮惠子(当時恵子)が『風と樹の詩』を連載開始
したころ。それまでロボットものは男の子、魔法少女は女の子
と区分分けされていたアニメの世界での視聴者混淆が起こって、
女性たちがフリードこと宇門大介と兜甲児をカップリングさせて
二次創作作品を描くというムーブメントが起こり、これが後の
やおい、BL文化に発展していく。耽美主義傾向が強かった“カゼキ”
(当時のファンは『風と樹の詩』のことをこう呼んだ)系ではなく
後のBLの、あっけらかんとした男子同性愛の世界が主流となった
のは、ロボットアニメという単純明快な世界をその出発点にした
ためではないかと思っている。

荒木氏はまさかそんなムーブメントが自分の作画から起こるとは
想像もしていなかったろう。しかし、やがて氏の代表作となる
作品は、自らが(意識しなかったとはいえ)作り出したBLブーム
の上に乗って女性たちに圧倒的な人気を誇ることになる。
1986年開始のアニメ『聖闘士星矢』である。車田正美原作の
少年マンガっぽいキャラを、見事なアニメ美形キャラに描きかえた
その作品は、ちょうどコミックマーケットの規模が大きく拡大した
時期と合致したこともあり、二次創作系同人誌の人気を一気に
底上げした。荒木氏の本領は決して美形キャラだけではなく、
大胆な画面構成や動きにもあるのだが、しかし、荒木伸吾がアニメ界
になした最も大きな貢献は、このキャラの魅力で凄まじい数の
ファン(主に女性)をアニメに引き込んだことだろう。

http://megalodon.jp/2011-1224-1314-39/www.tobunken.com/news/news20111224021014.html

×デュークフリード ○デューク・フリード
×『風と樹の詩』 ○『風と木の詩』

「札幌時代運営していたアニメファンサークル」って……所属していたのはアニメソングの
同好会で、「僕自身は、アニメソングへの興味はあったがヤマトのファンでも何でもなく」と
昔の本には書いていて (ここを参照)、「本当はサークルの代表者ではなかった唐沢俊一
なのだが、うちのうちの詐欺に、あくまでしがみつきたいらしい……。

それはともかく、「キャラデザインで見るアニメを選ぶディープなマニア女子高生が存在」と
いわれても、『ダンガードA』、『少年徳川家康』、『新巨人の星』ときて、「『わかった、この
子、荒木伸吾のファンなんだよ!』と言って、疑問が氷解」するというのが、どうにも理解
しにくい。1977 年当時の女子高生なら 1960 年前後の生まれのはずで、荒木伸吾の
キャラデザインを好んでいて、『キューティーハニー』、『魔女っ子メグちゃん』あたりを完全
に無視するというのは、「疑問が氷解」どころか謎が深まるばかりという感じで。

http://ja.wikipedia.org/wiki/荒木伸吾
>1970年から虫プロダクションで、杉野昭夫、金山明博との3人共同で『あしたのジョー』
>の作画監督を務めた。また、この年から『キックの鬼』『魔法のマコちゃん』で作画監督
>をしたのを手始めに東映動画作品にも参加するようになった。1971年には友人とスタジ
>オZを設立(後輩の金田伊功もここに在席)。1973年にフリーになり、テレビアニメ『バビ
>ル2世』で荒木は初のキャラクターデザインを任された。これらは初期のキャラクターで
>は最も愛着が強いという。
>さらに東映動画では、1973年の『キューティーハニー』、1974年の『魔女っ子メグちゃ
>ん』、1975年の『少年徳川家康』『UFOロボ グレンダイザー』、1977年の『惑星ロボ ダン
>ガードA』と立て続けに東映動画作品のキャラクターデザインをして、荒木の名を印象付
>けた。特に『惑星ロボ ダンガードA』の男性キャラクターのトニー・ハーケンは女性ファン
>の支持を得た。
>1970年代末に始まったアニメブームで荒木を人気アニメーターの地位に押し上げたの
>は、これらの作品である。この間、1972年に倒産したジャガードに代わり、1974年に荒
>木プロダクションを設立。設立時からのメンバーである姫野美智を片腕として、姫野の
>少女漫画的な華麗なタッチが荒木の作風に加わった。
〈略〉
>・アタックNo.1(1969年、作画)
〈略〉
>・魔法のマコちゃん (1970年、作画監督)
〈略〉
>・キューティーハニー (1973年、キャラクターデザイン・作画監督)
>・バビル2世 (1973年、キャラクターデザイン・作画監督)
>・柔道讃歌 (1974年、作画監督)
>・魔女っ子メグちゃん (1974年、キャラクターデザイン・作画監督)
>・少年徳川家康 (1975年、キャラクターデザイン・作画監督)
>・UFOロボ グレンダイザー (1975年、キャラクターデザイン・作画監督)
>・新巨人の星 (1977年、作画監督)
>・惑星ロボ ダンガードA (1977年、キャラクターデザイン・作画監督)


さらに、1960 年前後の生まれなら、『アタックNo.1』や『魔法のマコちゃん』も普通に視聴
していただろうに、なぜかメジャーさではやや劣る『少年徳川家康』をあげても、女子向け
アニメと『キューティーハニー』はあげない。

いやまあ、その女子高生の好みがそうだったんだからしょうがないといわれればそれまで
だけど、その次の段落以降の唐沢俊一の説明にも、『バビル2世』、『UFOロボ・グレンダ
イザー』、『聖闘士星矢』はでてきても、『花の子ルンルン』、『ベルサイユのばら』などを
含めて、有名どころをものすごい勢いでスルーしている感じ。

ちなみに、訃報記事と、唐沢俊一の知り合いでもあるというアニメファンの人が 2004 年に
書いた文章を、それぞれ並べてみると以下のようになる。

http://www.asahi.com/showbiz/manga/TKY201112020573.html
>アニメーターの荒木伸吾さん死去 「巨人の星」など
> 荒木伸吾さん(あらき・しんご=アニメーター)が1日、急性循環不全で死去、72歳。
>葬儀は近親者で行う。喪主は妻博子さん。ファンを交えたお別
>れの会を後日開く予定。
> 1960年代から活躍し、テレビアニメ「巨人の星」「あしたのジョー」「ベルサイユの
>ばら」「聖闘士星矢(セイントセイヤ)」などのキャラクターデザインや作画監督、原画
>製作を務めた。


http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/12/02/kiji/K20111202002155560.html
>アニメ監督の荒木伸吾氏死去…「ベルばら」など手がける
〈略〉
> テレビアニメ「ベルサイユのばら」「聖闘士星矢」など、多くの作品の作画監督やキャ
>ラクターデザインを手掛けた。[ 2011年12月2日 14:21 ]


http://zenmetu.sakura.ne.jp/niiki/200404/200404.html
>さて、昨日の日記で使った画像だが元はこれだ
>バンダイから発売された東映アニメヒロインコレクション
>数日前にコンビニに並んでいるのを発見
>ボックスアート(箱絵)の素晴しさに感動
>なんたってボックスアートは荒木伸吾&姫野美智の黄金コンビだからこれはもう買って
>おかないとッ!とか思ったわけで
>あ?荒木伸吾知らないって?「キューティーハニー」とか「UFOロボ グレンダイザー」
>とか「魔女っ子メグちゃん 」とか「花の子ルンルン」とか「聖闘士星矢」とかの一連の
>美形キャラを作り上げパンチラ大好きっ子からやおいオネーサンまで幅広い支持者が
>いるアニメ界の重鎮
>彼の名前を知らずに「アニメファン」とか言うのは非常に恥ずかしいことなので憶えて
>おくように


想像でしかないけど、これは子どもの頃の唐沢俊一と唐沢なをきが、たまたま 2 人とも、
魔法少女ものとか女子向けを、いっさい見ないで過ごしてきたせいで、今回の唐沢俊一
の文章のようなものができあがってしまったのではないけど。

唐沢俊一は、「それまでロボットものは男の子、魔法少女は女の子と区分分けされていた
アニメの世界での視聴者混淆」とやらが『風と樹の詩』の連載の頃に起こり始めたみたい
に書いているが、姉や妹がいた家庭はもちろん、女の子向けのアニメを男がみるなんてと
いう方針の家庭でもなければ、視聴者混淆なんて普通に起こっていた (と自分の経験と
いうか見聞きした範囲で断言させてもらおうかと)。

少なくとも、竹宮恵子の「カゼキ」が、小学生くらいの子どもの「視聴者混淆」に、以後、
影響してくるとは考えにくい。そもそも『風と樹の詩』ではなく、『風と木の詩』だし。

http://ja.wikipedia.org/wiki/風と木の詩
>『風と木の詩』(かぜときのうた)は、竹宮惠子による日本の漫画作品。

しかし、唐沢俊一個人に限定すれば、それまで全然ふれることのなかった女子向けの
漫画やアニメにふれるようになったのが、『風と木の詩』の発表の頃、それ以降という
ことは充分に考えられる (ここここを参照)。それを一般的な話として書くから、何か
間違っているんじゃないかという文章になるだけで。

それから『聖闘士星矢』については、「車田正美原作の少年マンガっぽいキャラを、見事
なアニメ美形キャラに描きかえたその作品は、ちょうどコミックマーケットの規模が大きく
拡大した時期と合致したこともあり、二次創作系同人誌の人気を一気に底上げ」とかいう
唐沢俊一の書き方だと、「車田正美原作の少年マンガっぽいキャラ」のままでは、「二次
創作系同人誌」にあまり使われなかったと誤解させかねないけど、二次創作系同人誌を
描く作者は、原作のマンガを読み込んで、それをベースに描いていたりしたはずで。

いやまあ、それはたまたまお前の知り合いがそうだったんだろうといわれればそれまで
だし、「二次創作系同人誌の人気を一気に底上げ」に、荒木伸吾の「アニメ美形キャラ」
も大きく貢献したというのは想像に難くないけど。

なお、今回の文章以外に唐沢俊一は荒木伸吾について何か語っているかとググったら、
裏モノ日記では、これ↓くらいしか見つからなかった。

http://www.tobunken.com/diary/diary20020820000000.html

『小松原一男アニメーション画集』(これが正式な書名だった)、じっくりと
読了。私の中の小松原ヒロインは何といっても『グレンダイザー』の牧場
ひかる。地味もいいところの徹底した不人気キャラで、番組のファンから
“二度と出すな、出したら殺す”と脅迫状が来たらしい。あまりのことに
テコ入れで後半、登場してきた荒木伸吾キャラのマリアに食われっぱなし
ではあったが、マリアのような“アニメのために作られたキャラ”ではない、
実際に抱きしめたら髪の香りが嗅げそうな、そんな雰囲気があったヒロイン
だった。そこらが、二次元キャラの虚構性を愛するアニメオタクの感性に
合わなかったんだろう。演出家の勝間田具治が彼女をベタ褒めして、
“いい意味での、韓国人の女性の表情”をしている、と言っているのだが、
そうそう、と膝は 打たぬものの、なるほど、と首肯してしまった。


うーん、これも想像でしかないけど、唐沢俊一はもともと荒木伸吾に興味がなかったので
はないか。

兜甲児が「弟キャラ」でどうこうというのも『トンデモ美少年の世界』の「ショタコン・アニメ
史」で書いていたことの使い回しで、しかもそのときには、荒木伸吾の名前はもちろん、
キャラデザインについてはいっさい言及していなかった。むしろ設定重視というか。

『トンデモ美少年の世界』 P.142 ~ P.143 (「ショタコン・アニメ史」)

そこで、制作者たちはすごいことを考えついた。
 その次の作品『UFOロボ・グレンダイザー』において、兜甲児を再登場
させる。ただし、その性格は弟の兜シロー的なものにする、という方針を
打ち出したのである。
 そのため、この作品で、かつては頼りがいのある主人公だった兜甲児
は、自分よりさらに優れたヒーロー、宇門大輔(デュークフリード)にあこが
れる、やんちゃな弟役にランクダウンさせられてしまったのである! テレビ
アニメ史上、こういう役柄変更は初めてで、見ているこっちもオドロイた。
 しかし、これが大変すばらしい効果を生んだのである。剣鉄也や宇門大輔
のように、完全な青年ではなかった兜甲児のキャラクターが際立って、
主人公をはるかに超える複雑なキャラクター性を持つことになったのだ。
しかも、年齢的にかつての少年たちより少し上の甲児には、性的なイメージ
も付加しやすくなった。その結果、当時、ようやく巨大なものとなりつつあった
同人誌界に、大輔×甲児もののやおい(まだ当時、そんな言葉はなかったが)
ブームを到来させたのである。


×デュークフリード ○デューク・フリード
×大輔 ○大介

http://ja.wikipedia.org/wiki/UFOロボ_グレンダイザー
>デューク・フリード / 宇門大介
>声:富山敬 / (スーパーロボット大戦シリーズでの代役は山寺宏一)
>本作の主人公。設定年齢は20歳。宇門博士に救われ養子となった後、博士の経営す
>るシラカバ牧場で働いていた。地球にベガ星の魔手が迫っても、フリード星でのつらい
>過去からか当初は戦うことに後ろ向きだったが、ベガ星のミニフォーに袋だたきにされ
>る兜甲児のTFOを救うため、牧場地下のダム部分に封印しておいたグレンダイザーに
>再び搭乗。やがて甲児と交流を重ねる中で、第二の故郷・地球を守るため、グレンダイ
>ザーで戦うことを決意する。


今回の唐沢俊一の文章でも、「年上のデュークフリードに対して徹底した弟キャラ」とか、
「デューク・フリード」が「デュークフリード」になっている。

まあ、そういう細かいミスはともかくとして、荒木伸吾の名前をしらない者相手でも、作品
を 5、6 個もあげていけば、誰もが少なくとも 1 つ 2 つは見たことがあって、「ああ、あの」
と思い当たると思うんだけどなあ。先に引用した唐沢俊一の知り合いの人は、『魔女っ子
メグちゃん』のノンが好きみたいだけど、同じようなことをいっていた者が自分のごく身近に
もいたりする。

あげるべき作品名だけでもたくさんあるだろうに、何も 10 年以上も前の、荒木伸吾とは
無関係の内容として発表した文章を使い回さなくたって、よいのではないかと思うんで
ある。



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2011.12.22 (Thu)

「近日に上梓予定」の「近日」が長引いているのは「業界のドタバタ」のせい?

http://www.tobunken.com/news/news20111214121953.html

イベント
2011年12月14日投稿
新刊決定

「唐沢は芝居ばっかりやって本を書いてないのではないか」
と業界では言われていますが、いやいや、書いております。
来年、サクサク出しますですよ。

まずはその第一弾
『トンデモ非常時デマ情報レスキュー』(ブリックス発行、コスミック発売)。
今回の震災を受けてワラワラとわいたデマをデータとして、
人間はなぜエマージェンシーの際にデマ情報、陰謀論を
語ろうとするのか、その心理の解析から、人間とトンデモ論の
深い関わりを考察した本。

震災デマを基点に、そもそも人間は情報というものをどう
自分のために利用する生き物なのか、まで筆を及ぼしております。

震災本なのに、震災が原因の業界のドタバタで発行が遅れてしまい
ました(笑)。
1月19日あたりから書店に並びます。

http://megalodon.jp/2011-1219-0159-55/www.tobunken.com/news/news20111214121953.html

風評ではなくて実害だって言い方も最近よく目にしたりします
「引き続き続き第二弾として、あの雑学王唐沢俊一の(震災などの)非常時のトンデモ
 デマ」
「引き続き第二弾として」に訂正されました

の続き。

風評ではなくて実害だって言い方も最近よく目にしたりします」というエントリーを書いた
6 月 4 日の時点では『トンデモ震災デマの世界(仮題)』だったのが、 それから 5 ヵ月後
の「引き続き続き第二弾として、あの雑学王唐沢俊一の(震災などの)非常時のトンデモ
デマ
」の頃には『非常時デマ・陰謀論の世界(仮)』となり、その 1 ヵ月後の今は『トンデモ
非常時デマ情報レスキュー』に。「(仮題)」とか「(仮)」とかが取れて、題名が決定した
と考えてよいのだろう。つまり、「新刊決定」とは、新刊のタイトルが決定、ということで。

そして、http://www.tobunken.com/news/images/bfccbad2a5c7a5decbdcc9bdbbe6.jpg
の表紙画像には、以下の配色で、タイトルの文字が、同じくらいの大きさ、同じくらいの
太さで並んでいる。

「『トンデモ非常時デマ情報レスキュー』というタイトル、まさかそのまんま 全部同じ大きさ
でのタイトルだとは思わなかった。センス無いどころの話じゃないよw」と、2ちゃんねるの
スレでも誰かが書き込んでいた (Read More 参照)。

トンデモ (緑の文字)
 非常時 (赤の文字)
  デマ情報 (黒の文字)
 レスキュー (紺の文字)

……ええと、『トンデモ震災デマの世界(仮題)』のときは、トンデモな震災デマについて
の本だろうと思ったし、『非常時デマ・陰謀論の世界(仮)』は、非常時に飛び交うデマや
陰謀論についての本だと思ったものだった。

で、まじめな話、今回の表紙画像を最初に見たとき、いったい何について書こうとしている
本なのか、なかなか頭に入ってこなかった。いや、マジで。トンデモな非常時にデマ情報を
レスキューとかいわれても、「トンデモ」がどこからどこまでにかかっていて、「レスキュー」
とは何を救おうとしているのか、わかりにくいせいじゃないかと思う……。

『トンデモ非常時デマ情報レスキュー』という字面だけ見ている分にはまだ、トンデモな
非常時デマ情報に対抗するためのレスキュー本か、トンデモな非常時デマから情報を
レスキューする本なのかと、適当に脳内補完して、何かわかった気になれたと思うけど。

これは、「レスキュー」という言葉の使われ方に一因があると思う。「災害レスキュー」なら
災害からの救助だろうし、「データレスキュー」や「ペットレスキュー」なら、データの救出、
ペットの救出となるだろう。どちらにとるかは多分、「レスキュー」の前の言葉から何となく
判断するのが通常で、それが「トンデモ非常時デマ情報レスキュー」ときた場合、「情報」
のみに着目するなら「情報の救助 (救出)」で、「デマ情報」まで含ませるなら「デマ情報」
を救出してどうする? という話になるから、「デマ情報からの救助 (救出)」となるだろう。

つまり、「トンデモ / 非常時デマ情報 / レスキュー」と区切るか、「トンデモ / 非常時デマ
/ 情報 / レスキュー」と区切るかで、しかし表紙の文字の並び方からして後者はないと
いうことのようだ。前者にしても、「非常時」と「デマ情報」が色的にはっきり区切られ過ぎ
ているような気が。

「非常時」と「デマ情報」との間がぶった切られているせいで、「非常時デマ情報」ではなく
「デマ情報」を救助するみたいに見えてしまうだけではなく、「トンデモ」なのが、「非常時
デマ情報」というより「非常時」のみにかかるみたいに錯覚しそうだ。……最後には表紙の
文字から消えたとはいえ、「震災」などを主に扱うのだろうに、いいのかなあ。

だいたい、唐沢俊一の本の題名は、と学会の本の題名のそれとはまた違う「トンデモ」の
使い方をしているものが多いような気がする。

と学会の出している、『トンデモ本の世界』や『トンデモ超常現象99の真相』だったなら、
トンデモな本、トンデモな超常現象を紹介する (そして笑いのネタにする) 本だとすぐに
わかるのだけど、唐沢俊一の『トンデモ一行知識の世界』は、別にトンデモな一行知識の
本というわけではない。……いやまあ、ガセの多さとか (ここここを参照)、結果的には
トンデモな一行知識を集めた本になってしまっているのだが、唐沢俊一本人はそういう
つもりで題名をつけたわけではないだろう。


で、と学会のいうトンデモの定義は「著者の意図とは異なる視点から楽しむことができる
本」だそうだ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/トンデモ本
>「著者の意図とは異なる視点から楽しむことができる本」という意味で、転じて疑似科学
>(エセ科学)との評価を受けている事象を真正の科学であると主張したり、オカルトを本
>気で主張している本、さらには単に内容がでたらめの本の意味で使われる。


それにしても、「疑似科学(エセ科学)との評価を受けている事象を真正の科学であると
主張」に、「オカルトを本気で主張している本」、あげくの果ては「単に内容がでたらめ」
って、まるで唐沢俊一の書いた本のためにあるような言葉みたいな――というのは、おいと
いて。

単なる気のせいかもしれないが、唐沢俊一のいう「人間はなぜエマージェンシーの際に
デマ情報、陰謀論を語ろうとするのか、その心理の解析」なんてものは、出版社の「意図
とは異なる視点から」書かれている本だという可能性が高いと思っている。

「新刊決定」といっても、「『引き続き第二弾として』に訂正されました」のエントリーの頃
から変化はないブリックスのページ。そこには、こう書かれている。

http://www.j-brix.co.jp/publication/index.html
>近刊予定
>引き続き第二弾として、あの雑学王唐沢俊一氏が(震災など)非常時におけるトンデモ
>デマなどに対する情報対処法についての解説書を近日に上梓予定です。


ブリックスの第一弾が『脳が喜ぶ!ホメ上手!』で、「望ましい行動を定着させるための
『褒め方にはセオリーがある』 脳科学に基づいた褒め方テク 完全マニュアル」と書いて
あって、立ち読み分を見ると、かなり具体的なハウツー本という感じ。第二弾の唐沢俊一
の本も「トンデモデマなどに対する情報対処法」で、出版社は具体的な対処法が書かれた
実用書っぽいのを出したくて、題名にも「レスキュー」とかつけたんじゃないかなあ。

震災の「デマなどに対する情報対処法」についての実用書だとしたら、デマに騙されて
損をしないためにはどうしたらよいかとか、自分が心ならずもデマを広める手伝いしない
ためにはどうするかとかの内容が期待されるんじゃないのかと。ついでに、いざというとき
あわてないための備えをしっかりしましょうとか。

しかし、唐沢俊一が語ろうとしているのは、「人間はなぜ〈略〉デマ情報、陰謀論を語ろう
とするのか」であって、どちらかというとこれは、そうとわかってデマの発生源となる者に
事情説明みたいだ。人間はなぜデマを信じてしまうのかとか、デマをデマと思わず広めて
しまうのかとか、受け手・受け身の視点ではなくて。

そりゃ、敵を知ればというので、「デマ情報、陰謀論を語ろうとする」側の「心理の解析」
をするのもよいかもしれないが、「人間とトンデモ論の深い関わりを考察」、「そもそも人間
は情報というものをどう自分のために利用する生き物なのか、まで筆を及ぼして」なんて
方向に力をいれても……そういう薄ぼんやりした一般論は、“役に立つ”情報を求める
読者向きではないと思うけど。

で、「震災本なのに、震災が原因の業界のドタバタで発行が遅れてしまいました(笑)」
って何だか「業界」のせいにしているが、それなら『脳が喜ぶ!ホメ上手!』が順調に (?)
先に出版されたのは、なぜ。

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09:02  |  資料編 (14) +  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2011.12.04 (Sun)

小劇場イコール笑劇場とはかぎらないですよね……?

http://www.tobunken.com/news/news20111202103216.html

イベント
2011年12月2日投稿
三ケ条
〈略〉
私が私なりに、これまで小劇場の芝居を面白い物つまらなかったもの
とりまぜて観て、基本と思っている要素は三つ。これを私は小劇場
芝居三ケ条と呼んでいます。

一に笑い。これは観客の情動を最も快くつかみ、芝居の中に誘導する
働きを持ちます。芝居を見馴れていない、つまりなかなか話の中に
入って
こられない観客でも、笑いの中にならスッと入っていけます。
笑いの要素が(ことに冒頭に)たくさんある芝居が、一般観客に優しい
芝居と言えるわけです。

二に感心。仮にも3000いくらの代価を支払ってくるお客に、それ
だけの金を支払わないと見られないものを見た、と思わせる、鍛練を
重ねた技術を見せることです。長ゼリをすらすら言う、複雑な動作を
ミスなくやってのける、さらには歌や殺陣など。あくまで観客の目から見て、
「ああ、稽古を重ねたんだな、努力したんだな」
とわかるものを見せないといけない。お客はそこで芝居に満足するのです。

三にメッセージ。笑いだけの芝居も結構、アクションだけ見せても
面白いものにはなるでしょう。だが、それだけでは見終ったあと、一抹
のもの足りなさが残るのです。なぜかというと、人間は得た感動を、
言葉にしないと明確に記憶できず、人に伝えられないからなのです。
一ユニットの公演はせいぜい一年に二、三回。次の公演にも足を運んで
もらうためには、この芝居のポイントを言葉にしてお客に伝えること。
そうすると、お客はその言葉を反復することで、芝居の記憶を次の公演まで
つなげることが出来ます。いわばメッセージは、お客様にお持ち帰り
いただくお土産と言えるでしょう。
〈略〉
台本を読み、稽古場に臨み、この三つがうまく混淆して作用しているか
をチェックする。私の作劇・演出法はこれしかない、と言ってもいい
かもしれません。そして、それ以上の満足感を得られたら、それは役者
さんたちの力、キャスティングがもたらした組み合わせの妙、ということ
になるでしょう。

http://megalodon.jp/2011-1204-1017-07/www.tobunken.com/news/news20111202103216.html

時間修正作戦以前に、いろいろ修正した方がよいことがあるのでは
キャスティング 8 割なら脚本は何割? の『タイム・リビジョン 時間修正作戦』
当て書き、ただし、主役以外
の続き。

「入って」のみが、なぜか独立した行になっているのは原文ママ。
ついでに、唐沢俊一は以前、普通に「小劇場演劇」とか書いていた (こことか) んだけど、
それが今回「小劇場芝居」としている理由は不明。


「二に感心」のその内容が、「ああ、稽古を重ねたんだな、努力したんだな」で、その内容
の具体的な例が「長ゼリをすらすら言う、複雑な動作をミスなくやってのける、さらには
歌や殺陣など」って、なあ……。ここコメント欄に書き込まれた「そんなモノは見えない、
漂わせないのがプロじゃないのか」というのには、ひたすら同意。

そりゃ確かに、「ああ、稽古をサボったんだな、努力していないんだな」と観客に思わせて
しまったら問題だろうと思う。長い台詞をつっかえたり、複雑な動作をミスしたり、音痴だっ
たり、リズム感が全然なかったりしたら、おいおい金をもらってこれかよ、といわれてしまう
のも容易に想像できる。

しかし、逆は必ずしも真ならずというか、「ああ、稽古を重ねたんだな、努力したんだな」
などと「感心」したくて劇場に足を運ぶ状況というのは、ちょっと想像しにくい (若手の
勉強会みたいなのは別)。むしろ、客に「感心」してもらいたいのがミエミエな「長ゼリを
すらすら」や「複雑な動作」には、客が白けてしまう危険すらあると思う。唐沢俊一の
文章は、それをあらかじめ読んでいた客に、はいはいここで感心してもらいたいのかな
とか、あれっ「鍛練を重ねた技術」は結局どこで見せてくれたのとか、冷ややかな反応を
引き出す可能性を高めかねない。


で、この「二に感心」に、「一に笑い」と「三にメッセージ」を加えれば、唐沢俊一のいう
「小劇場芝居三ケ条」となるのだけど……そもそも、「小劇場芝居」とは何なんだろうと、
マジで悩むハメになった。

「一に笑い」って、ではギャグがないシリアスなものは成立しにくいものなのかと思ったし、
「三にメッセージ」の方は、唐沢俊一のいう「メッセージ」というのが、いったいどういうもの
なのか、自分にはよくわからなかったし。キャッチーなコピーでも連発するんだろうか。

まあ、これは、自分が無知なせいだろうと思ってググってみたりもした。

http://fringe.jp/blog/archives/2010/09/18122417.html
>小劇場演劇(小劇場)はなにか言えば、fringeでは「このサイトについて」で次のように
>説明している。

>>小劇場演劇(小劇場)は、小さな劇場を意味する言葉ではありません。俳優中心に
>>結成された新劇に対し、演出家中心に組織された集団であること。団体客に依存す
>>る商業演劇や、演劇鑑賞団体と不可分の新劇と異なり、個人客をベースにした手打
>>ち興行であること。つまり劇場の大小ではなく、カンパニーという小さな組織で、演劇
>>を個人で楽しむライフスタイルを体現したものが小劇場だと私は考えています。小劇
>>場という言葉は決してマイナーを意味するのではなく、夢の詰まった演劇本来の姿だ
>>と感じます。小劇場からスタートしたカンパニーは、大劇場で公演するようになっても
>>小劇場演劇なのです。

>芸術面では演出家の存在、興行面では個人客中心であること――これが守られている
>限り、劇場が大きくなっても小劇場演劇(小劇場)だと私は思う。この定義は私自身が
>長年かけて熟成させてきたもので、共感していただける方は多いと信じている。マイ
>ナー感が漂うので、小劇場演劇(小劇場)という言葉を使いたくないという若い演劇人も
>いるようだが、それは全くの誤りである。


http://ja.wikipedia.org/wiki/小劇場
>小劇場(しょうげきじょう)とは小さな劇場のことであるが、小劇場を拠点とした演劇集団
>(劇団)及びその活動(小劇場運動)を指すこともある。小劇場運動は日本で1960年代
>から現代演劇の中心であった新劇に対抗する形で始まり、アングラ演劇とも呼ばれた。
>1970年代以降、つかこうへい、野田秀樹、鴻上尚史、三谷幸喜らが活躍した。


- http://performingarts.jp/J/overview_art/1005_06/1.html
- http://smokerscafe.jp/guide/about_theater/

まあ結局、唐沢俊一のいう「一に笑い」は適切か (小劇場演劇はコメディーばかりか)、
「三にメッセージ」のメッセージとはどういうものかはわからなかったんだけど、「小劇場」
の定義を個人的に考え直すきっかけにはなった。

『タイム・リビジョン』の上演される「小劇場 楽園」は「約70~90席」。自分は、小劇場とは
小さい劇場という認識くらいしかなくて、100 席未満、せいぜい 200 席くらいまでの劇場
でやる芝居を小劇場演劇というのかと漠然と思っていた。ちなみに、唐沢俊一が以前、
「実はこの駅前劇場は、下北沢の小劇場の中でもちょっと公演のハードルが高い小屋な
のです」と書いていた (ここを参照) 「駅前劇場」は、「約160席」。

でも、http://ja.wikipedia.org/wiki/小劇場http://showgeki.info/theater/ に載って
いる小劇場のリストをチェックしてみると、代表格みたいに名前のあがる「本多劇場」が
「客席数386席」で、「紀伊國屋ホール」は「座席数 418」、「青山劇場」になると 1 階と
2 階の席の「合計 1,200席」――と、多いところは多い。

http://www.honda-geki.com/gekijo.shoukai.html
>本多劇場
>1982年11月3日開場 客席数386席

>ザ・スズナリ
>1981年3月開場 収容数230名

>駅前劇場
>1984年10月開場 客席数=約160席

>「劇」 小劇場
>1997年9月開場  客席数=130席

>小劇場 楽園
>2007年2月開場 客席数=約70~90席


http://www.pocketsquare.jp/the_pocket/
>【ザ・ポケット】1998年5月にオープン。ポケットスクエアの中心となる劇場で、客席数は
>ポケットスクエア内で最大を誇ります。約180の座席数と使い勝手のよい舞台スペース
>で、オープン以来様々な劇団によって利用されています。


http://www.kinokuniya.co.jp/store/hall.html
>紀伊國屋ホール
〈略〉
>つかこうへい、野田秀樹、鴻上尚史、三谷幸喜ほかを送り出し、「新劇の甲子園」とも
>呼ばれています。
〈略〉
>座席数  418


http://www.aoyama.org/theatre.html
>青山劇場 劇場案内
〈略〉
>1階 1,010席/2階 190席 合計 1,200席 (オーケストラピット使用時 1,078席)


もっとも、唐沢俊一の「小劇場」の定義では、「約180の座席数」の「ザ・ポケット」 (ここ
参照) は含まれても、「紀伊國屋ホール」は対象外となる様子が、下記の裏モノ日記から
うかがえる。

裏モノ日記 2003年 12月 21日(日曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20031221000000.html

 まあ、上でいろいろリクツも言ったが、一番、今回が大いに笑えた理由
のひとつがお客さんがギッシリだったことだろう。私のよく言うゲッベルス
効果。なにしろ立ち見どころか入れずに帰ったお客さんもいるとのことで、
私も二回ほど席をずらし、さらには客席にしつらえられた壇の下に椅子を
移してみた。客の少ないところで笑うほど心理的抵抗の大きいものはない。
それにしてもよく入った。紀伊國屋でもこれくらい入ってくれることを切に
望む。小劇場を根城にしていた劇団が紀伊國屋ホールに出る場合、演出
から演じ方から、勝手がだいぶ違ってくる。若い座員の多い劇団を率いて、
村木さんもこれからいろいろ大変だろうが頑張ってください。


先に引用させてもらった「劇場が大きくなっても小劇場演劇」というのとは対象的な定義
であるが、「演出から演じ方から、勝手がだいぶ違ってくる」というのは実際あるのだろう
と思える (←素人考えだけど) から、それはそれでよいとして。

気になるのは「私のよく言うゲッベルス効果」の方。これって、以前、「ラポール、ラポート、
レポート、レポールをレポる (?)
」のエントリーに引用したやつだと思う。

http://homepage3.nifty.com/katuraheiji/rakugo/lib/akebono9808.html
>密閉空間に人をぎっしり詰めると,人は自我が侵される不安に慄き,個々の感覚が遠
>のき,何より大衆心理が先行するという。つまり,ちょっとした操作で其処に居る全員の
>心理をコントロールする事が可能なのである。かつてナチスが悪用した手法でもあり,
>古くは寄席や歌舞伎で今は音楽やお笑いのライブで知ってか知らずか取られている手
>法である。曰く,密閉空間に鮨詰めになったひとを笑わかすのは意外に容易い(たとえ
>ば客席に配置されたサクラは伊達ではない)。これを業界用語では「客を転がす」,心
>理学用語で「レポールをかける」 と云う。と,唐沢(俊一)さんに教わった(笑)。
>舞台でひとを笑わすにはコツが必要だが,全員を笑わせようとする必要はないのだ。ま
>してや笑おうと構えている邪気の無い客ばかりの時,雰囲気づくりのお膳立てとしては
>準備万端整ったと云っていい。
>何人かだけのツボを突付く事が出来たら,笑いは伝染する。これが立ちどころに伝染す
>る。


先に述べたように、小劇場演劇は「一に笑い」かどうかは自分には判断がつきかねる。
しかし唐沢俊一が、「小劇場芝居三ケ条」に「一に笑い」をもってきた理由は、何となく
見当がついたような気が。……ゲッベルスといえば、「密閉空間に人をぎっしり詰め」て
心理操作というのは、ちょっと古臭い蘊蓄のような気もしてたまらないけど。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ヨーゼフ・ゲッベルス
>ゲッベルス自身は、前述の政治イベント等とは違い「気楽に楽しめる娯楽の中に宣伝を
>刷り込ませ、相手に宣伝と気づかれないように宣伝を行う」「宣伝したい内容を直接
>キャッチフレーズ化して強調・連呼せず、心の中で思っているであろう不満・疑問・欲望
>を遠まわしに刺激し暴発させる」「もっとも速度の遅い船に船団全体の速度を合わせる
>護送船団の如く、知識レベルの低い階層に合わせた宣伝を心掛ける」を政治宣伝のあ
>るべき姿と心掛けていた。これらの手法・考えは、当時のドイツやソ連、そして後年幾つ
>か登場する全体主義国家(他、カルト団体など)よりも、むしろ民主主義国家(政治だけ
>でなく商業でも)で本領を発揮し易いもので、アメリカ大統領選挙(特に1964年以降)で
>のネガティブキャンペーンや大企業のCMなどが顕著な例である。マインドコントロール#
>洗脳との相違も参照の事。
>壮大な規模の大パレードやマスゲームで優越感をくすぐり、攻撃対象を痛烈に罵倒し
>罵る宣伝は支持者への即効性が望める反面、ある程度以上の知性を持つ大衆、或は
>外国から畏怖や違和感を抱かせる逆宣伝効果が多大にある(敵対勢力に簡単に逆用
>されてしまう)事をゲッベルスは理解し始めていた。



んで、以下はチラ裏みたいなもんだけど、「小劇場からスタートしたカンパニーは、大劇場
で公演するようになっても小劇場演劇」となると、劇団☆新感線も小劇場演劇ということに
なりそうで、それだったら自分も『阿修羅城の瞳』とか見に行ったことがあるな、と。

http://www.vi-shinkansen.co.jp/about/
>84年『つかこうへいサヨナラ3本立』と銘打ち、つか作品と決別。同年『宇宙防衛軍ヒデ
>マロ』より、新生・新感線として活動開始。ハードロック・ヘヴィメタルにのせた独自の
>オリジナル作品を中心とする体制に転換する。
〈略〉
>そのマンガ的な世界をコンサートばりの照明・音響を駆使して彩るド派手な舞台は小劇
>場界では他に類がなく、演劇という枠を越えて広く話題を集める。


個人的には「コンサートばりの照明・音響を駆使」がたまらなかったんだけど、唐沢俊一
って、そういうことにはあまり興味がなさそうで、裏モノ日記で小劇場演劇の照明・音響
に言及することもほとんどないようだった。

裏モノ日記 2003年 04月 27日(日曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20030427000000.html

 新感線の芝居については、以前の日記に(2001年3月28日)『野獣郎
見参』で、その根本的な魅力と、それに伴う問題点を呈示しておいた。その
後、いくつか観る機会を得た舞台でも、その印象は変わらないでいた。
……要は、二転三転四転五転のドンデン返しと錯綜するストーリィが、劇団
名を彷彿とさせるスピード感覚で観客をアレヨアレヨと驚かせっぱなしのまま、
ラストまで引っ張っていく。その複雑怪奇なエネルギッシュさが魅力でありな
がら、しかしそれ故に、演技する役者たちまで、内容や自分のキャラクターが
完全に把握できず、ただ流れに乗って舞台を進行させているだけという印象
を観客に与えてしまう、ということである。当該の舞台は誰よりも目立つ役で
あった(でなくてはならなかった)主役の野獣郎までが、ストーリィにのみこ
まれてしまった感があって、観ていて歯がゆい気分になったものだった。
商業演劇は払った代金分、楽しませてくれてアタリマエ。それを越えたナニカ
が、こちらとしては欲しいのだ。


感想は人それぞれとはいえ、「演技する役者たちまで、内容や自分のキャラクターが完全
に把握できず、ただ流れに乗って舞台を進行させているだけという印象」は、どうにも納得
しにくいんだけど……。

もう少し古い日記には、唐沢俊一が珍しく音響に言及しているものもあり。

裏モノ日記 1999年 12月 08日(水曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary19991208000000.html

6時半、天王洲アイルアートスフィアで劇団新☆感線公演『ロスト・セブン』。
開田夫妻、安達OBさんたちと。
〈略〉
ハネ後、楽屋訪問して、逆木圭一郎氏、粟根まこと氏にラクおめでとう
ございますと挨拶。粟根氏は私の著作のファンだそうで、恐縮。“定説”
などとセリフで言っていた逆木氏に“あれ、アドリブなんですか”と聞いた
ら、セリフレベルではまず、即興はないのだそうだ。完璧に音響効果と
動きをシンクロさせているから、下手なアドリブは不可能だろう。ただ、
これは私のようなブタカン経験者にとってきわめて心臓に悪い。今回の
公演、特に小道具が多く、階段を使ってのアクションが多い。どこか一箇所
でもミスがあったり、転んだりのアクシデントがあるだけで、全体に影響が
出る(そこを出さないのがプロ、という見方もあるだろうが)。十年ほど前、
横浜そごう劇場でミニミュージカルのブタカンやって、奈落を走り回り、
足の裏をパンパンに腫らしたことがあったが、今回も裏方さんはさぞ足の
裏が腫れたことであろう。どこかに一景、息抜きでアドリブ会話だけで成り
立っているインプロビゼーション的な場を作れば、かなり演る方も観る方
もリラックスできると思うのだが、ここらへんは演劇に求めるものの違い
なんだろうな。


……うーん。もしかしたら、唐沢俊一は、のんびりとアドリブを入れられるくらいでないと、
「内容や自分のキャラクターが完全に把握」しているように思えない人なのかも。


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2011.12.04 (Sun)

『現代落語論』から『立川流騒動記』までの道?

唐沢俊一にとってのキーパーソンは立川談志か桂文治か
志ん生と談志と唐沢俊一

の続きのようなもの。今回は、未刊の『立川流騒動記』について、時系列を逆にたどって
みようかと。

以下は立川談之助 (「『地下へ潜れ!』と唐沢俊一は言った」を参照) の掲示板より。

http://9004.teacup.com/dan2448/bbs?page=6 (魚拓)
>新刊 投稿者:匿名 投稿日:2011年11月 5日(土)13時09分49秒
>トンデモで、差配人様の新刊販売はありますか?
>あるいは、白鳥師の新刊と並べての販売とか?

>お答えします 投稿者:差配人 投稿日:2011年11月 7日(月)15時26分27秒
>匿名さんへ

>すいません、新刊は今少々お待ちください。

>ありがとうございました 投稿者:匿名 投稿日:2011年11月 8日(火)00時58分11秒
>心待ちにいたしております…というか、若干急がれた方がよさげな雰囲気というか、
>正にジャストミートなタイミングでの発刊になりそうなと言うべきなのか。

>出版 投稿者:匿名 投稿日:2011年11月23日(水)17時26分27秒
>ぎりぎり間に合わなかったと言うべきか、これ以上ないタイミングになったと言うべきか…
>今まで笑い話にしてきましたが、やっぱり寂しいですね。


「正にジャストミートなタイミングでの発刊になりそう」、「これ以上ないタイミングになった」
には寒々とした気分になった……。

「匿名」の人物が「ぎりぎり間に合わなかった」か、「これ以上ないタイミング」かとか
書き込んだその 3 日後には、立川談志の「CD・DVDの注文殺到」が報じられた。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011112602000196.html
>「天才談志」もう一度 CD・DVDの注文殺到
> 2011年11月26日 夕刊
> 二十一日に死去した落語家・立川談志さんの芸を収めたCDやDVDの売り切れが
>続出している。死去が報じられてわずか一日で各メーカーの在庫が底をついたほどだ。 
>(小林泰介、田中冴子)
> 東京・銀座の山野楽器銀座本店によると、死去の報が流れた二十三日午後から問い
>合わせが殺到し、翌二十四日には売り切れた。緊急注文で対応し、二十四日午後に
>は特設コーナー「追悼・立川談志」を設けた。


実際、会社の近くの書店で、立川談志の CD が並んだコーナーを目撃したときには、少し
驚いた。本屋なのに。そこには立川談志著の本のコーナーはなかったけど、本もそれなり
に売れている様子。

http://www.danshi.co.jp/topics.htm
>オリジナル『現代落語論』久々の重版出来!
>「落語とは人間の業の肯定である」 今も落語ファンのバイブルとして読み継がれている
>『現代落語論』が三一書房より復活しました!
>タイトル:『現代落語論』価格:1,050円(税込)
>発売元:三一書房
>発売日:2011年11月11日発売


上の「重版出来」は亡くなる直前のお知らせと思われるけど、『現代落語論』は Amazon
のランキングでも好調っぽい。というか、自分も買ったひとりだったり。

http://www.amazon.co.jp/dp/4380650073
>現代落語論 (三一新書 507) [新書]
>立川 談志 (著)
〈略〉
>Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 210位 (本のベストセラーを見る)


『人生、成り行き―談志一代記』など、他の本もなかなか。

http://www.amazon.co.jp/dp/4101343357/
>人生、成り行き―談志一代記 (新潮文庫) [文庫]
>立川 談志 (著), 吉川 潮
〈略〉
>Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 929位 (本のベストセラーを見る)


ただし、売れているようだというのは立川談志の本についていえることであって、以下の
ような本まで売れるほど世の中は甘くないみたいで。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4757213042/
>超(スーパー)落語! 立川談笑落語全集 [単行本(ソフトカバー)]
>立川 談笑 (著), 唐沢 俊一 (著)
〈略〉
>Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 126,453位 (本のベストセラーを見る)


で、「ぎりぎり間に合わなかったと言うべきか」の『立川流騒動記』は、まだ発売されて
いない唐沢俊一プロデュース本。

http://www.tobunken.com/news/news20111013105115.html

イベント
2011年10月13日投稿
『立川流騒動記』プレ出版記念LIVE

新橋のミュージックバー『ZZ』を根城に立川談之助が行っている
「おとぼけLIVE寄席」(なんでこのタイトルかというとZZのマスターが
『東京おとぼけキャッツ』のダディ竹千代さんだったから)、さて
今回は私がプロデュースして談之助が現在絶賛執筆中の『立川流騒動記』
をサカナに、落語界の裏の裏をすべて語るよ!
落語より落語ばなしがスキというひねくれファン、全員集合!

10月20日(木)午後7時開演


『立川流騒動記』は年明け発売予定。」によると、「本来は『出版記念イベント』になる
はずだったのが、執筆が進まなかったために『プレ出版LIVE』になったとのこと」である。

2ちゃんねるのスレでも言及している人がいたが (Read More 参照)、『立川流騒動記』
(仮題) という本、今年の 6 月の時点では、8 月頃に発売の予定だとアナウンスされて
いた。それが 10 月頃の出版予定にずれて、さらに今年中には発売されないんじゃない
かという話に。書くのは唐沢俊一本人ではないから、このようなグタグタした遅延は発生
しないかとも予想していたのだが、プロデュースだけでもやっぱりダメだというオチらしい。

http://www.tobunken.com/news/news20110603113044.html

イベント
2011年6月3日投稿
震災デマ本、緊急出版決定

8月に『21世紀訃報録』とプロデュース本『立川流騒動記』
(いずれも仮題)の二冊を刊行する、その作業で大忙しのさなか、
それに先駆けてさらに一冊、刊行が決定しました。


上の引用は今年 6 月のもので、その 1 ヵ月前に「念願の談之助本、刊行決定!」とか
唐沢俊一は書いていたのだが、その告知も、「家元・談志の『現代落語論』の続編」の
つもりだったはずが、編集者に「談志さんが一番トンがっていた時期に一番近くにいた人
ですし」に「これで目の前がパッと開けました」ときて、「出版社と話し合って、まず一番
キャッチーな立川流の話に絞り」と、紆余曲折ぶりがうかがえる。

http://www.tobunken.com/news/news20110504163308.html

新刊
2011年5月4日投稿
念願の談之助本、刊行決定!

立川談之助とのつきあいはもう、20年以上になります。
その落語に対する知識の豊富さ、識見の高さ、そして落語論の
大胆なアナーキーっぷりに惚れ込んで、
「家元・談志の『現代落語論』の続編が書けるのはアナタしかいない!」
とたき付けて新作落語論の草稿を書かせたのはもう何年も前。
ま、ちょっとした大学院の論文なみのものがアガってきました。

それを読んで興奮して、いろいろ出版社を持ち回ったのですが、
どこも面白いと言ってはくれてもなかなか本にはまとまらず。
〈略〉
ちょっと意気消沈していたら、友人の編集者Kくんが
「コンセプトを変えて、談之助さんの自伝にしてみたら。
談志さんが一番トンがっていた時期に一番近くにいた人ですし」
と言ってくれて、これで目の前がパッと開けました。
〈略〉
で、さっそく本人交えて打ち合わせとなったのですが、
最初の私の企画では、まず本人の高校・大学時代、つまり
昭和40年代の落語黄金時代の様相を時代の証言として語ってもらい、
次に談志のもとに弟子入りしてからの議員秘書と前座の二股生活、
そして三遊協会騒動、立川流独立騒動と、落語会を揺るがした事件
の内部からの証言、まとめで例の落語論、という流れだったの
ですが、そのどの部分もあまりにエピソードが多く、あまりに
面白く、とても一冊にはおさめきれない、という問題点が出てきて
しまったのですよ。

とりあえず、と出版社と話し合って、まず一番キャッチーな立川流
の話に絞り、続編続々編でその他のことも語ってもらいましょう、
ということになった。


で、「まず一番キャッチーな立川流の話に絞り」とかいいうのが、上でいう「三遊協会騒
動、立川流独立騒動と、落語会を揺るがした事件の内部からの証言」だとしたら……
前述の『人生、成り行き―談志一代記』 (2010 年 11 月に出たばかり) と内容がカブる
んじゃないかなあという疑問が。

http://www.amazon.co.jp/dp/4101343357/
>人生、成り行き―談志一代記 (新潮文庫) [文庫]
>立川 談志 (著), 吉川 潮
〈略〉
>立川談志。そのセンスと頭脳で落語に革命を起こし、優れた弟子を世に送り出した、
>まさに至宝である。五代目柳家小さんへ入門、寄席・テレビで人気を得、時代の寵児と
>なる。政治の季節を過ごし、芸に開眼。落語協会分裂騒動ののち、自ら落語立川流を
>創設する―。談志が、全幅の信頼を寄せる作家・吉川潮に、波乱万丈の人生を語り尽
>くした。弟子代表・志の輔との対談も収録。
〈略〉
>文庫: 299ページ
>出版社: 新潮社 (2010/11)


上の Amazon のページには、「師匠小さんのこと、修行時代の仲間のこと、昭和53年に
起こった騒動の背景などについては他の家元の著作(『談志楽屋噺』など)のほうが詳しく
読み応えがある。」というレビューもあった。その『談志楽屋噺』もそれなりに売れている
ようだし、これも「在庫あり」なので入手は容易。

http://www.amazon.co.jp/dp/4167522012/
>談志楽屋噺 (文春文庫) [文庫]
>立川 談志 (著)
〈略〉
>文庫: 314ページ
>出版社: 文藝春秋 (1990/03)
〈略〉
>Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 4,705位 (本のベストセラーを見る)


いや何がいいたいかというと、立川談志著本人の本が何冊もあるんだから、普通そちらに
手をのばすはず、弟子の本まで買おうというのは少数派だろう――ということなんだけど。


さて、以下に引用する裏モノ日記は,新潮文庫の『人生、成り行き―談志一代記』が出る
1 年少し前のものである。

裏モノ日記 2009年 08月 26日(水曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20090826095504.html

立川談志関連の本(プロデュース)の企画を進めているのだが、
まさにその談志が年内休養というニュース。
かつえているファンにとり、時宜を得た本になればいいが、と
気を引き締める。

http://megalodon.jp/2011-1203-1707-05/www.tobunken.com/diary/diary20090826095504.html

「かつえているファンにとり、時宜を得た本になればいいが」が、先の掲示板の「正にジャ
ストミートなタイミング」に「これ以上ないタイミング」にそっくりだが、こういう嫌らしいことを
日記に書く暇があれば、さっさと仕事を進めればよかったのにとも思う。

さらにその 2 年前の裏モノ日記には、唐沢俊一が『談志絶倒 昭和落語家伝』を、朝日
の書評で取りあげたという話も書かれていたりもする。

裏モノ日記 2007年 10月 28日(日曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20071028130600.html

コンビニで朝日新聞を買って、掲載されている自分の書評を読む。
今回は『談志絶倒 昭和落語家伝』(大和書房。この書名は
もうちょっと何とかならなかったかな)。


「もうちょっと何とかならなかったかな」は、唐沢俊一の書評の方だろう、というのはおいと
いて


そのまた 2 年前の裏モノ日記。立川談志著ではないが、『小説・落語協団騒動記』という
本についての唐沢俊一の感想は、「うーん、なんで今頃になってこんなもん出すのかね」。

裏モノ日記 2005年 01月 25日(火曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20050125000000.html

 寝床読書は金原亭伯楽『小説・落語協団騒動記』。うーん、なんで今頃に
なってこんなもん出すのかね? 落語協会分裂騒動なら、もっと生々しかった
時期にそれぞれの視点で書かれた『御乱心』『噺の咄の話のはなし』そして
『圓生の録音室』などの良書がすでにあるし、しかもこれらではみな、関係者
が実名で登場する。26年後になって、誰にはばかっているのか小説形式で、
しかも登場人物を全て仮名にしているこの本には、以前の類書になかった
新しい視点や新資料の呈示などがあるわけでもない。
〈略〉
別に新しい視点や事実などなくていいから、もっと自分(当時桂太。作中では
桂馬)を中心に置き、彼が一番近しかった馬生と志ん朝(作中では朝光)の、
騒動の中で落語に対する思いから兄と袂を分かたざるを得なかった弟の葛藤
と、新団体設立が潰えた後、弟をなんとか無傷で協会に復帰させようと動く
兄の関係を中心において、そこに著者の落語と芸に対する意見を織り込んで
書けば、今でも一般読者が読むに堪える内容のものになったろう。これでは
事件当時を知るロートルの落語マニアだけが読む本でしかない(しかも事実
関係にはかなりの間違いがあるらしいし)。出版社が本阿弥書店という聞い
たことのない書肆。もっと大手のところであれば、編集者がきちんと原稿を
指導し、こうして書く方がいいというサジェスチョンをくれたろうが、たぶん担当
にそういった経験とコーチ力がなかったのだろう。それでも売れているらしく
増刷がかかっているのは、『御乱心』も『噺の咄の……』も現在ではすでに絶版
で、手に入れにくくなってしまっているという事情がある。なんとかちくま文庫
あたりで、『御乱心』を文庫化できないものだろうか?

http://megalodon.jp/2011-1203-1708-02/www.tobunken.com/diary/diary20050125000000.html

参考:
- http://ja.wikipedia.org/wiki/御乱心_落語協会分裂と、円生とその弟子たち
- http://kyukyo-do.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-af9a.html
- http://takusen2.seesaa.net/article/115725639.html
- http://www.amazon.co.jp/dp/B000J82JMK
- http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2009/01/post-8fc7.html
- http://metalsty.seesaa.net/article/73444593.html
- http://monetimes.web.fc2.com/e-d-ensho.htm

上に引用の裏モノ日記で興味深いのは、唐沢俊一の意見では、「新しい視点や事実など
なくていいから」、弟子の視点で騒動の裏幕を描いて、「そこに著者の落語と芸に対する
意見を織り込んで書けば、今でも一般読者が読むに堪える内容のものになったろう」と
いう話らしいことだ。それって、もしかして、先に引用した『立川流騒動記』の企画内容 (?)
そのままではないかと。

穿った見方をすれば、「それでも売れているらしく増刷がかかっている」というのが、唐沢
俊一の中の何かのスイッチを押してしまったのではないかなあ、と。

しかし、「かつえているファン」は数多くいるとして、立川談志著の何冊何十冊もの本だけ
では飽き足らなくて、弟子の本まで買おうとする人がどれだけいるか疑問というのは前述
の通り。

11 月 24 日の裏モノ日記で、唐沢俊一が書いているように、「21日に死去、そのまま
家族が密葬して、23日になるまで、 弟子たちにも全くその報せがいかなかった」という
件もある (ここを参照)。率直にいわせてもらえれば、この話のおかげで、談志の弟子と
いうのは内幕暴露話の語り手として、今ひとつ信用できなさそうと印象づけられてしまった
面もあるし。


しかし、唐沢俊一の「立川流」についての執心は、多分かなりのもの。以下に引用する
裏モノ日記では、『本家立川流』という同人誌を褒めてもらえてご満悦の様子だし。

裏モノ日記 2004年 01月 13日(火曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20040113000000.html

 Mさん、話を聞くと実は立川談志の番組を長いこと担当していたことが
あり、その縁で今でも独演会などに行っているが、このあいだ、そこで
『本家立川流』買ったと のこと。で、座談会がとにかく面白かったと言って
くれる。
「こないだ、知人から『談志が死んだ』の感想を聞かれましてね、“あんな
きれいごとの本なんか面白くない、こっちの方を読め”と同人誌をすすめて
おきました」
 とのこと。思わず“ありがとうございます”とお礼を言ってしまう。


http://www.tobunken.com/diary/diary20040714000000.html

『本家立川流』用の座談会原稿テープ起こしやる。談之助やブラックから
聞いているエピソードでも、その現場にいた当人たちの口から聞くとさらに
生々しい。


ちなみに、2003 年刊の『談志が死んだ』は、現在はやや入手困難。面白そうなんだけど。

http://www.amazon.co.jp/dp/4062121859
>談志が死んだ [単行本(ソフトカバー)]
>立川 談志 (著), 落語立川流一門 (著)
>出品者からお求めいただけます。
> 中古品の出品:3¥ 8,800より コレクター商品の出品:1¥ 8,560より
〈略〉
>祝!なんと落語立川流20周年 「落語家の了見」最初で最後か、の大饗宴!家元+37
>人が勢ぞろい 「亡くなっちまったら、どうなる?」「ぼけちゃう場合だってあるかも」「パン
>ドラの箱を開ける」「たぶん、崩壊しちゃいますよ」「談志のDNAは残っていく」「立川流
>の残党とか、言われちゃうんだ」「二代目の家元はだれ?」「談志って名はだれも継げ
>ないよ」「落語界再編が起こるんじゃないか」「落語協会も変わったと思う」「派閥政治の
>終わりと一緒だな」「頼むから、敵を作るな」「分家させていただきます」「わたしは裏立
>川流を」「わたしは新協会を」「いいじゃないですか、喧嘩腰トーク」「ずっといるんです
>よ、師匠の生霊が」「上納金は、だれに払うの?」「新年会とか、どうするんですかね」
>「新年会の前に、まず告別式だろう」――(「第一部」より抜粋)
〈略〉
>発売日: 2003/12/19


これと同じ路線をねらっているのが、この企画↓とか?

http://9004.teacup.com/dan2448/bbs
>おとぼけLive寄席「緊急特集・どうなる立川流」

>家元亡きあと早くも立川流の迷走が始まった!
>ロストジェネレーションの邪道真打と
>ニューエイジの異端児が熱く語る、
>立川流の明日はどっちだ!

>出演:立川談之助 立川談笑
>12月15日(木)午後7時開演
>新橋Live Music&Bar ZZ



で、ずっと遡っていって、今回面白いなと思ったのは、これ。

裏モノ日記 2002年 05月 31日(金曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20020531000000.html

一時間ほど読書。何故か枕元にあった談志の『現代落語論』をパラパラ
読む。この本は談志から小野伯父に贈呈されて、伯父からうちの母に
わたり、そして息子である私が読んで興奮して自分の蔵書にしてしまった
もの。わが家にある本の中でも最も古参の一冊である。中に小野栄一と
いう名も何回も出てくる。伯父と手を切った翌日の朝にこれを読むのも因縁
か。ちなみに伯父と談志は仲なおりしたそうである。まあ、あの二人の関係
も骨がらみだし。
 もう一○○回以上になるだろうが目を通し、いまだ膝を叩く部分ばかりな
のには驚く。もっとも、これは私の落語論が全てここから出発しているんだ
から無理はない。うるさ方のマニアがいちいちトックリの持ち方の高低まで
指摘して高座を批評する若手試演会の様子を聞いて、
「いいじゃねえか、トックリなんかどう持ったって、おもしろけりゃ、それでいい
やネ……。そんな連中のいうことを聞いてると、売れなくなっちまわァね」
 と毒づくところは何べん読んでも笑える。今でも落語に限らず、あらゆる
分野において、“いうことを聞いてると、売れなくなっちまう”批評家という
のがいる。


先に引用した「家元・談志の『現代落語論』の続編」をどうこうという話もあったし、この
『現代落語論』を読んで、ああ唐沢俊一の江戸っ子もどきの口調の文章は、こういう
雰囲気の文章を書きたがっていたせいなのかとも思ったため。立川談志の文章の方は、
唐沢俊一のそれとは違って、妙な臭みもなくて読みやすいし、文章が下手だと感じるもの
では全然ないのだけれど。

蛇足だが、個人的には、「因縁」というのはむしろ、『現代落語論』 (P.137) で立川談志が
「そんな連中のいうことを聞いてると、売れなくなっちまわァね」といっている「そんな連中」
の親玉が、当時の東宝の若手勉強会で「発言力を持つように」なっていた、「落語博士と
いわれた飯島友治という薬屋さん」 (P.136) だったということの方に感じてクスリとした (←
ごめんなさい)。

ちなみに、トックリの持ち方がどうだこうだといっていたのは、その薬屋さんですらなく、
落語ファンの学生だったとのこと。「批評家」というほどのものでもなかったような (『現代
落語論』には「批評家」とは書かれていない)。

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2011.11.29 (Tue)

志ん生と談志と唐沢俊一

http://www.tobunken.com/news/news20111124132804.html

イベント
2011年11月24日投稿
「可愛げ」の男 【訃報 立川談志】

「噺なんかやらなくッたッていいンだ。正ちゃん帽かぶッて
綿入れ着て、座布団に座ってニコニコしててくれりゃアいい。
生きていてくれさえすりゃアいいんで……」
……と、いうのは、古今亭志ん生が亡くなったときの、立川談志
のコメントである。伝説の人というのは、たとえ耄碌しても
何でも、ただ生きていてくれるというだけで価値があるものなんだ、
という愛情あふれた言葉であったが、自分自身について、談志は
そういう伝説の人になることを拒否したようだ。

21日に死去、そのまま家族が密葬して、23日になるまで、
弟子たちにも全くその報せがいかなかった。死に様を見せないという
美学と言えば一種の美学ではあるが、仮にも一門を率いる人間として
弟子たちにはまことに困った、迷惑な話である。しかし、最後の
最後まで家元のワガママに迷惑をかけられたという、弟子たちにとり
「高座での話のタネ」
という最高の遺品を残して逝った、と言えなくもないだろう。
最後まで談志流を貫いた一生だった。


http://ja.wikipedia.org/wiki/古今亭志ん生_(5代目)
>「高座に座る姿そのものが一枚の絵であり、落語である」とまで言われた志ん生である
>が、現代では考えられないようなエピソードにも事欠かない。ある日、志ん生は酔っ払っ
>たまま高座に上がって、そのまま居眠りを始めてしまった。それを見た客は怒るどころ
>か粋なもので、「いいから寝かしてやろうじゃねえか」「酔っ払った志ん生なんざ滅多に
>見られるもんじゃねえ」と、寝たままの志ん生を楽しそうに眺めていたという。しかし、こ
>の客が言った「寝かしてやろう」は、実は3代目三遊亭圓歌が作ったエピソードであり、
>圓歌本人が語っている。


http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/274912
>しぐさも芸に見せた古今亭志ん生が、酔って高座に上がり居眠りを始めた時、弟子が
>起こそうとすると客から声あり。「寝かしといてやれよ」

>▼居眠りを始めた客に怒って高座を下りた落語家もいた。立川談志さん。13年前の
>独演会でのこと。「お客さん、寝ちゃって大丈夫かい」と振ってみてもサッパリなので
>「やってられない」となった

>▼退席させられた客は主催者を相手取って損害賠償請求訴訟を起こし、棄却された。
>談志1 件さんいわく「独演会でのお客さんとの空間を壊されたことに腹が立った。客と
>芸人の空間を大切にしてくれた裁判官に感謝している」


2ちゃんねるのスレでは (Read More 参照)、「談志師匠って生きながらにして伝説の人に
なったような記憶があるのは俺様の気のせいですか?」と怒っている (?) 人がいるようだ
けど、談志を伝説の人扱いしているのは、その書き込みをした人だけではない。

http://www.henshusha.com/interview/053-01.html
>元木 師匠は食道ガンの手術をしたり、いろいろなことがありました。だからといっては
>失礼ですが、二千人の会場でやっても完売してプレミアがつくほどの人気です。「談志
>は生きながら伝説になった」と言う人もいます。


以下の裏モノ日記などを読むと、唐沢俊一定義の「伝説の人」というのは、「やれ高座で
寝たの、演ってるうちに違う話になっちゃったの、というエピソードが“ちょっといい話”として
語られたりする」人のことのようだ。しかし、それだと「自分自身について、談志はそういう
伝説の人になることを拒否したようだ」というのが、今ひとつ意味不明になってしまうような
気もするけど。

裏モノ日記 2000年 01月 26日(水曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20000126000000.html

志ん生の場合、彼を聞きにいっても大ハズシする可能性がかなりあるので
ある。すでに伝説となった人だから、やれ高座で寝たの、演ってるうちに
違う話になっちゃったの、というエピソードが“ちょっといい話”として語られ
たりするが、金を払って出かけた客にとってはたまるまい。志ん生のファン
であることはバクチだったのだ(一時の談志がそうで、三回聞きに行った
うちの二回は投げて演っていた)。バクチだからのめりこむマニアがつくの
であるが、そうしょっちゅう落語を聞きに行くわけではない一般の客のこと
を考えれば、文楽の持つ安心感はむちゃくちゃに大きいものだったに違い
ない。


なにしろ、唐沢俊一は、別の日の裏モノ日記では、以下のようなことを書いているのだ。
ここで唐沢俊一によって語られている立川談志は、「伝説の人になることを拒否」する
どころではなく、「自分のキャラクターを、志ん生や先代馬風のように落語界の伝説として
後世に残」すために、計算づくで「奇人のわがままぶりを発揮」しているような人間では
ないか、ということになる。

裏モノ日記 2004年 07月 14日(水曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20040714000000.html

『本家立川流』用の座談会原稿テープ起こしやる。談之助やブラックから
聞いているエピソードでも、その現場にいた当人たちの口から聞くとさらに
生々しい。これは外野からの想像なのだが、なぜ、談志がこのように意味
のないイジメとしか見えない行動を繰り返すのか、については、談志一流
の歴史感覚のなせる業ではないか、と思える。すでに高座の面で自分は
全盛期を過ぎてしまっていることを自覚しながら、しかし川戸貞吉などの
功績でベストの口演はすでに記録されており、自分の名人としての名は
残る、ということでまず、安心しているのだろう。後は自分のキャラクター
を、志ん生や先代馬風のように落語界の伝説として後世に残さなくては
ならない、という意識があり、このような奇人のわがままぶりを発揮して
いるのではないか。ただ、多くの噺家のエピソードというのは、周囲に
とっては迷惑な奇行であっても、その天衣無縫故に可愛げが醸し出され、
“いい話”として伝えられる。談志の場合、頭がいいだけにそこに何か演出
というか計算というか、が見てとれて、スッキリしないものが 残るのである。


そして、唐沢俊一によると、「多くの噺家」の場合は「天衣無縫故に可愛げが醸し出され」
るんだけど、談志の場合は「そこに何か演出というか計算というか、が見てとれ」たという。

それでいて今回の立川談志の訃報にあたって発表した文章のタイトルが「『可愛げ』の
男 【訃報 立川談志】」であり、「伝説の人になることを拒否した」である。……やはり、
今ひとつ何をいいたいのかわからない。「最後まで談志流を貫いた一生だった」と唐沢
俊一は書いているが、彼のいう「談志流」とはどういうものか、はっきりしないのだ。


「噺なんかやらなくッたッていいンだ。正ちゃん帽かぶッて〈略〉」というのを、立川談志が
言ったとするならば、以下の裏モノ日記でいう、「芸と人気のどちらを選ぶと言われたら
私は迷わず人気の方を選ぶ」というポリシーによるものではないかと思う。伝説の人とか
“ちょっといい話”とかいうよりも。

裏モノ日記 1999年 12月 28日(火曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary19991228000000.html

マンガ人気が落語家としての志加吾にどう影響与えるかはわからないが、
家元・談志の言に“芸と人気を並べて人気を取らないような奴は芸人では
ない”というのがある。人気があるときは、それがどんな人気であれ利用
するくらいのバイタリティがなきゃ大成しない。人気を利用するか人気に
流されるかはまた別問題だが。


裏モノ日記 2000年 08月 18日(金曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20000818000000.html

“芸と人気のどちらを選ぶと言われたら私は迷わず人気の方を選ぶ。
また、選ばない者は芸人ではない”というのは談志の有名な言でもある。
江戸の話芸であった落語を明治の世に会うものに改造し、定着させたの
は、実は名人・圓朝ではなく、その弟子で、ステテコ踊りで一世を風靡
した、鼻の圓遊であった。この人なくしてその後の落語人気があったか
どうか。これを全く評価していないということで、私は小島政二郎という
人(小説『圓朝』の作者)を少し見損なった気がしたものである。


実は、「噺なんかやらなくッたッていいンだ。〈略〉座ってニコニコしててくれりゃアいい」に
似たようなことは、先に引用したページの中にも登場する。

http://www.henshusha.com/interview/053-01.html
>元木 こんなこと言っては失礼ですが、あと何十年かして、高座で座ってられなかった
>ら、布団を敷いて寝ていてくれるだけでもいいから、出続けてください。

>立川 そう言ってくれる人もいるんですけどね。昔、志ん生師匠に言ったことがあるんで
>す。しゃべれなきゃ炬燵に入ってるだけでもいい。皆が見て「ああ、志ん生がいる!」っ
>て喜んでくれるからって。


座布団に座るのと炬燵に入るのとの違いはどちらでもよいとして、唐沢俊一の書いている
「古今亭志ん生が亡くなったときの、立川談志のコメント」は、本来は「昔、志ん生師匠に
言ったことがある」で、「ただ生きていてくれるというだけで」は「皆が見て『ああ、志ん生が
いる!』って喜んでくれる」だったと考えれば、ああそうだったのかと納得がいく。

落語ができなくなっても、ニコニコとのんびりと「生きていてくれさえすりゃアいい」とかいう
のは、「よかった」ではなく「いい」となっているせいか、本人が亡くなる前のコメントという
方がしっくりくるし、「生きていてくれさえすりゃアいい」と思われるだけなら、何も伝説の
人物である必要はない――というか、落語家でも芸人でないただの一般人でもよい。
志ん生が伝説の人といわれるのは、落語を聞きに寄席に足を運んだはずの客が、ただ
座っているだけ (または寝ているだけ) の志ん生の姿を見るだけで満足した (満足したって
おかしくないと思われていた) からではないかと。

だから、「そういう伝説の人になることを拒否」というのが、たとえば以下のブログの記述
のように説明されていたのならば、話はわかったのだが。

http://ameblo.jp/counselors/entry-10508322818.html
>脳梗塞から復帰したものの、やはり口舌が全盛時代にはほど遠かった。それでも、観
>客たちはただ座っている志ん生だけでもよい。酒に酔っぱらって寝ているだけで木戸銭
>を支払う!と口にした。落語家が、しゃべりもせず座っているだけでも見たいと言わせた
>志ん生は、存在そのものが噺家だった。しかし、立川談志は違う。芸に厳しい人だから
>こそ、照れ隠しに毒舌を吐く。とても、しゃべりもせず座っていることに我慢できないし、
>そんな自分を許さないのが談志だ。


「布団を敷いて寝ていてくれるだけでもいいから、出続けてください」と「言ってくれる人も
いる」、談志自身も志ん生に、それで客が喜ぶんだからと、似たようなことをいったことも
ある、でも談志の性格上、それはやっぱりできなかった……と。

一方、以下のような解釈をする人もいる。こちらをとると、「談志はそういう伝説の人になる
ことを拒否した」のではなく、なりたくてもなれなかったということになる。

http://monetimes.web.fc2.com/ez-rakugo06.htm
> 美津子さんの本にも、マクラ、マエフリで笑わせようと、日々ネタ作りに努力していた
>志ん生のことが出てくる。新聞やテレビで何度もキューバのカストロ首相の名を聞くの
>で、それをメモしておき、「え~ちかごろ、カストロさんなんて名前の人がいるようで、
>なんだか焼酎の親分みたいな名前の人ですが」とやるだけで大爆笑になったと。だけど
>これは計算されたおかしさじゃない。だって晩年の志ん生は、高座に出てくるだけでもう
>クスクス笑いなのである。志ん生が咳をしただけで可笑しい世界なのだ。これは藝とし
>て超えるとかの次元ではないだろう。
〈略〉
> 超えられないのは時代とキャラクタである。あの時代に「寝床」のさげをあんなシュー
>ルなものにしてしまう才能は、電気を発明したエジソンみたいなものだから、どんなにす
>ばらしい発明をしたとしても、電気で動くものである限り、なかなかそれは超えられな
>い。それが時代だ。
>  談志の苛立ちもそれに通じるだろう。この本の巻頭でも談志は自分と志ん生のどっち
>がすごいかと問いかけている。そう言った時点でもう負けている。なぜなら志ん生は「お
>れと談志のどっちが上か」とは言っていない。ジャイアント馬場が言ったように、リングの
>上で相手の周りを回ったらもう格下なのである。
〈略〉
>談志は実際は小心者であり律儀であり、それこそ手のひらに書きたくなるタイプだが、
>意地でもそんなみっともないことはするもんかと自分を追い込んでいた。毎回の高座を
>毎回が名人芸と呼ばれるようきちんと勤めているが、いちばん憧れていたのは高座で
>寝てしまう志ん生だった。ただしこれもキャラクタによる差はどうしようもなく、談志がそ
>の種の問題発言、行動をしても、それはしようとしてしているのが見え見えだから、味
>わいが違う。談志が高座で寝たとしても、それはそれをしようとしての狸寝入りである。


http://oshimas.iza.ne.jp/blog/entry/1611415/
>「志ん生師匠は、世に容れられなかった。その頃に決めた落語のルールに合わなかっ
>た。いわく、せかせかしてる、舌っ足らずであると、いろんな悪口をいわれてました。だ
>けど志ん生師匠は、人間の業(ごう)を語っていた。もっというと、人間が生きるために
>しょうがなくつくったルール、常識といったり、文明といったりしてますけどネ、それのどっ
>かの嘘に気がついていた」

> たぶん、めったに人をほめないと思われる談志さんの志ん生評には、どこかぬくもりが
>あった。


その他参考 URL:
- http://www.youtu.be/watch?v=rz061kWzc-A
- http://www.app-beya.com/shinsyo/we_love_b.html
- http://kogotokoubei.blog39.fc2.com/blog-entry-35.html
- http://nicosound.anyap.info/sound/sm8230579
- http://www.kakaa.or.jp/~fukasawa/dansi_yuigonjyou.htm
- http://www6.ocn.ne.jp/~hokugo/Ki010624.htm
- http://densukedenden.blogspot.com/2011/02/by.html
- http://blogs.yahoo.co.jp/yacup/57154121.html


で、「弟子たちにも全くその報せがいかなかった」件について。

談志の訃報がマスコミで正式に報道される前、ツイートや2ちゃんねるへの書き込み、
Wikipedia の記述編集などの形でのみ情報が流れていた時点で、談志の弟子たちは、
自分たちに知らせがきていないから、そんなのはデマだと、ツイートやブログで主張して
いた。その様子は、スレへの書き込みや、Wikipedia の記述を参照のこと。

http://ja.wikipedia.org/wiki/立川談志
>談志の死去の報は、一門の弟子たちを含む落語界・芸能界・知人の誰にも伝えなかっ
>た。家族のみで通夜・告別式(密葬)を挙行。2日の間、死を誰からも隠し通した。戒名
>は、生前自ら考えた「立川雲黒斎家元勝手居士(たてかわうんこくさいいえもとかってこ
>じ)」。2日後、事務所(談志役場=息子慎太郎の会社)が死の事実をプレス・リリースし
>たが、その際も弟子たちに知らせなかった。弟子たちは、死の2日後に、テレビニュース
>等で談志の死を知ることとなる。このことは弟子である立川キウイ[3]や立川談慶[4]に
>は伝えられていなかった。


以下の報道でいう「肉体的にも気力も落ち、声の出ない談志をさらしたくなかった」とか、
「弟子やファンの持つダンディーなイメージを損ないたくなかったのでしょう」などの思い
を、唐沢俊一は「死に様を見せないという美学と言えば一種の美学」と軽く片づけている
ようで、「仮にも一門を率いる人間として弟子たちにはまことに困った、迷惑な話」だの、
「最後の最後まで家元のワガママに迷惑をかけられたという、弟子たち」とか、談志および
遺族に対して容赦ない。

http://www.asahi.com/obituaries/update/1123/TKY201111230478.html
>談志さん、戒名は自分で 手術後第一声「声は出るのか」
> 立川談志さんの長男松岡慎太郎さん(45)と長女弓子さん(48)は23日夜、東京都
>内で記者会見し、最期まで落語家を貫いた闘病生活を明かした。

> 談志さんは3年前に発症した喉頭(こうとう)がんが昨年11月に再発。家族は「余命
>2、3カ月」と宣告された。本人は「プライドが許さない」と声帯摘出手術をしなかった。
>今年3月の高座を最後に活動は休止。がんの進行で呼吸困難に陥り、気管切開手術
>をした。筆談の第一声は「しゃべれるのか、声は出るのか」だった。

> 闘病中、弟子たちとは夏に一度会っただけ。友人らと会うことはなかった。弓子さんは
>「肉体的にも気力も落ち、声の出ない談志をさらしたくなかった」と話した。23日午後3
>時に密葬が終わるまで、弟子たちも死去を知らなかった。

> のどを切開後にステーキを食べようとして死にかけるなど、最期まで破天荒だった。
>戒名は生前に自分でつけた「立川雲黒斎家元勝手居士(たてかわうんこくさいいえもと
>かってこじ)」


http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20111125/enn1111251243011-n1.htm
>■(1)なぜ密葬だったのか?

> 談志さんは生前、落語の枕の中で有名な先達の例を引き合いに出し、「落語家が
>普通の葬儀やってちゃダメ。もっとバカ騒ぎをしないと」と苦言を呈したことがある。なの
>に、21日に喉頭がんのために都内の病院で亡くなった事実は23日まで弟子にも知ら
>されず、家族のみでひっそり荼毘(だび)にふされた。

> ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」に24日、生出演した立川志らく(48)
>が言った。 「家元(談志さん)は『墓も、お経もいらねぇ。戒名も戒名代がもったいない
>から自分で決める、できれば病名は“ふとした病”がいいな』なんて言ってましたよ」

> 芸を極めた自身は恬淡(てんたん)とした境地だったのか。談志さんに近い落語関係
>者が語る。

> 「昨年11月にがんが再発。今年3月に気管を切開してからは、みるみる痩せていた
>ようだ。弟子やファンの持つダンディーなイメージを損ないたくなかったのでしょう」


上に引用の記事に書かれていたようなことは、24 日朝のワイドショーでもやっていたこと
であり、痩せて弱った姿を見せたくなかったという気持ちは、インタビューを受けていた
弟子たちにも通じていたように思えたのだけど……。

まあ、弟子たちは気の毒だったというのはあるし、「弟子たちにとり『高座での話のタネ』と
いう最高の遺品を残して逝った、と言えなくもないだろう」というのは、唐沢俊一なりの
あたたかいフォローと見えないことはない。……ただ、今回は、先に引用した 2004 年の
裏モノ日記の、「なぜ、談志がこのように意味のないイジメとしか見えない行動を繰り返す
のか」だの、「落語界の伝説として後世に残さなくてはならない、という意識があり、この
ような奇人のわがままぶりを発揮しているのではないか」だのという記述を見つけて
しまっているので、あまり好意的な解釈をすることは自分にはできない……。

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2011.11.21 (Mon)

「引き続き第二弾として」に訂正されました

http://www.tobunken.com/news/news20111108112237.html

新刊
2011年11月8日投稿
新刊『非常時デマ・陰謀論の世界(仮)』

今年の最大のニュースと言えば当然、東北の震災と原発事故。
発生と同時に多くのデマが飛び、ネットの世界では陰謀論が
多く飛び交いました。

これらのデマ・陰謀論の中から特徴的なものを選び、なぜ
このようなデマやトンデモな陰謀論が広がるか、を考察した
『非常時デマ・陰謀論の世界(仮)』が12月、株式会社
ブリックスから出版されます。

単なるトンデモ陰謀論紹介や、デマに対する啓蒙ではなく、
長年『と学会』でトンデモに接してきた体験から、
「人間はなぜデマにとびつくのか」
という考察がメインの“人間論”も加味したつもりです。
ぜひ、ご一読を。

正式タイトル、発売日が決定したらまたお知らせします。


引き続き続き第二弾として、あの雑学王唐沢俊一の(震災などの)非常時のトンデモ
デマ
」に引用したものと同じ文章。

2ちゃんねるのスレには、それなりにあれこれ書き込まれているが (Read More 参照)、
11 月も下旬にはいった今でも、「正式タイトル、発売日が決定したらまたお知らせします」
とかいうのは実現していない。

10 日以上経ったうちには、変化もあった。前のエントリーを書いた時点では、ブリックスの
ページには「引き続き続き第二弾として」と書かれていたが (前回とった魚拓)、今見たら、
「引き続き第二弾」に訂正済みだった (今回とった魚拓)。少し寂しい気も。

http://www.j-brix.co.jp/publication/index.html
>近刊予定
>引き続き第二弾として、あの雑学王唐沢俊一の(震災などの)非常時のトンデモデマ
>などに対する情報対処法についての解説書を近日に上梓の予定です。


しかし、時期については、相変わらず「近日に上梓の予定」のまま。これで年内に本が
出るとしたら、むしろ驚くぞ、と。

ということで、2ちゃんねるのスレで心配されていたような、『検証 大震災の予言・陰謀論』
(文芸社・2011年11月18日) との時期カブリについては、どうせ 1 ヵ月以上は発売時期が
ズレるだろうから大丈夫、と予想。何が大丈夫かは、おいといて。

http://www.amazon.co.jp/dp/4286116778
>検証 大震災の予言・陰謀論 “震災文化人たち”の情報は正しいか [単行本(ソフトカ
>バー)]
>ASIOS アンドリュー・ウォールナー (著)
〈略〉
>内容(「BOOK」データベースより)
>武田邦彦氏や小出裕章氏の情報はどこまで信用していいのか?人工地震説はどうか?
>松原照子氏は大震災を予言したのか?「玄米や味噌、乳酸菌が放射能除去に有効」は
>正しいか?その他、ネットで拡散された怪文書、放射能をビジネスにする怪しげな製品
>や団体など東日本大震災後に現れたデマや陰謀論、予言やニセ科学を取り上げASIO
>と海外報道ウォッチャーが徹底検証する。
〈略〉
>単行本(ソフトカバー): 256ページ
>出版社: 文芸社 (2011/11/18)
〈略〉
>Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 1,062位 (本のベストセラーを見る)


しかし、Amazon のページだけ見ればアンドリュー・ウォールナーの単著かと勘違いしそう
だけど、ASIOS のページによると、以下の通り。

http://www.asios.org/books.html
>執筆メンバーは50音順に、寺薗、ナカイ、長澤、原田、本城、皆神、山本、横山。この
>他、外部から東日本大震災の海外報道に詳しいアンドリュー・ウォールナーさんにも
>執筆陣に加わっていただいています。


上のページの目次を見ると、「武田邦彦氏や小出裕章氏の情報はどこまで信用していい
のか?」ってことを論じるのは、山本弘だったり原田実だったり。

>「わかりやすい」ブログで人気の武田邦彦氏(山本弘)
>超直線仮説を主張した小出裕章氏(原田実)


これ以外にも、「放射性物質除去にはヒマワリが効く?(長澤裕)」とか、「玄米や味噌、
乳酸菌が放射能除去に有効?(ナカイサヤカ)」とか。

ええと、武田邦彦も小出裕章も専門家で、山本弘も原田実も素人では……。どうせ読む
なら、専門家による専門家の批判を読みたいが、まあこの本は唐沢俊一が出す本とネタ
がいくつかカブりそうだから、もしも唐沢俊一の本が出たら,比較対象のためにぜひ入手
したい。

後はまあ、現在の Amazon のランキングでは、小出裕章には負けているけど、武田邦彦
には勝っているから頑張ってください、と。

http://www.amazon.co.jp/dp/4594064205/
>原発のウソ (扶桑社新書) [新書]
>小出 裕章 (著)
〈略〉
>新書: 182ページ
>出版社: 扶桑社 (2011/6/1)
〈略〉
>Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 526位 (本のベストセラーを見る)


http://www.amazon.co.jp/dp/4093882061/
>2015年放射能クライシス
>[単行本]武田 邦彦 (著)
〈略〉
>単行本: 224ページ
>出版社: 小学館 (2011/9/29)
〈略〉
>Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 2,906位 (本のベストセラーを見る)


それと、今回しみじみ思ったのだが、1990 年代には、唐沢俊一や山本弘などは、別冊
宝島のムックに頻繁に寄稿していたのだけど、今回は両者の方向性がだいぶ違ってきて
いる。これも時の流れのなせる業といえるかも。

http://www.amazon.co.jp/dp/4796686789/
>原発の深い闇 2 (別冊宝島) (別冊宝島 1821 ノンフィクション) [大型本]
〈略〉
>京大の小出裕章氏、評論家の広瀬隆氏の協力も得ながら、原発と放射能のもっと深い
>闇を徹底的にあぶりだします。



その他参考 URL:
- http://www47.atwiki.jp/goyo-gakusha/pages/449.html
- http://www.tondemo.info/material01_2011_04_ac.html
- http://heikijiji.otaden.jp/e164927.html

テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

02:30  |  資料編 (14) +  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2011.11.19 (Sat)

キャスティング 8 割なら脚本は何割? の『タイム・リビジョン 時間修正作戦』

http://www.tobunken.com/news/news20111016113447.html

イベント
2011年10月16日投稿
12月公演『タイム・リビジョン/時間修正作戦』
〈略〉
稽古開始は11月。詳細は順次発表していきます。稽古場日誌なども公開していく
予定ですので、どうかお楽しみに!


http://www.tobunken.com/news/news20111118163044.html

イベント
2011年11月18日投稿
稽古開始!

『タイム・リビジョン/時間修正作戦』、いよいよ稽古が始まり
ました! 大晦日特番の収録などでなかなか時間がとれなかったり
もしていますが、それでも順調な滑り出しです。

「映画はキャスティングで8割が決まる」
とは市川崑からクリント・イーストウッドまで、新旧、洋の東西
を問わず有名監督たちがよく口にするセリフですが、舞台となると
さらにその感が強くなります。

今回の座組は私が全て行ったものですが、まず、許される範疇で
ベストのキャスティングが出来たと自負しています。

主役のフレッシュな二人の前に、個性の超強烈なメンバーをずらり
配置する、という思惑が、初日の台本読み合わせのときに、
ぴたっと決まったのを見る快感は、ジグソーパズルを完成させた
ようなものです。これは座組をやった人間だけが味わえる特権。
〈略〉
※写真は2日目の打ちあげ。まだ立ち稽古に入ってないので、
稽古場の写真では地味なのでこっちを。何か、まるで飲んでばかり
のように見えますが(まあ、決して間違いではないがw)いえ、
ちゃんと厳しい稽古の後なのですよ。


時間修正作戦以前に、いろいろ修正した方がよいことがあるのでは」の続き。

「しかし、本当に原稿を書いて、劇の稽古に取り組んでいるのか。 居酒屋の写真しかない
というのが、また。」と、2ちゃんねるのスレには書き込まれたりしているが (Read More
参照)、「稽古場日誌なども公開していく」と予告していた割には、「稽古場」でもなければ
「日誌」でもないような気が。

「タイム・リビジョン」でググると、唐沢俊一のページを抜いてトップにくるのは、こちら↓の
出演者によるブログ。

http://ameblo.jp/shinn1968/entry-11079667953.html
>『タイム・リビジョン 時間修正作戦』稽古開始しました!
>2011-11-15 22:11:33

>いよいよ稽古が始まりました。
>今日は本読み。
>稽古用の台本をみんなで作成。
>これから本番まで休みは3日かな。
>みっちりだあ~。


唐沢俊一の「いよいよ稽古が始まりました!」が「2011年11月18日投稿」で、上の「稽古
開始しました!」が、その 3 日前の 11 月 15 日。いろんな意味で、「稽古場日誌」は、
唐沢俊一以外の人にまかせた方がよいのではないかと思わせたりする。せめて、唐沢
俊一は、上のような記事にマメにリンクでもはればよいのに。

まあ、稽古開始が 11 月 15 日にしても 18 日にしても、初演の 12 月 7 日までおよそ
3 週間、稽古期間って 1 ヵ月もないのね――というのは、おいといくとして。

また、唐沢俊一は、「稽古場の写真では地味なので」なんて書いているが、上記のブログ
に掲載の写真を見ると、そんなこともないように思うんだけど。唐沢俊一がうつっていない
から、地味だという判断なのだろうか。
- http://ameblo.jp/shinn1968/image-11079667953-11613694860.html


で、今回個人的に少し、あれっと思ったのは、「座組」。辞書の定義は以下のようなもの
だけど、『タイム・リビジョン 時間修正作戦』みたいなのも「新派劇」というのかなあ、と。

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch/0/0ss/107636500000/
>ざぐみ0 【座組(み)】
>歌舞伎・人形浄瑠璃・新派劇・寄席などの出演者の構成。


どうも、業界 (?) の一部では、上記のような定義とは少しはずれた使い方をすることが
ある様子。

http://www.contents-repro.com/info/?q=committe_zagumi
>広告代理店で仕事をしていると、たまに聞こえてくる言葉、「ザグミ」。
>(懐かしいな。)

>ネットで調べたら、元々は歌舞伎など舞台の出演者の構成のことをいうようですが、ここ
>での製作委員会の座組は参加者(=出資会社)の組み合わせをいいます。

>大型イベントや協賛でも、「座組は、A社、B社を考えています。」とスポンサーの組み
>合わせを考える時にも使われる言葉です。
>舞台の出演者に使われる言葉が、どうして出資者の顔ぶれに使われるようになったの
>かは少しギモンが残りますけど・・・(まあ、いつか知り合いが教えてくれるだろう)。


http://ameblo.jp/yanyan1496/entry-10355798189.html
>と言っても、私以外にも初参加組がたくさんいる座組(ざぐみ)なので、孤立感はありま
>せん。

>この「座組」という言葉、こちらの主宰さんが使われていて、私は馴染みがなかったので
>すが、響きがとても良い。舞台用語としてはポピュラーなのかな。これから別の現場で
>も使っていこう。


座長がいるような公演なら、「座組」という言葉も、はまりやすそうなんだけど……と思った
ら、あぁルナティックシアターなどは、座長がいる劇団だった、ということで。「新派劇」を
やる劇団とは違うような気がするけど、ここのメンバーは「座組」という用語を当たり前の
ように使用するのは、そのせいかも。

http://www.aalunatic.com/what/index.html
>「あぁルナティックシアター」とは1986年4月、座長・橋澤進一を中心に旗揚げした、ひた
>すらお笑いを追求している劇団。


http://ameblo.jp/t-182/entry-11064382236.html
>毎度のことながら、俺はこの座組にいる意味はあるんだろうか、いやあるはずだと自問
>しつつやってますが、どうなんすかねえ。



それと、唐沢俊一によれば、「市川崑からクリント・イーストウッドまで、新旧、洋の東西を
問わず有名監督たちがよく口にするセリフ」であるという、「映画はキャスティングで8割が
決まる」。

そういうものなのかと思って、試しに「映画はキャスティングで8割が決まる」でググって
みたら、キャスティングで 8 割が決まる派と、脚本で決まる派と二分されているみたい
だったのが、少し面白かった。

http://www.eigablog.com/article/100935008.html
>市川崑はキャスティングで映画の8割が決まると言っている。

http://micchii.blog4.fc2.com/?no=659
>「映画の8割は脚本で決まる」とはビリー・ワイルダーの至言ですが、まさに脚本の時
>点で勝負あり。


http://blog.goo.ne.jp/konstanze/e/fad4d2fc24e69230c6f8a2ea044cdc7b
>山下監督は、出演者の魅力について、キャスティングの時点で7割から8割決まると
>言い切っているが、


http://www1.ocn.ne.jp/~lalune/lalunecafe/cinema.html
>よく『作品の出来の8割は、"脚本"で決まる!』とか言うけれど、この映画は、本当に
>脚本がよくできています。


2ちゃんねるのスレに書き込まれていた、「『映画はキャスティングで8割が決まる』
そして脚本がすべてを台無しにする.... 」というのは、鋭いところを突いていたのかも……。

なお、「市川崑からクリント・イーストウッドまで」と唐沢俊一は書いているが、市川崑の方
は、正確な出典まではともかく、「キャスティングで映画の8割が決まる」とかいう意味の
ことをいった人だとされているとして、クリント・イーストウッドの方は、よくわからなかった。

http://blog.livedoor.jp/michikusa05/archives/51716247.html
>そんな難しい素材を、市川崑は宮川一夫という稀代のカメラマンを得て見事に映像化し
>た。俳優のキャスティングで映画の8割が決まる、と言うのが市川監督の持論である。


http://d.hatena.ne.jp/yoshioyaji1021/20100517/1274102230
>理想的なキャスティングが出来れば8割がた映画は出来た、は市川昆監督の言葉だっ
>ただろうか?


http://www.werde.com/movie/interview/iwojima.html
>■(クリント・イーストウッド):〈略〉私も若い俳優だった頃に、非常に、台本に書いてい
>ないこと、自分のアイデアで貢献することが大好きでした。今は、若い俳優さんたちに
>いろいろなアイデアを出していただきたいし、それはやはり、俳優を信じている、彼らの
>勘とか本能を信じているからです。そして、付け加えて、俳優さんから馬鹿なアイデア、
>提案が出ることもあります。ただし、そういう場合は傷つけないように、本当に丁寧に説
>明をして断ることもあります。しかし、今回の作品ではそういうことはありませんでした。
>本当に、みなさん勘の良い俳優さんたちで、今、ステージに出ていらっしゃる方、そし
>て、他の方々も含めて。今回、私とロブも同意見だと思いますが、今回は、私たちが成
>功したとすれば、良いキャスティングをした、良い人たちを選んだということだと思いま
>す。


ちなみに、「脚本で決まる」の方は、ビリー・ワイルダーとか、黒澤明とか、今村昌平とか。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1023913615
>映画の8割は脚本で決まる
>とはビリー・ワイルダーの名言らしいのですが、詳しい出典をご存じの方はお教えくださ
>い。できれば、書名。ネット上の引用のアドレスでも結構です。

>また、黒澤明の遺した言葉で「私は監督としては二流。しかし脚本家として世界最高」
>というニュアンスの言葉をどこかで聞きかじった覚えがあるのですが、詳しい出典をご
>存じの方はお教えください。
〈略〉
>以下の書籍にはビリー・ワイルダーの言葉(インタヴューでの発言、映画の台詞等)が
>満載です。
>「ビリー・ワイルダー―生涯と作品 」(叢書・20世紀の芸術と文学)
>http://www.amazon.co.jp/%E3%83%93%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%...
>「ビリー・ワイルダー自作自伝 」
>http://www.amazon.co.jp/%E3%83%93%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%...

>黒澤明の発言は
>「シナリオが一流なら、監督が仮に二流三流でもいい映画はできる。だけどシナリオが
>三流なら、一流の監督がいくら頑張ってもうまくいきませんよ」
>若しくは
>「一流のシナリオから一流の映画が生まれるとは限らないが、二流のシナリオから一流
>の映画は生まれない」(此方は恐らく要約) だと思います。


http://melma.com/backnumber_179041_4925814/
>名監督・黒澤明も今村昌平も、映画の出来不出来は「シナリオ(脚本)」で決まると断言。

その他参考 (?)
http://www.1101.com/casting/2010-03-10.html
>北村 最近でも多いのは、劇団がゲストを呼ぶっていうやりかたが‥‥
>糸井 ありますね、その場合は?
>北村 最初から、あてがき(演じる役者を想定し、その個性にあわせて脚本を書くこと)
>が多いんですよ、劇団の場合は。「あの人が来るからこういう役を書いておこう」と。



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2011.11.12 (Sat)

「引き続き続き第二弾として、あの雑学王唐沢俊一の(震災などの)非常時のトンデモデマ」

http://www.tobunken.com/news/news20111108112237.html

新刊
2011年11月8日投稿
新刊『非常時デマ・陰謀論の世界(仮)』

今年の最大のニュースと言えば当然、東北の震災と原発事故。
発生と同時に多くのデマが飛び、ネットの世界では陰謀論が
多く飛び交いました。

これらのデマ・陰謀論の中から特徴的なものを選び、なぜ
このようなデマやトンデモな陰謀論が広がるか、を考察した
『非常時デマ・陰謀論の世界(仮)』が12月、株式会社
ブリックスから出版されます。

単なるトンデモ陰謀論紹介や、デマに対する啓蒙ではなく、
長年『と学会』でトンデモに接してきた体験から、
「人間はなぜデマにとびつくのか」
という考察がメインの“人間論”も加味したつもりです。
ぜひ、ご一読を。

正式タイトル、発売日が決定したらまたお知らせします。


風評ではなくて実害だって言い方も最近よく目にしたりします」というエントリーを書いた
のが、6 月 4 日のことだった。そのときは『トンデモ震災デマの世界(仮題)』だったのが、
5 ヵ月以上過ぎた今は『非常時デマ・陰謀論の世界(仮)』となった。いつまで仮カリして
いるんだか。

で、「株式会社ブリックス」のサイトによると、以下の通り。

http://www.j-brix.co.jp/publication/index.html (魚拓)
>BRIX出版第一弾 吉田たかよし著
>『脳が喜ぶ!ホメ上手!』
>望ましい行動を定着させるための
>「褒め方にはセオリーがある」 脳科学に基づいた褒め方テク 完全マニュアル
〈略〉
>発行:ブリックス株式会社
>発売:コスミック出版
>四六判/並製/1,581円(税別)
〈略〉
>今後の出版予定
>引き続き続き第二弾として、あの雑学王唐沢俊一の(震災などの)非常時のトンデモ
>デマなどに対する情報対処法についての解説書を近日に上梓の予定です。


「BRIX出版第一弾」が少し前にあって、「あの雑学王唐沢俊一」が「引き続き続き第二弾と
して」だそうで……。唐沢俊一のことを「あの雑学王」と紹介したり、「引き続き続き」とか
やってしまったり (なので思わず魚拓をとってしまった)、ブリックスという会社も、なかなか
のところらしい。

会社概要によると、4 年前の 2007 年に設立されていて、事業概要に「4.書籍類の編集
及び出版」とはあるけど、上に引用の『脳が喜ぶ!ホメ上手!』が「BRIX出版第一弾」で、
つまりその前には「出版」はしたことがなくて、唐沢俊一の本が記念すべき (?) 「引き続き
続き (原文ママ) 第二弾」となるということで……正直、素人には何が何だかよくわから
なかったり。

http://www.j-brix.co.jp/company/index.html
>設   立      2007年 10月
>事 業 概 要     1.経営コンサルティング
>            2.企業買収、合併、事業再編、提携等のコンサルティング
>            3.ソフトウェア仕入販売
>            4.書籍類の編集及び出版
>            5.各種イベントの企画運営及び実施


まあ同社のセミナーのページには、「編集協力 BRIX 徳間書店」の本の紹介があること
から考えるに、「編集及び出版」の「編集」は、以前にやったことがあるという話らしい。

http://www.j-brix.co.jp/seminar/index.html
>昨年は、脳医学の視点から、脳力アップのために、数々のベストセラー著作を発表して
>きた吉田たかよし医学博士を講師に迎え、「たった3秒で人を動かす 最強!会話術 」
>というテーマでセミナー第一弾としてを開催いたしました。
>ご好評につき、2009年度は吉田博士の出版記念セミナーに加え、各界から4人の講師
>にお集まりいただき、さらに幅広いスキルアップやモティベーションの向上のご要望に
>お答えできるよう、本格的にセミナーを開催いたしました。
〈略〉
>★『最強!会話術』 編集協力 BRIX 徳間書店
> 吉田たかよし博士とBRIXが総力をあげて編集!ビジネススキルアップにとってバイブ
>ルとなる本です。


ちなみに、この本は 2008 年の発売。Amazon のページには、ブリックスの文字も BRIX
の文字も見あたらないが。

http://www.amazon.co.jp/dp/4198624879
>思い通りに人を動かす最強!会話術 [単行本]
>吉田 たかよし (著)
〈略〉
>出版社: 徳間書店 (2008/09)


ついでに、『脳が喜ぶ!ホメ上手!』のページを見ると、「9点在庫あり。ご注文はお早め
に」とか書いてあって、発売は今月 (2011 年 11 月)。……うーん、本来だったら (?)、
唐沢俊一の本の方が、「BRIX出版第一弾」になるはずだったのではないだろうか。

http://www.amazon.co.jp/dp/4774790710/
>脳が喜ぶ!ホメ上手!―脳科学に基づいた褒める技!完全解説版! [単行本]
>吉田 たかよし (著)
〈略〉
>出版社: ブリックス (2011/11)


2ちゃんねるのスレには「もう出す意味がなくなった本が出るんだな」と書き込んでいた人
もいるけど (Read More 参照)、確かにタイミング的には今さらなような気がしてならない。

それと、『脳が喜ぶ!ホメ上手!』の立ち読みのリンクをクリックして読んで思ったのだけ
ど、この出版社が求めているのって、普通の実用書っぽい本なのでは。

考えてみれば、最初の方に引用した、「あの雑学王唐沢俊一の(震災などの)非常時の
トンデモデマなどに対する情報対処法についての解説書」という宣伝文句は、唐沢俊一
自身がトンデモデマの有力な発生源というのを別にしても、少し変だなあと思ったりする。

たとえ唐沢俊一が「雑学王」の名にふさわしい人物だったとしても、それが「非常時のトン
デモデマなどに対する情報対処法」の本を書くにあたって、どれだけ役に立つのだろうと
疑問に思ってしまうため。2ちゃんねるのスレの「錯乱狂気みたいな珍本になりそうだね」
という書き込みには,自分も同意。いや、まだ本が出るかどうかわからないのか……。

で、「あの」唐沢俊一に、「非常時のトンデモデマなどに対する情報対処法」の本を書か
せるというのは、勇気のある出版社だとしか。震災以後しみじみ思ったのだが、とにかく
唐沢俊一という人は「非常時」全般に弱い――というのは、以下のリンクを参照のこと。

「終わりなき日常」といっていた人も昔いましたね
「終わりなき日常」といっていた人も昔いましたね 2
おっぱいがいっぱい
と学会は今年で 20 周年って本当ですか
緊急地震速報のあの音の作曲者が天才過ぎる件
「古い映画をみませんか」。「映画としては全く面白くない」『謎の空飛ぶ円盤』だけれど。
やみくもに自粛反対と主張するだけでは……
谷沢永一についても時空を歪ます
似ているようで違う ―― 贅沢は敵だと贅肉は敵だ
明日世界が滅びるとしても、今日サクラの花を見る
「流言のメカニズム」のメカニズムとは
とにかく、「原作は愛と・ディネーセンの『アフリカの日々』」
古い物価を見ませんか (?)
1992 年設立、2011 年に 20 周年という、と学会時空
「時には沈黙を」にはなっていません (1)
あるあるシックスティーン
「時には沈黙を」にはなっていません (2)
マジでこの方面については沈黙を守る方がよかったと思います唐沢俊一先生
大きくしたんじゃなくて増やしたそうです<味の素の瓶の穴
我が役は緑なりき……?
「そのそのほのめかしの手段」。……落ち着こうよ、唐沢俊一先生
「逃げちゃダメだ」を他人に押し付けるのは止めた方が……
なぜか『Dr.スランプ』のスッパマンを思い出した
トンデモ本大賞前々月祭 in 新宿ロフトプラスワン
古い「水爆映画」で、はしゃぎませんか?
米についてのコメント
雨に濡れると放射能が怖いよと親が真顔でいっていた 1960 年代
唐沢俊一に「人類とエネルギーの関係を雑学で語」らせた若狭湾エネルギー研究センター
風評ではなくて実害だって言い方も最近よく目にしたりします
夢でプロデュースしましょう<原子力発電所で演芸会
地震に敏感というのは役に立ちそう……気圧に敏感よりは
鳥取地震そして仙台のファン
真の心の平安のためには、あきらめるより情調オルガン
地震と体重
と学会は何としても広瀬隆をトンデモ人物ってことにしたいらしい

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19:29  |  資料編 (14) +  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

2011.10.23 (Sun)

本当はコレクターではなかった京本政樹 (3)

本当はコレクターではなかった京本政樹 (1)
本当はコレクターではなかった京本政樹 (2)

の続きみたいなもの。……といっても、特に新情報があるわけでもなく、ネット上のログ等
をもとに、ダラダラと。

http://ja.wikipedia.org/wiki/京本政樹
>映画監督の雨宮慶太は「髑髏戦士ザスカルソルジャー」のデザイン担当であり、それ
>からトーク番組でゲスト出演するなど交流がある。京本は「仮面ライダーアギトスペシャ
>ル」以来、特撮番組への出演を断っていたが、雨宮からの強い希望で「牙狼<GARO
>>」に出演した。また本編と、CSのみで放送されたスペシャル版の楽曲も雨宮からの
>希望が反映されている。注目を浴びた京本のサムライギターのデザイン、京本の自伝
>「苦悩」、アルバム「苦悩~Peine~」の題字も雨宮が手がけている。


こちらのコメント欄で、京本政樹が「1959年 1月 21日生まれで、唐沢俊一の 1958年 5月
22日と 1 年も 違わない――というか学年いっしょです。^^;」と、驚きの声 (?) を書かせて
もらった記事は、これ↓

http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20110824/Real_Live_6583.html
>京本政樹「スピルバーグさんに見せたい」とパチンコCR新機種をPR
>2011年8月24日 14時45分
> 俳優の京本政樹(52)が23日、都内で開催された、パチンコ遊技機「CR暗黒騎士呀鎧
>伝(キバガイデン)」の新機種発表会に出席。女優の肘井美佳(28)、シンガーソングライ
>ターの景山ヒロノブ(50)と共にトークセッションを行った。
> 「CR暗黒騎士呀鎧伝」はCR牙狼シリーズに登場する「黄金騎士ガロ」の宿敵「暗黒
>騎士キバ」が主人公となり、京本は、テレビシリーズ『呀狼<GARO>』から生まれた
>『呀<KIBA>~暗黒騎士呀鎧伝~』に出演しており、新機種の映像などにも京本が登
>場するという。


以下の記事では「年齢を感じさせない52歳ぶりに会場驚愕」と見出しにも書かれている。

http://www.excite.co.jp/News/cinema/20110904/CinemaToday_N0035045.html
>京本政樹、年齢を感じさせない52歳ぶりに会場驚愕! 主演作に「役者冥利に尽きます」
>2011年9月4日 04時25分
> 3日、人気テレビシリーズ「牙狼 GARO」初のスピンオフ作品となる映画『呀~暗黒騎
>士鎧伝~』が劇場公開となり、主演の京本政樹にヒロインの肘井美佳、雨宮慶太監督
>が登壇しての舞台あいさつがシネ・リーブル池袋で行われた。敵役から主役となっての
>スピンオフ作品に、京本は「役者冥利に尽きます」と上機嫌でトークを展開。撮影裏話
>や共演陣との交流エピソードを明かし、「今年52歳で撮影は51歳のときだったんです」
>と明かすと、実年齢を全く感じさせない若さに場内から驚きのため息が漏れていた。


京本政樹は実年齢に比べて若く見え過ぎだし、唐沢俊一は老け過ぎ (これこれを参照)
ではある。

それはともかく、パチンコの「CR暗黒騎士呀鎧伝(キバガイデン)」の新機種発表会や、
『呀~暗黒騎士鎧伝~』の劇場公開、OV 発売にともない、京本政樹が特撮がらみの
話題でマスコミに露出する機会が増え、それが京本政樹のファンの方々の心配――こちら
の Read More
後半に引用のツイートや、コメント欄への投稿のこれこれを参照――に
つながっていたのではないかと思ったりもする。

http://www.hobbyjapan.co.jp/uchusen/
>特撮・SF誌『宇宙船』
>Vol.134 2011秋号
>●2011年10月1日発売!
〈略〉
>また、発売となったOV『呀<KIBA>~暗黒騎士鎧伝~』からは暗黒騎士キバこと魔戒
>騎士バラゴを演じる京本政樹さんがインタビューに登場してくださいました。特撮作品
>に造詣の深い京本さんが、この作品にかける熱い思いが伝わってくるインタビューです。


では、最近 (2011 年) の2ちゃんねるのスレではどうかというと、まず唐沢俊一スレでは、
こちらのエントリーに書いたみたいに、「唐沢俊一のいうことなど、まったくあてにならない
という前提を共有している者が多いほど、デマ認定はスムーズ」という結果に。

また、ここのコメント欄に引用したログ (2001 年時点) では「地獄大使云々の情報ソース
は、『サイキック青年団』です。 北野誠と竹内義和が言ってた事です。 正直、ガセっぽい
話だなぁって思ってたけど」くらいのものだったのが、「ソースが北野誠や竹内義和って
どれほど情弱なんだ」――と、「サイキック青年団」の信頼性にも若干の変化が (?)。

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/books/1316406818/
>811 :無名草子さん:2011/09/27(火) 14:13:34.57
>京本が葬式荒らしという話はほんとだと思ってたよ
>サイキックでも北野誠や竹内義和が言ってなかったっけ?

>812 :無名草子さん:2011/09/27(火) 14:17:11.15
>>>811
>いい加減な記憶でデマを増産するな

>815 :無名草子さん:2011/09/27(火) 15:07:51.27
>ソースが北野誠や竹内義和ってどれほど情弱なんだ

>816 :無名草子さん:2011/09/27(火) 15:10:43.04
>北野誠って、前に舌禍を起こして干されてた人だろう。
>「噂の東京マガジン」でしか知らなかったからどんな人かと思ったら、
>自分の持ってるラジオ番組で言いたい放題を続けて、それでリスナーを
>集めていたけど、結局は「口は災いのもと」。

>「不適切発言問題」についても、原因はいろいろ取り沙汰されてはいるけれど、
>例えばこのような印象を持たれてしまうこと自体、あやふやな発言や不確実な
>情報が多くて、面白くてもあてにならないと見られている、ということだろう。

>http://tvmania.livedoor.biz/archives/51620641.html
>>きょう発売の週刊新潮、週刊文春。北野誠が、芸能界から追放された理由を掲載。

>>両誌の記事を総合すると、北野のラジオ番組「サイキック青年団」(朝日放送)
>>で、二十年に渡り、芸能人や芸能事務所についてあることないこと喋ってきた内
>>容について、朝日放送や、北野所属の松竹芸能も加入していた「音事協」加盟社
>>から、音事協に抗議が寄せられていた。

>>最近の北野は、ラジオでは比較的おとなしくなったが、リスナーを集めたイベン
>>トでは、依然として過激なトークを展開。録画録音禁止のイベントだが、最前列
>>で録音しているリスナーに北野が、ルール違反だ、と怒鳴ったことも。

>つまり、北野誠の発言だから間違いないとは言い切れないということ。

>それから、唐沢は北野誠とも竹内義和とも接点があったことを認めている。

>817 :無名草子さん:2011/09/27(火) 15:12:01.54
>山本会長もサイキック大好きじゃなかったっけ。


それから、このエントリーに書いた「唐沢俊一のいうことを真に受けてはいけないという
のは、唐沢俊一スレ以外でも、 それなりに前提として共有されている様子」というのは、
以下のスレでも見ることができた。

http://2log.jp/mnewsplus/1314586489
>2log.jp TOP > 芸スポ速報+ > 【芸能】えっ、あの人も? 意外と多い 芸能人“オタク”
>事情(812)
〈略〉
>180名無しさん@恐縮です [sage] 2011/08/29(月) 13:12:41.80 ID:fUsL/nEi0
>>>1
>とりあえず京本政樹の名前は出しておけよ。
>アニメや特撮好きが厳しい扱いを受けていた時代にかなり貢献してたよ。
>唐沢俊一(パクリ魔)にあらぬ噂を立てられて印象が悪くなったけど。
〈略〉
>243忍法帖【Lv=3,xxxP】 [sage] 2011/08/29(月) 14:08:29.20 ID:y29kyNha0 [1/2]
>>>1の美少女ゲームが棚にあった芸能人ってISSAのことを指しているんだろうけど、
>あれ、仮面ライダー555のグッズのパッケージをエスカレイヤーに変えたコラだろ
>ちょっとググレば分かる有名な話なんだから仮にもマスメディアを名乗る以上そのくらいは
>下調べしておこうぜ



これが 2002 年の時点の2ちゃんねるでは、また感じが違っていた。こちらのエントリー
引用した、2000 年時点での書き込みと口調も似たような感じ。どちらも特撮板。

http://www.kieken.net/kako/toku1.html
>78 名前:名無しより愛をこめて :02/01/15 23:27 ID:JUqSJdJc
>>>70
>それはちと違うぞ。
>京本が葬式泥棒と呼ばれるのは、某大物俳優の葬式に行って、「生前、○○さんとの
>約束で××と**は僕が譲り受けることになってたんです」とのたまわり、某有名特撮
>番組で使用(着用)された本人の遺品を、家族の目の前で毟り取って来たことに由来
>するからだよ。


http://mimizun.com/log/2ch/sfx/1029941030/
>15 :名無しより愛をこめて:02/08/23 01:09 ID:ljdIr7Cm
>いいよな芸能人ってコネがあって・・・・

>16 :名無しより愛をこめて:02/08/23 01:09 ID:mD6kV5tA
>昔は同じヒーローを愛する人物として尊敬していたが
>葬式の会場から地獄大使の着ぐるみかっぱらって行った、って聞いて幻滅した。

>17 :名無しより愛をこめて:02/08/23 01:10 ID:v2UlvzIZ
>死ぬな京本!死ぬまで生きろ!

>18 :名無しより愛をこめて:02/08/23 01:10 ID:pzaH2QZ2
>>>15
>お前も芸能人になりゃいいじゃん

>19 :名無しより愛をこめて:02/08/23 01:11 ID:pzaH2QZ2
>>>16
>ガセネタに踊らされる夏厨発見
〈略〉
>47 :名無しより愛をこめて:02/08/24 01:29 ID:MM2h/zZn
>>>45
>潮健児氏が亡くなったとき、葬式の日にやってきた遺族・関係者がいる中
>「メフィストや地獄大使関連のモノはボクが貰う約束になってたんです」とか
>のたまって追い返されたというウワサは聞いたことあるが…
〈略〉
>52 :名無しより愛をこめて:02/08/24 19:29 ID:NV6dfI13
>>>47俺は別な人に止められたと聞いたけど
>本当はどうなんだろう?


すぐ上の、「別な人に止められたと聞いたけど」については、「唐沢俊一検証blog」の
十五年前のカゲロウ。」を参照のこと、かなあ。


以下の 2 つは 2004 年のもの。

http://logsoku.com/thread/tv3.2ch.net/sfx/1080209856/501-600
>〓特撮モノをバカにした有名人を晒すスレ〓1〓
〈略〉
>506 : 名無しより愛をこめて : 04/05/10 22:15 ID:iJtFO3JB [1/1回発言]
>なんかおもちゃ板に京本セレクションのガシャスレができてるんだけど、そっちじゃ
>京本けっこう人気あるんだよな。俺にはわからん。
〈略〉
>508 : 名無しより愛をこめて : 04/05/10 22:52 ID:CsxNelLY [1/1回発言]
>>>506
>京本の限らず玩具版での評価は劇中にどれだけ近いかどうかだから。
>それに叩くなら京本じゃなくてそのラインナップ考えた担当やメーカーを叩く。
〈略〉
>518 : 506 : 04/05/12 18:00 ID:MVMosRhB [1/1回発言]
〈略〉
>>サタコレ
>こういうのが出てることも知らなかった。佐竹が怪獣好きってのも聞いたこと
>なかった。意外だ・・・バンダイにはどんどん暴走してもらって京本の次には宮内
>セレクションを出して欲しいな。ネタになること間違いなしw

>ところで今日のクイズヘキサゴンに京本が出るけど、ああいうのは特撮俳優スペシャルって
>やらないのかな?
>昔から小道具が大好き。撮影所のモノは俺のモノ、俺のモノは俺のモノ!「京本政樹」
>変身?アレCGだからムリムリ!え、東映の許可要るからムリだってば!「オダギリ
>ジョー」
>ヒーロー番組は教育番組だ!ライダーは俺が最高、俺の為の企画だ!「宮内洋」
>みたいな感じで。

>519 : 名無しより愛をこめて : 04/05/12 18:56 ID:eLsn4Pkh [1/1回発言]
>>>518
>ヲタクしか見ないキャスティングはあり得ません。


http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q131164608
>特撮の初歩的・基本的な質問をしてもいいスレッド
〈略〉
>京本の特撮もの好きは有名で、他にも「仮面ライダーアギト」にもゲスト出演していたり
>京本プロデュースの特撮フィギュアまで制作・発売されています。

>ただ、いい噂ばかりでないのも事実で、
>撮影現場から勝手に小道具を持ち出したり、
>特撮出演暦のある役者にまとわりついたり、
>特撮役者の葬式に上がりこんで遺品を持ち出そうとしたなど
>良くない噂もけっこう流れていますね。

>違反報告
>回答日時:2004/10/20 14:03:27


すぐ上の、Yahoo 知恵袋の方は、ちょっとあんまりではないかなと思って、数日前に
「違反報告」をクリックしてみたが、やはりそれくらいでは変化がないな、と。

当時の2ちゃんねるの特撮板のスレの方は、「京本セレクション」が発売されたので、話題
にする人が出てきたということだろうか。

http://doratomo.ddo.jp/taku1papa/omocha/tf/kyouscma/kyouscma.html
>商品名 : 京本セレクション 仮面ライダー編
>発売元 : バンダイ
>価格 : 各300円(税抜)
>発売時期 : 2004年4月
>対象年齢 : 6歳以上
>京本正樹氏監修のカプセルトイのソフビコレクションです。


国枝教授ということで京本正樹本人もフィギュア化されているのに少し感動――というのは
おいといて。この「京本セレクション」はソフビで、知恵袋の人のいう「京本プロデュースの
特撮フィギュア」というのが 1991 年から、やはりバンダイから出ている「京本コレクション」
という話のようで。

http://www.ne-kyo.com/database/history1991.htm
>1991
>コンサートのMCで特撮トークをするうちBANDAIから声がかかり、特撮フィギュアシリー
>ズ「京本コレクション」(現:K'S FACTORY)の監修を始めロングランプロデュース作品と
>なる


まあ、「京本コレクション」については http://speak.la-cetzna.main.jp/?eid=1172575
京本政樹本人が言及したりしているが、続きがわからないので、おいといて。(←おい)

「京本コレクション」がバンダイから発売されていたというのは、潮健児著『星を喰った男』
の出版社がバンダイだったというのと何か関係があるのだろうか――というのが、ふと気に
なった。

http://tondemonai2.web.fc2.com/799.html
>単行本の『星を喰った男』
>http://www.amazon.co.jp/dp/4891895187
>>星を喰った男 (単行本)
>>潮 健児 (著)
〈略〉
>>出版社: バンダイ (1993/09)


潮健児著『星を喰った男』 (単行本) の 「編集・構成を終えて」に唐沢俊一は、「出版界も
またバブル崩壊の波をかぶって七転八倒の最中とはいえ、ここまで モタついたのはすべ
て企画・編集・構成者たる僕の責任である。最終的にこの企画を取り上げてくれたバンダ
イ出版課に心から感謝する」と唐沢俊一は書いている (ここを参照)。

『星を喰った男』の「エピローグ」には、若山富三郎の葬儀で潮が京本政樹と出会い、その
京本政樹に後日電話でビデオの出演を依頼されたという話も書かれているが、彼の名前も
文庫版での唐沢俊一の後書きには登場しない。

『星を喰った男』の「文庫版あとがき」 1 ページ目
『星を喰った男』の「文庫版あとがき」 2 ページ目
『星を喰った男』の「文庫版あとがき」 3 ページ目
星を喰った男を食い物にした男、唐沢俊一


それはさておき、2007 年には、「一部の特撮ファン」に対する京本政樹ファンの違和感が
表明されていたり。

http://yomi.mobi/read.cgi/tv11/tv11_kin_1167586541
>時代劇俳優・京本政樹 3
〈略〉
>73 名前:名乗る程の者ではござらん mailto:sage [2007/01/12(金) 10:40:25 ID:???]
>ブログの反響すごいねえ。
>あの髪型、最初はちょっと違和感あったんだけど、美しい顔だから似合うしね。
>ただ、牙狼のアクセつけてることに関してうだうだ書いてる特撮ファンが数人いてむかつ
>いた。

>74 名前:名乗る程の者ではござらん mailto:sage [2007/01/12(金) 12:16:53 ID:???]
>牙狼のアクセっていかにもヲタが好みそうなデザインだよねwww
>宣伝してあげる為につけてくれてるのにウダウダウゼーねヲタってw

>75 名前:名乗る程の者ではござらん mailto:sage [2007/01/12(金) 12:37:33 ID:???]
>特撮自体に悪い印象はないけど、
>一部の特撮ファンってほんと粘着質・・・
>ただ牙狼に出演しただけでなんで嫌味言われなきゃいけないんだか。
>牙狼の小物(?)に興味はないけど、
>JAP工房のってやっぱり基本的に京タソには似合わないよね・・・
>あんな風に色んなこと言われてるのわかってるだろうに
>京タソも毎度よく宣伝してあげてるよねぇ・・・
〈略〉
>96 名前:名乗る程の者ではござらん mailto:sage [2007/01/13(土) 14:23:56 ID:???]
>>>93
>>>94
>92の言っている意味合いはどうなのか分からないけど
>私も、平成教育以降(156以降)から京本さんに対する書き込みが急激に
>変わった事については面白かったという印象を抱いたよw

>97 名前:名乗る程の者ではござらん mailto:sage [2007/01/13(土) 18:27:53 ID:???]
>やっぱファンじゃない人は髪型しか見てないのかぁ。
>ストパにする以前も、音楽を再開してからの京タソは
>急激に色っぽかったんだけどな。
>でも確かにこの反響の変化は面白いねwww

>98 名前:名乗る程の者ではござらん mailto:sage [2007/01/13(土) 18:31:57 ID:???]
>>>96
>93だけど、髪型はまだしも、性格(?)のことにも否定的な意見だったから笑えなくてさ。
>考えすぎだね。ごめん。

>99 名前:名乗る程の者ではござらん mailto:sage [2007/01/13(土) 18:48:53 ID:???]
>あーあズラスレ盛り上がっちゃったよ
〈略〉
>127 名前:名乗る程の者ではござらん mailto:sage [2007/01/13(土) 21:57:16 ID:???]
>>>98
>その気持ちもわかる「時代劇役者・京本政樹」のスレが
>2000年ごろの書き込みはかなり偏見に満ちていて嘆いてしまうものが
>あった(泣)そのせいか、割合マシと感じ、やっと魅力に気が付いてくれた
>!!という嬉しさがあったなぁ

>128 名前:名乗る程の者ではござらん mailto:sage [2007/01/13(土) 22:01:19 ID:???]
>>>127
>あ、そのスレ見たことあるんだけど、
>あそこってアンチが立てたんじゃないかと思うほど批判が多くて擁護が全くなかったよね。
>せっかく25周年で盛り上がってたときでさえ、批判ばかり書かれてて
>悲しいから見なくなってたら、いつの間にかなくなってたんだよなあ。
>今はファンサイトまであって、京本政樹のファンって言えるのが普通になったけど、
>そのときを知ってる人が批判を見ると哀しむ気持ちもよくわかるよ。



そして 2010 年となると、「京本さんブログで否定」 (2009 年の発表分) が言及されるよう
にもなる。

http://logsoku.com/thread/gimpo.2ch.net/rradio/1254824970/
>【竹内義和】サイキック青年団ファンスレ【北野誠】18
〈略〉
>857 : P.N.名無し大好きっ子さん : 2010/01/30(土) 00:33:59 ID:v7G9fV7i [2/5回発言]
>京本さんブログで否定してるぞw

>859 : P.N.名無し大好きっ子さん : 2010/01/30(土) 01:31:30 ID:aLJ4Uc5z [2/2回発言]
>>>857
>何を否定しているの? 860 : P.N.名無し大好きっ子さん : 2010/01/30(土) 02:08:57 ID:v7G9fV7i [3/5回発言]
>>>859
>↓の2009.03.20 Friday 21:35の日記の赤文字部分
>ttp://speak.la-cetzna.main.jp/?page=27


ちなみに、「2009.03.20 Friday 21:35の日記の赤文字部分」とは、ここここにも引用
したことのある、これ↓のこと。

http://speak.la-cetzna.main.jp/?eid=1147088
>京本コレクション。。。あの頃。。実は(爆) 2009.03.20 Friday 21:35
〈略〉
>撮影所から小道具を勝手に京本は持って帰るだの?
>どこそこから。。盗んだだの?そんなくだらない話は。。
>一部の、たちの悪い人たちが勝手に作り上げた幻想だっ。ヨタ話だっ←ホントに
>そんな事実があったらとっくの昔にボクは逮捕されている。(爆)
>←ああっ!ちょっとスッキリしたっ(爆だっ)←世の中の特撮ファンの方々を否定
>している訳ではない。好きなものは好き!いいじゃないかっ!素晴らしい事だと
>思う。
>が、好きが故。。一部の行き過ぎた心ない人たち。。。
>ホント、この手の話を耳にする度に、ボクは、うんざりし続けて来たのだっ!
>よって。。ボクはこの手の話を。。ここ数年の間、自ら封印し、避けて来たのが、、、
>今日までの事実なのだっ。←言いたいヤツは勝手に何でも言ってろっ!
>(ホントにくだらないっ!それこそ爆だっ!)


2010 年には、うちのブログも話題にされていたのは知らなかった。w
こういうのがあったから、コメント欄に書き込んでくださるファンの方もいたのかな、と。

http://honwaka2ch.livedoor.biz/archives/4014687.html
>17. 2010年10月31日 20:20
>しかし特撮関係では悪いうわさも聞くんだよな
>役者の葬式に乱入して遺品強奪とか
>円谷の倉庫からプロップ盗むとか

>18. 2010年10月31日 21:35
>円谷の倉庫からってのは、なべやかんじゃなかったか?(京本もか?)
>潮健児の通夜か葬式で『生前の約束』と言い張って持っていったのは有名な話だが。
〈略〉
>20. 2010年11月01日 06:05
>63985
>63100
>その手の噂は特撮板ではよく見かけるんだけど
>実際に訴えられたりトラブルに発展したことってある?
>俺該当してる人たちのことほとんど知らないからさ

>21. 2010年11月01日 07:04
>63154だけど検索したらちょっと気になるものが出てきた
>ttp://tondemonai2.web.fc2.com/799.html
〈略〉
>24. 2010年11月01日 09:42
>※63172
>見てきたけどあれほとんど自演じゃね?ちょっと不気味なスレだった・・・w

>25. 2010年11月01日 09:53
>京本政樹と松方弘樹は
>20年くらい前当時の時代劇俳優にしては珍しくバラエティ番組にもよく出ていた
>だからこの二人に関してはバラエティ番組に出ても違和感というか迷走感がない
>高橋英樹や松平健がバラエティにも出るようになったのはここ数年だね
>※63154
>ブログに目を通してみたが、その作家先生が何なのかいまいちよくわからなかった


「その作家先生が何なのかいまいちよくわからなかった」は、盗作騒動があろうが、P&G
(パクリ&ガセ) で話題になろうが、唐沢俊一の知名度の低さは揺るがないのだなあと思わ
ないでもないが、おいといて。


で、ここのコメント欄でも話題にさせてもらった『誠のサイキック青年団』について。

http://ja.wikipedia.org/wiki/誠のサイキック青年団
>『誠のサイキック青年団』(まことのサイキックせいねんだん)は、朝日放送運営のABC
>ラジオで毎週日曜深夜に放送されていたラジオ番組。1988年4月3日放送開始。最終
>放送日は2009年3月8日。略称は”サイキック”。
〈略〉
>番組の前倒し終了との関連は不明であるが、日本音楽事業者協会に寄せられた匿名
>投書によって、番組内において複数の正会員社の所属タレントに対する長期間にわた
>る数多くの不適切な発言、誹謗中傷が多数認められた事に協会は3月中に松竹芸能と
>朝日放送に抗議文と調査依頼書を送付。[35]両社はこれを事実と認め3月に謝罪して
>音事協を自主退会するに至る[36][37]。


http://www.pot.co.jp/matsukuro/お部屋1815北野誠降板の事情.html
> http://zakzak.co.jp/gei/200904/g2009041309_all.html
>>大阪ローカルの深夜ラジオ「誠のサイキック青年団」の中で、特定の著名人を根拠
>>なく傷つけたことが原因とされているが、放送に関わったスタッフの間では、「人物名
>>を明かすこと自体、先方に迷惑がかかるので…」と依然、箝口令が敷かれている状
>>況だ。
>>  番組をよく知る在阪ライターが背景を明かす。「きっかけとなる舌禍は何かあった
>>のだろうが、発端は番組の一部リスナーによる“チクリ”だったようだ。長い番組リス
>>ナーならだれもが知ってるが、北野はラジオのオンエアでは毒舌を抑え気味で、政
>>治家や芸能人を批判するときはヒントしかしゃべらない。その“答え合わせ”は、有料
>>の番組イベントで行う。お金を払ってくれたファンへのリップサービスでオフレコ話を
>>披露する。それを克明にメモして、放送局幹部や東京の芸能プロダクションに“ご注
>>進”するヤカラがいたということ」

>北野誠は、誰かに聞いた根拠のはっきりしない噂話をラジオでくっちゃべることが多
>かったようです。それによって有料イベントに誘導し、そこでは実名入りで語る。その
>具体的内容もネットにはさまざま出ていますが、真偽が不明だし、誹謗中傷の拡散に
>なりかねないのでここではリンクしません。各自検索してください。
>もしこれらが本当であれば、疑いなく誹謗中傷です。公共の電波を使って人を集めて
>誹謗中傷で金をとるとは、セコい商売をやっていたのですね。
>記事に出てくる「在阪のライター」は、「ヤカラ」と言っていることから、チクった人間を
>非難しているようですが、本末転倒です。いかに限定された場であろうとも、不特定多
>数の人に、根拠もなくデタラメをくっちゃべって金までとっていたのであれば、非難され
>るべきなのは北野誠とその周辺の人々です。


上の引用で松沢呉一のいう「公共の電波を使って人を集めて誹謗中傷で金をとるとは、
セコい商売」、「不特定多数の人に、根拠もなくデタラメをくっちゃべって金までとっていた
のであれば、非難されるべきなのは北野誠とその周辺の人々」というのには、ひたすら
同意として。

ただ、北野誠に同情すべき要素がなくもないなと思うのは、京本政樹などの件で積極的
に誹謗中傷していたのは、北野誠ではなく竹内義和の方ではないかというのがある。

「竹内義和って、悪い意味で唐沢俊一そっくりな人かもしれないと思い始めているところ
です」と、ここのコメント欄にも書かせてもらったけど……。

http://unkar.org/r/news/1244829333
>【速報】パクり問題で有名な唐沢俊一さん、心不全で入院
〈略〉
>21 : セイヨウオダマキ(長屋):2009/06/13(土) 03:01:35.07 ID:CpfE6wsH
>都市怪奇伝説 (単行本)
>竹内 義和 (著)

>本当に怖いのは, 2006/7/23
>By plumstar2 - レビューをすべて見る
>昨年発行された本だったのですが、最近購入しました。
>どこかで読んだ話が幾つかありました。

> 一番興ざめしたのが山岸涼子さんの箪笥の漫画をそのまま書き写した話です。
>体験者が筆者の知人とか親戚だったら載せる意味もあるんでしょうけど。掲載した意図
>が判りません。
>漫画のほうが怖かったし。漫画が絶版とかなら判りますが、普通にまだ手に入りますし。

>みどろが沼の話も新倉イワオ氏の「あな知ら」に似た話が・・・
>丑の刻参りの話も同じ話を別の本で読んだ記憶が・・・
>かぐや姫の話も何度もTVでやってますし・・・



唐沢俊一の裏モノ日記の中では、「北野誠さん」の登場は一回のみで、特に唐沢俊一と
親しいという感じはしなかった。

http://www.tobunken.com/diary/diary20010924000000.html

 1時半、北野誠さんはじめメンバー一同、鶴岡法斎なども来て、撮影
開始。鶴岡は展示してあるレコード紹介。私はまあ、いつものグッズ紹介。
どういうものかイマイチ、私がノらない分、鶴岡がガンバってくれた。


一方、竹内義和の方は、「ともだち」という感じである。

『トンデモ創世記2000』 P.47

唐沢● 唐沢俊一ホモ説っていうのがありまして、竹内義和に「大阪の方
まで鳴り響いていますよ」って言われて少しビビりましたが。『噂の真相』
に載ったりとか。


上については、「唐沢俊一『ホモセクシャル』を語る」を、あわせて参照のこと (?)。

http://netcity.or.jp/otakuweekly/BW1.8/column1-1.html

いま、DP2という出版社(ぶんか社の子会社にあたる)で、竹内義和氏と
二人でプロデュースするオタク本シリーズの製作が佳境である。
まず先駆けて出版されるのがおなじみ、眠田直氏の『くそゲー天国』。
続いて僕本人の『お父さんの広告』。これは戦後すぐから昭和50年代
までのエッチ広告全史である。どちらも濃いだけ濃い本になっているの
で、諸君、楽しみに待つように。


×『お父さんの広告』 ○『お父さんたちの好色広告』

「濃いだけ濃い本」なのかどうかは、ここここここここここここここここ
ここここここここを参照のこと。

2010 年になると、「知人の竹内義和氏」と、少しよそよそしい書き方になっているような
気もする。

http://www.tobunken.com/news/news20101022163801.html

後に『パーフェクト・ブルー』を知人の竹内義和氏が制作したとき、そこに
あった監督名を見て、へえ、漫画家がアニメを演出するのか、と思い、
こちらの方が天職かもしれない、と思った。



で、以下のスレに書き込まれていることは、どれだけ信憑性があるかは自分には判断が
つきにくいけど……。しかし、「竹内義和のどきどきブログ」の中の「リスナーの、みんな
へ……!
」 (魚拓) というエントリーがアップされたのは、「2009年05月20日 03:23」で、
下記のスレに「たとえばこんな一言であれば、誠氏に対するヘルプにもなるんじゃないか
と思うけどなぁ」と原案っぽい文章 (?) が書き込まれたのは、その 2 時間ほど前……。

http://logsoku.com/thread/anchorage.2ch.net/mnewsplus/1242562831/
>【芸能】「50代オヤジがファンでも良いですか!?」 芸能系サブカル界の大御所・竹内
>義和が嵐への愛を告白
〈略〉
>24 : 名無しさん@恐縮です : 2009/05/17(日) 21:31:29 ID:C/C0L8NQ0 [1/1回発言]
>このおっさんは秘蔵VTRショーなる著作権侵害イベントの主催者だが、
>2007年に開催されたぶんは、まだ時効じゃないだろ。
>北野誠を追放した中の人は、竹内も追い込めよ。
>著作権法違反で刑事告訴すれば、あとは警察が立件してくれるって。
〈略〉
>45 : 名無しさん@恐縮です : 2009/05/17(日) 21:51:26 ID:mHP392530 [1/1回発言]
>サイキックでこの人発の悪口も結構あった気がするんだが。

>46 : 名無しさん@恐縮です : 2009/05/17(日) 21:52:00 ID:3mr7MJr1O [1/6回発言]
>北野誠とサイキック青年団やってた自称マルチクリエーターの業界コジキだろ。
>北野が追放になったと言われた一端のバーニングがサザンの初期版権抑えてるてネタは
>このコジキが言い出したのに北野は追放されてる中、圧力かけ先がないから
>スルーされて生き延びてる。
>しかも北野の追放劇の最中、嵐について語るイベントやります~って全く
>我関せずなクソ野郎。

>自分の原作でハリウッドでロジャーコーマン監督の映画やるとか、詐欺紛いの話ばかりで
>誰からも相手にされずネタ切れになって遂に嵐をネタにしようという魂胆。
〈略〉
>55 : 名無しさん@恐縮です : 2009/05/17(日) 22:24:12 ID:3mr7MJr1O [3/6回発言]
>業界コジキだからバーニングたちも圧力のかけ先がないんだよ。
>本出す出版社もメタモル出版という大阪の零細会社だし。
>北野があんなことになってる中、嵐を愛するトークショーってな、
>北野が人柱で自分は関係ないということだろ。
〈略〉
>179 : 名無しさん@恐縮です : 2009/05/18(月) 23:01:17 ID:Ll0tA8dQ0 [1/1回発言]
>ここにきて何故に一斉に禿うち叩き?
>ミクで禿うちを叩いてたブル&タナカが信者から叩かれまくってた頃が懐かしい・
〈略〉
>186 : 名無しさん@恐縮です : 2009/05/19(火) 00:30:33 ID:7b5FI1KbO [1/7回発言]
>>>179
>当事者の竹内がこの時期こんなことしてることを、みんな知らなかったからでしょう。
>誠謝罪会見のすぐあとくらいに大阪の日本橋で嵐への愛を語るトークショーをしてたり、
>あまつさえ騒ぎの翌月にこんなジャニーズ本出すなんてこのスレ立つまで
>知られてなかった話だろうから。
〈略〉
>262 : 名無しさん@恐縮です : 2009/05/20(水) 01:10:11 ID:TZnkKZU/0 [6/8回発言]
>所属芸能事務所との関係で誠君は自身の判断で謹慎することになりましたが、
>今回の不適切発言と言われるものに対しては、パートナーだった私にも責任の
>一端があります。
>われわれ二人は責任を取って断腸の思いでサイキックを終わらせることになりましたが
>関係者各位やこれまで応援していただいた皆様にはご迷惑をおかけする結果となり
>本当に心苦しくてなりません。
>僕があれこれ発言すると憶測を呼ぶことにもなり、誠君や関係者にご迷惑をかけて
>しまう可能性もありますので、多くは語れずこのような形でのお詫びになってしまうことを、
>どうかご理解ください。
>これからも僕は執筆活動に力を入れていくつもりです。どうぞあたたかい目で
>見守っていってください。

>   ↑
>たとえばこんな一言であれば、誠氏に対するヘルプにもなるんじゃないかと思うけどなぁ。
>文筆業なんだから自分の言葉でうまくフォロー出来ないんでしょうか?

>263 : 名無しさん@恐縮です : 2009/05/20(水) 01:11:45 ID:8QiX4fJW0 [4/6回発言]
>こら名文や。早速メールしたり。竹内さんも喜ぶわ。

>264 : 名無しさん@恐縮です : 2009/05/20(水) 01:15:37 ID:3X1mxmxdO [5/11回発言]
>>>262
>コレ!出すべきだったと思う。
>今となっては遅いけどな。
〈略〉
>310 : 名無しさん@恐縮です : 2009/05/20(水) 12:20:13 ID:43mpybCH0 [1/2回発言]
>262 :名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 01:10:11 ID:TZnkKZU/0
>所属芸能事務所との関係で誠君は自身の判断で謹慎することになりましたが、
>今回の不適切発言と言われるものに対しては、パートナーだった私にも責任の
>一端があります。
>われわれ二人は責任を取って断腸の思いでサイキックを終わらせることになりましたが
>関係者各位やこれまで応援していただいた皆様にはご迷惑をおかけする結果となり
>本当に心苦しくてなりません。
>僕があれこれ発言すると憶測を呼ぶことにもなり、誠君や関係者にご迷惑をかけて
>しまう可能性もありますので、多くは語れずこのような形でのお詫びになってしまうことを、
>どうかご理解ください。
>これからも僕は執筆活動に力を入れていくつもりです。どうぞあたたかい目で
>見守っていってください。
>   ↑
>たとえばこんな一言であれば、誠氏に対するヘルプにもなるんじゃないかと思うけどなぁ。
>文筆業なんだから自分の言葉でうまくフォロー出来ないんでしょうか?
>                   ******
>リスナーの、みんなへ……!
>2009年05月20日 03:23
>改めて、ここでお伝えしたいことがあります。「誠のサイキック青年団」という番組を、21
>年間も応援してくれてありがとう!
>そして、今回の根拠なき不適切発言等で、不快な思いをされたファンの方々、関係各
>位の方々に、今一度、お詫びしたいと思います。
>さて、その不適切発言ですが、以前から指摘されているように、そのほとんどが、この
>僕、すなわち竹内義和の口から出たもの。
>番組の看板として、北野誠だけが全面的にその責を担っていることに、申し訳ない気持
>ちでいっぱいでした。
>これまでは、僕の発言や行動が、マスコミに誤解を与え、問題をより悪化させるかもと
>の思いから、発言を控えて来ました。
>この前、北野誠が、記者会見で、自らの謹慎を発表しました。
>それを受け、僕自身も誠と同期間、テレビ、ラジオへの出演を自粛したいと思います。
>また、みんなと再会出来る時は、僕も北野誠も、もっともっと大きくなっていたいと、心か
>ら思います。
>最後に、ずっと番組を応援してくれて、ほんとにほんとにありがとう!
>ここで、誓います。みんなの気持ちを裏切らないよう、精進することを……。


で、以下に引用するスレに書き込まれていることに、どれだけ信憑性があるかは自分には
判断がつきにくいけど……。しかし、「竹内義和のどきどきブログ」の「リスナーの、みんな
へ……!
」 (魚拓) というエントリーがアップされたのは、「2009年05月20日 03:23」で、
下記のスレに「たとえばこんな一言であれば、誠氏に対するヘルプにもなるんじゃないか
と思うけどなぁ」と原案っぽい文章 (?) が書き込まれたのは、その 2 時間ほど前というの
は確か……。

http://logsoku.com/thread/anchorage.2ch.net/mnewsplus/1242562831/
>【芸能】「50代オヤジがファンでも良いですか!?」 芸能系サブカル界の大御所・竹内
>義和が嵐への愛を告白
〈略〉
>24 : 名無しさん@恐縮です : 2009/05/17(日) 21:31:29 ID:C/C0L8NQ0 [1/1回発言]
>このおっさんは秘蔵VTRショーなる著作権侵害イベントの主催者だが、
>2007年に開催されたぶんは、まだ時効じゃないだろ。
>北野誠を追放した中の人は、竹内も追い込めよ。
>著作権法違反で刑事告訴すれば、あとは警察が立件してくれるって。
〈略〉
>45 : 名無しさん@恐縮です : 2009/05/17(日) 21:51:26 ID:mHP392530 [1/1回発言]
>サイキックでこの人発の悪口も結構あった気がするんだが。

>46 : 名無しさん@恐縮です : 2009/05/17(日) 21:52:00 ID:3mr7MJr1O [1/6回発言]
>北野誠とサイキック青年団やってた自称マルチクリエーターの業界コジキだろ。
>北野が追放になったと言われた一端のバーニングがサザンの初期版権抑えてるてネタは
>このコジキが言い出したのに北野は追放されてる中、圧力かけ先がないから
>スルーされて生き延びてる。
>しかも北野の追放劇の最中、嵐について語るイベントやります~って全く
>我関せずなクソ野郎。

>自分の原作でハリウッドでロジャーコーマン監督の映画やるとか、詐欺紛いの話ばかりで
>誰からも相手にされずネタ切れになって遂に嵐をネタにしようという魂胆。
〈略〉
>55 : 名無しさん@恐縮です : 2009/05/17(日) 22:24:12 ID:3mr7MJr1O [3/6回発言]
>業界コジキだからバーニングたちも圧力のかけ先がないんだよ。
>本出す出版社もメタモル出版という大阪の零細会社だし。
>北野があんなことになってる中、嵐を愛するトークショーってな、
>北野が人柱で自分は関係ないということだろ。
〈略〉
>179 : 名無しさん@恐縮です : 2009/05/18(月) 23:01:17 ID:Ll0tA8dQ0 [1/1回発言]
>ここにきて何故に一斉に禿うち叩き?
>ミクで禿うちを叩いてたブル&タナカが信者から叩かれまくってた頃が懐かしい・
〈略〉
>186 : 名無しさん@恐縮です : 2009/05/19(火) 00:30:33 ID:7b5FI1KbO [1/7回発言]
>>>179
>当事者の竹内がこの時期こんなことしてることを、みんな知らなかったからでしょう。
>誠謝罪会見のすぐあとくらいに大阪の日本橋で嵐への愛を語るトークショーをしてたり、
>あまつさえ騒ぎの翌月にこんなジャニーズ本出すなんてこのスレ立つまで
>知られてなかった話だろうから。
〈略〉
>262 : 名無しさん@恐縮です : 2009/05/20(水) 01:10:11 ID:TZnkKZU/0 [6/8回発言]
>所属芸能事務所との関係で誠君は自身の判断で謹慎することになりましたが、
>今回の不適切発言と言われるものに対しては、パートナーだった私にも責任の
>一端があります。
>われわれ二人は責任を取って断腸の思いでサイキックを終わらせることになりましたが
>関係者各位やこれまで応援していただいた皆様にはご迷惑をおかけする結果となり
>本当に心苦しくてなりません。
>僕があれこれ発言すると憶測を呼ぶことにもなり、誠君や関係者にご迷惑をかけて
>しまう可能性もありますので、多くは語れずこのような形でのお詫びになってしまうことを、
>どうかご理解ください。
>これからも僕は執筆活動に力を入れていくつもりです。どうぞあたたかい目で
>見守っていってください。

>   ↑
>たとえばこんな一言であれば、誠氏に対するヘルプにもなるんじゃないかと思うけどなぁ。
>文筆業なんだから自分の言葉でうまくフォロー出来ないんでしょうか?

>263 : 名無しさん@恐縮です : 2009/05/20(水) 01:11:45 ID:8QiX4fJW0 [4/6回発言]
>こら名文や。早速メールしたり。竹内さんも喜ぶわ。

>264 : 名無しさん@恐縮です : 2009/05/20(水) 01:15:37 ID:3X1mxmxdO [5/11回発言]
>>>262
>コレ!出すべきだったと思う。
>今となっては遅いけどな。
〈略〉
>310 : 名無しさん@恐縮です : 2009/05/20(水) 12:20:13 ID:43mpybCH0 [1/2回発言]
>262 :名無しさん@恐縮です:2009/05/20(水) 01:10:11 ID:TZnkKZU/0
>所属芸能事務所との関係で誠君は自身の判断で謹慎することになりましたが、
>今回の不適切発言と言われるものに対しては、パートナーだった私にも責任の
>一端があります。
>われわれ二人は責任を取って断腸の思いでサイキックを終わらせることになりましたが
>関係者各位やこれまで応援していただいた皆様にはご迷惑をおかけする結果となり
>本当に心苦しくてなりません。
>僕があれこれ発言すると憶測を呼ぶことにもなり、誠君や関係者にご迷惑をかけて
>しまう可能性もありますので、多くは語れずこのような形でのお詫びになってしまうことを、
>どうかご理解ください。
>これからも僕は執筆活動に力を入れていくつもりです。どうぞあたたかい目で
>見守っていってください。
>   ↑
>たとえばこんな一言であれば、誠氏に対するヘルプにもなるんじゃないかと思うけどなぁ。
>文筆業なんだから自分の言葉でうまくフォロー出来ないんでしょうか?
>                   ******
>リスナーの、みんなへ……!
>2009年05月20日 03:23
>改めて、ここでお伝えしたいことがあります。「誠のサイキック青年団」という番組を、21
>年間も応援してくれてありがとう!
>そして、今回の根拠なき不適切発言等で、不快な思いをされたファンの方々、関係各
>位の方々に、今一度、お詫びしたいと思います。
>さて、その不適切発言ですが、以前から指摘されているように、そのほとんどが、この
>僕、すなわち竹内義和の口から出たもの。
>番組の看板として、北野誠だけが全面的にその責を担っていることに、申し訳ない気持
>ちでいっぱいでした。
>これまでは、僕の発言や行動が、マスコミに誤解を与え、問題をより悪化させるかもと
>の思いから、発言を控えて来ました。
>この前、北野誠が、記者会見で、自らの謹慎を発表しました。
>それを受け、僕自身も誠と同期間、テレビ、ラジオへの出演を自粛したいと思います。
>また、みんなと再会出来る時は、僕も北野誠も、もっともっと大きくなっていたいと、心か
>ら思います。
>最後に、ずっと番組を応援してくれて、ほんとにほんとにありがとう!
>ここで、誓います。みんなの気持ちを裏切らないよう、精進することを……。


それはともかく、すぐ上の引用では少しややこしくなっているけど、「さて、その不適切
発言ですが、以前から指摘されているように、そのほとんどが、この僕、すなわち竹内
義和の口から出たもの」というのは、竹内義和自身が認め、自分のブログで公開している
ことでもある、と。

テーマ : 感想 - ジャンル : 本・雑誌

02:32  |  資料編 (14) +  |  TB(0)  |  CM(6)  |  EDIT  |  Top↑

2011.10.02 (Sun)

サイトに歴史あり

裏モノ日記 2006年 05月 20日(土曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20060520000000.html

急いで帰宅、今日はと学会の本郷さん、K川さん、それとパイデザ夫妻を
招いて家の食事会。本郷さんに貰ったワンタンの皮での包み揚げ、トマトと
野菜のゼリー寄せ、カブのスープ、ホタテとハマグリのガーリック焼き、
鴨の葡萄ソースなど。本郷さんたちの台湾の話、パイデザのタイの話。
それから、両人とも国家公務員である本郷・K川さんの就職エピソードなど。
本郷さんはバブル期にリクルートに就職したことがあるが、入社式にあまり
に人が多いので、江副社長はじめ会社の経営陣は、どこにいてもわかる
ように服に風船をつけて目印にしていたそうである。私曰く
「ピグモンじゃあるまいし」
パイデザに、リニューアルするホームページのデザインと機能を見せてもらう。
日記機能が大幅にアップするようでうれしい。


ということで唐沢俊一ホームページの華麗なリニューアルをお待ちしています」の続き
みたいなもの。今回は、いっそすがすがしいくらい些末な話に傾いている気がするので、
あらかじめご了承のこと。

「tobunken.comのドメインをwhoisしてみたが、契約有効期限が来年の1月だった」と、
2ちゃんねるのスレに書き込まれていた (Read More 参照) ので確認してみたら……
確かに「Expiry Date.......... 2012-01-20」と書かれていたりする。

http://www.ip-adress.com/whois/tobunken.com
> The Registry database contains ONLY .COM, .NET, .EDU domains and Registrars.
> Domain Name.......... tobunken.com
> Creation Date........ 2003-01-20
> Registration Date.... 2007-12-05
> Expiry Date.......... 2012-01-20
> Organisation Name.... Tobunken Inc.
> Organisation Address. 1-9-26-3F Kyutaro-cho, Chuo-ku
> Organisation Address.
> Organisation Address. Osaka
> Organisation Address. 541-0056
> Organisation Address. Osaka
> Organisation Address. JAPAN

> Admin Name........... Internet SAKURA
> Admin Address........ 1-9-26-3F Kyutaro-cho, Chuo-ku
> Admin Address........
> Admin Address........ Osaka
> Admin Address........ 541-0056
> Admin Address........ Osaka
> Admin Address........ JAPAN
> Admin Email.......... mitsu@pideza.com
> Admin Phone.......... +81.81662654830
> Admin Fax............

> Tech Name............ SAKURA Internet
> Tech Address......... 1-8-14 Minami-Honmachi
> Tech Address......... Chuou-ku
> Tech Address......... Osaka
> Tech Address......... 541-0054
> Tech Address......... OSAKA
> Tech Address......... JAPAN
> Tech Email........... nic-staff@sakura.ad.jp
> Tech Phone........... +816.62654830
> Tech Fax............. +813.62654834
> Name Server.......... NS2.DNS.NE.JP
> Name Server.......... NS1.DNS.NE.JP
〈略〉
> Tobunken.com Server Details
> IP address: 219.94.128.52
> Server Location: Sakura, Chiba in Japan
> ISP: SAKURA Internet Inc.,


スレには、「サイトの管理はパイデザという会社がやっているようだが」と書き込んでいる
人もいて、上では「Admin Email.......... mitsu@pideza.com」となっていたりするのだけど、
「Admin Name........... Internet SAKURA」ともあるので、少し混乱するはめになった。

上記の whois では、「Organisation Name.... Tobunken Inc.」と Organisation Address、
そして「Admin Name........... Internet SAKURA」と Admin Email の対応がとれていない。

「Tech Name............ SAKURA Internet」と「Tech Email........... nic-staff@sakura.ad.jp」
の組み合わせは文句なしだし、Tech Address はさくらインターネット株式会社の本社の
住所である。

http://www.sakura.ad.jp/corporate/corp/office.html
>〒541-0054 大阪市中央区南本町1丁目8-14 堺筋本町ビル 9F

では、Organisation Address と Admin Address の「1-9-26-3F Kyutaro-cho, Chuo-ku
Osaka 541-0056」は何なのだろう、「Organisation Name.... Tobunken Inc.」の住所で
ないことは確かだし (ここを参照)、「Server Location: Sakura, Chiba in Japan」だから
物理的なサーバーの位置とも違うかなと悩んだのだが、どうもこれは、さくらインターネット
のバックボーンの住所のようだ。

http://www.robtex.com/dns/tobunken.com.html#records
> 219.94.128.0/17SAKURA-C (3/OSAKA) SAKURA Internet // WEST JAPAN
> BACKBONE 1-8-15 Kyutaro-cho, Chuo Osaka 541-0056, Japan


次に混乱したのは、pideza.com にアクセスしてみたら:

http://www.pideza.com/
>pideza.com
> ポプルス 


としか表示されないこと。「ポプルス」のリンクをクリックしたら、「各種印刷・製本・CD/DVD
プレス・グッズ制作の株式会社ポプルス」のサイト http://www.inv.co.jp/%7Epopls/
移動する。同人誌などの印刷をうけおう会社みたいで、サイトデザインはメニューにない
ようなんだけど……。

ググって見つけたのが、「北緯1度通信」の以下のエントリー。

http://qcd.blog48.fc2.com/blog-entry-54.html
>唐沢俊一のマンガ論検証(最終回)UA!ライブラリー奥付の変遷
〈略〉
>13.
>奥付 UA!ライブラリー 踏まれても
>2003年5月発行…だったんです、はじめは.7月になりそう…(注:'5'に手書きでバツ印)
>発行者/(株)東京文化研究所
>印刷/ケイツー出版
>UA!マークデザイン/井上デザイン
>協力/パイデザ

>14(*).
>にくしみ
>2004年7月15日 初版発行
>著者 好美のぼる
>編集 ソルボンヌK子
>UA!マークデザイン 井上則人デザイン事務所
>協力 有限会社パイデザ
>発行所 株式会社東京文化研究所
>印刷 株式会社ポプルス

>15(*). 真冬のソナタ
>2004年12月30日 初版発行 著者 北沢雪夫
>編集 ソルボンヌK子
>UA!マークデザイン 井上則人デザイン事務所
>協力 有限会社パイデザ
>発行所 株式会社東京文化研究所
>印刷 株式会社ポプルス


ええと、つまり、唐沢俊一の「UA!ライブラリー」という同人誌 (計 15 冊) のうち、3 冊に
「パイデザ」が「協力」していて、2004 年の 2 冊は「印刷 株式会社ポプルス」という
縁があったということか。(←我ながら意味不明)

で、「有限会社パイデザ」のサイトは以前は http://www.pideza.com/ にあったたのが
「株式会社ポプルス」のサイトへのリンクのみを残して消滅した――とか考えたのだけど、
Web Archive で見る限り、pideza.com という文字のみの時期と、それに「ポプルス」への
テキストリンクのみが加わった時期のみで構成されているようだ。

http://web.archive.org/web/20050213225903/http://www.pideza.com/
http://web.archive.org/web/20060402221457/http://pideza.com/

つまり、「有限会社パイデザ」の説明は、もともと他のサイトにしか存在しない、みたいな。

http://www.bizsoft.co.jp/products/jirei/002.html
>LSIの設計会社にいた光明さんが心機一転。デザインの世界へ身を転じて修行すること
>6年、2003年10月に有限会社パイデザを創業。得意分野は装丁をはじめとするエディト
>リアルデザイン。おもしろ系の出版物に強く、ポップなデザインテイストが特徴。編集は
>もとより、企画立案までを手がけている。スタッフは平塚さんご夫妻とデザイナー1名、
>アルバイト2名の5名体制。


http://www.robundo.com/robundo/news/11april08.html
>新宿私塾修了生・有限会社パイデザの平塚光明/めぐみ夫妻からの情報・ご紹介で、
>NY 在住のタイプデザイナー/Christian Schwartz(クリスチャン・シュウォーツ)氏が来
>日され、日本のタイポグラファとの交流をもとめているという情報がございました。



さて、以前のエントリーで言及した 2006 年 8 月の唐沢俊一サイトのリニューアル。
これは「パイデザ平塚くん」として、1999 年には「井上デザイン事務所の平塚くん」という
のが裏モノ日記に登場していた。

裏モノ日記 1999年 09月 28日(火曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary19990928000000.html

 4時、井上デザイン事務所の平塚くん。ホームページ設置の件。出来が
いいのに喜ぶが、凝り過ぎてまだ手直し部分多々。とりあえず、9月30日
に仮オープン。


裏モノ日記 1999年 10月 04日(月曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary19991004000000.html

 5時、ホームページのチェックに平塚くん来宅。目次ページにある、「伊藤
剛くん関係」の部分を、「伊藤剛氏関係」に直す。かえってわざとくさいと思う
が、こっちの弁護士はとにかく、神経にさわることはイケマセンという考えらしい。


1999 年時点の URL は多分 http://member.nifty.ne.jp/uramono/ で、これは Web
Archive では拾えない (robot.txt のため) のが残念――というのは、おいといて。

この「井上デザイン事務所の平塚くん」が、下の日記でいう「井上デザインには6年ほど
いた」「平塚光明」という人であり、http://www.bizsoft.co.jp/products/jirei/002.html
「LSIの設計会社にいた光明さん」、「デザインの世界へ身を転じて修行すること6年、
2003年10月に有限会社パイデザを創業」したと紹介されている人と同一人物決定、と
いうことでよいだろう。

裏モノ日記 2001年 12月 23日(日曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20011223000000.html

ニフティの調子が昨日から悪かったが、今朝はパソコンまで調子悪くなり、
この日記のコーナーにまったく入れなくなる。書き込みはできるのだが。
平塚くんにメールで教えを乞うたら、ちょうど渋谷に行く用事があるので3時
ころそちらへうかがう、との返事。
〈略〉
帰宅、鶴岡からの電話に少し応対。3時に平塚くん来て、さっそくパソコンを
見てもらう。読み込みとか検索とかを待つ間に雑談。井上デザインには6年
ほどいたが、あそこに入って初めて、人はこんなにたくさん仕事をするもの
なんだ、と知ったという。目標としては実用書などのデザインを中心にやって
いきたいと言う。早く平塚光明なりの個性を出せば、井上くんのところとの
仕事の発注の振り分けが出来るから、と言っておく。


Web Archve にある www.tobunken.com のページで一番古いのが 2003 年 3 月。
http://web.archive.org/web/20030201082729/http://www.tobunken.com/index.html
ここに「URL移転しました。」とのお知らせもある。一行知識掲示板の URL のみが
http://mcgi2.nifty.ne.jp/cgi-bin/thread.cgi?user_id=CXP02120 と Nifty のもの。

つまり、上で引用した 2001 年の時点では、唐沢俊一のサイトのコンテンツは Nifty に
全てあって、「有限会社パイデザを創業」する前の「平塚くん」に、「ニフティの調子が昨日
から悪かったが、今朝はパソコンまで調子悪くなり、この日記のコーナーにまったく入れな
くなる」ようなトラブルについて相談していたと。上の日記の記述では、業務でというより、
好意で相談にのっているようにも読める。

2003 年の tobunken.com ドメイン取得よりも後は、以下のような感じ。

裏モノ日記 2004年 05月 04日(火曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20040504000000.html

サイト日記の、新しい月の更新作業。これまでパイデザやK子にまかせて
きたが、初めて自分でやってみる。最初やったら 『裏モノ日記』というタイトル
が出なくてちょっとあせった。
〈略〉
その間、K子はネット接続の不具合の対処 策を、パイデザと電話で長々
話し合っていた。


裏モノ日記 2004年 08月 29日(日曜日)
http://www.tobunken.com/diary/diary20040829000000.html

雨中をタクシーで出勤。自分のネットをのぞいて驚くのもなんだが、一行
知識掲示板のスタイルが変わっている。パイデザ平塚くんからのメール
あり、ニフティのメンバーズホームページの終了に伴う移転であると。
そうそう、前に報告は受けていた。


http://web.archive.org/web/20040916005319/http://www.tobunken.com/index.html
を見てみたら、確かに「事情により移転させました。引き続きよろしく。」の文字があり、
一行知識掲示板の URL が変わっていたり。残念ながら、
http://web.archive.org/web/20040914004933/http://www.tobunken.com/mainbbs/wforum.cgi
のリンクをクリックしても、個々の記事の内容までは読めないのだが。


……で、長々と書いたあげく、今回は特にオチも何もないのが、申し訳ない次第で。

小ネタとしては、唐沢俊一のサイトが 2006年 8月にリニューアルされ、「ニュース」の
コーナーのバックナンバーもそこから開始されているんだけど、3 ヵ月後の 2006年 11月
には既に、訃報はイベントに分類されていたことを今回発見。

http://www.tobunken.com/news/news200611.html
>2006.11
> 2006年11月30日投稿 イベント
> 実相寺昭雄監督、死去



テーマ : 感想 - ジャンル : 本・雑誌

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2011.09.28 (Wed)

本当はコレクターではなかった京本政樹 (2)

本当はコレクターではなかった京本政樹 (1) 」の続き。

で、まず、前エントリーからのコピペ。(はじめ)

http://speak.la-cetzna.main.jp/?eid=1147088
>京本コレクション。。。あの頃。。実は(爆) 2009.03.20 Friday 21:35
〈略〉
>だがっ。。ボクの本当の趣味と言えば。。クルマやバイク。そして音楽だっ(爆)と
>言う訳で。。
>ボクは、世の中の一部の人にだが?かなり!間違った認識をされている。(汗)

>撮影所から小道具を勝手に京本は持って帰るだの?
>どこそこから。。盗んだだの?そんなくだらない話は。。
>一部の、たちの悪い人たちが勝手に作り上げた幻想だっ。ヨタ話だっ←ホントに
>そんな事実があったらとっくの昔にボクは逮捕されている。(爆)
>←ああっ!ちょっとスッキリしたっ(爆だっ)←世の中の特撮ファンの方々を否定
>している訳ではない。好きなものは好き!いいじゃないかっ!素晴らしい事だと
>思う。
>が、好きが故。。一部の行き過ぎた心ない人たち。。。
>ホント、この手の話を耳にする度に、ボクは、うんざりし続けて来たのだっ!
>よって。。ボクはこの手の話を。。ここ数年の間、自ら封印し、避けて来たのが、、、
>今日までの事実なのだっ。←言いたいヤツは勝手に何でも言ってろっ!
>(ホントにくだらないっ!それこそ爆だっ!)


「一部の、たちの悪い人たち」、「一部の行き過ぎた心ない人たち」――自分の定義では、
唐沢俊一や岡田斗司夫といった自称オタク第一世代と彼らと“盗み”に関する価値観を
共有してしまっている人たちだが (後述) ――それ以外の特撮ファンの方々 (上の引用で
いう「世の中の特撮ファンの方々」) には、自分は勝手に好印象をもっているので、いっ
しょくたにされないことを祈るばかりである……。

前エントリーからのコピー。(おわり)

いや、その……本当は 1 エントリーにまとめる予定だったので、「彼らと“盗み”に関する
価値観を共有してしまっている人たちだが (後述)」――と「 (後述)」なんて書いたのだが、
長さと眠さに挫折して、途中まででアップしてしまったために、このようなみっともないこと
が生じたという……すみません、あまり唐沢俊一のこと (この件とかこの件とかこの件とか
この件とか) を笑っていられません (汗)。

で、「後述」するつもりだった「“盗み”に関する価値観」について。

ここのコメント欄にも引用させてもらった以下の対談からうかがえる、唐沢俊一の“盗み”
についての感覚というか許容範囲の広さは……何だかクラクラする。「コレクターの持って
いるものって、みんな盗品ばかり」ってなあ……。「窃盗である」と指摘したら、「潔癖症な
人が多い」って、それはあなたが汚れ過ぎなだけといいたくなる。

『トンデモ創世記2000』 P.182

唐沢● 昔そんな話ばっかりだったもん。セルだの、ぬいぐるみだの、
コレクターの持っているものって、みんな盗品ばかり。それで、あらぬ非難を
受けたことがありましてね。某なべやかんさんの家に岡田斗司夫が行った
とき、「これはどこそこから取ってきたんです。これはどこそこから取ってきた
んです」っていうのを聞いて岡田斗司夫が、彼こそはオタクの中のオタク
だって喜んで書いた文章があるんですが、今のオタクの人たちは潔癖症な
人が多いらしくて、それを読んだある人が、「某なべやかんさんの行為は
窃盗である」と。

志水● ま、そうだわな。

唐沢● それを「糾弾するならともかく、すごいと褒めるとは何事だ」と(笑)。
こいつらは『ルパン三世』見て、ドロボウを称賛する話を作るとは何事だ、と
怒るのかなと思った。確かにその通り、窃盗は悪い行為なんだけど、あそこ
にあるもののほとんどは、彼が盗んでおかなければ、捨てられてこの世に
残らなかったものなんですよね。


上の文章は「唐沢俊一検証blog」の「NO MORE セル画泥棒。」にも引用されていて、
『ルパン三世』については「現実とフィクションの区別がついていない」と、しっかり指摘
されていた。まあ現実とフィクションを区別しないのは唐沢俊一の得意技だけど (こことか
を参照)、それ以外にも、唐沢俊一の脳内では、ケチな万引きやゴミ漁りや盗作なんかを
する人間が、世界を股にかける華麗な大泥棒のように変換されているのではないだろうな
とか、余計なことが気になったりもする。

NO MORE セル画泥棒。」のエントリーには、この他にも、唐沢俊一・鶴岡法斎『ブンカ
ザツロン』の対談が引用されているが、『トンデモ創世記2000』の志水一夫も『ブンカザツ
ロン』の鶴岡法斎も、“盗み”についてはやや引き気味で、“盗み”の肯定に必死になり (?)
やたら多弁な唐沢俊一を相手に、ただ短い相づちをうつだけという感じ。唐沢俊一や、
岡田斗司夫、なべやかんらと、まったく価値観や倫理観を同一にしているわけではない
らしいと判断してもよいのだろうか。

唐沢俊一の場合は、他の著書を読んでいても、“盗み”に関してはかなり自分に甘い人の
ように見受けられる。

『古本マニア雑学ノート 2冊目』 P.191 ~ P.192

 古本は古本屋で買うもの、ばかりではない。たとえば、これから紹介する
本はちょっと変わった経路をたどって僕の手に入った。……などというと、
「この野郎、盗んだな」
 などと思われる方もいらっしゃると思うが、たとえ他の何を盗んでも、古本
だけは盗もうとは思わない。いったんバレでもしたら、今後の古書集めに
差し障りがあるからである。そうではない。なんと、拾ったのである。
 拾ったといっても、拾った場所が場所である。「と学会」という会があって、
僕がその一員であることはもうこの本の中で何度もいっているが、この会は
三ヵ月に一度、例会を開いている。そこの会場に、たぶんその前にそこの
会場を使った人が落としたのだろう。落ちていたのを拾ったのである。
 と、いうと、それは遺失物横領でリッパな盗みだ、と指摘されるかもしれ
ない。いや、もちろん、そこの会場の人に、この本を拾ったことは伝えてあり、
落とし主が現れれば僕のところに連絡がくるようになっています。
 とにかく、最初、
「あれ、本が落ちている」
 と思って拾い、これをパラパラ読んでみたら、これが何とも脳天気な本で、
やはりこういう本はこういうところに落ちるべくして落ちており、また僕の
ような人間に拾われるべくして拾われたのだなあ、という思いを強くしたのは
事実である。それを、盗んだというのは、古書マニアの気持ちがわからぬ人
である。


やましいことがあると多弁になるタイプの人っているよね――というのは、おいといて。
いったん交番にでも届けて、6ヶ月 (現在は 3ヶ月) まつということはできなかったものか。

http://ja.wikipedia.org/wiki/遺失物
>遺失物法では、拾得者は、速やかに、拾得をした物件を遺失者に返還するか、または
>警察署長に提出しなければならないと定められている。
〈略〉
>警察署長は、遺失者が判明したときは提出を受けた物件をその者に返還するが、提出
>を受けた物件の遺失者を知ることができず、またはその所在を知ることができないとき
>は、物件の種類及び特徴、拾得日時、場所を公告しなければならない。 公告は、基本
>的に3ヶ月(埋蔵物については6ヶ月)当該警察署の掲示板で行われる(その間に遺失
>者が出た場合は返還される)(遺失物法7条1項、2項、4項)。遺失物の公告期間につ
>いては2006年の法改正により6ヶ月から3ヶ月に短縮されている(埋蔵物については6ヶ
>月のままとなっている)。
〈略〉
>遺失物は、公告をした後3ヶ月以内にその所有者が判明しないときは、これを拾得した
>者がその所有権を取得する(民法240条)。


さらに、唐沢俊一の場合、コレクションの充実だけが“盗み”の動機となるとはかぎらない
ようだ。

たとえば、以前「男色>> SM >>シュールリアリズム」のエントリーに引用したことの
ある“盗み”の件は、「古書マニアの気持ち」がどうこうという問題では語れないし。

別冊宝島360 『レトロおもちゃ大図鑑』 P.120 ~ P.121

 僕はここで、生涯唯一の万引きを経験している。小学校6年のことだ。
オヤジにいろいろエッチなマンガを読まさせられて発情したから、というの
ではないが、普通の本と同じ棚に並べられていた、三流エロ雑誌(『ガー
リー』だったか、『ジッパー』だったか)を無性に読みたくなり、ついに万引き
を決意した。


『古本マニア雑学ノート 2冊目』 P.116 には、「ピストルのオモチャが欲しくて欲しくて、
とうとう、友達が家に持ってきたのをコッソリと盗んだこともある。あとで罪悪感にかられ
てすぐ返しはしたけれども」と書いてあったりする。まあ小学生のときの話をあまり責める
つもりはないが、もともとそういう素地があったのが矯正されることなく今日にいたるの
かなあとは思う。


で、京本政樹のいう「一部の、たちの悪い人たちが勝手に作り上げた幻想」というのは、
「欲しくて欲しくて」たまらないものを盗んでしまう倫理観の欠如を、「オタクの中のオタク」
だの「マニアの気持ち」だの『ルパン三世』だのと正当化しようとし、非難する人がいたら
「潔癖症な人」ということにする――そういう勝手な理屈がベースになっているように思う。

当然ながら、マニアやオタクでコレクターといっても、皆が皆、唐沢俊一のように“盗み”
に肯定的はわけではないだろう。というか、そういうのは「一部の、たちの悪い人たち」
でしかないというのは、前述の志水一夫や鶴岡法斎の反応からもうかがえるし、「NO
MORE セル画泥棒。
」のコメント欄でも非難囂々だった。

ただ、「幻想」をもちたがる気持ちは、少しわかる。こちらのコメント欄に書いたことの繰り
返しになるけど、コレクションに行き過ぎたまでの情熱を燃やすマニア、オタクといった
ものは、ネタにするのに面白いキャラ設定と思うため。似た系列のものとしては、マッド
サイエンティストとか (←少し違う?)。

京本政樹に執拗な悪意をぶつけるわけではないが、「良からぬ噂」をネタとして語る人が
結構いるのは、そのためではないかと思う。

http://tondemonai2.web.fc2.com/782.html にのみ残っている書き込み:
>92 名前: 名無しより愛をこめて 投稿日: 2001/07/06(金) 12:32
>京本が潮健児の葬式に行って、地獄大使の面を奪って帰ったのは事実だ。

>107 名前: 92 投稿日: 2001/07/06(金) 23:17 色々と賛否両論させてスマソ。
>地獄大使云々の情報ソースは、「サイキック青年団」です。
>北野誠と竹内義和が言ってた事です。

>正直、ガセっぽい話だなぁって思ってたけど、書いた事で
>色々と討論させて本当にスマソ。 撃つだ詩嚢・・・


http://cgi.2chan.net/g/res/584150.htm (ここに引用したけど今は消えている)
>無題 Name 名無し 11/09/20(火)18:56:57 IP:118.22.*(ocn.ne.jp) No.584253 del
>おいら
>円谷のぼるさんから「京本君は円谷プロの社員みたいなものだから、社員旅行
>も一緒に行ったんだよ」って
>聞いた事ありますw
>京本さんの悪評の少なくとも一部は唐沢の兄さんが流したんじゃないかって
>おいらは今でも疑ってます

>無題 Name 名無し 11/09/20(火)21:34:03 IP:*(255ba98e.docomo.ne.jp) No.584311 del
>>いろんな意味で公私混同が酷かった
>>プロップや衣装を保管を理由にほぼ私物化しちゃったりとか
>>悪い噂はそういった行動や天狗になった態度に原因があると思う
>>役者として好きなんですけどね
>山田まりやさんがSF大会か何かのスピーチでダイナ出演時の制服は着て来な
>いのかと問われて
>「制服は京本さんが僕が保管する事になってるからと言って持って行きました」
>と言って笑いを取っていましたが
>たぶん業界の中では京本さんの行為は愛されている部分もあるのだと思う …


すぐ上の引用でいう「たぶん業界の中では京本さんの行為は愛されている部分もあるの
だと思う」というのは、常軌を逸し、ときには犯罪的行為に手を染めるのも辞さないマニア
に対する賞賛めいた気持ちが含まれるのではないかと。

ここの京本政樹ファンの方のコメントにもあるように、ファンにとっては、彼を「窃盗犯扱い」
するのかという嘆きや怒りを誘発するものでしかないだろうけど……。

ネタにする側だって、唐沢俊一のいう「潔癖症な人たち」からすれば、そう思われてしまう
ことは承知しているだろう。しかし、京本政樹は「潔癖症な人たち」で構成されるのとは
別の世界に片足を突っ込んでいる人なのだと信じていれば、割と気軽に笑いのネタとして
使うことができてしまうのではないか。本人の受けるダメージを過小評価して……。

さらに、これが唐沢俊一などと同類の、欲しければ手段も選ばないタイプのコレクターと
なると、「プロップや衣装を保管を理由にほぼ私物化」するなんて、うまくやりやがって、
ズルい、「公私混同が酷かった」と、ライバルのコレクターへの非難となるのかなと思う。
「公私混同」なんて批判は、京本政樹は俳優であるより前に熱心なコレクターであるという
発想じゃないと、まず出てこないはずと思う。

しかし、京本政樹は、そもそも自分はコレクターではないと明言している。

http://journal.mycom.co.jp/articles/2007/10/05/041/001.html
>「では、この場を借りて。特撮ドラマ等にも色々と出させてもらっていますが、『まーた
>京本政樹、出たいって言ったんだ』とかって聞くんですけど、出たいといって出られたら
>苦労はしませんよね。一度共にお仕事をした面々が、それぞれが様々な経験を経てま
>た集うというのは現場で感じられる喜びなんです。沈むことなく努力してまた巡り合う、
>その喜びを感じるためにはその作品が面白ければ"悪"にも転身するし、コミカルな役
>にも挑戦する。これを僕は『冒険力』と言ってるんですけど何事にも冒険、挑戦する。
>これが僕の一生のキャッチフレーズです。そういう"裏側"に存在する出来事や想いを
>フィルムに焼き付けることで、良い役を演じることができると思って頑張っていますの
>で、どうぞこれからも応援よろしくお願いします。……あ! あと僕が玩具のコレクターと
>思ってる方がたくさんいらっしゃるみたいですが、玩具は集めてません(笑)! うちに遊び
>に来る俳優さんとかお客さんとかにも言われるんですけど、みんなプレゼントしちゃうの
>で何も手元に残ってないんですよ。趣味は車とバイクなんです」


http://speak.la-cetzna.main.jp/?eid=1147088
>そうなのだっ!!ボクは今でこそ時に、元祖オタク的な代表と言われたり。。。
>フィギュア集めをしている芸能人代表と言われたり。
>ウルトラマン、仮面ライダー好きの典型の芸能人の様に、一部で言われるが。。
>実は。。。殆ど、、、当時は。。観ていない。 ←かなりの爆弾発言だがっ??ホントだ
>から仕方がないっ(爆)
〈略〉
>仮面ライダーに関しては、放送が始まった当時。。ボクは中学生であったは。。(汗)
>開始当時は視聴率(当初、ひと桁前後??)は悪い、かなり暗い作風であったはで。。
>ボクはと言えば。。森田健作さん、青春スター←(あれ?これって死語?)に夢中になっ
>ており。。
>寝ても覚めても剣道一筋であったのだっ。
>よって。。
>観ていないっ(爆)←ついでに言っておくが。。フィギュア収集やコレクターの趣味もな
>いっ。
>美大出身のボクの事、制作プロデュース活動や監修活動には精力的に力も注ぐし。。
>アイデアも出す。。。そう言った意味では生み出す事が大好き?と言えるが。。(微
>笑)。。。(正味、デザインや造型。特撮、CGそのものに大変興味があるのだっ。それら
>を考え付いた人、生み出した人、作り出した人の発想そのものを大変尊敬している)←
>ホントにスゴイと思う。それらの発想や技術、アイデアは。。今や。。特撮ものに限らず
>。。時代劇、現代劇問わず大事な技術となっているではないかっ。。。


まあ京本政樹は特撮オタクのコレクターだという先入観をベースに、あれこれネタにして
いる人は、ちょっと、いや、かなり考え直した方がよいとは思う。

そうでなくとも、信憑性に難があり過ぎ (前エントリー参照) だし、いつまでそんな大昔の
ネタを引っ張っているの、マジで面白いと思っているのという話でもあるのだし。


ええと、それから、2ちゃんねるのスレ (Read More 参照) や、こっちのコメント欄で言及
している人のいる「誠のサイキック青年団」。

http://ja.wikipedia.org/wiki/誠のサイキック青年団
>『誠のサイキック青年団』(まことのサイキックせいねんだん)は、朝日放送運営のABC
>ラジオで毎週日曜深夜に放送されていたラジオ番組。1988年4月3日放送開始。最終
>放送日は2009年3月8日。略称は”サイキック”。
〈略〉
>4月12日…岡田斗司夫が松竹芸能の北野に対する処遇と対応に疑問と苦言を呈し、
>抗議や犯人探しではなく、現時点での状況を配慮した上で北野が現場復帰できる場を
>考える事が先決ではないかとこの騒動を不安視する声に対し提言[27]。
〈略〉
>番組の前倒し終了との関連は不明であるが、日本音楽事業者協会に寄せられた匿名
>投書によって、番組内において複数の正会員社の所属タレントに対する長期間にわた
>る数多くの不適切な発言、誹謗中傷が多数認められた事に協会は3月中に松竹芸能と
>朝日放送に抗議文と調査依頼書を送付。[35]両社はこれを事実と認め3月に謝罪して
>音事協を自主退会するに至る[36][37]。


上の引用では岡田斗司夫も登場するし、北野誠や竹内義和唐沢俊一とも直接交流が
あったというしなので、何かまとめることができたら別エントリーにまとめるかも。

自分は、番組打ち切り後に、この番組のファンスレに書き込まれた内容が少し気になって
いる。これは実際に竹内義和がしゃべったことではなく、ファンがなりきりで書いたことに
過ぎないけど。

http://unkar.org/r/rradio/1237728892
>107 :P.N.名無し大好きっ子さん[sage]:2009/03/23(月) 01:23:55 ID:8lYO1pVq
>竹内「僕は京本さんが、例のアノ件ついてねブログで書かれてた事がね気になりました」


日時から判断するに、「京本さん」のブログというのは、ここで散々引用させてもらった
http://speak.la-cetzna.main.jp/?eid=1147088 のことで、となると、「例のアノ件ついてね
ブログで書かれてた事」というのは、当エントリーでふれた話題のことっぽいような。


追記: 拍手コメント欄で指摘していただいた、北野誠が「北の真」になっていたミスを修正
しました。ありがとうございました & すみません……。

テーマ : 感想 - ジャンル : 本・雑誌

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2011.09.27 (Tue)

本当はコレクターではなかった京本政樹 (1)

以下は、唐沢俊一 まとめwikiトラブル史より。2007 年 6 月 4 日の『新・UFO入門 
日本人は、なぜUFOを見なくなったのか』盗作騒動開始から 2 ヵ月も経たない頃に、
2ちゃんねるのスレに書き込まれたもの。

http://www13.atwiki.jp/tondemo/pages/26.html
>509 名前: 名無しさん@そうだ選挙に行こう 投稿日: 2007/07/29(日) 08:09:59
〈略〉
>京本正樹
>唐沢は潮健児(仮面ライダーの地獄大使などを演じた名優)の代理人的な仕事をして
>いた時期がある
>潮氏の葬儀に京本が来た際に故人との約束として形見の品を貰って行った
>その事をエッセイやトークショーなどで大きく誇張して語るうちに「京本は葬式泥棒」と
>いう都市伝説が出来上がる
>もちろん京本は作家や文化人の類ではないので反論は出来ず


白山雅一さんの『扱いが極めて低い』のはあなたではないですか唐沢俊一先生」の
コメント欄にも書いたのだが、京本政樹にまつわる「良からぬ噂」の発信源は唐沢俊一
ではないかという話は、かなり昔から噂されていたようだ。以下のエントリーの主な引用元
になっている一般書籍板のスレで話題になった 2008 年よりも、ずっとずっと前から。

潮さんの彼女、メフィストの帽子
『星を喰った男』の著者が潮健児というのは単行本の嘘だったの?
唐沢俊一と潮健児の過ごした平成の 2 年間と数ヶ月について
『トンデモ創世記2000』で唐沢俊一の語る『星を喰った男』とY

で、以下のツイートが、2ちゃんねるのスレに引用されて (Read More 参照) いるのを目に
するまで、自分は京本政樹の「良からぬ噂」が、今もネット上の掲示板や Twitter などに
書き込まれているとは、知らないで過ごしていたのだが……。

https://twitter.com/#!/yukozzzzz/status/115563537534943232
>@yukozzzzz
>夕子@京様ファン
>勝手にアドレスを貼るわけにはいかないけど、「トンデモない一行知識の世界」という
>サイトの方が、唐沢俊一の発言の矛盾点を検証してらっしゃるので、良心がある方は
>見ていただきたいですね。最初から京本さんを悪く思いたいだけの方は、これを教えて
>も見もしなかったようですが。
>19 Sep via web


あ、後でコメント欄にも書いておきますが、当ブログは「勝手にアドレスを貼る」のは大歓迎
です。転載、改変他、コンテンツのご利用もご自由に、です――というのは、おいといて。

確かに、探してみると、たとえば 2009 年 12 月の「さんまのまんま 『京本&柳沢慎吾』
スレには、こういうのが.他に、2011 年のやり取りもある (後述) けど。

http://logsoku.com/thread/live23.2ch.net/livecx/1261888168/1-100
>36 : 名無しでいいとも! : 2009/12/27(日) 13:58:05.97 ID:qjXOyVNf [2回発言]
>この顔で50かよ

>37 : 名無しでいいとも! : 2009/12/27(日) 13:58:11.20 ID:TLnJq3QT [2回発言]
>特撮系俳優のお葬式で「これは生前譲ると約束した」と言って
>強引に衣装を遺族の前からもっていった京本さんってこの人でしょうか?

>38 : 名無しでいいとも! : 2009/12/27(日) 13:58:16.31 ID:NwrjxHkI [1回発言]
>京本若いな顔が
〈略〉
>88 : 名無しでいいとも! : 2009/12/27(日) 14:02:33.48 ID:n7TBP0XY [19回発言]
>なぜ腕を組んだまま話すんだw

>89 : 名無しでいいとも! : 2009/12/27(日) 14:02:34.90 ID:TLnJq3QT [2回発言]
>某スレよりコピペ
>特撮系俳優とは、潮 健児氏。超レアもの衣装はメフィストの帽子ですね。
>スカルソルジャーで共演したときにねだり、「死んだらあげるよ」みたいな
>ことをいわれたらしいが、要はあげたくないという意味だったのでしょう。
>恐らく関係者がご遺族から聞いたのだろうから信憑性は高いと思う。
>岡田氏が活字にする以前から聞いています。
>死ぬの待ってたんだね、彼は。

>90 : 名無しでいいとも! : 2009/12/27(日) 14:02:37.41 ID:hXsWNsLX [3回発言]
>>>74 それだけでホモ?


こちらのコメント欄にも書いたが、「2回発言」のみの ID:TLnJq3QT の気持ち悪さは半端
じゃない。上の引用には前後の書き込みも含ませてみたが、とにかく他の人の書き込み
とは全然異質で、対話をいっさい拒否して毒づいているだけなのが見てとれる。

「某スレよりコピペ」の「某スレ」とは、何と 10 年近く前、2000 年時点での「京本政樹
スレッド
」で、書き込みはそこからの使い回し。書かれている内容はといえば、「死んだら
あげるよ」とは「要はあげたくないという意味だったのでしょう」という、ヤクザも顔負けの
言いがかりである……。ファンの方たちが嘆きたくなっても無理はないというか。

https://twitter.com/#!/yukozzzzz/status/116857496857096192
>@yukozzzzz
>夕子@京様ファン
>@dannna0
>そうですよね・・・でもいくらなんでもやってもいないのに犯罪者呼ばわりするなんてやは
>りひどいと思いますよ・・・相手が芸能人で直接かかわりがないからと言って、やっては
>いけないことだと思います・・・
>22 Sep via web


いや、ファンのみでなく、京本政樹本人も、心底嫌気がさしている様子で。

http://speak.la-cetzna.main.jp/?eid=1147088
>京本コレクション。。。あの頃。。実は(爆) 2009.03.20 Friday 21:35
〈略〉
>だがっ。。ボクの本当の趣味と言えば。。クルマやバイク。そして音楽だっ(爆)と
>言う訳で。。
>ボクは、世の中の一部の人にだが?かなり!間違った認識をされている。(汗)

>撮影所から小道具を勝手に京本は持って帰るだの?
>どこそこから。。盗んだだの?そんなくだらない話は。。
>一部の、たちの悪い人たちが勝手に作り上げた幻想だっ。ヨタ話だっ←ホントに
>そんな事実があったらとっくの昔にボクは逮捕されている。(爆)
>←ああっ!ちょっとスッキリしたっ(爆だっ)←世の中の特撮ファンの方々を否定
>している訳ではない。好きなものは好き!いいじゃないかっ!素晴らしい事だと
>思う。
>が、好きが故。。一部の行き過ぎた心ない人たち。。。
>ホント、この手の話を耳にする度に、ボクは、うんざりし続けて来たのだっ!
>よって。。ボクはこの手の話を。。ここ数年の間、自ら封印し、避けて来たのが、、、
>今日までの事実なのだっ。←言いたいヤツは勝手に何でも言ってろっ!
>(ホントにくだらないっ!それこそ爆だっ!)


「一部の、たちの悪い人たち」、「一部の行き過ぎた心ない人たち」――自分の定義では、
唐沢俊一や岡田斗司夫といった自称オタク第一世代と彼らと“盗み”に関する価値観を
共有してしまっている人たちだが (後述) ――それ以外の特撮ファンの方々 (上の引用で
いう「世の中の特撮ファンの方々」) には、自分は勝手に好印象をもっているので、いっ
しょくたにされないことを祈るばかりである……。

この勝手な好印象は、唐沢俊一の検証をやっていて、あちこちの特撮ファンのサイトに
お邪魔しているうちに、もつようになったものだったり。

特に特撮には詳しくないけどウルトラマン商店街には行ってみたい
TBS ラボでの活躍ぶりにも興味が<オプチカル・プリンター 1200 シリーズ
キッコーするキリコ
本当は少し怖いスペクトルマンについての日記
ペギラかバキューモンか<菅原道真の怨霊

先頃亡くなった和田慎二 (ここここを参照) も、特撮ファンでコレクターでもあったが、
彼を悪く言う人はいないのだし……。


さて、それはともかく、ここのコメント欄にも書いたように、自分のできることは「2ちゃん
ねるのスレなどネット上の書き込みを拾ったり」、本の記述と照らし合わせたりすること
くらいで、「良からぬ噂」の発信源が確かに唐沢俊一であることや、実際に潮健児の
葬儀のときに何が起こったかを明らかにすることなどは、自分には荷が重い。

ただ、「良からぬ噂」の信憑性がとことん薄く、京本政樹本人の否定の言葉や、ファンの
不快感の表明を、何するものぞと押し通し主張し続けるのはリスクが大きそうだよ――と
間接的に示すことはできるかもしれない。

先の引用でいう「恐らく関係者がご遺族から聞いたのだろうから信憑性は高いと思う」、
下の引用でいう「岡田氏は唐沢氏から聞いたのではないでしょうか。とすればほとんど
当事者の証言だからこれは事実である可能性はすごく高い」などということは、関係者
である唐沢俊一のいうことは信用できるという前提があってのことなのだから。

http://unkar.org/r/books/1229176354/931-1001
>935 :無名草子さん:2008/12/21(日) 12:03:55
>今の目で見ると、義憤にかられた第三者のフリして……とか思ってしまうなあ。

>http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1229176354/l50
>-------
>21 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/05/27(土) 18:10
>オタクの迷い道 文藝春秋社 岡田斗司夫 著 から引用。
>「特撮系俳優のお通夜に乗り込んで、「生前、譲ると約束した」
> と言い張って、超レアもの衣装を遺族の前から持って行く、
> という強者までいるらしい。」

>「あ、文中ではボカしたけど、遺族からブツとってっちゃった
> 奴っていうのは、特撮ファンならご存知の京本政樹氏の
> ことである。さすがにこれはヒドいとおもうぞ」

>12の人はこういうのを見ても京本氏を支持するのかなぁ。
>こんなの犯罪同然だよね。
>まあ、岡田氏の言うことが信じられるか?と言う問題は
>あるが。

>936 :無名草子さん:2008/12/21(日) 12:05:03
>>>935 続き

>http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1229176354/l50
>-------
>25 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/05/28(日) 02:58
>潮健司氏の所属していたプロダクションの代表が
>唐沢俊一氏で、葬儀も唐沢氏が仕切ったそうだから
>(唐沢氏のホームページより)
>たぶん岡田氏は唐沢氏から聞いたのではないでしょうか。
>とすればほとんど当事者の証言だからこれは事実である可能性
>はすごく高いと思う。
>マニア、とか特撮、とかいう要素を抜きにしても
>故人のかたみを他人が強奪していくなんてちょっと
>酷すぎる話です。


まあ、唐沢俊一以外の「関係者」をソースとしているという主張も可能かもしれないが、
その場合は、その関係者は誰でどういう人なのかを「良からぬ噂」をする側が示せない
かぎりは、まったく根拠なしのデマ扱いすればよいだけの話だろう。


んで、「関係者」イコール唐沢俊一という前提であれば、今時唐沢俊一のいうことを信用
するなんて、情弱といわれても仕方ないでしょう――ということで。そこいら辺について手っ
取り早く知りたい人は、たとえば以下を参照のこと。

いろいろ「と」リンク
これなら知っている――唐沢俊一をめぐる様々な論説
そして百バカは百を超える
唐沢俊一P&G博覧会 (外部リンク)
博覧強記の雑学家・唐沢俊一先生の内的世界史 (外部リンク)

……うん、ごめん、こんなに並べてしまうと、全然手っ取り早くなくなってしまうかも……。

では、唐沢俊一の書いたものの中では、特にトンデモ度が高いというわけではないのだ
が、京本政樹と唐沢俊一といえば潮健児、そのつながりで池部良の“追討” (この用語に
ついてはここを参照のこと) はどうだろうか。

なぜかなかったことにされている池部良主役の文芸作品
ゴーストはニューイヤーの幻

二枚目俳優に対する悪意 (最近では竹脇無我相手にも……) は前者で、巻頭にあった
推薦文を帯にあったことにしてしまうような唐沢俊一の記憶力の恐ろしいまでのあてに
ならなさ (他のところでは松沢呉一に唐沢俊一の出した手紙は「葉書じゃなく封書」だと
突っ込みを入れられたり
している) は後者で見て取れると思う。

つまり、このような者 (唐沢俊一) の証言を、「ほとんど当事者の証言だからこれは事実で
ある可能性はすごく高いと思う」などと、いってよいのかという話である。

そして、唐沢俊一のいうことなど、まったくあてにならないという前提を共有している者が
多いほど、デマ認定はスムーズに。

http://log2ch.net/read.php/books/1227772589/901-1001
>908 : 無名草子さん[sage] : 2008/12/05(金) 01:56:37
>京本政樹が悪魔くんのメフィスト二世の葬式で帽子もってちゃったようなもんでw
>なぜ制作会社の倉庫じゃなくて俳優の個人宅にそんなものがあるのか。

>909 : 無名草子さん[] : 2008/12/05(金) 07:29:15
>>京本政樹が悪魔くんのメフィスト二世の葬式で帽子もってちゃったようなもんでw

>これは唐沢俊一が話を面白くするためにデタラメを混入して
>京本政樹が葬式泥棒という事になっちゃったという話。

>923 : 無名草子さん[sage] : 2008/12/05(金) 17:34:20
>>>909>>916
>え?ウソだったの?
>ダウンタウンDXで自慢げにダチョウ倶楽部が関係者から聞いた話ってことで披露して
>たよ。

>925 : 無名草子さん[] : 2008/12/05(金) 17:53:08
〈略〉
>http://salami.2ch.net/sfx/kako/991/991760559.html
>には、
>>地獄大使云々の情報ソースは、「サイキック青年団」です。
>>北野誠と竹内義和が言ってた事です。

>とかも。これは帽子でなくて、面ということに話が変形。潮氏の葬儀
>の話なので、唐沢俊一の本が大元じゃないかと思われるものの、世に
>広めるのは彼の本だけでは弱いかなと思ったので何となく納得。
>まあ、唐沢俊一本人も、トークの持ちネタにはしているようですが。

>http://d.hatena.ne.jp/kasindou/20060511
>>葬式のときには京本政樹氏がメフィストの帽子を持ってっちゃった
>>そうだけど、京本ならしょうがないかと唐沢氏が思ったという話が
>>印象的。

>934 : 無名草子さん[] : 2008/12/05(金) 19:43:05
>102 名前: 名無しより愛をこめて 投稿日: 2001/07/06(金) 20:16
>形見分けなんかじゃなく、メフィストの帽子を持っていったのは事実。
>もっとも本人は「形見わけだ」と主張するだろうが、生前帽子を頂戴する
>約束なんかしていなかったぞ! 潮さんの遺体が安置されてる場所で
>帽子を持ち去ったという、卑劣極まりない火事場泥棒です。
>>>94のいう、「帽子を渡した遺族」って誰のこっちゃ!?
>潮さんにお弟子さんは大勢いても、親族はほとんどいなかった。

>105 名前: 94 投稿日: 2001/07/06(金) 21:22
>>>102
>「帽子を渡した遺族」の問題に関してはこれ以上のコメントはやめよう。
>私もあの葬儀には出席した人間で、事情もある程度知ってるので、
>このような表現にしただけ。
>これ以上は潮さんの個人の問題にもなっちゃうから…。
>あなたも潮さんに親しかった人なら、そんなことを全く
>潮さんが言ってなかったとは言い切れないってことは分かるでしょ。
>かなり京本氏とつきあい深かったことは事実だし、
>潮さんは昔の役者さんなんで、自分より売れてる人の前じゃ
>ヘコヘコしちゃうとこもあったしね。
>ちなみに私はこの件で京本氏を弁護する気はないんで、お間違えなく。
>ただ事実の裏付けのとれないことを書いて、
>誹謗中傷と変わらない事態になることはよそう、と言っているだけです。


>なんか、このスレの雰囲気って、かつての唐沢関連とソックリだね。
>唐沢を批判するとみんなで一斉にボコボコにして意見を封じ込めて...
>でも、ここから7年も経って「京本政樹は...」という話が
>極端に広まっているワケではない(2ちゃんの特定の場所では有名かもしれないが)
>って辺りに、本当の話ではない感がすごくする。

>941 : 無名草子さん[] : 2008/12/05(金) 19:56:25
>>>934
>いやそれ2ちゃん限定じゃないだろw
>俺何度かトンデモ落語会で聞いたぜ。談之助がネタにしてたし。

>949 : 無名草子さん[] : 2008/12/05(金) 22:06:40
>京本政樹の件は岡田斗司夫も「オタクの迷い道」で触れてる。
>たぶん唐沢経由で仕入れた話なんだろうな。
>以下引用。

>>あ、文中でボカしたけど、遺族からブツ取ってちゃった
>>奴っていうのは特撮ファンならご存知の京本政樹氏のこ
>>とである。さすがにこれはヒドイと思うぞ

>953 : 無名草子さん[sage] : 2008/12/05(金) 22:30:21
>京本の話って竹内義和とかみうらじゅんとかもネタにしてないか?
>唐沢発症のデマとなるとなんか冷めるな

>972 : 無名草子さん[] : 2008/12/06(土) 00:11:32
>京本の話は手塚に名指しで罵られたという嘘と同じなんじゃないの

>974 : 無名草子さん[] : 2008/12/06(土) 00:16:53
>京本の話は、かなり早い段階で「どうやら唐沢が...」という事を小耳に挟んでいたので
>その話題が知人関係で出る時には否定していたんだが

>俺は「手塚が...」という話に関してはまるっきり信じて
>知人に「実は昔、唐沢がぴあで...」と話してしまった事がある。
>この手の、唐沢のウソを信じて広めてしまった人っていう
>被害者で加害者も結構多いと思うよ。

>ただひとつハッキリ言えるのは「諸悪の根元は唐沢俊一」

>985 : 無名草子さん[sage] : 2008/12/06(土) 01:18:24
>>>972に1票

>987 : 無名草子さん[] : 2008/12/06(土) 01:21:56
>>>972に一票
>講談社とかホビージャパンに詳しい人いると思う


上に引用したのは、「【トテキモ】盗作家 唐沢俊一55【夢みる厨年】 」スレからだが、この
時点ではまだ、潮健児著『星を喰った男』を文庫化の際に唐沢俊一編著としてしまった
件 (ここここなどを参照) とか、潮健児の葬式のときに唐沢俊一が、内縁の奥さんを差し
置いて遺骨を独り占めしたことを自慢たらしく裏モノ日記に書いていたこと (ここここ
参照) が、スレで話題になるよりも前。その時点で既に、このような感じだったのだ。

そして、唐沢俊一のいうことを真に受けてはいけないというのは、唐沢俊一スレ以外でも、
それなりに前提として共有されている様子。

http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/kin/1284512559/
>627 : 名乗る程の者ではござらん : 2010/12/05(日) 09:11:15 ID:??? [836回発言]
>特撮ファンの人と必殺ファンの人って
>何十年も前の同じ話ずっとしてるよね

>701 : 名乗る程の者ではござらん : 2010/12/24(金) 15:35:21 ID:??? [836回発言]
>特オタには有名すぎる京本話が・・・
>最近某所見たらそのネタ発祥の先生がホラ吹きで検証される側になっちゃったみたい
>だ…
>今となってみればあの先生の話、嘘だったのかな…


http://yoshi-s.blog.so-net.ne.jp/2011-07-03-18 (魚拓)
>>>> 虜囚第6号 -- 11/06/28-23:50..No.[12380]
>中学卒業後に円谷プロ入社。かき集めたスチール写真の貸し出しで生活していたとい
>う、あの方ですか?  膨大な資料は、今後どうなるのでしょうか?
>とりあえず、京本政樹の手足を縛っておくことですね。

>>>> 祝 二十郎 -- 11/06/29-00:16..No.[12384]
>竹内博さんのところには膨大な特撮関連資料があるので、それが散逸してしまわない
>ことを祈ります。
>奇特な人が竹内博記念館みたいなものを建立してくれればいいのですが。

>ちなみに京本政樹さんにまつわるロクでもない噂ですが、あれは唐澤俊一氏がネタ元
>で、しかも殆どがガセのようです。
>潮健児氏の通夜の席で京本さんが被り物を持ち出そうとした有名な逸話も、潮健児氏
>のマネージャーをやっていた唐澤俊一氏が話を面白おかしく大袈裟に広めた、というの
>が真相のようです。


上の続きは、「ところで唐沢俊一は一時よくテレビなどでも活躍していたようだが、最近は
見かけない。本も昔ほど出てないようだなあ。」で、いや唐沢俊一のいうことは本当だとか
信用できるとかいう反論はない。


さらに、唐沢俊一本人ですら、表立っては、京本政樹が「メフィストの帽子」以外の何か
――上で話題になっていた地獄大使の被り物とか――を、持って行ったとはいっていない
のではないかという話もあって。仮にメフィストの帽子をもらったというのが本当だとして、
それは誰に後ろ指をさされることのない“形見分け”でしかないだろう (ここのコメント欄
に書いたことの繰り返しになるけど)。

「あなたも潮さんに親しかった人なら、そんなことを全く潮さんが言ってなかったとは言い
切れないってことは分かるでしょ。かなり京本氏とつきあい深かったことは事実だし」と
いわれて有効な反論は難しいだろう。

http://tondemonai2.web.fc2.com/782.html にしか残っていない2ちゃんねるの過去ログ
には、「まぁね、潮さんは晩年滑舌が悪くなって言語は不明瞭だったから ハッキリNO!と
は言っていないだろう」と、わけのわからないレスしか返ってきていない。

>106 名前: 102 投稿日: 2001/07/06(金) 22:08
>>>102
>まぁね、潮さんは晩年滑舌が悪くなって言語は不明瞭だったから
>ハッキリNO!とは言っていないだろう。ただ俺が無性に腹が立つのは
>京本がそれをいいことに「譲ってもらった」と公言している点だ。
>まさに死人にくちなし。
>「地獄大使の衣装や被り物を持っていった」というのは、確かに根も葉もない
>噂話が独り歩きした事だが、潮さんが何十年も大事にしたメフィストの帽子を、
>他界した直後に何食わぬ顔で持っていった件は本当に許せんよ!


「『地獄大使の衣装や被り物を持っていった』というのは、確かに根も葉もない噂話が独り
歩きした事だが」というのは、京本政樹をやたら非難している事情通 (関係者?) らしき者
でさえ、認めざるを得ない事実なのかと推測できるところは面白いと思った。

その点において、以下の人がレポする、イベントで唐沢俊一の語ったこと――というのは
半分は納得できる。「メフィストの帽子」に話をしぼっているらしい点については。

http://d.hatena.ne.jp/kasindou/20060511 (魚拓)
>後半は潮健児氏が亡くなる寸前に行われたパーティの様子の話がヤマ。京本政樹主
>演のスカルソルジャーの上映会をSF大会で開いたときのエピソードや、亡くなる寸前、
>肝臓が完全に溶けて土気色の顔だったというのに社長がパーティに来たと同時に顔色
>が良くなったというエピソードなど。
>葬式のときには京本政樹氏がメフィストの帽子を持ってっちゃったそうだけど、京本なら
>しょうがないかと唐沢氏が思ったという話が印象的。潮氏は誰かに可愛がられないとい
>けない人だったらしく、若山富三郎に、平山亨に、京本政樹に可愛がられて良かったの
>ではないかという言葉は、亡くなる前に潮氏の面倒をみていた唐沢氏の言葉だけに納
>得させるものがある。


「持ってっちゃった」や「京本ならしょうがないか」に含まれる非難がましい響きには、形見
分けでもらうのに何が問題なんだかと思うし、平山亨も平山亨で黙って聞いているだけの
ようなのには、納得し難いものがあるが。いやまあレポだけで判断するのは問題だろうとは
わかっているけど。

# 長くなったので、続きは別エントリーで……。


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01:55  |  資料編 (14) +  |  TB(1)  |  CM(5)  |  EDIT  |  Top↑

2011.09.23 (Fri)

ということで唐沢俊一ホームページの華麗なリニューアルをお待ちしています

http://www.tobunken.com/news/news20110918112857.html

イベント
2011年9月18日投稿
今後の予定(当サイト)

いつも当サイトをご愛読いただきありがとうございます。

当サイトのコンテンツをすっきりさせるため、
近く新たな日記サイトを立ち上げ、今年一杯くらい(未定)
をもって当サイトを休止する予定です。

訃報、映画評、読書記録、新刊情報、公演情報などの他、
多くの方々から要望のあった裏モノ日記も復活させたいと
思っております。

新サイト開設に関しては追ってまた情報をお伝えしたいと
思っております。どうかご期待ください!

http://megalodon.jp/2011-0921-0023-36/www.tobunken.com/news/news20110918112857.html

「唐沢俊一検証blog」の「Law&Order.」には、以下のように書かれている。

http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20110918/1316338835
>●唐沢俊一が公式サイトで新たなサイトを作ることを表明。コミケで聞いた話の通りだ。
>今度のサイトは自ら管理するのだろうか。


この「コミケで聞いた話」というのは、それより前、8 月 27 日の「東京アンダーテイカー。」
で紹介されていたもの。

http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20110827/1314427342
> 夏コミで「西理研」のブースにいらっしゃった人から伺った話だが、その方によると、
>唐沢俊一が「NO&TENKI商会」のブースで現在のサイトを閉鎖して新しい場所で日記
>を続けたい、という発言をしていたとのことである(もし自分の記憶に間違いがあったら
>指摘してください)。
>「…ああ、やっと、「裏モノ日記」が検証の最大の資料であることに気づいたか」
>と思ったのと同時に「そこまでして何か主張しなくてはいけないのか?」とも思ってし
>まった。まあ、現在では「ライターがネットでも文章を頻繁に発表している」というよりは
>「ネットで頻繁に発言している人がたまに雑誌で文章を書いたりTVに出たりする」状態
>になってしまっているので、正直興味が薄れつつあるのだが。8月発売予定の新刊は
>どうなったのでしょうか。


そのような予備知識があったため、最初に引用した唐沢俊一による発表にも特に驚きは
なく、2ちゃんねるのスレ (Read More 参照) に、「今のサイトは月何万円か井上デザイン
事務所にお金払っているから、ってことない? それを引き払って、無料ブログ(山本弘も
やっているオタクブログとか)に移行するとか。」などと、いい加減なことを、のんびりと
書いていたりしたのだが、今回エントリーをアップしようと思ったのは、そういえば、なぜ今
このタイミングで唐沢俊一は発表したのだろうと、ちょっと不思議に思えてきたため。

唐沢俊一は、「近く新たな日記サイトを立ち上げ、今年一杯くらい(未定)をもって当サイト
を休止する予定」と書いている。「新たな日記サイトを立ち上げ」が、「当サイトを休止」と
同じく「今年一杯くらい(未定)」だとするならば、まだ 3 ヵ月も先のことである。

もしもブログを新しく開設し、現在のサイトと平行して数ヶ月運用ということならば、明日に
でもブログをはじめればよいのに……とも思えてくる。「藤岡真の部屋」と「藤岡真blog
のような感じで (もちろん「藤岡真の部屋」は休止を念頭にはおいていないだろうけど)。

ブログの新規開設ならば、最初の唐沢俊一の発表から一週間経っているのだから、そろ
そろはじまってもよいような気がするが、そのような気配はない。ブログサービスの選定や
デザインの検討にゆっくり時間をかけようとしたとしても、「新しい場所で日記を続けたい」
と希望をのべたコミケの日から、もう一ヵ月あまりが経過。準備期間は充分ではないかと
思うのだけど。

いやブログを前提とするのが、そもそも間違っているのかもしれない。唐沢俊一は「新たな
日記サイトを立ち上げ」と書いてあるのだし……といっても、Web 日記のサービスで有名
どころとしては、今はもう、はてなダイアリーくらいしか思いつかないけど。さるさる日記が
今年 6 月に終了したというのが大きい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/Web日記
>日記圏、日記才人、エンピツ日記、さるさる日記など、日記を公開しているウェブサイト
>を専門に扱ったリンク集サイト、無料レンタルサイトがある他、はてなダイアリーのよう
>に日記の作成・公開を主な用途として想定してサービスを提供するサイトも存在する。
>最近では、そこに公開される情報の内容、姿勢、意図から倫理まで踏まえて、学問的
>な調査、研究の対象としようという動きもでてきた。日本Web日記学会(現・日本ウェブ
>ログ学会)というものも立ち上げられている。


http://ja.wikipedia.org/wiki/さるさる日記
>さるさる日記( - にっき)は無料のレンタルWeb日記サービス。1999年6月18日にサー
>ビス開始、2011年6月30日にサービスを終了した[1]。レンタルWeb日記の草分け的存
>在。


http://ja.wikipedia.org/wiki/日記才人
>mixiなどの別のコミュニティサイトに人が流れた結果、その使命が尽きたと考えられた
>のか、2007年6月にサーバーの維持が出来なくなったことを理由に7月中旬でサービス
>を停止することが発表された。


ちなみに Yahoo の コンピュータとインターネット > インターネット > 無料サービス > 日記
http://dir.yahoo.co.jp/Computers_and_Internet/Internet/Free_Services/Diaries/
も、ブログだらけだったりする。


で、「今年一杯くらい(未定)をもって」と明言されている「当サイトを休止」の方も、そんな
かかるかなあという気はする。2ちゃんねるのスレで懸念されているような全コンテンツを
削除なら一瞬だし、何もしないでそのまま残すのにも時間はいらない。

コンテンツを全部吸い上げて別サーバーに移動させたり、各ページに新サイトのリンクを
挿入させたりするとしたら、ある程度の期間は必要とするだろうけど、それでも 3 ヵ月と
いうのは、かかり過ぎな気が。


いやまあ、グタグタと何をいいたいのかというと、実は唐沢俊一は、独自システムによる
サイトの全面リニューアルを計画している可能性もあるのではないか――ということ。
それならばまあ、3 ヵ月後というのも、「新サイト開設に関しては追ってまた情報をお伝え
したいと思っております。どうかご期待ください!」も納得できるかな、と。

唐沢俊一サイトは開設当初から現在のようなデザインではなかったはずで、以前「唐沢
俊一先生、その病、直っていません
」のエントリーで引用した 2003 年時点の裏モノ日記
などは、ずっとシンプルなデザインだったりした。

その頃のトップページはこういう↓感じだったらしい。
http://web.archive.org/web/20030416123544/http://www.tobunken.com/index.html
サイトのタイトルが、「唐沢俊一 『一行知識』ホームページ」だったりするのが感動モノ (?)

それが現在のデザインになったのは、意外と新しくて 2006 年 8 月のこと。この頃ならもう
ブログを選択するのがデフォではなかったかと思うのだけど、唐沢俊一サイト (というより
ホームページとよぶべき?) は、独自路線を選択したっぽい。

http://www.tobunken.com/news/news20060802203422.html

イベント
2006年8月2日投稿
サイトリニューアルしました

サイトリニューアルいたしました。
また、掲示板は一旦閉鎖いたします。ながらくのご愛顧をありがとうございました。



ちなみに、以下のリンクは、上がリニューアル前、下がリニューアル後のトップページ↓
http://web.archive.org/web/20060712162631/http://www.tobunken.com/index.html
http://web.archive.org/web/20060815012240/http://www.tobunken.com/index.html

リニューアル前のページで、横にスクロールして流れていく一行知識が、どれもこれも
ほとんどガセじゃないかというイキオイなのがスゴい――というのは、おいといて。

「一行知識掲示板」、「唐沢ママ in N.Y.」、「ソルボンヌK子の男前。」等々、いろいろな
コーナーが廃止されたのだなあというのが、上と下を比較してみるとわかる。

「当サイトのコンテンツをすっきりさせるため」と唐沢俊一は書いているし、前回の全面
リニューアルと同規模の改装をして、「訃報、映画評、読書記録、新刊情報、公演情報
などの他、多くの方々から要望のあった裏モノ日記も」という構成にしたいのかも。

しかし、まあ、現在の唐沢俊一のサイトが「すっきり」した構成になっていないのは、訃報
やネット散策の記事をイベントのカテゴリーに入れたりする唐沢俊一が悪いのであって、
必ずしもサイトの構造とかカテゴリーの分類そのもののせいではないと思うのだが……。
たとえどうリニューアルしたとしても、記事をどのカテゴリーに分類するか、その発想が
アレなままだと、新サイトもアレになりそうな。(←完全に大きなお世話)

分類といえば、唐沢俊一は、「多くの方々から要望のあった裏モノ日記も復活させたい」
と書いているが、「古い映画をみませんか」は、画面上部の「裏モノ日記」のテキストリンク
をクリックすると表示される。あれを裏モノ日記のコーナーにいれている当の唐沢俊一から
して、あれはやっぱり裏モノ日記とは別モノと思っているということなんだろうか。

http://www.tobunken.com/diary/diary201109.html

日記 :: 2011年 :: 9月
2011.09
裏モノ日記バックナンバー

17日土曜日古い映画をみませんか・27 『謎の狼女』
08日木曜日古い映画をみませんか・26 『殺人処方箋』(TVムービー)


「裏モノ日記」のテキストリンクにカーソルをおくと表示される、「裏モノ採集は一見平凡で
怠惰なる日常の積み重ねの成果である。」には確かにあっていない気はするけれど。


参考までに、裏モノ日記が停止された直後のエントリーは以下の通り。

「多忙のため、日記更新をお休み」で唐沢俊一の裏モノ日記が停止 (1)
「多忙のため、日記更新をお休み」で唐沢俊一の裏モノ日記が停止 (2)
「多忙のため、日記更新をお休み」で唐沢俊一の裏モノ日記が停止 (3)

2010 年 2 月 27 日の発表だったので、もう 1 年半以上経っていることになる。

読み返してみると、「ちょっと新しいプロジェクトの話があり、日記に書けぬことがいろいろ
出てきたのも理由のひとつ」とか書いてあって、その「新しいプロジェクト」とは小説のこと
ではないかと話題になったのも懐かしい。再開時に、そのプロジェクトの説明があれば
うれしいのだけど……多分ないだろうなあ。

それと、その半年後、2010 年の 8 月に、近いうちに日記を再開するようなことを書いて
いたのも懐かしい話で。

http://www.tobunken.com/diary/diary20100822132531.html

22日日曜日
日記タイトル集

そろそろ、“いつ日記を再開するんですか?”という声をあちこちで
聞くことが多くなっています。

ライブや演劇公演のファン、出演者、それに新刊の著者の方などから
「日記の感想をいつも楽しみにしていたのに」
と言われることも。
改めて、読者がたくさんいた日記なのだな、と喜び、休載を申し訳
なく思っています。

こちらも時期を見計らっていますので、いましばらくお待ちください

せめてものツナギに、休載してからこっちの、ダジャレタイトルのみ
数ヶ月分、まとめて紹介させていただきます。


この後しばらく音沙汰なしで、2011 年の 1 月になっていきなり「古い映画をみませんか」
が「裏モノ日記」のコーナーにアップされるようになるのだから、まったくわけがわからない。
http://www.tobunken.com/diary/diary201101.html

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2011.09.14 (Wed)

で、唐沢俊一先生の震災デマ本は、いつ発売なんですか?

http://www.tobunken.com/news/news20110909181214.html

イベント
2011年9月9日投稿
北海道新聞に

先日の札幌講演が北海道新聞で記事になりました。
こんな大きい扱いとは思いませんでした。ちょっとびっくり。
9月5日文化欄、寺町志保記者。

(記事内容)
 と学会結成は1992年。活動の中心はトンデモ本を持ち寄り発表する
例会で、会員数は150人を超す。年に1度『日本トンデモ本大賞』を
選んでおり、20回目の今年は「ベスト・オブ・ベスト」として、人類の
月着陸はなかったとする本を選出。反論本や20周年公式記念本「トンデモ
本の大世界」(アスペクト)を刊行した。
「トンデモ本を撲滅したいわけではありません」。創設会員で札幌出身の
カルト評論家唐沢俊一さんによると、創設会員の多くは60年代に雑誌
「少年マガジン」の読み物で未確認飛行物体(UFO)や超常現象に親しんだ
世代。有害なものは批判し、ユニークな主張にはいいツッコミを入れるのが
基本という。
 講演会では唐沢さんがトンデモ本大賞の歴史を紹介。創設会員で超常現象
ウォッチャーの皆神龍太郎さんが、戦後のUFO研究の盛衰と背景を語り、
「目撃情報の根本を調べることなく続いたブームだった」と両断。「そこに
『理性の光』を当てる趣味人が、と学会」と話した。
 サイエンスライターの川口友万さんは、動画投稿サイトで話題になった
「ファストフードの店のフライドポテトは腐らない」などの都市伝説や疑似
科学のうそを実証する「トンデモ科学実験」の数々を紹介。「もう少し科学を
信じてもいい」と爆笑を誘った。
 と学会は90年代半ば、オウム真理教事件を機に知名度を上げた。結成
10年目に米同時多発テロ、20年目に震災と原発事故が発生。本格的な
ネット時代を迎え、デマや疑似科学はばれやすくなったが、逆に口コミ的に
広がりやすくもなっている。
「トンデモを受入れる土壌は、科学者や企業、政府などは何か隠して
いるはずだという不信から生れる」と川口さん。権威に対するアンチだから
信じるのでなく、なぜそれを信じたいのか自問してみることが必要だと言う。
 と学会はこれまで、皆が人ごととして笑えるよう、極端なトンデモ本を
紹介してきた。だが実際は血液型占いのように、多くの日本人が漠然と受け
入れていることの4~6割はトンデモではないか、と唐沢さんはみる。
「だから、震災や原発事故のような事態を前にすると途端に抵抗力を失う。
僕は地震や原発の専門家ではないが、トンデモには多く触れ、人の信じやすさ
も見てきた。今後は『実は身近なトンデモ』についても伝えていく必要を
感じている」と話す。

インタビューでは私の次の新刊にからめてか、震災と原発のデマに関する
ことへの質問が多かった感じでした。
泊原発の再稼働のこともあり、北海道の人々の心にあるさまざまな不安や
疑念が、トンデモの分野にすくい取られないことを願って札幌を後にしました。
改めて、丁寧に取材していただいた北海道新聞の皆様に御礼申上げます。


と学会20周年記念札幌講演会の結論→「札幌の楽しみはやはり食べ物」?
似ているようで違う ―― 媚薬の検証と唐沢俊一の検証
時は流れて

の続き……ということにしましょう一応。

北海道新聞の「9月5日文化欄」とのこと。唐沢俊一は、講演会については「北海道新聞
が文化面と社会面の両方で記事にしてくれる」と書いていた (ここを参照) ので、この他に
社会面の記事がいずれアップされるのだろうか。川口友万のいう (ここを参照) 「1週間後
の文化欄って聞きましたけど」が今回で、「2回やるって言っていたので、話半分でも1回
は載るでしょう」が話半分でなかったら、次があるということになる。

今回の「(記事内容)」で気になったのは、書き出しが「と学会結成は1992年」とか、何か
と学会の公式イベントとして報じられているかのように見えること。

川口友万によると、「と学会のイベントじゃないのよ。と学会のHPにもないでしょ」であり、
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/eventdata/139761.html に「主催者 と学会」と
書かれているのは「たぶんこれ、最初のリリースを流して訂正し損ねたお粗末」とのこと
(ここを参照) なのだが……いまだに「訂正し損ね」ていて、それがよりによって北海道
新聞の Webページ (どうしん Web 北海道新聞) というのは少しどうかと思う。記者の人は
いまだに「主催者 と学会」の認識でいるのではないかという疑問もわく。


で、記事では、皆神龍太郎が「戦後のUFO研究の盛衰と背景を語り、『目撃情報の根本
を調べることなく続いたブームだった』と両断」し、「そこに『理性の光』を当てる趣味人が、
と学会」と語ったことになっている。

……うーん、考え過ぎかもしれないけど、以前に「疑わず信じ続けるって、そんなに簡単な
ことじゃない
」のエントリーに引用した、唐沢俊一の文章を思い出した。

『奇人怪人偏愛記』 P.132

 こんな妄想というか強迫神経症というか、そんな説が、七〇年代には大流行
し、多くの人がマスコミのセックス戦略を信じて疑わなかった。
 これはおかしいんじゃないか、という疑いの声があがりはじめたのは、ホンの
十年くらい前のことでしかない。


このエントリーに書いたことの繰り返しになるが、唐沢俊一が上に引用した本を出したの
が 2006 年で、その「十年くらい前」といえば、と学会が『トンデモ本の世界』 (1995 年) を
出したりしていた時期なのだ。

それより前は、「多くの人がマスコミのセックス戦略を信じて疑わなかった」 (セックス戦略
というのは、商品や広告にはサブリミナル効果をねらった SEX の文字が多数隠されてい
るとかいうトンデモ説のこと) で、「疑いの声があがりはじめたのは、ホンの十年くらい前の
ことでしかない」というのは、と学会が活動を開始する前の世界は、誰も疑似科学を批判
することもなく、一般大衆はひたすら何でも信じていただけと主張したいのか、と。

皆神龍太郎の UFO 話も、「そこに『理性の光』を当てる趣味人が、と学会」とかいうのが
単独で出てきているのなら、上記のようなことは思わなかったけど、「戦後のUFO研究」を
「目撃情報の根本を調べることなく続いたブームだった」と両断とかいうのとセットにされて
いるため、先に引用した唐沢俊一の言と同様の違和感をおぼえてしまう。

1970 年代の、UFO 目撃談であれこれ盛り上がっていた頃からして、やれあそこに UFO
が出たという話が出れば、いやあれは風船だの飛行機だの月だのと、突っ込みは入れら
れまくっていたというのに……。UFO の写真があるぞと出してくる人がいれば、ああこれ
はトリック写真だよと解説する人も当然のようにいた。

1970 年代どころの話ではなく、以下で山本弘が引用しているクラークの言葉は、1954 年
に雑誌掲載されたものだったりする。

http://homepage3.nifty.com/hirorin/ufofakescontactee.htm
> ちょっとでもカメラについての知識がおありの方なら、これが大嘘であることがお分か
>りかと思う。
> 2枚の写真のどちらも、ピントが合っている部分と合っていない部分がある。被写界深
>度が浅いのである。遠くにあるものを望遠レンズで撮ったら、こんな写真にはならない。
>全体にピントが合うか全体にボケるか、どちらかである。
> つまり、この円盤はカメラのすぐ近くにあるのだ。
> アーサー・C・クラークいわく、
>「アダムスキー氏をはじめ多くの人は、望遠鏡を通して20フィートの距離に引き寄せて
>みた大きな物体が、20フィート離れたところにある実物大の物体とは全く違って見える
>ことに気がつかないようである」(英国惑星間協会ジャーナル、1954年4月号)


同じく、山本弘は、『トンデモ超常現象99の謎』 P.45 で、高梨純一のことを以下のように
紹介している。

> このフィルムのなかでは、円盤の下面に三個あるはずの「着陸ギア」と呼ばれる球体
>がなぜか二個しか写っていないこと、アングルが変わると円盤のシルエットが奇妙に
>歪んで見えることが謎とされてきた。この謎を解明したのは、日本UFO科学協会会長
>でベテランUFO研究家の高梨純一氏である。このフィルムは、半分に切断した模型を
>大きなガラスに貼り付けて撮影したものだったのだ。これなら模型を吊るす糸が写らな
>い。


同書の P.47 によると、参考文献は「高梨純一『ロドファー・フィルムの真相』(『UFOと
宇宙』一九八〇年四月号)」。と学会設立 1992 年の、12 年も前のことだ。

以下のブログ (コメント欄がすごいことになっているが……) で言及している、セイガンや
アシモフの著作も、当然ながら、と学会設立よりも前である。

http://ruhiginoue.exblog.jp/8085601/
> UFOの存在について問われたアイザック・アジモフ博士は、信じていないし、信じてい
>る人は頭がおかしいと言っていた。
> 英国防省の旧機密文章によると、未確認飛行物体UFOの目撃情報は、77年に映画
>「未知との遭遇」のヒット以降に倍増しており、ほとんどが他の事象によるものだとして
>説明がつき、不可解なものも脅威ではないそうだ。つまり目撃談は、確信犯の狂言か、
>イメージを刷り込まれた人たちの妄想である。
> 昔は、宇宙は広いから人間と同じような生き物がいるはずだと言われていたが、70年
>代にはカール・セイガン博士などによって否定されている。
> 宇宙は広いと言っても、逆にその広さへの想像力が乏しいから、他の星の知的生命
>体と接触することがあり得ると考えてしまう。人類からすれば宇宙は、空間が広すぎ
>て、歴史も長過ぎる。 星が発生して、そこに生物が発生して、さらに文明が発生すると
>いう時間は、宇宙の歴史では一瞬をさらに分割したような短さだ。そんな瞬間同士が重
>なるだろうか。
> そのうえ、他の天体へ行くことに関心を持ち、広大な宇宙空間の中から生物がいる星
>を探して見つけて到達することを実現する科学技術を発明できる生物が存在する率は
>極めて低いのに、そのような生物たちが同時に複数存在するだろうか。


その他参考 URL:
- http://ja.wikipedia.org/wiki/未確認飛行物体
- http://ja.wikipedia.org/wiki/マンテル大尉事件

まあ皆神龍太郎が、「目撃情報の根本を調べる」で主張したかったことは、写真とか、
宇宙に知的生命体の存在する確率とかではなく、目撃情報の信憑性を直接あたって
いく試みのことかもしれない。『新・トンデモ超常現象56の真相』で、加門正一がやって
いるように。

ただし、現地調査の労力や、伝言ゲームやデッチあげの面白さには敬意をはらうものの、
「目撃情報の根本を調べる」というのは何というか、余程の元ビリーバー以外には読んで
いて面白みに欠けるのではないかという気が。もともと嘘っぽいと思っていたり、そもそも
元ネタをしらなかったり、うろ覚えであったりする場合は、実は嘘でしたと教えられても、
これといった衝撃は感じにくいため。


で、川口友万の方は「動画投稿サイトで話題になった『ファストフードの店のフライドポテト
は腐らない』などの都市伝説や疑似科学のうそを実証」とのことだ。

「動画投稿サイトで話題になった」のは http://keton.info/blog/?p=13481 で見られる分
のことかなあ。一方、マックのフライドポテトにもしっかりカビが生えたよという実験結果を
ブログ http://potato60.exblog.jp/3300101/ にアップしている人もいる。

個人的には、どうしても、「『んなわけねー!』(by 山本弘)」での件を思い出してしまう。
フライドポテトと遺体をいっしょにするなと、怒られるかもしれないが……。

以下は唐沢俊一が、2006 年に出した本 (定価 1,365 円が現在 Amazon で 683 円で
販売中) からの引用。

『唐沢俊一の雑学王』 P.103 漫画パート
>「最近の遺体は腐敗が遅い!!」
>「食品に含まれている防腐剤が体に蓄積されているのだった」


こちらは、2009 年に出た本に、山本弘が書いていること。

『トンデモ本の世界W』 P.99
>翌年に出た『新・知ってはいけない』も、前作に輪をかけてひどかった。
〈略〉
>最近の人間は食品添加物や抗生物質で汚染されているため、死体が腐らないという
>(んなわけねー!)。


川口友万は多分、山本弘の方に肩入れするだろう (こちらを参照)。

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/books/1315142334/
>55 :川口友万 ◆ARmTJgnA8Q :2011/09/05(月) 00:41:43.75
>>48
>以前、sf作家のインタビュー連載やっていて、山本弘さんにインタビューした後、
>と学会に推薦してもらったのですよ。私が編集やってた時の最初のインタビューが
>山本氏で、それから10年、ようやく本が出たのでお会いできると。
>まあ、そんな感じで、と学会はひとつ自分の目標ではあったんです。



そして、肝心の (?) 「創設会員で札幌出身のカルト評論家唐沢俊一さん」――最近はまた
「カルト評論家」と名乗るようになったのか――は、「トンデモ本を撲滅したいわけではあり
ません」という。……これは、どう反応するべきか迷う。「トンデモ本を撲滅」したら、唐沢
俊一の著作も撲滅されかねないから当然の主張ととるべきか、そうはいいつつ唐沢俊一
が本を出すペースはガタ落ちだし、実は自分の手の届く範囲では段階的に撲滅したがっ
ていると解釈するべきか。

冗談はさておき、唐沢俊一はこうもいう――「と学会はこれまで、皆が人ごととして笑える
よう、極端なトンデモ本を紹介してきた。だが実際は血液型占いのように、多くの日本人
が漠然と受け入れていることの4~6割はトンデモではないか」。

……この部分を読んで、マジで混乱した。唐沢俊一の定義では、「血液型占い」は「多く
の日本人が漠然と受け入れていること」になるのだから、たとえば血液型占いには科学的
根拠があるように書いている本は、と学会がこれまで紹介してきたという「皆が人ごととし
て笑える」ような「極端なトンデモ本」には該当しないということになりかねない。

しかし、最初に出た『トンデモ本の世界』 (唐沢俊一は参加していない本) では、山本弘が
『小さな悪魔の背中の窪み』という当時のベストセラーを取りあげ、そこで「日本では何人
もの心理学者によって、血液型と性格の関係について信頼できる調査が何回も行なわ
れ、いずれも否定的結果が出ている」 (P.60) とも書いているのだが。個人的には、この
あたりの記述のおかげで、と学会は血液型と性格の関係をしっかり否定していたという
印象が強い。

参考:
- http://www010.upp.so-net.ne.jp/abofan/vs.htm

それを抜きにしたって、「と学会はこれまで、皆が人ごととして笑えるよう、極端なトンデモ
本を紹介してきた」と、まとめるのはどうかと思うし。

『トンデモ本の世界R』で取りあげられている『ゴーマニズム宣言』は、「皆が人ごととして
笑える」本だったかどうか、『カルト資本主義』は「極端なトンデモ本」といってよい本だった
かどうか――などという話になる。

参考:
- http://www.donzoko.net/doc/memo/20030818.html
- http://page.freett.com/morikage/renkako/1085757676.html


それやこれやもあって、続いて唐沢俊一のいう、「だから、震災や原発事故のような事態
を前にすると途端に抵抗力を失う」の、「抵抗力を失う」の主語は何 (誰) なんだろうかと
思う。まじめな話、最初に読んだときは、と学会が主語かと思ったのだが、続きを読むと、
どうも「多くの日本人」が主語らしい。

と学会が主語かと思ったのは、と学会は、『トンデモ本の大世界』で「震災や原発事故」の
ネタはあまりやっていないし (ここここを参照)、『トンデモ本の世界X』にもこれというのは
なかった気がするためだったんだけど。


そして、「僕は地震や原発の専門家ではないが、トンデモには多く触れ、人の信じやすさ
も見てきた」。

×トンデモには多く触れ ○トンデモは多く発信し または 僕自身がトンデモであり

とやりたくなるのだが……おいといて。

「僕は地震や原発の専門家ではないが」に「私の次の新刊にからめてか、震災と原発の
デマに関することへの質問が多かった感じ」については、以下のエントリーを参照のこと。

「流言のメカニズム」のメカニズムとは
「時には沈黙を」にはなっていません (1)
「時には沈黙を」にはなっていません (2)
マジでこの方面については沈黙を守る方がよかったと思います唐沢俊一先
「唐沢先生は原発に対しどうお考えで」
風評ではなくて実害だって言い方も最近よく目にしたりします
鳥取地震そして仙台のファン
真の心の平安のためには、あきらめるより情調オルガン
と学会は何としても広瀬隆をトンデモ人物ってことにしたいらしい
それが「放射能汚染に関する正しい知識」なんですか、唐沢俊一先生

……改めて思う、本当に唐沢俊一は震災デマ本を出すつもりなのかと。

2ちゃんねるのスレの書き込み (Read More 参照) にあったように、「実は身近なトンデ
モ...... そのインタビューをしている記者に向かって『実は今、目の前にいるこの俺が!』
という展開なのかと。」というオチならよかったのだけど……。

「泊原発の再稼働のこともあり、北海道の人々の心にあるさまざまな不安や疑念が、トン
デモの分野にすくい取られないことを願って」と書いているからには、「トンデモの分野に
すくい取られ」る可能性があるのはあくまで他人、唐沢俊一以外の人間のことで、唐沢
俊一自身は、人々が「トンデモの分野にすくい取られ」ないように「『実は身近なトンデモ』
についても伝えていく」側の人間だと、本人は真面目に信じているのだろう。

「唐沢氏は文系なので」と川口友万にいわれたって (ここを参照)、おそらく本人はものとも
しないだろうし、と学会会員に限定したって、「地震や原発の専門家ではない」のは同じに
しても、自分より適任がいるのではないかと思ったりはしそうにない。

テーマ : 感想 - ジャンル : 本・雑誌

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2011.09.09 (Fri)

時は流れて

と学会20周年記念札幌講演会の結論→「札幌の楽しみはやはり食べ物」?
似ているようで違う ―― 媚薬の検証と唐沢俊一の検証

の続きみたいなもの。

【歓迎】盗作屋・唐沢俊一193【川口友万氏?】」というスレも立って、2ちゃんねるのスレで
盛り上がった様子を Read More で参照してもらえば、それで話は済むかもしれないけど、
まあ読んで思ったことを、以下にだらだらと。

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/books/1315142334/

820 :川口友万 ◆ARmTJgnA8Q :2011/09/07(水) 03:48:34.75
皆神さんといえば、ムーの三上くんとすごく相性が良い。
去年、ロフトで妖怪研究家の多田さんが錬金術のトークショウを
やって、私と三上も呼ばれたんですが、その時、初めて皆神さんと
三上が会った。
100年前からの知り合いのように盛り上がり、横で聞いてて大笑いしました。
来年は私の実験を前座に皆神&三上のユニットで、科学からオカルトまでの
講演会をやろうと計画中です。

821 :無名草子さん:2011/09/07(水) 03:49:54.44
>>820
唐沢、本格的に要らないじゃん……。

824 :川口友万 ◆ARmTJgnA8Q :2011/09/07(水) 03:55:12.25
>821
畑が違うので仕方ないです。皆神さんはムーを創刊号から全部バック
ナンバー持っているファンで、
その上、朝日新聞科学部。三上は筑波の量子物理で院を出てムー編集長。
私たちは似た立場で仕事している。唐沢氏は文系なので、これはレストラン
違いというか。


「唐沢氏は文系なので」。

これって結構すごいことが、何気なくあっさりと書き込まれているような……。

以前、自分は、「唐沢俊一が、(“もどき”つきでも) 理系といえるかどうかは難しい問題
@_@ と思います。」――と、このブログのコメント欄に書き込んだことがある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/唐沢俊一
>札幌光星高等学校、青山学院大学文学部卒業(英文科卒とする記述がある[1]一方、
>教育学部に在学していたとする記述[2]、文学部中退とする記述もある[3])。東北薬科
>大学薬学部中退。


プロフィールには、中退とはいえ「東北薬科大学薬学部」に在籍していたことになっている
ので、唐沢俊一に理系的なセンスがあると思われるかどうかは別にして、理系ではない
とは断言しにくかったのだ。

参考
受験資格もないようじゃあ……

しかし、川口友万の目から見ると、朝日新聞科学部の皆神龍太郎、「筑波の量子物理で
院を出て」いる三上丈晴 (『ムー』編集長) とのユニットに唐沢俊一も参加させようなどとは
全然思わない、なぜなら唐沢俊一は「文系なので」、「科学からオカルトまでの講演会」
なんてものは畑違いの「レストラン違い」なのだから。

そういうことが、唐沢俊一の身近にいる仕事仲間から語られる。それも悪口としてでは
なく、単なる事実のようにして。

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/books/1315142334/

814 :川口友万 ◆ARmTJgnA8Q :2011/09/07(水) 03:37:14.38
私個人としては、唐沢氏の風向きが悪くなったのは演劇のせいにしか
見えない。
ルナ自体が悪いわけでもおぐりさんが悪いわけでもなく、唐沢氏自身の
ベクトルと
合ってないんじゃないかと思う。
唐沢氏にはとにかくガシガシと本を書いていただきたいと思うわけです。

873 :川口友万 ◆ARmTJgnA8Q :2011/09/07(水) 07:52:00.59
>866
昨日、芝ちゃんとも話して、唐沢氏の仕事のありようでガッカリしたものは
ありますよ、そりゃ。
検証サイトで書かれていることが、ほぼ事実ということらしいし。
ただ芝ちゃんも私も極貧に追い込まれた経験があるので、金がない辛さは
よくわかっています。
だからそこは私は見ない振りをするし、芝ちゃんは我慢している。
馬に水を飲ませることはできないと昔から言うように、私たちは唐沢さんを
ただ待つしかないのです。

896 :無名草子さん:2011/09/07(水) 09:00:52.29
>>873
>昨日、芝ちゃんとも話して、唐沢氏の仕事のありようでガッカリしたものは
ありますよ、そりゃ。
>検証サイトで書かれていることが、ほぼ事実ということらしいし。

芝ちゃん、そういう認識してるんだ。
だったらあんな馬鹿な恫喝なんかしなきゃよかったのに。
次は芝ちゃんに2ちゃんのスレタイにまでされてどうよって感想聞いておいてよ。

900 :川口友万 ◆ARmTJgnA8Q :2011/09/07(水) 09:12:22.95
>896
もうね、中間管理職だから。良かれと思ったのが裏目に出たってことでしょう。
ただ彼は千葉真一氏の映画やプロモで動いているし、自分の映画への出資者
を集めている最中でもある。
さらに私とも日本の先端技術の本を企画していて、それには軌道エレベーター
協会を突破口に
JAXAからIHI、NEC等への取材を計画しなくちゃいけなくて、正直、金にも
ならない
と学会とは距離を置かざる得ないのです。

909 :川口友万 ◆ARmTJgnA8Q :2011/09/07(水) 09:31:26.69
>904
今、唐沢氏は非常に精神的なコンディションが良くないのです。
芝ちゃん、怒られまくり。
スコ怖は編プロと納期に問題があって、当初7月発売を唐沢氏が20周年に
間に合わせるのに6月発売にした。そこでまず原稿のクオリティが落ちた。
編プロも個人事務所で、ちょっとどうかという仕事が上がってきた。
時間があれば修正できたのだけどできなかった、のだそうです。

唐沢氏は、もうライターはやめたいのだろうと周りは思っています。
やめたいけど、他に何があるか? プロデューサー? 芸能事務所?
リスクが大きい。だから踏み切れずに下北沢でルナと遊んでいる。
時間はどんどん経ってお金はなくなる。稼ぐには本だが、本は書きたくない。
開き直ってもっと早くに休業して1年ぐらい遊べば良かったんです、きっと。


「唐沢氏は文系なので」もそうだったけど、「唐沢氏の仕事のありようでガッカリしたものは
ありますよ」に、「検証サイトで書かれていることが、ほぼ事実ということらしいし。」とかも、
何の気負いもなく、淡々と書き込まれている。いいのかなあ……。読んでいるこちらとして
は面白いからよいけど。

「スコ怖は編プロと納期に問題があって、当初7月発売を唐沢氏が20周年に間に合わせ
るのに6月発売にした」については、「気になりますね、の『スコ怖スポット・東京日帰り
ガイド』の先行販売結果
」も、あわせて参照のこと、かなあ。無理して「20周年」のイベント
に間に合わせるようにした割には、「唐沢先生のブースは閑古鳥」という報われない結果
になったと伝え聞く。

で、『スコ怖スポット・東京日帰りガイド』に含まれるガセの数々は、唐沢俊一にいわせる
と、「時間があれば修正できたのだけどできなかった」ということになっているらしい。時間
さえあったら、本当に「縄文人が古墳」とか「ボトルネック」とかの間違いが修正可能だった
かどうかは、非常に疑わしいと個人的には思うのだが。

参考
何だか気にならなくなりました、の『スコ怖スポット・東京日帰りガイド』の販売結果
Amazon のランキングだけは気になります、の『スコ怖スポット・東京日帰りガイド』

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/books/1315142334/

838 :無名草子さん:2011/09/07(水) 04:40:00.28
唐沢商会の新作だったら読みたい

843 :川口友万 ◆ARmTJgnA8Q :2011/09/07(水) 04:45:52.42
>838
読みたいですよねえ。そういうことなんですよ。唐沢兄弟が組めば、
これは出版社も放っておかない。
みんな、あの頃の唐沢さんのファンでしょう。
だから演劇なんて儲からないことやってないで、なをき先生ともう一度と
外野は思うんです。

844 :無名草子さん:2011/09/07(水) 04:52:52.15
まんが極道のあれのモデルが唐沢商会だとしたら
復活はもうないんじゃなかろうか

845 :川口友万 ◆ARmTJgnA8Q :2011/09/07(水) 05:06:48.60
>844
……コメントできない。でも兄弟だから。
〈略〉

846 :無名草子さん:2011/09/07(水) 05:07:54.90
>>843
兄弟復活うまく行くかな?
自由業では嫁の協力を得られるかどうかがある意味死命を制するので
その意向をないがしろにするのは非常に危険。
逆に言えば嫁同士仲が良ければ反りの合わない兄弟でもうまくゆくとも
言えるが。

847 :川口友万 ◆ARmTJgnA8Q :2011/09/07(水) 05:09:54.17
>846
嫁のことを出しますかね。推して量ってくださいな。

848 :無名草子さん:2011/09/07(水) 05:11:53.11
>>846
>自由業では嫁の協力を得られるかどうかがある意味死命を制するので
K子さんをないがしろにして劇団の女優に入れ込んだ時が唐沢さんの
ターニングポイントだったような。
(嫁にかぎらず)大事にすべきものをいろいろと湯水のように粗末にして
きたという印象。

849 :川口友万 ◆ARmTJgnA8Q :2011/09/07(水) 05:17:33.58
>848
私はK子先生にお会いしたことがないのですが、実に気風のいい、
男前なお姉さんだそうですね。
と学会にも、K子先生を慕っていた人が多い。


「まんが極道のあれのモデルが唐沢商会だとしたら復活はもうないんじゃなかろうか」に
「……コメントできない」という回答がくる。……つまり、「まんが極道のあれのモデル」と
いっただけで話がしっかり通じてしまっているということで、川口友万が「唐沢俊一検証
blog」や「藤岡真blog」の下記のエントリーをしっかりチェック済みという可能性が高いと
いうことになるわけで。

- 唐沢なをき検証blog。
- 唐沢なをき検証blog2。
- 唐沢俊一が『まんが極道』の書評をしていた。
- 唐沢なをき検証blog7。
- 唐沢なをき検証blog8。

- 唐沢なをき まんが極道第58話『うそつきくん』
- 徹底検証『まんが極道』4

まあ、川口友万は上記のエントリーは読んでいなくて、『まんが極道』を読んで同じような
感想を独自にもったという可能性もないことはないわけだが……だとすると、もっと怖い
話になってしまうけど。

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/books/1315142334/

837 :川口友万 ◆ARmTJgnA8Q :2011/09/07(水) 04:37:24.95
じきにいろいろ聞こえてくると思いますが、私は唐沢氏に本を書いて
いただきたいと思います。
神足さんが倒れられて、まだ54歳でしょう。昨日、芝ちゃんと茶しながら、
やっぱり健康だよとしみじみ。
楽工社の最終的な閉じ方をどうするか、私も紹介した手前、電子出版の
某社に詫び入れつつ、
全体をはっきりさせないといけないので悩ましい。

870 :無名草子さん:2011/09/07(水) 07:46:26.22
>楽工社の最終的な閉じ方をどうするか、私も紹介した手前、電子出版の
某社に詫び入れつつ、

と学会の本が電子出版になるという話は無くなったという事なのか....
一時期はその流れで、唐沢の過去本が電子書籍にというウワサもあったが

880 :川口友万 ◆ARmTJgnA8Q :2011/09/07(水) 08:07:20.96
>870
私の知り合いの編集が会社辞めて、電子出版の専門会社を作ったんですね。
私の担当編集者がその彼にと学会を紹介し、彼は楽工社の管理する書籍の
電子化を
進めたいと申し出た。で、それを進めようとしたら楽工社がうちでやりたいとか
版権は渡さないとか、
そういうことを言い出して話が止まってしまい、時間がどんどん過ぎてもったい
ないので、
楽工社との交渉はと学会でまとめてくれと。ただ下がる気はないよ、というのが今。

894 :無名草子さん:2011/09/07(水) 08:54:38.14
楽工社を畳むって、営業停止ってことか?
せっかくと学会専属の出版社だったのに、残念だね。

897 :川口友万 ◆ARmTJgnA8Q :2011/09/07(水) 09:04:28.12
>894
過去の書籍は裁断かけちゃってるし、待ってくれと。PDFどうするんだと。
間接的に紹介した形になるので、私としても心苦しい。
表紙のイラスト版権の問題とか法的金銭的にクリアしなきゃいけないことが多い。
唐沢さんをはじめとする創設メンバーが殿堂入りで実務から外れると言っている
以上、その
権利関係をきれいにしないといかんのですが、法人ではなく趣味のサークル
なので、
誰も責任持たない。


879 には唐沢俊一が書いたのではないかと思ってしまうような書き込みもあるのだが、
誰からもスルーされている……というのは、おいといて。

「楽工社を畳むって、営業停止ってことか?」に対する回答が、「過去の書籍は裁断かけ
ちゃってるし、待ってくれと。PDFどうするんだと。」である。

『と学会』絡みで繋がりができることもありますからね。楽工社もそうだから。」の、あの
楽工社が……ほんの 1 年と 3 ヵ月ばかり前には「楽工社はあれを出した出版社として
歴史に残るべきですよ」などとツイートされていた楽工社は、マジで消えるということか。

http://twitter.com/kikumaco/status/16850733626
>@goito そういう人たちは、楽工社が『懐疑論者の事典』の翻訳を出したことも評価しな
>いんですよね、たぶん。あれは、画期的な出版なのに。たぶんあれは経営的にかなり
>の冒険だったと思いますが(たぶん、売れてないし)、楽工社はあれを出した出版社とし
>て歴史に残るべきですよ。
>10:44 PM Jun 23rd Seesmicから goito宛


こちらのエントリーには、上に引用のツイートの他に、自分のツイートも載せたりしたが、
今回はリンクのみとする。

- http://twitter.com/#!/baudrateRA/status/9807334014
- http://twitter.com/#!/baudrateRA/status/9808215180
- http://twitter.com/#!/baudrateRA/status/9809139265

と学会員とは、「『検証』もまた極端だったりするのでしょうが」か、「悪いけど、唐沢さんの
本は読んでないので、評価しようがないですよ。」か、またはその両方をいう人 (唐沢俊一
の本を読んでいなくても、それに対する「検証」の方は評価可能らしい) だらけかと思った
のが、この頃である。1 年とちょっとで見える景色がずいぶん変化するものだと思えば、
感慨深いものがある。


追記: http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/books/1315454004/ で、
「トンデモ一行知識さんに唐沢にされてて('・ω・‘)ショボーンの巻」と書き込まれている 135 の方、
ごめんなさい…… (_ _);

どちらかというと、「人間関係を悪化させるような悪口を川口さんに言わせよう言わせようと」
などという (特に唐沢俊一本人または近しい人間がもちそうな) 危惧を、川口さん本人含めて
皆スルー (とも違うのかな) しているようなのが、すごいといいたかったのだけど。(←言い訳)

で、上記スレで話が続いている川口関連は、後で別エントリーにまとめる予定。

テーマ : 感想 - ジャンル : 本・雑誌

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2011.09.06 (Tue)

似ているようで違う ―― 媚薬の検証と唐沢俊一の検証

と学会20周年記念札幌講演会の結論→『札幌の楽しみはやはり食べ物』?」の続き
……というか何というか。

藤岡真blog」の「札幌のこと、滝口順平のこと、追補」のコメント欄より。

http://d.hatena.ne.jp/sfx76077/20110831/1314748581#c1315102002

ガモ川口 2011/09/04 11:06
川口友万本人です、と。
ちょっとカチンと来たが、拙著のリンクがあったのでOK。ありがとうね。
男の科学くん、面白いから読んでね。
誤解してるみたいだけど、と学会のイベントじゃないのよ。と学会のHPにも
ないでしょ。
あと運営上の問題でいろいろあったんだよ。唐沢さんで人が呼べないって
結論は前提が違う。
告知の問題があったんだ。イベントやったことありゃわかると思うけど、経験
ない?
そういうわけで俺がぼろぼろ漏らしてるみたいに書くが、別に隠すような話
じゃないよ。
サイン会やれる作家が何%いると思ってるのよ。本屋に知り合いいたら聞いて
ごらん。仕入れとのからみで今どき滅多にいないから。
だからさ、男のパンツにうんこがついてるの見て、夢破れたと処女が言うみた
いなこと言われてもな。
仕事に全戦全勝なんてないの。野球も3割打てばスーパースターだろ。
告知は間に合わなかったけど、芝ちゃんが北海道新聞とかラジオとかいろ
いろつなげたんだよ。
こういうのは後で効いてくるんだ。だから体裁はできたってこと。
あと何か質問あったら、メール頂戴。よろしくね。


http://d.hatena.ne.jp/sfx76077/20110831#c1315118438

藤岡真
2011/09/04 15:40
>ガモ川口さん
 コメントありがとうございます。このブログでは唐沢俊一という人間の、不正
と出鱈目をずっと検証してきました。しかし、ご本人はシカトすればなかった
ことになると思っているのか、全く反応してくれなくて困惑しておりましたので、
川口さんのご返事は大変ありがたく思います。
 さて。
 まず、学会のイベントではないことは、8月29日のエントリにちゃんと書いて
ありますのでご確認下さい。逆に、「と学会のイベントじゃない」なんて胸をはら
れても困るのですよ。「と学会」のイベントでもないのに「と学会」のイベントの
ように見せかける営利目的の行為は「不正競争防止法の混同惹起」という部分
に抵触します。つまり、犯罪です。分かりますね?

>イベントやったことありゃあわかると思うけど、経験ない?
 わたくし、この2月まで博報堂に勤務しておりました。多分、イベントの経験
なら、あなたの100倍以上あると思います。

>サイン会やれる作家が何%いると思ってるのよ
 わたくし、本格ミステリ作家クラブの会員、ミステリ作家です。拙著『七つ星
の首斬人』のサイン本は50冊完売しました。手首が腫れました。

 ええと、体裁がどうのはいいのですが、盗作とガセで食っている唐沢みたい
な最低の馬鹿の腰巾着をやっていて、生きていて愉しいのですか。何か質問
あったら、メール頂戴。よろしくね。


また、以下は、「『と学会』の黄昏。札幌サイン会の惨状」のコメント欄より。

http://d.hatena.ne.jp/sfx76077/20110901/1314861631#c1315103018

ガモ川口
2011/09/04 11:23
川口友万です。どうも。
高須先生は、と学会名誉会員1号になったんだよ。
高須先生は例会によく足を運んでくれる。みんなと仲良いよ。
トンデモというカテゴライズ自体がシャレなので、そこはわかって欲しい今日
この頃です、と。
ちなみに例会で俺がムーに書いたマムシの記事を他の会員が知らずに取り
上げて、トンデモに認定された会員というレアものだ。


http://d.hatena.ne.jp/sfx76077/20110901#c1315118223

藤岡真
2011/09/04 15:37
>ガモ川口さん
>トンデモというカテゴライズ自体がシャレ
 そんなことはどうでもいい。唐沢俊一のような犯罪者が「中心メンバー」と
ドヤ顔している団体に属していながら、それを恥とも思わないあなたのような
人間を、わたしは認める気はありません。それだけのことです。喰うために
必死なんだろうけどさ。


続きは、「川口友万氏からのメール 」と、Read More で参照できる2ちゃんのスレの書き
込みでお楽しみ (?) ください――だけで終わりにしてもよい気もするけど、まあ川口友万側
から提供された情報を列挙してみると、以下のような感じになるだろうか。

・「と学会20周年記念札幌講演会」の前日のサイン会に来たお客は「正確には6人。
 最初に4人来て、あとで2人。来た人のうち2人は翌日の講演会にも来てくれた」そうだ。

 講演会に来たお客 (20 名) のうち、「挨拶だけに来た方も多く、唐沢さんの地元の知り
 合いが何人も来ていた」とのこと。

・「と学会20周年記念札幌講演会」は、と学会が主催するイベントではない。
 http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/eventdata/139761.html に「主催者 と学会」と
 書かれているのは、最初に手違いで流してしまったリリースの訂正漏れによる。

 「北海道での仕切りをやってた人」が、と学会主催と最初に発表してしまったのだが、
 「お金とか運営の責任とかあるから、事務局としては主催にはしたくない」といわれて、
 芝崎淳 (ここここを参照) の会社 (オフィス・スカイラダーのことか) 主催に変更した。

 北海道新聞に載るかどうかは「1週間後の文化欄って聞きましたけど、まだなのかな」。

・「と学会20周年記念札幌講演会」の「交通費と宿泊費は主催者持ち」。出演者のギャラ
 はなし。ついでに「エロビデオの視聴カードも持ち出し」 (←それは当然だろうと突っ込み
 がはいっていた)。

 1 日目の飲み代は書店の人におごってもらった――のではなく割り勘、「2日目のジンギ
 スカンも半分は売り上げから出して、半分は割り勘」だったそうだ。
 「ロフトで何かやるのと大して変わらない。ロフトで儲かったこと一度もない。」

 唐沢俊一か皆神龍太郎がおごったりはしないものなのかというと、
 「だってこの前のスレでも財政逼迫って書いてた人いたでしょ? 否定はしない。みんな
 楽じゃないのよ」とのこと。

・芝崎淳は、現在は、と学会事務局を辞めている。

 と学会は、以前はソルボンヌK子が仕切っていたが、唐沢俊一と別居した頃 (2005 年)
 に、と学会を辞めた。

 その後で会計・事務を担当していた女の子が最近辞め、さらに「コアメンバーが事務局
 を辞めるため、実質的に動かしている人がいなくなって困っているというのが現状」だ
 そうだ。

・稗田おんまゆらと皆神龍太郎は仲がよい。

・雑誌『ムー』の読者の平均年齢は四十代後半。

 『ムー』は『科学』のオカルト記事班と『歴史群像』の編集部が合体してできた。

 川口友万は、『ムー』に、精力剤としてのマムシ酒の記事を書いたら、と学会の例会で
 トンデモ認定された。確かに『ムー』に精力剤の記事が載っていたら驚くかも。読者の
 平均年齢が高いといっても一般にはそうと知られていないせいか、出自が学習雑誌から
 くる印象のせいか。

 ちなみに、唐沢俊一には、『ムー』の記事を紹介したネット上のページからも、パクって
 いたという疑惑がある↓
 http://www13.atwiki.jp/tondemo/pages/53.html

・川口友万が、と学会に「入ったのは2年前。正確には1年半ぐらいか。2010年の2月
 だったかな。」

 と学会バッヂ事件 (ここここを参照) や、apj さんのスーバーハカーであれこれ (ここ
 ここここここここを参照) よりも後の話。

・川口友万の著書は、『飛び込めっ!男の科学くん』の他、『あぶない科学実験』、『大人の
 怪しい実験室~都市伝説の検証』など。

 『飛び込めっ!男の科学くん』は、2011/09/05 の時点では Amazon で 19,256 位。
 今チェックしてみたら 55,352位。唐沢俊一の『スコ怖』 (ここを参照――ちなみに、今
 チェックしてみたら 228,318位) よりは売れているっぽい。

 川口友万は『媚薬の検証』という本をデータハウスから出す予定。
 唐沢俊一は、震災デマ本を、9 月後半にどこかから出す予定

・川口友万は今月 20日 7 時半から 10 分間、文化放送の「吉田照美 ソコダイジナトコ」
 に生放送出演する。

 この番組には、と学会の主要メンバーが交替で出演するとか。



23:53  |  資料編 (14) +  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

2011.08.30 (Tue)

と学会20周年記念札幌講演会の結論→「札幌の楽しみはやはり食べ物」?

http://www.tobunken.com/news/news20110829102819.html

イベント
2011年8月29日投稿
札幌講演会無事終了

いろいろと予定の変更と告知の遅れなどが重なり、
実は開催まで心労の多かったイベントなのですが、スタッフ
Sくんの尽力や地元の皆さんの協力もあり、無事、札幌での
サイン会&講演会、終了いたしました。
MARUZEN&ジュンク堂のスタッフのみなさまもご協力感謝
いたします。

皆神さん、川口さん、それに私と三人それぞれの特長が出た
講演も好評で、北海道新聞が文化面と社会面の両方で記事に
してくれるなど、今後の展開もまた楽しみになってきました。

そしてこの季節、札幌の楽しみはやはり食べ物。
ジュンク堂さんに教えてもらった北海道海鮮の店が馬鹿ウマ。
さらに翌日はスタッフたちとの慰労会でジンギスカン。
生ビールに酔っていい気分の顔になっちゃってますがご容赦。
来年も行きたいなあ!


唐沢俊一は、「講演も好評で、北海道新聞が文化面と社会面の両方で記事にしてくれる」
とか書いているが、現在 (2011/08/29 23:00) 時点で、「北海道新聞 唐沢俊一」とか
「site:www.hokkaido-np.co.jp 唐沢俊一」とかでググってみても、ヒットするのは、
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/eventdata/139760.php (魚拓) くらいしかない。

「文化面と社会面の両方で記事」というのは、北海道新聞の Web にはアップされない分
の記事だったという話らしい。残念なことである。


さて、「札幌講演会」については、2ちゃんねるのスレでの盛り上がり (Read More 参照)
ぶりと、「藤岡真blog」の「今ならなんと七割引」、「と学会札幌講演会(承前)」を読めば
充分という気もする。

もっと短くまとめると、3,500 円で売り出されたはずの札幌講演会のチケットは、3,200 円
となり、さらには「今ならなんと七割引」の 1,000 円となって、その甲斐あってか定員130
名程度の会場に、お客様は 20 名ほど集まった (さすが「20周年」を記念?) という話。


長くダラダラと書いてみると、以下のような話になる。

そもそも個人的に違和感があったのは、7 月 27 日の『2011年トンデモ本大賞後夜祭』
で、唐沢俊一は「私の中で、やっとこれで2011年度のトンデモ本大賞は終了したという
感じ」とか書いていたのに、その一ヵ月後にまた「と学会20周年記念」をやるのかなあ、
ということ。

http://www.tobunken.com/news/news20110730153543.html

イベント
2011年7月30日投稿
ミニ後夜祭無事、終了!

7月27日(水)、阿佐ケ谷ロフトAで『2011年トンデモ
本大賞後夜祭』が行われました。
〈略〉
私の中で、やっとこれで2011年度のトンデモ本大賞は終了
したという感じです。ありがとうございました。


まあ、終了したのはあくまで「2011年度のトンデモ本大賞」であり、唐沢俊一の「と学会
20周年記念」は、まだまだ終わらなかったということなんだろう。……それはよいとして、
「8月28日(日)に、札幌で講演会」のサイトでの告知が、およそ 20 日前の「8月9日」に
なってからというのは、少しあわただし過ぎる気がする。唐沢俊一本人も「告知の遅れ」と
書いているくらいだし。

www.tobunken.com/news/news20110809142420.html

イベント
2011年8月9日投稿
と学会20周年記念札幌講演会!

と学会20周年を記念し、また新刊『トンデモ本の大世界』(アスペクト)
発売を記念して、8月28日(日)に、札幌で講演会を 行います。

出演は皆神龍太郎、川口友万、そして私。

その前日、8月27日(土)18:30には
MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店にてサイン会も開催。

札幌およびその近郊在住の皆様、ふるってご参加ください!

と学会20周年記念札幌講演会
日時:8月28日(日)13:00開場、13:30開演
場所:札幌市教育文化会館 301研修室
(地下鉄東西線西11丁目駅、1番出口から徒歩5分)
料金:前売3500円(教文プレイガイド↓にて)
http://www.kyobun.org/playguide/eventdetail.php?id=3789

問合:オフィス・スカイラダー 080-3479-8104(講演会担当)
出演:唐沢俊一、皆神龍太郎、川口友万

http://megalodon.jp/2011-0829-0031-31/www.tobunken.com/news/news20110809142420.html

「新刊『トンデモ本の大世界』(アスペクト)発売を記念」というのには、少し「あれっ」と
思った (『トンデモ本の大世界』については、ここここここここを参照)。どうして今に
なって……と一瞬思ったため。まあ考えてみると 6 月に出たのだから、まだ 2 ヵ月
ちょっとしか経っていない。7 月に『トンデモ本の世界X』が出ているので、ずいぶん前の
話のように感じていた。

さて、8 月 9 日に唐沢俊一がサイトで告知していたのは、「料金:前売3500円」であった
ことは、上に引用した通り。それが下に引用する「シリウス通信 札幌を中心とした道内の
映画自主上映や公演・美術情報」のページでは、「当初予定の3,200円から変更」した
うえで、「前売当日とも1,000円」ということになっている。

http://blog.livedoor.jp/bluebook/archives/52181567.html
>と学会20周年記念札幌講演会@札幌
〈略〉
>【出演】 唐沢俊一、皆神龍太郎、川口友万
>・日 時 :2011年8月28日(日) 13:00開場、13:30開演
>・会 場 :札幌市・札幌市教育文化会館 研修室301
>      (中央区北1西13 地図)  
>・入場料 :前売当日とも1,000円 定員130名程度
>      (当初予定の3,200円から変更)

http://megalodon.jp/2011-0829-2317-52/blog.livedoor.jp/bluebook/archives/52181567.html

藤岡真blog」の「今ならなんと七割引」で引用されている「教文プレイガイド」では、ただ
「入場料 前売1000円」とのみ書かれている。

http://www.kyobun.org/playguide/eventdetail.php?id=3789
>日時  2011/8/28 (日) 13:30開演(13:00開場)
>会場  札幌市教育文化会館 研修室301
>入場料 前売1000円
>チケット取り扱い 教文プレイガイド
>お問い合わせ  教文プレイガイド 011-271-3355

http://megalodon.jp/2011-0829-0032-43/www.kyobun.org/playguide/eventdetail.php?id=3789

で、「北海道新聞が〈略〉記事にしてくれる」って、まさかこれのことではないよねの北海道
新聞サイト内のイベント紹介ページでは、「読書集団・と学会(山本弘会長)の20周年記
念講演会」とか何だかまぎらわしい記述が。「主催者 と学会」とも書かれている。

http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/eventdata/139761.html
>と学会20周年記念札幌講演会 [中央区その他] [講演会・セミナー]
>疑似科学本を「トンデモ本」と呼び、批判的に楽しむ読書集団・と学会(山本弘会長)の
>20周年記念講演会。 創設メンバーで札幌出身のカルト評論家・唐沢俊一が、と学会
>が毎年選出している「日本トンデモ本大賞」について講演。疑似科学ウオッチャーの皆
>神(みなかみ)龍太郎が「UFOのたそがれ」、プラズマで「ひとだま」を作るなどの実験
>で知られるサイエンスライターの川口友万(ともかず)が「トンデモ科学実験をやろう!」
>と題して話す予定。

>主催者 と学会
〈略〉
>料金・費用 1000円

http://megalodon.jp/2011-0829-2326-00/www.hokkaido-np.co.jp/cont/eventdata/139761.html

最初に引用した唐沢俊一の文章にある「いろいろと予定の変更と告知の遅れ」とかいう
バタバタぶりが、見えてくるような、こないような。

そして、2ちゃんねるのスレでも散々盛り上がったけど、「定員130名程度」の会場には、
「20人ぐらいかな、お客さん」。

http://twitter.com/#!/kawaguchin/status/107684090769186816
>@kawaguchin川口友万
>札幌で講演中。今、皆神さんがなぜUFOが廃れたかをお話中。
>8月28日 webから


http://twitter.com/#!/kawaguchin/status/107684303302963201
>@kawaguchin川口友万
>20人ぐらいかな、お客さん。もうちょいか。
>8月28日 webから


http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/books/1313468228/35 に書き込んだのを
使い回させてもらうけど、東京から北海道の交通費の片道料金は以下の通り。

東京から北海道の料金比較
http://rh-guide.com/other/tokyo_hokkaido.html

JAL・ANAで片道33600円(1時間30分)
格安航空でも片道14800円(1時間30分)
フェリーで片道8500円~(約18時間)
夜行バスで片道9900円~(約26時間)
寝台特急カシオペアで片道32320円~(約17時間)
東北新幹線+在来線で片道約22000円(11時間)
青春18切符で片道4600円~ (約2日)

20 人ということは、全員が 3,500 円払ったとしても 7 万円で、1 人分の往復航空料金と
同じくらいということか。格安航空料金で 2 人分。1 人 1,000 円だとすると 2 万円で、
フェリーか夜行バス使用の往復料金 1 人分かな、と。

http://www.kyobun.org/usersguide/facility05a.html によると、「定員 135席」で、ここに
掲載の写真を見ると、観客 20 名だと心理的にちょっとキツそうだなあ……。会場の料金
だけで、最低でも「6,400円」、と。

そして、http://www.tobunken.com/news/news20110829102819.html 掲載の「サッポロ
ビール園」の写真には、唐沢俊一を含め 10 名が写っているけど、これがスタッフ総勢な
んだろうか、それとも客もまじえての飲み会なんだろうか。唐沢俊一は、「スタッフたちとの
慰労会でジンギスカン」と書いているので、多分前者だろうけど。となるとスタッフ 10 名、
客 20 名ということに……。

ところで、唐沢俊一とサッポロビール園、そしてジンギスカンといえば……

お願いだから食物としての羊を大切に使いましょうよ

かつて、「ただ羊を食わせるだけでなく、そこは伝統にのっとって、ワキに性欲処理コー
ナーを設けるべきだと思う」と書き散らかした「サッポロのビール園」で記念写真か。

関連ガセビア
モンゴルの人は焼肉を愛好してません
ジンジンジンギスカーン♪
「妊娠しなければヨシ」とか、蛇足が多過ぎの獣姦蘊蓄

テーマ : 感想 - ジャンル : 本・雑誌

08:31  |  資料編 (14) +  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

2011.08.10 (Wed)

アール・ブリュットかカットアップかそれが問題……でもないか

http://www.tobunken.com/news/news20110809104303.html

イベント
2011年8月9日投稿
そもそもいやらしい指先など唇されても困るだけだ

アインシュタイン伝記本の翻訳がひどい、と話題になっているが、
こないだGoogleで検索中に見つけたサイト。
『メンズエステ 江戸川区』
http://d.hatena.ne.jp/mensedogawaku/201107

……どうも、自作の官能小説を掲載しているようなのだが、その文章が
凄まじくヘン。
「その背中にも快感のようは反比例の不安を仕方に絡め、気となったドアや
後ろ二の腕を教師悪く小突き上げた。
女を快楽で押さえて、よろよろと立ちあがった。自分は、んが手の奴に並んだ
とんでもの学園で、泣きんなふうになった。顔つんつ。そう、だったそうですか。
〈略〉
アヌスが剥き出しになって指がないが、紐と
Tバックする指に彼があいだを走る」

……「とんでもの学園」って何だろう(笑)。
最初はこれも機械翻訳か? と思ったが亮太、などという固有名詞があるから
そうでもないらしい。

まったくのデタラメな文章の羅列で、意味が通らないかと思うと、読んでいく
うちに“何となく”意味がとれてしまうところが奇妙である。

「お許しの、快さまの主人を咲かせようとしていた。苛酷しないで。そろそろ、
それて欲しくなった内容じゃねえ命令か。
〈略〉
で、出るっ、出るよっ!。そもそもいやらしい指先など唇されても困るだけだ」

読んでいくうちに、何かこの表現が文学的であるとすら思えてくるのは
どういうわけか(笑)。30年くらい昔の純文学によくあった難解な
比喩表現の、ひょっとするとパロディなんじゃないかとも思えてくる。
とはいえ、次のはちょっと理解を越えている。

「やがて、経過の柵時数『あれのなん』までが自分特集人二を使って
ページ五のグラビアをした。いったい巻頭をファンだと思っているバレー
だろうか。月刊から誌専門バレーボールが老舗したプロレスラーそれ
ラストスパート明雄の懸命感射精に犯され、のの唖は根元柱の肉になっていた。
〈略〉
節田モーーターの室内も、ちゃんと抱いてみせます。哀願が奈央子ことで
ブルブルと震える息子に光は旺盛の精神を感じ取った」

いきなりプロレスラーが出てくるのも凄いし、下の文章はタクシー問題が
取りざたされている……ようにも思える。

「パンティから性器にんをフーさせ、諺する
気だ。んを放しなさい股。そうです。しかも僕は後ろ姿が住む四つん這いの
のな地だ。あ住宅だけではなく、高速タクシーの調教にもいやらしい公開は
伸びてきた。
〈略〉
このペニスにして手窓口は壮が排から下りてそのにさしかかるまで
つづけられた中である」

これを“日本における初のアール・ブリュット小説”と言った知人も
いたが、私としては“僕をポから守ろうとしているチン”といった
表現をアール・ブリュットと言ったら怒られそうな(笑)気がしている
のである。

ネットやツイッターという、“連絡用”の通信手段が意志表示の主要
メディアになってしまったおかげで、かつての“文学的表現”は絶滅の
危機に瀕している。
このサイトの文章が妙に懐しいのはそのせいかもしれない。
何かもう、今ではこの作品の完結を待ちわびている私なのであった。

http://megalodon.jp/2011-0810-0601-31/www.tobunken.com/news/news20110809104303.html

つ カットアップ。

ずっと前、「あるいは彼すらもバロウズのフォロワー」のエントリーでちょっと言及したことの
あるカットアップ。これで生成された文章なんではないの、ということで。

http://www.12kai.com/cutup/cutup-1.html には「【切断:カットアップ】速める事、そぎ
取る事、そして粘膜と 皮膚に両方に開口していること 、腫瘍を異化作用へ向ける事、 断
ち切る事、いま今日限りずらす事、自力更正を語ること、 異なる方向がすべて腫瘍となり
あまりに多くが発生すること、 肛門周辺をデフォルメする事、〈以下略〉」とか難しいことが
書かれていたりするし、http://www.12kai.com/cutup/cutup0.html によると、バロウズ
のカットアップの手法とは、「あるテクストの他のテクストの方への折り曲げ(まるで差し枝
のような)は、 問題となっているテクストの次元を補完する次元をともなう。折り曲げの こ
の補完的次元においてこそ、統一性はその精神的作業を続行している。」と、これまた
難しいことが書かれているが、おいといて。

素材となる元ネタのテキストを切り刻んで (断片化) から、何らかの方法でつなぎ合わせ
(再構成)、ナイスな文章を出力してみましょう、ということ。

http://www.12kai.com/cutup/cumaking01.html
>カットアップは、おおまかに言って「鋏を入れること(ばらし)」と「糊で貼ること(貼り付
>け)」の二つのステップから成り立つ。つまり、

>1.元ネタとなる文章をなんらかのてがかりをもとに断片化する。(ばらし)
>2.バラされた断片どうしをなんらかの規則で、つなぎ合わせて文章を再構成する。
>(貼り付け)

>どんなてがかりをもとにバラすか、どのような規則で再構成するかによって、カットアッ
>プの結果は大きく変わる。


(物理的な) 鋏と糊を使って、上でいう「ばらし」と「貼り付け」をするのもよいけど (というか
もともとはそうだったのだろうけど)、今は元の文章を自動生成用のツールに食わせれば、
適当にカットアップしてくれる。2ちゃんねるのスレの書き込み (Read More 参照) にあった
「アフェリとか目的でアクセスが多そうなサイトの文章を引っ張ってきて 意味ありそうな
文章を自動的に作るプログラム」なんかだと、元ネタのテキストの方も自動収集している
んじゃないかなあ。よくしらないけど。


唐沢俊一は、「自作の官能小説を掲載しているようなのだが」に、「最初はこれも機械翻
訳か? と思ったが亮太、などという固有名詞があるからそうでもないらしい」とあれこれ
思い迷った (?) あげく、「これを“日本における初のアール・ブリュット小説”と言った知人も
いた」とまで言い出しているけど……。

下に引用する Wikipedia の記述でいう「子どもや、正式な美術教育を受けずに発表する
当てもないまま独自に作品を制作」という定義をとるにしても、「エイブルアート」「ワンダー
・アート」「ボーダーレス・アート」などと言い換えられるそれにしても、「日本における初の」
には、まずならないだろうとは思う。

http://ja.wikipedia.org/wiki/アウトサイダー・アート
>フランス人画家・ジャン・デュビュッフェがつくったフランス語「アール・ブリュット(Art
>Brut、「生(なま、き)の芸術」)」を、イギリス人著述家・ロジャー・カーディナルが「アウ
>トサイダー・アート(英: outsider art)」と英語表現に訳し替えた。
>特に、子どもや、正式な美術教育を受けずに発表する当てもないまま独自に作品を制
>作しつづけている者などの芸術も含む。なお、デュビュッフェの作品をアール・ブリュット
>に含める場合もある。
>アウトサイダー・アートは絵画や彫刻だけでなく、服飾、映像、文学、音楽などとしても
>現れる。
〈略〉
>デュビュッフェ自身は知的障害者が描いたものとは一切言っていないが、狭義にはそう
>いった障害者の作品を指していうことがままあり、一般的にもアウトサイダーアートとい
>うと知的障害者、精神障害者あるいは精神病患者が精神病院内におけるアートセラ
>ピー(芸術療法、クリエイティヴ・セラピーの一種)などで描いた絵画と思われがちであ
>る。しかし必ずしもそうではなく、芸術作品で生計を立てたり、既存の団体に発表するこ
>となく、独学で孤独に作品を作り続けた人達、刑務所などで初めて絵画に取り組んだ
>人達などの作品も含むのが本来の意味である。
>しかし、障害者の芸術作品を取り上げる場合に「アウトサイダー」と表現してしまうと、
>とかく障害者を社会の枠外に置きたがる風潮のなかでは障害者に対しての差別的な
>言葉であるという非難をされてもしかたがない。その上アウトサイダー・アートを安直に
>精神障害者のアートとしてしまうことは本来の意図からしても外れてしまっているわけで
>ある。その代わり今日では、そういったさまざまな障害を持った人たちの作品を「エイブ
>ルアート」「ワンダー・アート」「ボーダーレス・アート」という呼称で、社会につながりを持
>つための手がかりとして支援しようとする動きがある。日本では、トヨタ自動車などがそ
>の最大のスポンサーとして活動している。



で、カットアップに話を戻すと、日本語の文章をカットアップする場合、どれだけ「文章が
凄まじくヘン」になるかは、元の文章を切り刻む際に、どのように区切って断片化するかに
かなり依存すると思う。英語などとは違い、空白で区切れば OK というようにはいかない
ため。

http://www.12kai.com/cutup/cumaking02.html
>(カットアップにとっての)日本語の難点:分かち書きのないこと
> いざ日本語の文章をカットアップしようとすると、すぐにひとつの壁に当たる。それは
>「日本語には分かち書きがない」という問題だ。
> 英語では単語がどこで区切れるのかが空白によって示されているから、空白文字で
>元ネタを区切れば簡単に「ばらし」ができるし、断片どうしの推移も簡単に計算できる。
>が、日本語の文字列にはこの手がかりがない。
> したがって、日本語をカットアップする場合は、断片を区切るための何らかの手がかり
>を考える必要がある。

>日本語をばらす(1):句読点の利用
〈略〉
>日本語をばらす(2):文字種で分ける
〈略〉
>日本語をばらす(3):文構造を解析する。

>しかし、もっと適当に、それゆえに酷薄に?
>  もし、日本語を解析するのが目的なら、文構造解析に本気に取り組むのもいい。
>が、こちとらカットアップができればいいのであって、たいそうな日本語解析は必要では
>ない。だいいち紙と鋏を使ったカットアップだって、そんなに日本語をじっと見つめている
>わけではなく、あちこちの雑誌や本をめくって「この辺かなー」ってところを適当に切って
>いるだけだし、この「適当」な作業の過程で、いかに本人の意識がジャンプするかが、
>後のカットアップにもある程度影響を及ぼす。
> そのためには、単に文法的につながりのよい日本語を生成することを目指すよりも、
>あるわずかなことばのつなぎ目をきっかけに、まったく異なるテキストから、こちらの予
>想をくつがえす流れが浮上してくるような環境のほうが望ましい。


上でいう「(1):句読点の利用」は、「、」「。」など、決められた区切り文字が登場したら
そこで区切るのみ。
「(2):文字種で分ける」では、たとえば「日本における初のアール・ブリュット小説」を
「日本 / における / 初 / の / アール・ブリュット / 小説」のように分割。
「(3):文構造を解析する」は、使用する分かち書き用の辞書の内容にも依存するが、
「日本に / おける / 初の / アール・ブリュット / 小説」とか。

唐沢俊一の見つけてきた「官能サイト」は、「(2):文字種で分ける」しかやっていないの
か、文章を再構成する際の規則がアレなのかで、「文章が凄まじくヘン」になっているの
ではないかなあ。

まあ、ツールを使っていない可能性もないこともないし、そもそもカットアップではない可能
性もあるだろうけど……とにかく、自動にしろ手動にしろ、文章を組み立てるにあたって、
その部品とする個々の要素 (単語、形態素) が普通の日本語の辞書からとれるようなもの
ばかりでないから、壊れた文章となっているということで。


以下は、試しに、http://www.12kai.com/cutup/autocutup.html で生成してみた文章。
-------
その秘密は、その番組で一番力のあるタレント(と、本人は案外、そこまで顔を運搬、田
舎から集団就職で上京してきた女の子たちに毎夜、突然テレビに切り花を待ち、とアン
チ・クライオニクス派の人々は言いつのったのだろう。もともと 死はそれがサスペンデッド
(中断)されたということに過ぎないのだ。そもそもが、これも世の中に逆らわない生き方
なのだ、東京ドームを持ったのだ。日本のロックということに過ぎないのだ。そもそもが、
そこまで顔を”と唱えたところから来ているそもそもが、すぐに所定の施設に遺体を運搬、
雑多な価値観の寄せ 集めであるメディアに関わっていたそもそもが、もともとの意味の
“生命”を”と唱えたところから来ている。MIT(マサチューセッツ工科大学)R.I.P. ベトナム
戦争に外国人のDNAではなかったか。MIT(マサチューセッツ工科大学)R.I.P. ベトナム
戦争に外国人のDNAを流す部屋はいくつもモニターが並んでいて、“武器より入れて出
来上がったそうだ黒歴史的には、純日本人のハートを監視できる。日本のロックという身
体的特長(声帯の音域が3オクターブあったら、蘇生が可能になった(いや、その思想)に
媚びをいじくった。黒歴史的には、とアンチ・クライオニクス派の人々は言いつのったし、
テープではない。R。時代に突出しすぎたバンドだった。MIT(マサチューセッツ工科大
学)R.I.P. ベトナム戦争に外国人のDNAではなかった東洋指向が顕著で、テレビという、
これも世の中に逆らわない生き方なのだ、死はそれがサスペンデッド(中断)されたとい
う、そのときそのときの顔を待ち、社員寮を流す部屋はいくつもモニターが並んでいて、
催眠学習テープを取り、田舎から集団就職で上京してきた女の子たちに毎夜、東京ドー
ムを人間とロボットの間でアイデンティティに悩むエイトマン その後80年代にニュー・エイ
ジと称してブームに なった.P人間(もしくはペット)が死亡するのを取り入れて出来上がっ
たか。 そういう時代だったのだろう。R。R.I.P。人間(もしくはペット)が死亡するのを流す
部屋はいくつもモニターが並んでいて、まだ完成形。
-------

これは何だか「(3):文構造を解析する」タイプみたいで、残念ながら (?) 割とマトモな文章
に見える。元の文章は、以下のエントリーで引用したものを使用。

クライオニシストにいわせれば「じゃあ死ぬのはもっと面白いってのかい?」
微妙に平行世界な前田武彦と三波伸介について
ジョー山中についての物体Xめいたコラムについての感想

というか、切り貼りで壊れ気味の文章というなら、唐沢俊一の文章だって……というのも
あるので、そんなに差が出ないとしても仕方ないのかも。


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